2009年03月18日

よく言えば大トリ、悪く言えば死に水取り

まったく、無茶苦茶なタイトル付けたなぁ・・・(苦笑)。


今回紹介するのは、中島愛さんの2ndシングル♪ノスタルジア。T
BSテレビ系のドラマで長いこと続いた愛の劇場シリーズ最後の作品でもある「大好き!五つ子 ファイナル」の主題歌になっています。
写真は、1stシングルだった♪天使になりたいのプロモVと2008年12月のイベントでの楽屋コメントやリハーサルの模様が収録されたDVDが同梱された初回版



作品自体をしっかり見たことがなく、推測の域を出かねない部分もありますが、作品の概要を言うと、五つ子を育てることになった夫婦の喜怒哀楽を描いたドラマ。子供の頃から思春期の葛藤あふれる時期を抜け、それぞれが独り立ちをした後に起こる五つ子の問題を描いていくものになっていくようです。


まず、メイン曲になる♪ノスタルジアですが、作品の内容を、うわべだけしか知らない人間が聞いても、作品の概要がつかめるような気がします。歌詞の一部には、五つ子が成長していっている過程がわかる部分もありますね。
非常に穏やかな歌なんですが、決して寂しいふうにまとめ上げられていなくて、明るい感じで歌われていると思います。
時期的には少し過ぎましたけど、卒業式のシーズンにこれから聞かれてもおかしくない曲です。


しかし、今回最も特筆すべきは、飯島真理さんが歌う♪天使の絵の具をカバーしたこと。
元々「マクロスF」での出演がデビューのきっかけなものですから、このような展開も何かの縁というのか、下手をすれば規定路線だったのかもしれません。
曲調は現代風にアレンジされていて、ポップではあるものの、どちらかというとビートの効いた感じになっているのが飯島版との違いでしょうか。
個人的には、もう少しメロウな部分というのか一抹の儚(はかな)さみたいな感じなものが欲しいかなと思います(若い歌手に無理を言ってるのはわかります)が、この曲に関しては年齢を経ていけばわかる部分もあるかと思うので、今後の歌い込み次第でしょうか。


今回もいい曲揃えてます。オススメ。

  

Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)TrackBack(0) アニメ・コミック 

Wiiはヘビーユーザーに弱いのか?

前々から言われていたんですが、Wiiというハードはヘビーユーザーに弱いと言われています
というのも、Wiiは発売当初から原点回帰をキーワードにしているため、これまでのユーザーよりも、かつてのファミコンユーザーのような、以前にゲーム機を遊んだことがあったものの、ある時を境にゲームから離れてしまった層を呼び戻すことと、ファミリー層のような、これからゲームで遊んでいく層の育成に注力をしているように思えます。
またそれに並行して、任天堂の場合、それらの層に売り込むためのソフト(「どうぶつの森」・「Wii Fit」など過去の人気シリーズの最新作や同層にウケる斬新な企画モノ作品)とヘビーユーザー向けでも遊べるソフトを並行展開していましたが、ここ最近は「Wiiであそぶセレクション」のような、過去にゲームキューブで発売されていたラインナップを出す、いわゆる過去の資産の掘り起こしが主流になっています。その点で、古参(ヘビー)ユーザーはないがしろにされているというふうに捕えているのかもしれません

じゃあ、サードパーティはどうなのかというと、基本的には任天堂に右に倣えになっていると言ってもいいでしょう。
その理由は、私自身が何度も言っていますが、ハイティーン層への訴えがほとんどないこと、つまりはその層が好みそうな『コアなゲーム』が出ていないということです。
その証拠に、DSでは発売されているスパロボシリーズやストリートファイターシリーズ、そしてその年齢層およびコアユーザーの『支柱』のひとつであるギャルゲーなどが発売されていない、またはほとんど出ていません

そう考えると、Wiiはコア向けには冷遇されているハードとは言えるでしょう。コアユーザー向けソフトもまんべんなく発売しているDSとは雲泥の差なくらいの冷遇っぷりです。


ただ、その減少を止められるのではないかという兆候が、特にサードパーティから現れてきました
そう、モンスターハンターシリーズの移植・ドラクエ最新作の投入がその最たる例です。

既存の枠で作られた作品がなかなか売れないといわれていますが、先述の作品が発売されることが決まったことで、既存の作品やハイティーン向け、しいてはヘビーユーザー向けの作品が再び注目され、さらに既存の作品の枠を生かした斬新な操作性を生かした作品も出てくるかもしれません
そして、かつてのファミコン層回帰で立ち上げたバーチャルコンソールやWii Wareがコアユーザー層を引き付けているのではないかと思います。その両者を併せ持った作品が「ロックマン9」(Wii Ware作品だが、制作体型がファミコンライクなものになっており、バーチャルコンソールをやっているような感じになる)だと思います。


今後、ヘビーユーザーを引き付けるには、サードパーティーが任天堂の間隙を縫う、つまりはライトユーザー向けの作品ではなく、ハイティーンのウケる作品が作れるか否かにかかっていると思います。

  
Posted by alexey_calvanov at 22:37Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

2009年03月17日

西又葵です。

今回は、イラストレーターの西又葵さんの初エッセイ集「西又葵です。」の紹介です。
実はこの本、私が買った時にはもう重版(第2版)がかかっていた(苦笑)。発行が2009年2月5日なんですけど、わずか1週間で重版だなんて・・・。



西又さんというのは、イラストレーターだけでなく、ゲームの原画家・マンガ家(彼女の出発点はここからで、元々は同人作家)・作詞家の側面もある女性
原画家としては、JAうごなど秋田県羽後町関係の企業(商店)とのイラストでのコラボや、コミケではおなじみのコミックウォーター・コミックグリーンティーのイラストでのコラボも手掛けるなど、ゲーム以外での活躍が目立つ人でもあります。


その彼女が書いた初エッセイの内容は、イラストレーター西又葵としての生い立ちや自身の半生、そしてプライベートなことや性格などを自己分析したものになっています。また、フォトエッセイ・イラストエッセイの側面もあり、特にイラストレーターとしては珍しく、かなり顔を晒してます(笑)。まるで写真集みたいです(爆)。

実際読んでみると、字ばっかりの本を読まない人間でもサクサク読めます(苦笑)!眠くなる成分は入っておりません(爆)!<何の宣伝だヨ!
いや、実際のところ、かなり赤裸々に書かれており自身の半生のところでは、相当複雑な人間環境の中にいたんだなぁと慮(おもんぱか)ります
しかも、私と同年代じゃないのかと思わせるエピソードや出来事が書かれていて、思わず共感してしまうほど。そうそうあったよそんなこととうなづいてしまうこともしばしば。
また、フォトとイラストのコーナーがインタールード的にあるわけですが、ここも手を抜いていません(爆)。イラストは本業だからともかく、フォト部分は下手なアイドル顔負けです(汗)。


これはいい作品です。特に女性に読んでもらいたい作品です。
もちろんファンの人はイラスト目当てになるでしょうが、エッセイとしての軸もしっかりしていて、センセンスが短いので、1コラム読むのに5~10分くらいしかかからないかと。
なお、イラストを見て、通勤・通学中に読むには・・・と心が引ける方には、ブックカバーをかぶせることをオススメします

  
Posted by alexey_calvanov at 23:06Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

2009年03月16日

フィデルはお怒りのようだ

今日の早朝行われたワールドベースボールクラシックのサンディエゴ(第2)ラウンドの日本×キューバ。
下馬評では、打線好調なキューバがやや優勢、もしくは投手戦になって緊迫した試合になるのではと言われていましたが、蓋を開けてみれば、キューバのエースのチャプマン選手の大乱調で攻勢を決め、その後の中押し・ダメ押しが効果的に決まって6-0の快勝。松坂選手のキューバ戦に対する強さが、この結果に繋がったのではとも推測しています。

かく言う私も、会社の出社ギリギリまで見ていました(苦笑)。久しぶりにいい試合を見せてもらったと思います。
チャプマン選手は乱調で自滅していったのが何とも情けなかったんですが、あのピッチャーは、条件次第で5年後・10年後には日本を含めた他国の脅威になると確信してます。そのためには、相当な軌道修正が必要になりますが、日本や韓国でみっちりとしたトレーニングをすれば、かなり変わるんじゃないかと思います。


さて、敗れたキューバ、最も悔しがったのは、以前も取り上げた日本チームの采配に批判的だったカストロ元国家評議会議長だったのかもしれません。

カストロ元議長は大の野球好き。また元々実力のあるアマチュア選手で、アメリカにプロテストを受けに行ったほど
そのため、原監督の采配にも触れており、東京(第1)ラウンドでの中島選手のバントを「間違いだった」と批判しているくらい
そのカストロ元議長、日本をかなり警戒しているらしく、「イチローは危険なバッター」とまで言わしめたほど(ただのリップサービスとも心理作戦ともいう説もあるが)。

ところが、今回の試合運びを予見していたかのような素振りをする発言も。それは以下の言葉。


「日本の選手は素晴らしい。WBCで、とてもテクニカルな日本と対決し勝利してほしい。しかし、もし8日の南アフリカ戦で見せたようなケアレスミスを起こせば、(勝利を得ることは)叶わないだろう」



これは、キューバ選手へ気を引き締めろという発言を、日本の選手が素晴らしいことを諭した上で言ったんだと思うのですが、そのカストロ元議長の心配が当たってしまったわけです。

奇しくも、チャプマン選手の乱調・日の差し加減とはいえ、お粗末な守備、そして沈黙した打撃陣に、家や街頭のテレビで見ていた国民のように、さぞや落胆の色を隠せなかったと思います。


しかし、これでキューバナインに火をつけてしまったことには変わりません。恐らく敗者復活戦以降は死に物狂いで挑んでくると思います。
どこで当たっても、日本はそれ相応の覚悟を持って挑むべきでしょう。決してキューバは6点取れるほど楽に勝たせてくれるチームではありません
14点取って勝ちながらも、その後僅差で負けた韓国戦のことを思い出して試合を望んでほしいものです。

  
Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)TrackBack(0) スポーツ 

PS2ソフトへの開発エネルギーはどこへ行く?

以前、このようなことを触れていたかと思います。


(4月以降PS2ソフトのラインナップは減っている件について)これまでコスト面で安価・開発がしやすい(作り手がこなれてきている、もしくは開発のノウハウが形成されてきている)ことから、主にギャルゲーの移植やアニメ作品の展開などで制作・発売されてきましたが、さすがに次世代機の流れが主流になってきたことや携帯ゲーム機の隆盛から、PS2のアドバンテージが薄れていったものと推測しています(ちなみに、そのPS2に流れていたエネルギーが主にどこに行ったのかといえば、次世代機でもDSでもなく意外なことにPSPだったりする)。


なぜこう思ったのかというのを順に触れていこうかと思います。


まず、次世代機、ここでいうところの新世代機にベクトルが行かない理由なんですが・・・。
まず、親和性の高いはずのPS3は、まだまだ開発ツール(有名どころだとミドルウェア)のライブラリー化(共有して使える部分)が整っていないのではと思います。その最たる点でいうと、開発費の高騰が挙げられるでしょう。

新ハードになると、どうしても共有化や新しい部分の制作にカネがかかります。そのために、ハード単独ではなく、マルチメディア展開してそのリスクをペイしようという流れが強くなってくるわけです。昨今のマルチメディア展開は、ハードの支配率が割れているだけでなく、開発費というのもネックになっているわけです。


同じような理由で、X様ことXBOX360も開発の主流になっていません。ましてや日本では好事家向けハードのレッテルがひどいだけに、作り慣れた人達が集まらない限りそう開発のメインにはなっていきません(ただ、海外の展開がある場合は大いに変わってくる)。


じゃあ、開発費の安い・しやすいといわれている任天堂系ハードはというと、逆に開発のしやすさが仇になっているわけです
いろいろなものを詰め込みたくなるために開発時間が長くなる、もしくは色々詰め込みすぎたがためにバグの修正に手間取る・・・といったことが散見されてしまう事態が起こって遅々として進まないというのが一点。
もう一点は、特に日本の場合、対象年齢が低すぎるため、現在PS2で作っているギャルゲーや思考系ゲームのメインストリームであるハイティーン層に弱いため、そこに力点を注ぐのは、プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(略称PPM。多種類もしくは複数の事業を生産・製造・展開をしている企業が、戦略的な観点から見て、経営資源配分を最も効率的で有効的な製品・事業の組み合わせだと決めるための管理手法)から見るに、まだまだ「問題児」でしかないわけです(要は、つぎ込んで成功すれば「花形(スター)」になるが、失敗すれば「負け犬」になってしまうことになりかねないわけです)。


で、そうなると残っていたのはPSP
PSPは携帯ゲーム機でありながら、開発ベースはPS2とほぼ同じで、使いまわしも効く。その証拠にPS2からの移植が多い。
ましてやPS2に比べても開発費が低く、PSPでの新規製作にも応用ができ、また力点を一時的に注ぐことができる
さらに、PSP自身、当初はDSに押され「負け犬」に近い状態だったんですが、ここ最近は、開発ノウハウが熟してきたのか、DSに近いレベルのクオリティ作品が増えてきて、地道な新色・新型効果も相まって、「問題児」にまで上がってきました

これから成長に期待が持てるハードでかつPS2のノウハウが生かせるならば、PS2の開発ベクトルがPSPに注がれるのが最も自然な成り行きになってくる、以上がそう思った理由です。


これから先、勢いの付いてきたPSPに目が離せないです

  
Posted by alexey_calvanov at 22:37Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

2009年03月15日

関西のお化け番組、たった一度(?)のゴールデンへ

関西のお化け番組と形容されることのある「探偵!ナイトスクープ」。
これまで、度々ゴールデンタイムでの放送を望まれたことがあったものの、「プライムタイムにすれば、CM収入で儲けられる」というスタッフ達の判断で断られ続けていたらしい(キー局のABCテレビ(朝日放送)およびテレビ朝日系列の場合。独立U局など一部放送局では時間編成の関係上ゴールデンタイムに放送することもある)。

ところが、番組が21周年を迎えたこともあって、その記念にゴールデンタイムに特別番組を放送することになったのです(かつて穴埋め番組で放送された経緯があるものの、それ以外では実質的に初めてのゴールデン進出)。
しかも、関東圏では独立U局(とちぎテレビ・テレ玉・TOKYO MX(東京メトロポリタンテレビジョン)・テレビ神奈川)で放送されているこの番組が、4年ぶりにかつてネットしていたテレビ朝日で放送することになった記念すべき番組でもあったのです。


気になる内容は、この日のために取っておいた新依頼と過去に放送された中で視聴者がオススメする依頼の2本構成
番組冒頭では、奇しくも、第1回でネタにされた道頓堀のカーネル・サンダース像が発見されたことを引き合いに出し(ただし収録されたのは3/6のため、会場の人はまだ知らなかった)、「何かが起こる」と煽っていました


で、肝心のネタの感想は・・・。

まぁ、何ともナイトスクープらしい一部の依頼には「こんなアホな依頼ゴールデンでやるなよ(もちろんホメ言葉)」とボヤきたくもなったよ(笑)。
しかし、完成度はとても高いですね。完璧というのか、皆でバカやってるというのか(苦笑)。思わず「アホか(無論ホメ言葉)!」という依頼から、涙モノの依頼まで、いい意味でナイトスクープの魅力を凝縮した番組構成になっていましたね。


この中で紹介された依頼だけでDVD化してくれないかしら。

  
Posted by alexey_calvanov at 23:10Comments(0)TrackBack(0) 好きな番組系 

君はオードリーの新CMを見たか!?

ここ最近、任天堂提供の番組やスポットCMを中心にDSiの新CMが放送され始めていますね。
あ、まだ見たことがない?
そういうあなたは、こちらのサイトへ。
ここで新CMが2種類見られます。


さて、そこで出てくるのがお笑い芸人のオードリー一方の春日さんは、以前彼女(にしようと思っている女性)の話題が出てきて記者会見みたいなのを開いていたんですが、あのあまりの気持ち悪さに、彼女(にしようと思っている女性)がドン引きしたんじゃないかと思ったのは、これを見て同じ気持ちになった私だけではないはずだ(苦笑)。


閑話休題。
そのオードリーの新CMで、DSiを絡めた新コントを見せてくれていますけれども、その中で若林さんは「ボクはライトグリーンが好きなんですけれども、春日さんは衣装がピンクなんでピンクがいいと思うんです」というようなことを言うわけです(その後、春日さんは「オレもライムグリーンが好き」みたいなことを言うわけですが)。


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


・・・メタリックブルーの立場は(爆)!?
いやね、衣装繋がりで来るんだったら、そこは若林さんも自分の衣装と似た色なメタリックブルーで攻めるべきだったと。そして春日さんは、「オレはピンクよりライムグリーンが好き」みたいに振ってもよかったんじゃ・・・。オチは「衣装がなかったんだよ!」とかにして。
・・・まぁ、オチにしては弱いのかもしれないが(苦笑)。

もしかすると、任天堂サイドから「ブルーはよく予約が入ってる(もしくは前評判が高い)みたいなので、コントのネタに入れなくてもいいですよ」とか言われているのかもしれないですね。逆に言えば、それだけブルーには自信があるということなのかもしれないです。


この結果どう出るやら・・・。

  
Posted by alexey_calvanov at 21:13Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

2009年03月14日

カルデロン一家について思うこと

フィリピンから来ていたカルデロン一家について今週結論が出ました。
一家のうち、子供のみが日本に残り、両親はいわゆる強制帰還になるとのことです。


この問題の経緯は以下のとおり。


カルデロン一家は、父親と母親が他人名義の(つまり偽装)パスポートで日本に入国(父親は1993年、母親は1992年に入国)。その後日本で1995年に生まれたのが、今回問題の一つになった長女になるわけです。

その後10年以上日本に滞在し、2007年に母親が職務質問を受けた際に、パスポートの偽装がばれて逮捕最終的に一家の国外退去命令が出されることになりました。
その後、国を相手取り国内退去命令を取り消すように訴訟を起こすことになりますが、敗訴控訴審も敗訴、上告は棄却になり、一家の強制退去が決定となりました。

結審後は、入国管理局が特別滞在を許可しながら、改めて強制退去通告を出すというふうになっていました。
そして、最終的な結論として、3人の強制退去か長女を残して両親が帰国するという二者択一になったわけです。それに最後まで抵抗していた一家は、父親が収監される事態になり、結局後者の事案を受け入れて、両親が帰国するということになったそうです。
なお、長女は京都にいる親族によって育てられるそうです(親族が埼玉に引っ越してという形で)。


これに対して、様々な議論が起こり、国側は退去やむなし、マスコミや市民団体などでは、強制退去ではなく特別措置での残留を求める報道・要求が大勢を占めていました


ただ、今回の件に対しては、冷たいようですが、強制退去やむなしだと思います。

最もそう思うのが、彼らが不法滞在であるという点。
正規のパスポートで入国したのではなく、他人のパスポートでの入国ということであれば、まずその時点でアウトだと思います。これは日本だけでなくどの国でも基本的にはそうなはずです(ただ、長期に滞在した場合は判断が分かれますが)。
もう一つは、不法滞在・不法就労にあたる点
正規のパスポートがないのに働いていたということであれば、経済難民としての定義を取ることもできます。
彼らは、政治的迫害を受けた政治亡命者なわけでもなく、ただ働き口を求めて日本にやってきたわけです。
それならば、なおのこと正規のルートでの在留許可をもらうべきだと思います。それでなおかつ更新もせずオーバーステイをしていたというのは、バレなきゃ日本に留まりたいというふうに見えてなりません。
実際、正規の申請をして、日本で働いている人のことを思えば、非常に失礼な行動ですし、正規に働いている人達への心証も悪くさせかねない事態になりかねません


極論を言えば、この件で在留許可を認めてしまえば、日本のナショナリズムが加熱してもおかしくなかったと思います。それを抑えるという点でも正当な判断だと思います(それに対して反対のデモが起こるかどうかの『活気』が国民にあるかどうかは別にして)。
また、資格がないのに特別在留が認められていたら、確実に元々資格がある外国人労働者に対する目さえも大きく変わりかねません(一番大きな影響があるのは日系ブラジル人)。

今回の件は、正規のルートできちんとした資格申請をしている人と、そうでない不法滞在の人達とを明確に区別するために必要だと思います。


また、(不法滞在一家)出てけという人達に言いたいのは、きちんと認可を受けて滞在している外国人とそうでない外国人と一色単に扱わないでほしいということです。
特に、日本に溶け込もうと努力している外国人を排斥することは、日本自身のイメージを悪くしかねません


そして滞在を認めてほしいという人達に言いたいのは、今回の場合、法律に則っても不法滞在が確定的だったのに、子供が親と離れるからという理由で無理にでも認めさせようとするのはおかしいと思ってほしいのと、こういう事例にあなた方は同じようにするのかと思ったからです。

アフリカのサバンナで生まれたばかりのガゼルの子がライオンに狙われた。
その子供はまだ速く走ることもままならない。そのためあっという間に追いつかれもはやこれまでの状況。
そのシーンを見ていたあなたは、かわいそうだと思うだろう。でも、そこで助けたらどうなるだろう?
確かに子供は助かるだろうが、腹を空かせたライオンはおろか、もしかしたらその子供も飢えて死ぬかもしれない。ひいては地球の生態系もおかしくなるだろう

今回のケースもそれと一緒。
彼ら一家をのべつまくなしに救えば、日本は不法移住しても大丈夫な国家というレッテルを貼られ、日本事態が崩壊しうる可能性もあるのです。


  
Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)TrackBack(0) とっくしゅ~で~す | 真面目なモノ

困った、非常に困った

3/20にDSiの新色が発売されることになった。
色はピンク・ライムグリーン・メタリックブルーの3色。


・・・


・・・・・・


・・・・・・・・・


う~む。
メタリックブルー(爆)。
だめだ、こんな世の中なのにメタリックブルーが輝いて見える(核爆)。
しかも珍しく予約やってたんですよねぇ
・・・小1時間口をあんぐりとでも開いてたんじゃないかと思われるくらいぼけーっと予約コーナー見てましたよ(笑)。

非常に困ってます。
やかんと枕持ってドタバタ暴れてるのび太くんみたいに困ってます(苦笑)。
まだこれといっていいなと思えないんですよね。DSiショップでのダウンロードとかもあるみたいですが、これといってねぇ・・・。
カメラは前にも書いたとおり。30万画素レベルではどうしようもないと。
きれいに撮れるとか、DSiの画面だったら十分とか言ってますけど、既にデジカメや高性能のケータイカメラに慣れた人にどう映るのかが疑問です。

でもいいところもあるんですよ。
特に音楽が聞けるようにとSDスロットがあるんですけど、これは意外に便利
既にケータイやiPodなどの携帯音楽プレイヤーで聞けるといえば聞けるんですが、コンポで落とした曲が聞けるようになっているのは好感触ケータイの電池を使いたくない時とかに使ったり、着うたフルにない曲を落とすのには便利ですね。
もっとも、auの場合だとLISMOやau BOXで落とせれるんですけどね(苦笑)。それ以外ならミュージックプレイヤー機能が付いてますし(ソフトバンクは廃止の方向に動いているみたいですが)。
画面も大きいし、電源スイッチが本体の中にあるので、誤って押すこともないし(苦笑)。


丁度「スパロボK」の発売日と同じ日なので、買いに行った時に決めよう
・・・こういう時に限って山盛り<それはないない。

  
Posted by alexey_calvanov at 20:49Comments(4)TrackBack(0) ゲーム系 

2009年03月13日

ハマってる食い物 その59


松坂屋本館地下1階、いわゆるデパ地下グルメにある「デリス・アイ」の「春の和風サラダ」。
具体的な場所は、パン屋のアンデルセンおよび同じく総菜屋のロック・フィールド(通称「アール・エフ・ワン」)の近く

春の野菜である筍と菜の花以外に2種類の豆など数種類の野菜を特性ドレッシングで和えたもの。価格は180円/100gほどだったかと。

筍のシャキシャキ感と、ドレッシングの程よい酸味、菜の花の少し苦味のある味わいのバランスがよく美味しい。おかずはこれだけでもいいくらいに。

売ってるところがかなり限られるので、非常にレアな部類に入るかもしれません。

  
Posted by alexey_calvanov at 23:22Comments(6)TrackBack(0) 飲み食い系 

もったいなくて着れねーべ(爆)

3/16より6月までの3ヶ月間随時、ユニクロのデザインTシャツであるUTシリーズとゲーム会社6社(カプコン・ソニーコンピュータエンタテインメント・タイトー・ハドソン・セガ・バンダイナムコゲームス)とのコラボTシャツが発売するとのことです。
このTシャツ、「UT×Game>Japan」として登場し、計20種類のTシャツが登場します。

主なタイトルとしては、「ギャラクシアン」・「パックマン」・「ゼビウス」・「ドルアーガの塔」・「魔界村」といった懐かしいものから、「ロックマン」・「ストリートファイターⅡ」・「バーチャファイター」といった海外でも有名な作品、そして「逆転裁判」・「みんなのゴルフ」・「バイオハザード」・「リトルビッグプラネット」・「モンスターハンター」といった最近の作品など。


今日(3/13)現在、8作品14種類のTシャツが出ていますけど、ゲームの一画面やワンシーンを使ったわかりやすいものから、思わず「なんだこりゃ?」と漏らしたくなるとんちの利いたものまであってなかなか面白いですね。
個人的には、「パックマン」の「JAPAN GAME T PAC-MAN(B)」のパックマンのワンポイントの付いたTシャツがオシャレでいいですね。


しかし、こんなTシャツを出されても、どこで着ればいいのやら・・・(苦笑)。着どころがない、いやむしろもったいない(爆)。


そういえば、UTシリーズというのは、週刊少年マガジンと週刊少年サンデーとのコラボ企画にも一枚噛んでまして、そこで連載されていたキャラを使ったTシャツも結構人気でしたから、初日には、一般的なサイズ(たいていMやL)は売り切れになるんだろうなぁ・・・


ちなみに、「UT×Game>Japan」の公式サイトは、珍しく日本語と英語の2ヶ国語対応。しかも、日本語専用サイト・英語専用サイトという括りではなく、対訳を載せている形での展開になっています。
英語の勉強にもなると思うので、まだ先のある受験生、これから受験生になる学生、そして日頃の英語力に自信のないあなた、ぜひチャレンジしてみて下さい
特にゲーム名なんかは、意外に外国ではこんなふうに呼ばれているんだと感じますよ。有名どころだと、「バイオハザード」が「Resident Evil」(和訳すると「居住する悪魔」)、「ロックマン」が「Mega Man」(和訳すると「ものすごい男」)など。

  
Posted by alexey_calvanov at 21:42Comments(2)TrackBack(0) ゲーム系 

2009年03月12日

ニコニコおバカ動画集

笑っちゃいけないと思いながらも、ついつい笑ってしまう動画があると思いますが、今回そのおバカな動画を集めてみました。
・・・中には思いっきりバカバカしいものがありますけど、何か(苦笑)。


①極厚ステーキ肉を焼いて食う
12,000円もする4~5cmほどの厚みのある国産ステーキ肉をただ焼いて食べるだけの動画。
しかし、あまりにも手入れの行き届いていないキッチンで焼かれる肉とその肉のあまりにも豪快を通り越してお粗末とも言い切れるその焼き方に「もったいない」などの非難が轟々
そして、ナイフとフォークではなく、手掴みで食べるという暴挙も手伝って、タグには「正しくないステーキの焼き方」・「見せびらかし動画」などと貼られるように。また、金額やご時勢を反映してか、「給付金の使い方」というのも
この作品を見る場合、キッチンの汚さとキーボード周りのキレイさの対比を楽しむと面白いかと

ちなみに、あれだけ厚い場合、フライパンで表面をあぶった後、オーブンで焼いて、その後にアルミホイルでくるんで余熱で蒸しあげると、美味しいローストビーフになります(苦笑)。<とテレビでやってたんだよな(ギャハ)。


②ドラゴンクエストボーカルソング集
今やファンの中からは「なかったこと」にされることが多い2人組女性ボーカルデュオのルーラが歌う曲2曲と、同じく「なかったこと」にされることの多い、「オールナイトニッポン」で火がついた「10回10回クイズ」や「究極の選択」を制作した鴻上尚史さんが同上で企画した曲2曲の中の1曲が収録されたもの。

しかし、本当の主役は『勇者 なっとう』。そのため「なっとう動画」と呼ばれることも。
・・・曲と同じ位なっとう無謀です(笑)。LV1、しかもバランスのキツいファミコン版でサマルトリアを目指そうだなんて(苦笑)。しかも最初の時はあと一歩のところで・・・(泣)。

ちなみに、収録されている曲は以下のとおり。
♪薔薇降る空(牧野アンナさんが歌っていた♪Love Song探しての歌詞違いのカバー。その歌詞もすごい(笑))
♪この道わが旅(団次朗さんが歌う同曲のカバー。歌詞の変更はなし。歌唱力があることをうかがわせる)
♪そして伝説へ(ドラクエⅢのエンディングに歌詞をつけたもの。ヘビメタっぽくアレンジされています。ある意味伝説へ(爆))


③千葉ロッテ Marines Fighting Band 俺たちの誇り
ファン感謝デーか何かのイベントのひとコマらしい。
この♪俺達の誇りというのは、先述の牧野アンナさんが歌っていた♪Love Song探しての替え歌。よくロッテが負けそうな時や試合終了後に歌っているあの曲でもあるので、ご存知の人も多いでしょう。
この動画は1分40秒あたりから真価を発揮します(笑)。マリサポ弾けてます。ビックリです(爆)。

ちなみに、こちらは別視点から撮った動画


④【ドルアーガの塔】らめぇ先進国ファティナ 【ひぎぃキャニオン】
「星のカービィ3」のサンドキャニオンというBGMを利用し、「ドルアーガの塔」シリーズのワンシーンを素材にしたマッドムービー。
わずか40秒ほどなんですが、非常によくできたマッドムービーです。これはマッドムービーのお手本とも言ってもいいでしょう。
しかし、もっと狂っているのは、そのページ内で見える通称市場ことニコニコ市場
・・・ムービー中にスプーンが出てくるからか、スプーンを買ったヤツが出てきたほど(爆)。中には先割れスプーンを見に行ったヤツもいたし・・・。
もっと言うと、エロコミック買ったヤツもいたし、抱き枕まで買ったバカまでいて、もう狂っているとしか言いようがない(ギャハ)。
・・・とにかく、それらの商品買ったり見たやつ、そ れ ら を 持 っ て 表 へ 出 ろ ( 核 爆 ) 。

ちなみに、この動画のみ無限ループです(爆)。

  
Posted by alexey_calvanov at 23:27Comments(0)TrackBack(0) etc 

社会主義国とテレビゲーム

カリブ海に浮かぶ島国キューバで、初めてテレビゲームが制作されたそうです。
作品の内容は、お国柄を反映してか野球ゲーム
キューバは野球が国技といわれるくらい盛んで、キューバを長いこと治めてきたフィデル・カストロ元国家評議会議長が日本のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)チーム(原ジャパン)のメンバーや采配を批評するくらい

その野球ゲームのタイトルは「MVP CUBA 1.0」。制作は国立情報科学センターとのこと。どのハードで出されているのかは明示されていません。

このゲームは、キューバのナショナルチーム選手が登場するばかりでなく、ホセ・コントラレス選手やオーランド・ヘルナンデス選手のような国外に亡命した選手も登場している点も見逃せません。
普通、国への反逆行為を行った人は、仮に著名人であっても国の中枢にいた人物あっても、国賊(逆賊)としてみなされて名前さえかたられるのもはばかられるのに、きちんとゲーム内で登場できるというところに、キューバの人達の懐の深さを感じ取れてなりません(うがった目で見れば、パフォーマンスとも取れますが(苦笑))。

ちなみに、キューバ以外(もちろん日本国内、そして『敵国』アメリカ)での販売は未定みたいです。ただ、どんなものかは見てみたいものですね。


ところで、社会主義国というのは非常にお堅いイメージがあるかと思いますが、ゲーム制作に関しては、国が率先してやっている場合もあるんです
例えば、北朝鮮では将棋ゲームの思考エンジンが非常にいいデキであることは、将棋界やゲーム業界では有名な話らしいです。
また中国は近年オンラインゲームを中心にしたPCゲーム開発や普及が活発でもあります。
さらにパズルゲームの代名詞でもある「テトリス」は旧ソ連で生まれましたものでもあります。
そう、社会主義国は、国が絡むと侮れないのです(中国の場合は特殊ですが)。

  
Posted by alexey_calvanov at 22:48Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

2009年03月11日

セブンスドラゴン 面白動画集

今DSの「セブンスドラゴン」やっておりまして、まとまれば色々書くことになるやもしれません(苦笑)。


さて、そこの公式サイトにある公式ブログ
様々なプロモーション動画などが散りばめられていて視覚的なわかりやすさが出ていていいと思っていますけど、その中に一風変わったものがありまして。
その名も「セブンスドラゴン漫才動画」通称「アイテルのよくわかるセブンスドラゴン」。
一応この動画を見ることで、この作品をよく知ってもらおうと作られたものらしいのですが、何か違う(爆)。
っていうっか、作品の解説にもなってない(ギャハ)!

ただ、ものすごく面白いです。
何かトチ狂ったものを感じるのは私だけなんでしょうか?
・・・あなた方の世界は鬼気迫るものがあったんじゃないの?ということを忘れてしまっているかのような緩み具合ですよ(苦笑)。
この作品を参考にして買わないで下さい。きちんと他の公式画面とかを見て検討して下さいね。


ちなみに、ここでも見られます。三分割です。
ちなみに、Vol.2では懐かしい面々がご降臨(爆)。


セブンスドラゴン漫才動画Vol.1

セブンスドラゴン漫才動画Vol.2

セブンスドラゴン漫才動画Vol.3

  
Posted by alexey_calvanov at 22:12Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

2009年03月10日

まるでお通夜のような薄ら寒い店内

ソフマップ ナディアパーク店が岐路に立たされています。


きっかけは名古屋市議会でのひとコマ
自民党のとある議員が、奥さんと一緒にナディアパークの子育て支援センターを訪ねた後、7階の同店舗を訪れたそうです。そこのパソコンコーナーを訪れた時に、いわゆるアダルトDVDなどの成人向け商品が並び、その映像が流れていたことに「目が点になった」と証言したからです
実際同様の経験をしたと他の議員も証言しており、そのことで同議員は、「市の整備し青少年向け施設の入った建物なのに、こういう映像が流れるのはいかがなものか」と住宅都市局長に迫ったそうです。
対する市の住宅都市局長も、この事実を把握していなかったようで、「施設の性格から行き過ぎた面があった」と認め、愛知県の青少年保護育成条例に違反した造りではないものの、市の住宅都市局はモニター撤去を申し入れ、今月内をメドにして同コーナーを撤収(販売の中止)するように働きかけたとのことです。


なぜここまで言われたのかというと、少し文中にも書いてはいますが、ナディアパークというのが『特殊な施設』であるということです。
ナディアパークは、元々定時制高校のあった敷地で、その定時制高校が移転した際、空いた敷地を名古屋市が民間に開発提案を募った上で現在のビルに建て替えたのですが、構成比率は、オフィスビル関係とLOFTを中心とした民間の商業施設、そして今回問題の際に挙がってきた青少年文化センター・国際デザインセンターなど名古屋市の関連施設が共に約1/3ずつ入居しているという性格があるからです。

要は名古屋市がベースを握っていて、しかも青少年関連施設のある建物の中に、アダルト関係の商材を置いているのはけしからんというわけです。


実際問題、仰ることはわかります。できる限り触れてはいけない人のところに触れるのはよくないことだと思います。その点で、ソフマップ側も隔離したり警告POPを展開したりしていたわけですし。もちろん大音量でアダルトDVDの映像を流していたことを行き過ぎだとも思うわけです


しかし、なぜ今なのかが解せないわけです
他の議員の証言を聞いている限り、以前からその事実を把握していたのではないかというふうにも読み取れます。テナントを受け入れる名古屋市側も少々お粗末なのではないのでしょうか?

私自身、オープンした1996年からこの店に通っているのでわかりますが、対象商品の一つになる18禁PCゲームやアダルトビデオなどを置き始めたのはオープンしてからそうしばらく経っていない時期(コンシューマー作品が一時期18禁作品を置いていたことを考えれば、オープン当初から言われていてもおかしくない)からでしたし、今のようなコーナー配置は少なからず2004年頃からだったかと思います
それなのに、子育て支援センターができた(注:恐らく2007年頃開設)ことでやっとわかったというのは少々おかしいんじゃないかと思います。なぜ今の今まで黙っていたのと言いたいです。

それに、きちんと隔離した施設にすること(幸いにもソフマッ ナディアパーク店は廊下によって3ヶ所のコーナーに『隔離』できる構造になっている)が可能なわけです。
2ヶ所ある入口を1ヵ所だけにして、さらにはそこをレジにして入店チェックのゲートにすることだって可能なわけです(店によっては手荷物を預けるロッカーまである)
店舗内も完全に見えないように覆いをすることだって可能ですし、画像がダメなのであれば、モニターは展開しないという約束事を市側と協議すれば済むだけの話だと思います。ネックになっているのは『青少年向けの施設が入っているから』だけのことだと思うのです。

それを逆手にとって、そういう施設があっても厳格に販売していれば、何の問題もないというモデルケースにすることだって可能だと思います。
アダルト商品を買う人全てが悪(有害)であるという考えの下でやっていくのではなく、いかに触れないように最大限の配慮をするかを販売者側が示せるかだと思うんです。問題の着地点はそこに至ると思います。


さて、その出来事が新聞に掲載されてから、初めて店を訪れたのですが、そこのコーナーだけがまるでお通夜店の中にはBGMは流れていたものの、どこか寂しく、店舗内のポスターの撤去作業に追われた店員が右往左往していました。
恐らく、市側の要求を呑むことになったんだと思います。コーナーの撤退まではわかりませんが、少なくとも派手なことはできなくなりそうです

このソフマップ ナディアパーク店、元々はヤマギワソフト時代から、このナディアパークばかりでなく栄地区の核となる店舗の一つだと思います。
特にゲームソフトやアニメ関連のCD・DVDを扱う店舗は、ここ以外では大須(最も近いところで、私の知っている限りヤマダ電機)まで足を伸ばさないとないというのが現状です。


今回の件で、間違いなくこの店は大きな岐路に立たされると思います。少なくとも売上が大きく落ちるでしょう(私が過去にゲーム販売店で働いていた経験上、少なくとも5%程は落ちると試算しています)。そうなると最悪の場合、店舗の撤退も視野に入るわけです
しかもこの店は名古屋地区のソフマップのキー店舗になっているところがあり、イベント関連はほとんどこの店舗内にあるイベントホールで行われています
もっと言えば、そこまで追い出しにかかっているのに、代替施設の提供もないこの追い出しがきっかけで、店舗そのものが立ち行かなくなった場合どう責任を取るのか、ひいてはテナント収入が取れなくなったことで影響がどう出るのかとか、またそこの空き店舗になった場合どうするのかといったことが明確にされていません


少なからず、妥協の余地があると思います。互いにやり方を変えれば済むだけのようにも感じますが・・・。

  
Posted by alexey_calvanov at 23:42Comments(0)TrackBack(0) 真面目なモノ 

ビートルズの音楽ゲームが発売に

1960年代の音楽シーンに絶大な影響を与え、ロックおよびポップスの原型を作ったとされる音楽グループ、ビートルズ。しかし、その版権の複雑さなどからゲーム化はとても難しいとされていました

ところが昨年10月、ビートルズの音楽ゲームが制作されるということが発表され、その制作には、欧米では有名な音楽ゲーム「ロックバンド」を開発したハーモニクスミュージックシステム(発売はMTV Games、販売はエレクトロニック・アーツ)だけでなく、メンバーのポール・マッカートニー、リンゴ・スターが開発協力。さらに、1980年に亡くなったジョン・レノンの妻であるオノ・ヨーコ、2001年に亡くなったジョージ・ハリソンの妻であるオリビア・ハリソンもその開発に協力することになったそうです。

そして、今月の5日、制作にメドが付いたのか、開発元・発売元、そしてビートルズの版権を持っているイギリスの音楽配給などを行う会社アップル・コア(注:アメリカのコンピュータ会社アップルとは無関係)が共同記者会見を開き、今年(2009年)9月9日に世界同時発売することを発表しました。
発売ハードはいわゆる新世代機と呼ばれる3ハード(PS3・XBOX360・Wii)で、ソフト単体以外にも、ビートルズのメンバーが作っていたものと同じ形をしたレプリカギターコントローラーが別売で販売され、さらには同梱版(ギターコントローラー以外にベースコントローラー・ドラムコントローラー・USBマイクの入ったもの)も出る模様既存作(「ロックバンド」以外も含む)のギターコントローラーも使用可能だということです。


さて、全世界で発売ということは、まだ公式アナウンスはなされていませんが、日本でも発売が決まったということを意味するものだと思います。
しかしながら、日本ではこのシリーズが1本も出ていないんです。さらに言うと、日本のゲームの最大の難所になると思われるローカライズというのがきちんとできるのかという心配があるわけです。
このローカライズというのが曲者で、作品の内容によっては世界同時発売と銘打っても遅れてしまうこともしばしば
特によく言われるのが、多言語収録をしないといけないヨーロッパ版英語だけでなく、フランス語・ドイツ語などゲーム主要国の言語を網羅しないといけないということで、かなり時間がかかるらしいです。ちなみに、この作品、ヨーロッパでも未発売です。


このように、前途多難なのに、もう発売日を発表してもいいんかいなと思えてならないわけです。
日本にも数多くのビートルズファンがいるだけに、納得のいく作品の仕上がりにしないと、ここまでお膳立てしてもらっているのに失礼になってしまいますよ
と、制作サイドには言いたい。
同じ気持ちは、同じく未発売のヨーロッパの人達も持っているかもしれないが。

  
Posted by alexey_calvanov at 22:24Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

2009年03月09日

思わずホエーという味

いよいよ明日(3/10)までになった松坂屋名古屋本店の北海道物産展。
その中でも特に人気のある店舗の一つである「花畑牧場」。特に生キャラメルは朝から並ばないと手に入らないとまで言われている代物ですが、その「花畑牧場」が新しくウリにしているものがあり、今回名古屋にも初めて出展しました。

その名もホエー豚丼
ホエーとは乳清のこと。ヨーグルトとかを固めた後、放っておく時に出てくる黄色がかった液体のことです。以前やっていた「トリビアの泉」という番組に、この名前の面白さから取り上げられていましたね。
このホエー豚、子豚の頃からその乳清(ホエー)を飲ましており、そうすることで肉に柔らかさが増し、脂身には甘みが出てくるとのことです。


で、これがそのホエー豚丼。
豚汁と漬物付。
値段はやっぱり花畑の見える価格でした(爆)。<頭の中が真っ白になる1470円ですよ(コソコソ)。
・・・ささやき女将か(ギャハ)?



ただ、味はもう保証します肉柔らかい!しかもとろけるような味なのよ、これが。
脂身は本当に甘い味がするし、タレもまたそれを上手いこと引き立ててくれるんですよね。豚なのにあっさり。ギトギトしてても脂っこく感じないんですよ。不思議なことに。

そして付け合わせの豚汁もこれまた美味い。実にシンプルあっさりそこに入ってる豚肉も甘くて美味しい。

ちなみに、3200円程払えば、なんと並ばずとも生キャラメルが2個買えるホエー豚丼セットも販売しています


もし、他で食べたいと思ったら、北海道と東京の青山でしか食べられないという一品。他の地域に来たら、ぜひともご賞味あれ。

  
Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(6)TrackBack(0) 飲み食い系 

仮面男+日本全国の旅=レトロゲーム?

ゲームサイトの「ITmedia +D Games」で連載されているゲームコラムが書籍化されていたという話を皆様ご存知でしたでしょうか?
その名は「レトロゲームが大好きだ」
作者はゲームライターのゲイムマン
タイガーマスクや獣神サンダー・ライガー、はたまたこの前捕まったザ・グレート・サスケのようにマスクをかぶっている変わった人です(笑)。
発売はマイクロマガジン社
かつて「ゲーム批評」を発売して一大センセーショナルを起こし、現在はキルタイムコミュニケーションが連載していた「ユーゲー」(注:かつての「ユーズドゲームズ」と「ナイスゲームズ」を合併してできた雑誌)を発展させた「GAME SIDE」を出版している会社でもあります。
なお、左が昭和編・右が平成編。



内容はいわゆるレトロゲーム紹介なのですが、この紹介が一風変わっていて、その作品に出てくる人物や舞台、はたまた技の名称にゆかりの地を訪ねて、時にはその場所のシーンを作品内と比較しながら、はたまた時にはそこでプレイするといったことまでしていたり。そして時は、そのあまりのこじつけと強引ぷりに、読んでる人達は置いてけぼりになることもままあるのですが(笑)。

とはいうものの、ゲーム内容の紹介は丁寧ではあるものの、レトロゲームって何?という初心者だけでなく、やや知っている人にとっても少し骨のある本かもしれないですね。
というのも、時に出てくるそのマニアックな知識が必要な文言やゲーム業界の内容を知らないとわからない部分が散見されるからのです。
特に「ゲームセンターあらし」をよく読んでいないとわからない部分があるし、日本史や三国志のゲームが出てくる時には、その本や歴史の詳細がわからないとどうしても紐解けない部分があるわけです。


でも、その中でも思い入れのあると思われる記事には、その熱い思いがひしひしと伝わってくるし、またその詳細が非常にわかりやすくなっているなと。まぁ悪く言うとムラがあるんですけど、基本どの人間にも言えますよね(苦笑)。


ある意味コアユーザー向けともいえる本ですけど、ゲーム好きなら面白いんじゃないかなと思える一冊です。


なお、既存の読者にも対応できるように、(特に新しい事例が出た際に)一部加筆がしてあります

  
Posted by alexey_calvanov at 22:46Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

2009年03月08日

2009年、今年もあの季節がやってまいりました 中編

春を感じるものといえば、北海道物産展。
正確に言うと、春と秋の2回開催されるのですが、この時期には相当な客が大展示場にやってきて、膨大なカネが動くとのこと(松坂屋の場合7000万円とも)。
そのため、名古屋では4M(丸栄百貨店・三越百貨店・松坂屋・名鉄百貨店)およびJR高島屋では主要イベントの一つとして数えられるほどの人気イベントになっています。
その北海道物産展、名古屋ではまず松坂屋(矢場町にある名古屋本店)が先駆けて開催しました
開催は来週の火曜日(3/10)までですが、他に来た時の参考にとここで紹介を兼ねて。


まずは、以前にも紹介したかと思いますが、漬物屋の「北香」にある北海まめみそ
甘くてとても美味しいです。こってりとはしているものの、しつこくないので、ご飯と一緒に食べるのがオススメ。
少なくとも味噌好き名古屋人が嫌わないわけがない(爆)。


2番目は「山下水産」・「釧路小町園」にあるいか明太
他にもいか明太はあるんですが、ここのが一番美味しいかと。
甘みと辛味のバランスが絶妙。酒のつまみにもいいんですが、お茶漬けの具にしてもいいですね。もちろんご飯のおかずにも。


3番目は「函館珍味コーナー」にある甘エビの塩辛
塩辛の中では珍しい部類。甘えび以外にも米麹が漬けてあるこれまた珍しいもの。
塩辛のように塩辛くなく、甘えびの甘さが主になっていて食べやすいです。それほど生臭くもないので、刺身系統が苦手な人でも大丈夫かも。


最後は再び「山下水産」・「釧路小町園」のにしんの甘露煮
北海道では珍しい食材になったニシンを身欠きニシンにして甘く煮付けたもの
小骨の多いニシンではありますが、この甘露煮にすればそれほど感じなくなりますね(元々三枚おろしにしてあるためか、背骨はないのだが)。
そのままでも、ご飯と一緒でも、またそばに乗せてにしんそばにしてもいいでしょうね。




  
Posted by alexey_calvanov at 22:43Comments(0)TrackBack(0) 飲み食い系 

レコゲー2009 3月 ~決算期スペシャル~ 携帯ゲーム機編③

レコゲーPSP後編はすっかりPS3以前のソニー製ゲーム機の軸になってしまったギャルゲーの紹介。


今月一番の軸になるのが「Never7 -the end of infinty-」と「Ever17 -the out of infinity-」。
どちらも元々はKID発売の恋愛アドベンチャーゲームのシリーズ作品(通称「Infinityシリーズ」)で、どちらも『閉鎖空間からの脱出』がテーマになっています。
また、どちらも恋愛アドベンチャーというふうながらも非常にサスペンス色が濃く、また難易度の高い玄人向けの作品とも言われています。そのため、この2作品での追加要素としては、難解な用語の解説がされた用語集が追加されたり、シリーズ(Never7・Ever17・Remmber11の3作)を通して閲覧可能なシリーズ年表が追加されます。
なお、KIDの軸になっていたメモオフシリーズとInfinityシリーズは現在では発売元が分かれており、前者は5pb、後者はサイバーフロントからになっています。


3本目は「遥かなる時空(とき)の中で3 with 十六夜記 愛蔵版」
ネオロマンスゲームのひとつとしても数えられ、PS2で発売された「遥かなる時空の中で3」と「同 十六夜記」の両方が収録されたセット版
新規イベント追加およびエンディング後のエピソードも20本追加されています。
某サイトでは賛否両論渦巻いてるようですが、個人的には携帯ゲーム機で遊べるようになったのは、自由が利いていいと思いますし、もちろんそれに伴って安くなるので、今まで気にはしていたけど・・・という新規ユーザーの呼び水になるのではと思います。露骨といえば露骨ですが(苦笑)。


4本目は「この青空に約束を ~てのひらのらくえん~」
PCゲーム作品がベース。2007年にテレビアニメ化もされた作品でもあります。今回の作品はアニメ化された年に発売したPC版の移植であるPS2版をベースにしています。
ヒロイン達のキャストがPC版がベースに戻されており(なおPS2版はアニメ版がベース)、新ヒロインが追加されるという変更点が付け加えられています


最後は「羊くんならキスしてあげる☆」
雑誌E☆2(えつ)連載のイラスノベルトおよびマンガが原作の作品。キャライラストは「シスタープリンセス」で有名になったイラストレーターの天広直人さん。
以前プレイングドラマとしてブラウザゲーム(早い話がインターネット版ゲームブック)で展開されていたことがありました。
内容は、大きなお屋敷を持ちながら、お嬢様家族の失踪で無一文に近い状態になったその家族の娘である小学生のお嬢様に仕える主人公の高校生の執事が、下宿を始めたことで起こるドタバタ劇を舞台にしたノベルゲーム
今作はPSPを縦持ちにしてプレイ。しかも右利き左利き両方で対応可能になっています。
まるで本当に小説を読んでいるような感覚になっているばかりでなく、アニメ2クール分の26話のシナリオが収録されているとのこと。かなりのボリュームあるシナリオが用意されており、じっくり長く遊べる作品になるようです。
ちなみに、音楽は葉山宏治さんだったりする(笑)。どんな曲作るんだ・・・。しかも「零・超兄貴」と同じ発売日だったりもする(爆)。


携帯ゲーム機編 結論
DSに関しては、発売作品のブレが続き定められない状況。逆にPSPは、この機を狙ったのか大量に作品を販売。一気に囲い込みを計る模様。

本命・核のないDSは「スパロボK」と「セブンスドラゴン」あたりか。しかしどれも決定力不足
逆にPSPは幅広いジャンルとギャルゲーの両軸で展開できるほどの余裕がある。その中で最も最有力なのは「機動戦士ガンダム 戦場の絆」かなと。

  
Posted by alexey_calvanov at 21:02Comments(4)TrackBack(0) ゲーム系