2007年06月12日

ゲームの1シーンに『屈辱的』な場面が挿し込まれる

英国国教会が6/10、PS3ソフト「レジスタンス-人類没落の日-」の中に、背景または内部風景としてマンチェスター大聖堂が無断で使われていたということで、ソニー・コンピュータ・エンタテインメント・ヨーロッパ(以下SCEE)に対し謝罪と販売差し止めを求めたそうです。


この作品は日本ではローンチ(本体発売日と同じ日)で発売されたFPS(ファースト・パーソン・シューティング:一人称シューティング)で、もう一つのイギリスを舞台に人類滅亡をもくろむ異星生物との戦いを描いたもの
日本をはじめ欧米諸国でも発売され、既に全世界で100万本以上が販売されたということです。


英国国教会の主張としては、

・マンチェスターの実情(銃社会の問題を抱えていること)を加味していない
・歴史ある大聖堂を本物そっくりに再現し、そこで銃撃戦をすることが信じられないし無責任
・暴力ゲームの舞台に選ぶこと自体、非常に不適切かつ屈辱的

とのこと。

英国国教会側は、事の次第によっては法的手段に訴えるとのことなので、穏やかな状況ではありません。


それに対し、SCEE側はこの懸念に対し認識はしていたが、ゲーム製作に当たっての必要な許可はすべてもらっているはずだとのことです。


しかしながら、この一連の騒動を聞いて思うに、マンチェスター大聖堂で銃犠牲者の祭典が行われていることを調べればわかったことでしょうに、ましてや開発のインソムニアックゲームスは確かアメリカの会社なので、こういう倫理的な面に関しては日本以上にナーバスなはず。
それでこの話が出てくるというのは正直信じられないと思います。リサーチが甘かったのではないのでしょうか?
発売中止はもう既に出回った数から見て難しいとは思うものの、続編の話がある以上、作品がフィクションであることを強く訴え、かつ次回作では実在のシーンを使うことで起こりうる問題を十分にリサーチしておくべきではないかと思っております。

  

Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

2007年06月11日

バク転はマーくんの代わりにクールがやったけど大失敗だった件

というロッテ戦の交流戦の一コマですが何か。


ロッテ戦の見所は選手よりもむしろ統制の取れたレフトスタンド応援団による応援。通称マリサポ(マリーンズサポーター)の威圧的な応援太鼓やトランペット叩き鳴らしで有名な阪神のそれに匹敵するほど


ロッテ応援開始時。
フェイスタオルを上に掲げ、威圧的な応援を始めます。
よくサッカーのそれに例えられますが、初めて見る人は驚くに違いありません。



1番のTSUYOSHI(西岡剛)選手の応援。
ロシア民謡トロイカのメロディーに乗せて応援。
♪オーオーオーオオ・・・の部分でたいてい飛び跳ねる。もしくは手拍子。



ロッテのクリーンナップの一人、福浦選手の応援。
出だしは色々なパターンがあるが、そのうちの一つ。「Let's go 福浦!」と言ってるところだろう。ホント動画でお見せできなくて残念。




ロッテの中では1・2を争う人気選手ベニー選手の応援の一コマ。
TSUYOSHI選手はクライマックスの部分でジャンプ福浦選手はほぼ跳びっぱなしなのに対し、ベニー選手は始終跳びっぱなし(爆)。
・・・いや、うそじゃなくってホントだから。テレビ中継や実際に見に行けばわかります。ほぼ一子狂いもなく今までの応援をまとめてるのだから凄いですよ。



最後にラッキー7。
初回の応援初めの時と同様、フェイスタオルを掲げながら♪We love Marines(千葉ロッテマリーンズ公式応援ソング)を熱唱



で、以前中身を見せてという要望の多かった(?)「ヒッツまぶし巻」です。
上手く撮れてないですがご勘弁を・・・。

要は鰻(う)巻です。たれの絡め染み込ませたご飯にまぶし状のうなぎを巻いたものです。
のほぼ真空状になったものが同じたれで煮込んだと思われるうずらの卵です。




  
Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(2)TrackBack(0) スポーツ 

俊介がすべてをダメにした・・・

今、中日×ロッテの交流戦第2戦を見に行ってますが、まぁどうしようもならん試合だわ・・・。
渡辺俊介選手がすべて台無しにしてる(いや、してしまったと言うべきたろう)。

1回表に幸先よく2点取って、その裏危なっかしいながらも抑えたのに、2回表に自身の打席でバントフライゲッツー
これだよ。今日の試合、これが負けた時のきっかけになるよ・・・。

で、3回裏にはピッチャー浅尾選手にド真ん中だよ・・・。いくらピッチャーだからってあり得んだろ!セリーグのピッチャーだから余計気をつけなけりゃいかんところに、タイムリー。
これが決め手になったんでしょう。4回表には代打が送られました。


とにかく、今ロッテはボロ負け中です
浅尾選手が5イニングをのらりくらりとかわしたので、勝ちは薄いなと思えてなりません。


できれば今日中には、統制の取れたロッテ応援団と例の中身を見せろというリクエストの多かったアレをお届けする予定です。

  
Posted by alexey_calvanov at 19:26Comments(0)TrackBack(0) スポーツ 

2007年06月10日

EZアプリ アクアラッシュ

いやぁ、懐かしいゲームがアプリ化されたなぁ。


7年前にアーケードで出たアクションパズル。
PS2をはじめとする当時のコンシューマへの移植は一度もされたことがないゲーム


ルールは簡単。
縦にのみ伸ばすことのできる水泡を適当な形にあてはめ、水泡を横1列にすれば消すことができる
赤紫色の水泡を消せばクリア。
一定ライン下に達したらゲームオーバー。
というもの。


あの水泡の独特の伸びがたまらなく好きで、ゲーセンで見つけたらよく遊んでました。
グラフィックもきれいで、まるで深海の底から浮かび上がってくるような感覚を味わえます。

意外に単純なんですが、スピードが上がってくると瞬間瞬間の判断力が必要になるので、テトリスやぷよぷよもそうですが、カン(ひらめき)も必要になってきます


ちなみに、このゲームを遊ぶ際には「ナムコEZゲームズ」の加入が必要なので注意


しかし、こんなマイナーなゲームがアプリ化されるなら、あれも移植してほしいなぁ・・・
ナムコリストラ組が製作したなんて揶揄された「ダンシングアイ」<ムリ。しかもなんでそんなマイナーな(以下略)。


アクアラッシュ
遊ぶには「ナムコEZゲームズ」の会員登録が必要(315円/月)。

7年前に稼働したアーケードの移植。
水泡を一定の形にして、横1列に並べ消す
赤紫の水泡を全部消せばクリア。

  
Posted by alexey_calvanov at 22:26Comments(4)TrackBack(0) ゲーム系 

2007年06月09日

日本ハムの連勝が14でストップ

今日、松山のぼっちゃんスタジアムで行われたヤクルト×日本ハム。
エースのダルビッシュ選手が立ったものの、終盤にラミレス選手に同点の2ランを浴び延長戦へ。何とか粘ってほしかったものの、結局ヤクルトにサヨナラ負け。交流戦開始からは12連勝。交流戦前の分も入れれば14連勝でストップとあいなりました。


正直残念でなりませんけど、よくここまで戦ってきたと思います。
八木・金村・建山の3選手がけがで離脱し、慢性的な先発のコマ不足の中、若手投手がよく踏ん張ったと思います。
そこから両武田・マイケル中村選手につないで確実に勝ちを拾うといったパターンが出来上がっていたからここまで勝てたのだと思います。

打線に関しても、去年のそれとは比較にならないほど小粒です。
しかしながら、投手同様、一人一人の役割がきちんとわかっているので、打線にメリハリとつながりができて、少ないチャンスでも確実に点が取れる打線になったのだと思っています。

この連勝中にその投打のバランスがよかtったのも長く連勝が続いた理由の一つになるかもしれません。


しかし、普段とは違う緊張状態だったと思われます。そんな状況の中にありながら戦ってきたことに本当にお疲れ様でしたと言いたいです。
今やってはいけないのは、今まで積み上げた連勝を無にする、つまり連敗することを避けなければならないと思います。


本当に凄い記録を打ち立ててくれましたことに感激しております。

  
Posted by alexey_calvanov at 19:31Comments(0)TrackBack(0) スポーツ 

2007年06月08日

まるで滝のようだ!

今日の夜の7時半過ぎ、テレビで野球中継を見ていた時のことだった。
外でゴロゴロピシャーンと言い出したので、ああ雷が鳴り出したな・・・と、そんなのんきに構えていたら


ジャー!ドジャー!



何この雨の勢い?
先日、栃木の宇都宮で瞬間的に100ミリ以上の大雨が降って、こんな雨降ったら大変だろうなぁと思っていた矢先にこの大雨。

よくバケツをひっくり返したような雨と例えられますが、この時の雨はそんなんじゃない。まるで滝(瀑布)のような雨と言ったほうがいいのだろうか?
雨がオーロラのように波打って、隣のマンションとかの建物が少しかすんで見えるくらい。
久しぶりにこんなすごい雨を見た。何年ぶりだろう・・・。


そんな雨が数十分降った後、しとしととした降りに変わり、いつの間にか止んでいた
そのおかげか、今とても涼しい
まぁ、あんだけ降ったんだからなぁ・・・。

  
Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)TrackBack(0) etc 

2007年06月07日

ビデオゲームの歴史

先月末からディスカバリーチャンネルでO.A.されている「ビデオゲームの歴史」
アメリカでのビデオゲームの変遷を中心に、時代の節目節目になった出来事を中心に掘り下げていく番組になっています。


前から楽しみにしていて見ているのですが、とにかく目からうろこ。
先述のとおり、アメリカ中心で語られてはいるものの、なかなかお目にかかれないアメリカのゲーム機のCMや当時のゲームを遊ぶ光景がVTRで流されているので、非常に貴重です。


既に全5話中の2話が終了していて、1話目が冷戦とビデオゲームの関係、2話目はゲーム機の進化とキャラクターに関することがメインに描かれていました。

その中でも、1話目に関しては、当時黎明期を支えたクリエイターのノラン・ブッシュネルさんやアレクセイ・パジトノフさんのインタビューが聞け貴重ですし、またゲーム画面(ポン以外にもコンピュータ・スペースなどの黎明期のゲーム)の動いている映像とか見えて大変ありがたかったですね。

2話目に関しては、キャラのリアルさがいかにゲーム機の進化に繋がっていったか。また、リアルさもある一定のラインを超えると逆に気持ち悪くなってしまう・・・なんてことが取り上げられてました。


日本とはまた違ったゲーム文化の発展(特にアタリショックを経験してることが後のゲーム文化形成に大きな差となっていると思う)をうかがい知れてとても面白いです。


まだの人も、残り3回ありますし、好評なら集中放送もあるかもしれないので、それに期待して待ちましょう。



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Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

2007年06月06日

ハマってる食い物 その34


キリンの小岩井まろやかヨーグルトテイスト【牛乳仕立て】。


よくあるヨーグルトタイプの飲み物なんですが、酸味と甘みのバランスが絶妙。甘みが先行でやってきた後、徐々に酸味がやって来る・・・といった感じだろうか?
あっさり風味でもあるので、何杯でもいけそうなくらいおいしい。


ところで、これに一番近い味がどこかにあったなぁと思い、しばし熟考・・・。


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


あ、アレだ。たぶんアレだ。昔出てた(いやもしかしたら今もあるかもしれない)チェルシーのヨーグルト味。あれに非常に近い感じの味だと思う。
そうじゃなきゃヨーグレットかもしれないけど、あれは酸味のほうが強かった気が・・・
まだとあるスーパーにはあったので、もしコンビニやスーパーで見かけたら1回飲んでみて下さい。言わんとしていることがわかるかもしれないです(爆)。

  
Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)TrackBack(0) 飲み食い系 

2007年06月05日

うすうす~

今日は近所で祭りがあったので、オカンの帰りが遅くなるとのこと
それゆえに何か買って来いということになり、シャトルバスの出てるイ●ンに行くことに

そのシャトルバスを待っている間、時間帯なのか祭りだからなのか若い世代のバス待ちが目立ちまして
丁度私の前には女子大生と思しき年頃の女性が2人。そのうちの1人がうすうすのキャミソール(っていうの(爆)?)着てるから、地肌丸見えなんだよ(核爆)!
もうおじさん目のやり場に困るなぁ~と言いながら、しっかり拝ましてもらいました。<サイテー。
もうね、おなじみの乳パットのラインも丸見えです!<おい、そこのサイテー野郎、今時乳パット言わん。乳パットって。

まぁ、見て見ぬふり、しらばっくれながらコンビニで買ってきたサイダーを飲んでると、ベルトしてないジーパンが緩んだ先にはフリルの付いた白っぽいものが(吐血)。
思わず吹きそうになったよ。ダメじゃん!<オマエの行動もっとダメじゃん!


で、話はすこぶる飛んで家に帰ってきた時。
1階の郵便受けに何やらチラシが入っていたので見てみると・・・。

裏ビデオの通信販売のチラシだった(爆)。


思わず笑ったよ。もうデリヘルのピンクチラシさえ入ってこなくなったなぁと思ったら、宅配ピザ屋もびっくりの60分以内にお届けしますだって(笑)。
しかも控えめのメモ帳サイズ(B5よりもっと小さい。それの1/4くらいのサイズ)ではなく、堂々としたA4サイズ(苦笑)。
一瞬、マンソン売ってチラシかと見紛うほど<あんなはっきりと違うものを見紛うほどモーロクしてるのか、オマエ(ギャハ)。
しかし、同じ住人にすれ違った時に罪悪感を感じたのはなぜだろう(嘆)?

で、その裏ビデオの価格・・・。

ん、2枚で6000円?


おや、オイラが知ってるのよりたか<って何でそんな物の価格調べてるんだヨ!
・・・よい子は聞いちゃダメだぞ(ギャハ)。

  
Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(4)TrackBack(0) 女性陣から総スカン系(爆) 

2007年06月04日

レコゲー2007 6月 携帯ゲーム機編 DS編

携帯ゲーム機、後半はDSです。

先述のとおり、雨後のタケノコのごとくラインナップされているんですが、とにかく面白そうなのは3本だけ。
実際にはもう少しあるんでしょうけど、少々クセのあるゲーム専門知識がないとやりにくそうなゲーム、そしていまいちウケるのだろうけど読めないゲーム等々ありまして・・・。

こう言っててもとめどがないので、進めて行きたいと思います。


まずは何と言っても、この時期に珍しく(?)ゼルダシリーズの最新作「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」がリリース
任天堂の情報開発本部自らが製作という珍しい作品。

特徴的なのはタッチペンで移動や攻撃、仕掛けの作動などを行える点。タッチペンの使い方で幾重にも変化するので、ボタンアクションの苦手な人にも純粋に楽しめるかも
スライドで障害物を動かしたり、ドラッグでブーメランの軌跡や航路を決めたりもするので、単なる初心者向けのゲームでもなさそうな面も見え隠れする

しかし、今回のメインはWi-Fiを利用した通信対戦。逃げる側と捕まえる側に分かれ、逃げる側が捕まると捕まえる側と入れ替わって進行するターンオーバー制。いわゆる鬼ごっこ方式なのだが、逃げる側は捕まるまでの間にマップ内にあるすべてのフォースを自陣内に集めてしまうことが目的としてある。
互いの動きを読み切ったり、タッチペンの捌き具合でゲームの勝敗に大きく影響するので、いかに通常のモードをやりこむかがカギになりそう。


もう一つの軸になりそうなのが、「いただきストリートDS」
ファミコンから続く人気シリーズで、止まったマスで株や店を買い、それに増資をして通った相手から通行料をせしめていくモノポリータイプのボードゲーム
最近はキャラクター全面に押し出したパーティーゲームになっている。
久しぶりに任天堂での登場になったからなのか、今作はスクエニのキャラはドラクエシリーズ、任天堂はマリオシリーズのキャラが登場

オリジナルキャラにマリオの服やロトのよろいを着せたりできるキャラカスタマイズ機能がついたり、Wi-Fiを介した通信対戦も可能


最後は「タッチ・デ・ウノー!DS」
かつてアーケード用ゲームとして登場し、後にファミレスのタッチパネルの使える店舗で試験的に登場したこともある
アーケードでは珍しく2人メインで進めていくゲームで、右脳測定を行いながら互いの相性度を測ることもできる
いわゆる脳トレ系ゲームなのだが、このゲームが初めて出たのが1999年(続編も出ており、2000年に登場)。当時としては画期的だったタッチパネルでのプレイスタイルにNAOMI基盤でありながらドリームキャスト等の家庭用ゲームでは移植は不可能と言われていた。
しかしながら、タッチパネルの搭載したDSで8年ぶりに復活。当時のゲームがそのまま遊べるようになった。

脳トレゲームが全盛を極め、今さら感と古臭さは否めないが、どうしても任天堂の脳トレゲームばかりに目を向けがちな中、かつて先駆者的にこのようなゲームが出ていたことを知ってもらうために、また敬意を持って紹介したい。


携帯ゲーム機編 結論
販売台数の圧倒的劣勢が続く中、PSPがやっとオリジナルのソフトを並べられるようになってきた。しかも良作ぞろいなので、気になる作品が出てきたらチェックするといいかもしれない。無論、リメイクものも相変わらず強い。

DSはこのところ息切れ気味。そろそろ任天堂と脳トレ・実用系頼みから脱却できないと・・・。

  
Posted by alexey_calvanov at 23:48Comments(6)TrackBack(0) ゲーム系 

2007年06月03日

レコゲー2007 6月 携帯ゲーム機編 PSP編

お次は携帯ゲーム機編です。
こちらもこちらでラインナップは谷間の時期
にもかかわらず、DSは雨後のタケノコのようにラインナップをしてますが、最近はおめがねにかかるソフトは少な目・・・。個人的な感性が合わなくなってきているのか、某氏のコラムの指摘にあるとおり、バブリーな状況にあるだけなのか、状況を見極めないといけませんね・・・。
まぁ、売れるんだろうなと思えるソフトは実は何本かありますが、売れる=面白いというわけではなく、何か光るものがあって初めてオススメできるのであって・・・と建て前はそうですが、こんなの個人的感情の赴くままなんだよというのが本音の場合が多いですし(爆)。


閑話休題。


早速始めていきましょう。
まずは最近いいソフトが揃い始めてきたPSP。


この月の一番のトピックは「ファイナルファンタジーⅡ」
FF20周年プロジェクトの一環として出される本作。前作の時と同じく、究極のリメイクを施されて発売になるわけです。
大きな追加要素は少ないものの、同じものでもここまで進化した(特にグラフィックの面での)と思わせる数少ない作品です。
個人的にはドラクエのリメイクはないのかとか思ってしまうんですが、まぁそれはそれ(笑)。


次は「シークレット オブ エヴァンゲリオン ポータブル」
今年の9月に劇場でリメイク版の公開を控え、また製作者である庵野さんのヒット作「ふしぎの海のナディア」が再びDVD-BOXになるなんてトピックもある中、脚光を浴びそうなので紹介。
作品の内容は以前出たPS2版と同じ。ただ追加要素があり、新規CGの追加とご褒美CGが拝めるクイズモードが搭載。また限定版には特性PSPケースと液晶保護シールが付いてくる。
本編では語られなかった細かい設定まで知ることのできる作品なので、PS2版を買いそびれた方は特に注目。


3番目は「スマッシュコートテニス3」
バンダイナムコゲームスのナムコ部門が製作。その部門がお得意のリアルスポーツゲーム。
マリア・シャラポワをはじめとした実在の選手を大量に収録しただけでなく、キャラカスタマイズや選手育成などが楽しめる。
そして何より今作からプレイシステムが大幅変更タイミングを合わせてボタンを押すという従来のタイプではなく、先行入力でボタンを押してボタンを打ち返すという仕組みに変更。テニスゲームの苦手なプレイヤーにも遊びやすくなったのは好感触。
近年はリアルさだけが突出し、差のなくなってきたテニスゲーム。こういう遊び方の変化で差をつけられるようになるのはいいことだと思います。


最後は「ドラゴンボールZ 真武道会2」
もう一つの未来世界が舞台の格闘アクション。爽快感かっこよさはそのままに、新要素のキャラカスタマイズを搭載。意外なことにこの要素はシリーズ通しても初めて。思い入れのキャラを最強にすることもできるので、ますます没入感が高まりそう。


次回はDS編です。

  
Posted by alexey_calvanov at 21:14Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

2007年06月02日

レコゲー2007 6月 据え置き機編 後編

さて後編はWii・X様、そしてPCソフトの紹介です。

特にPCソフト(全年齢版)はオンラインゲーム、しかもパッケージ販売しないソフトが多く、仮にそうだったとしても正確な発売日がないに等しいので、なかなか紹介できないのですが、今回はいいソフトが出るので、後ほど紹介したいと思います。


まじはWiiから。


この月で一番の注目ははじめの一歩 レボリューション
Wiiリモコンのヌンチャク状態でプレイするボクシングゲーム。
原作のシーンを忠実再現しただけでなく、初めてのフルボイス化も。

直感的操作に関しては「Wiiスポーツ」で既にあるが、原作が基になり、忠実に再現しているところにポイントが置かれる。いわゆるなりきり度が断然違う。これからの体感ゲーム的作品の試金石になるかも。


もう一つは牧場物語 やすらぎの樹
シリーズ最新作で、枯れた大樹を蘇らせるのが大きな目的。Wiiリモコンで農作業を体験・・・って鍬(くわ)持って鋤(すき)持って、乳しぼりですか!?何と直感的だ(爆)!?


Wii最後はドンキーコング たるジェットレース
「マリオカート」から続くキャラレースの進化系。Wiiリモコンを振ってスピードアップ等、操作は少し変わった体系に。みんなで身体動かしてワイワイするのも面白いかも。


続いてX様。遂に待ちに待ったRPGが登場です。
それはトラスティベル ~ショパンの夢~
音楽家ショパンの死ぬ数時間前に見た最後の夢が舞台になるRPG。
多数登場するキャラが作る重厚なストーリー。光と闇が織り成すバトルシステム。地味ながらも久しぶりに本格的なRPGなだけに期待も高いです。

ゲームショウで体験版が出展されていて、プレイした時にもよくできたゲームだと感じていたが、その後の情報を見ても、やりこみ要素やRPGでは珍しいマルチプレイ、華麗なムービー、そして作品の名も冠したショパン作曲のクラシックが美しく奏でられる・・・と結構充実。
上半期のゲームの中では5本の指に入りそうな秀作になりそう。ユーザーは震えて待て!


もう一つは「シャドウラン」(XBOX360・PC)
FPSには珍しくファンタジー的要素が加わった。かつてメガCDで出たゲームとは別物なので注意。

ゲームの内容は銃器をバリバリ撃つだけでなく、回復・蘇生・飛行・テレポートなどのマジックやテック(近未来テクノロジー)といったアクション要素で味付け。
しかし何と言ってもオンライン対戦。しかもWindows版との対戦も可能。さらに初めてWindows Vistaの本格対応でもある。
最大の問題はキー+マウスとコントローラーユーザー間の操作で発生するタイムラグだが、そのあたりは快適に操作できるよう配慮されるとのこと。
機種間をまたいだ対戦は家庭用ゲーム機間ではあったものの、PCとでは異例のことFFXIやPSO以来の大きな出来事なだけに、今後の動向も気になるところ。


さて、PCの話が少し出てきたので、PCゲームにも目を向けてみましょう。


PCでの注目作は「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」
英雄伝説シリーズの最新作で、「英雄伝説Ⅵ」から始まるシリーズとしては第3作目。コンシューマーにも移植されるほどの人気シリーズでもある。
今作は今までの主人公だったヨシュアとエステルではなく、前作「空の軌跡SC」で謎の多かったケビンが主人公
過去2作品で明かされなかった謎と真実を明らかにしていくとのこと。
日本ファルコムお得意の華麗なグラフィックとシリアスな展開のシナリオ、PCでは珍しい豪華なキャスト陣、そして本格的なミニゲームなど下手な家庭用ゲーム顔負けに仕上がっている。
また今作からVistaにも対応。処理能力の高いパソコンが多いので、より快適に遊べるだろう。


もう一つは「モンスターハンターフロンティア オンライン」
PS2やPSPで大ヒットを飛ばしたオンラインゲームがいよいよPCに上陸。
ハンターになって、ターゲットを武器やアイテム、罠などを利用して狩っていく。
あの独特の『狩り』をPCでも味わえるだけでなく、特別クエストに参加できるクエストコード付。それで4190円(税込)は安い。
正式なオンライン開始はしばらく先だが、PCのきれいな画面で楽しめると思えば文句はないでしょう。


据え置き機編 結論
PS2は少々息切れ気味なので一休み。他のハードで気になるものがあったら、これを機会に手を出すのもよし。
またPCゲームが良作ぞろいなので、もしチャンスがあればやってみてもいいかも。


次回は携帯ゲーム機編です。

  
Posted by alexey_calvanov at 23:13Comments(2)TrackBack(0) ゲーム系 

2007年06月01日

TXNネットワーク拡大?

TXNネットワークのキー局になるテレビ東京が地デジ完全移行の2011年をメドに新局の設置と既存局のエリア拡大をする方針を明らかにしました。


完全新局としての立ち上げは宮城と広島
完全新局/既存局のエリア拡大なのか不明なのが静岡(既存局のエリア拡大の場合、テレビ愛知のエリア拡大で対応)。
既存局のエリア拡大はテレビ大阪で、対象地域は京都・兵庫(一部報道では京都市と神戸市周辺)


現状、TXNネットワークは北海道・関東圏・愛知・大阪・岡山/香川・福岡の6局と非常に限られた地域でしかネットされてなく、他の民放ネット局(※)と比べてもかなり小さいネットワークです。
そうなった背景として、日本経済新聞単体またはメインだったことがあげられ、また当時(テレビ大阪以降)の設立目的が経済ニュースの報道だったためではないかと思われます。

しかしながら、最近ではポケモン、おはスタを中心としたアニメ・子供向け番組「開運!なんでも鑑定団」を初めとするバラエティそしてシニア層に絶大な人気のある「いい旅・夢気分」のような旅番組と、TXNネットワークのない地域でも放送されているいくつかの優良なコンテンツを抱えていたりします。
またBSジャパンの開局も追い風になっているのでしょう。いつでも好きな時に手軽にTXNネットワークの番組を見たいという要望が地方で高まってきているのもうなずけます。


しかしながら問題もいくつかあるわけで。


完全新局の場合は、既存局の4局と地元経済界の同意を得られるかどうか。
実は名古屋の開局の時、日本経済新聞社だけでは開設のメドが立たず、やむなく中日新聞社といった地元経済界の同意を急遽取り付けたという苦い経緯がありました。こういう状況に陥った場合、宮城では河北新報社、広島であれば中国新聞社の出方がカギになるでしょう。

静岡の場合、どこまでテレビ愛知でフォローするかの問題が出てきます。
それが浜松までなのか静岡市までなのか、はたまた県全体になるのかという問題です。伊豆など最東部は、どちらかというと関東圏のつながりが深いため、テレビ東京をネットしてほしいという要望が増えるかもしれません。
また、仮に新局立ち上げになった場合、日本経済新聞社との合弁の主導権を巡って、地元の静岡新聞社が握るのか名古屋の中日新聞社が握るのかで争いになり、開局遅延・妨げの原因になるかもしれません。

そして一番難航しそうなのがテレビ大阪のエリア拡大。京都・兵庫だけのエリア拡大でも、KBS京都とサンテレビとの間で大きな争いになる可能性があります。特にKBS京都の場合、制限は加えられているもののTXNネットワークの番組をネットしているので、その番組の扱いが大きな問題になるでしょう。
そして、この拡大が、元々テレビ大阪の開設時の目標だった、関西圏全体になった場合、関西圏の独立U局全体に大きな影響を与えかねません。というのも、滋賀のびわ湖放送、奈良の奈良テレビ、和歌山のテレビ和歌山は一部TXNネットワークの番組を買っているため、番組運営に大きな穴が開きかねないということと、局間競争になった場合、体力の少ない独立U局は経営が傾きかねないからです。


個人的な意見を上げるとすれば、多チャンネルを進めることに反対はしません
むしろうちの地域にもネットされていない放送局を・・・という気運が高まって、新局ラッシュになれば、局のあるなしによる格差が減っていいことだと思います
しかし、乱発したせいで一部の放送局の運営に立ち行きがいかなくなったでは本末転倒です。
立てたいと思うからには、中長期的なシナリオを描かないといけません。特に人口低下に進んでいる現在、これ以上局を設置することにメリットがあるのか、局のエリア拡大が他の局にどう影響を及ぼすのかを総務省は鑑みてほしいものです

そして独立U局はそろそろ一致団結して既存局との差別化を図らないと埋没してしまう可能性があります。
関東圏ではTOKYO MXとテレビ神奈川・テレ玉・チバテレビとの主導権争いがありますが、それは他のネット局に有利に働くだけで、地元局には何も利益ををもたらさないと思います。

ちなみに、私が思うに、TXNネットワークの流せる率の高い地域はTXNネットワークメインの放送局に鞍替えしたほうが安定した運営ができると思います。そして入ったことで必ずしも独立U局製作の番組を流せないということはないのですから、空いた時間を独立U局のネットに積極的に当てたり、不人気のTXNネットワークの番組と差し替えたりして流していけばいいと思います。
もちろん、TXNネットワークもゴールデンでの自社製作枠を拡充する努力をしてもらいたいものです。


ただ、根本的に2011年の地デジ完全移行ができない限り、この話も絵空事になるわけで・・・。国もできるできないを今年中にアナウンスしないと大変なことになると思います。



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レコゲー2007 6月 据え置き機編 前編

6月です。時期的にはラインナップは多いものの、だいたいがベスト版なものが多く、谷間にさしかかっているとも言えるので、夏の新作ラッシュまで待ったほうがいい・・・というお決まりのパターンだったりします(爆)。
でもこういう時期は、意外と強烈なインパクトを持った作品が登場するので、通なゲーマーは新作ラッシュや決算月のソフトの多い時期よりも、こういう過疎った月のゲームに注目することが多いです。

逆に販売店は、こういう時期にいかにオススメを売り込むか・・・という腕の見せ所だったりします。もっとも、ここでコケると梅雨の時期のジメジメした雰囲気のようにソフトが山になって残ってしまいますが(苦笑)。


では、早速据え置き機のソフトを見ていきましょう。
今回はオススメ作品が少ないので、スポット的に。まずはPS2から。


その1:スーパーロボット大戦 オリジナルジェネレーションズ
1月発売予定だったのが、発売直前に急遽無期延期になり、やっとこの月にこぎつけた作品。
スパロボシリーズで活躍したオリジナルキャラだけで構成されたオリジナルストーリーで、人気シリーズのひとつ。
とにかく動く動く。シミュレーションRPGのはずなのに、ギュンギュン動く。そしてハイクオリティなカットイン。PS2の能力の限界に挑戦している。

もちろん戦略的な面でもスパロボシリーズに負けず劣らず。ツインユニットシステムで攻撃を集中させたり分散させたりと自由でフレキシブルな攻撃が可能。


その2:グローランサーⅥ
うるし原智志さんデザインのキャラクターでおなじみのシリーズ最新作。第1作が出てからもう8年になる息の長い作品でもある。
前作のウリだったシームレスバトルにバランス調整がかけられ、視認性も改善された。


その3:十次元立方体サイファー ~ゲーム・オブ・サバイバル~
元はPCゲームからの移植で、菅野ひろゆき企画・脚本・ゲームデザインのアドベンチャー。
特殊な条件下の閉鎖空間で、次々に起こる奇怪な現象と殺人事件。その謎と閉鎖空間の舞台である館の秘密を説いていくというもの。単なるギャルゲーではなく、重厚なミステリーアドベンチャーとしても楽しめる作品。


お次はPS3。お隣の韓国でも発売され、ワールドワイドなゲーム機への足がかりを作ってますが、作品のほうが追いついていない模様(それでもローンチ15本は立派ですが、続くのか?)。
で、日本では相変わらず開発が難航してオススメも2本。


一つ目はNINJA GAIDEN Σ(シグマ)
テクモの人気シリーズ「デッド・オア・アライブ」に出てくるリュウ・ハヤブサが主人公のアクションゲーム。XBOX版に追加要素をいくつか加えて登場。
壁走り・水走りなど忍者独特のアクションが楽しめる本編に、その本編をクリアするとリュウが様々な敵と戦い楽しめるミッションモードが搭載。
またサブキャラのレイチェルを主人公で操れる他、体験版ダウンロードも可能。この体験版はワールドワイドなランキングもあり、世界中の強者と競うこともできる。また、体験版のやりこみ具合で製品版の難易度にも影響を与えるとのこと。


もう一つはレインボーシックス ベガス
基本的にはXBOX360版と同じだが、よりシャープな映像が楽しめます。またブルーレイディスクになるので、処理速度も速くなるかも。


後編はWii・X様、そしてその親戚(笑)のPCソフトの紹介。
特にPCソフトは、谷間の間隙を縫っていいソフト揃えてやがる(爆)。

  
Posted by alexey_calvanov at 22:24Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系