2010年03月24日

邪聖剣ネクロマンサー アプリ版

今回紹介するのは、今まで必死になって解いていた(爆)、ある意味伝説のRPG。「夜一人では遊ばないで下さい」という強烈なCMでインパクトを放った「邪聖剣ネクロマンサー」です。


この作品は1988年にPCエンジン(以下PCE)で発売されたこのハード初のRPG
クトゥルフ神話をベースにしたオーソドックスながらもダークなRPGで、全般に重い雰囲気が漂っています。オープニングに出てくるH・G・ギーガーの影響を受けた(パッケージイラストは本物)衝撃的なイラストでド肝を抜いた人もいらっしゃったかと。
SFながらもこの作品と同じくダークなRPGとして有名になった「ファンタシースターⅡ 還らざる時の終わりに」といい、1988年・1989年はファミコンへの対抗とはいえ、こうも子供にトラウマを植え付けるような・・・

当時としてはきれいなグラフィックとクオリティの高いサウンドで鳴り物入りで登場したのですが、一番語られているのは、「モンスターの血しぶき」・「人を選ぶ内容(ダークファンタジー)」・「人を選ぶバランス」・「衝撃のエンディング」に尽きるのではないかと。
特にバランスの壊滅的な悪さは、マゾヒストな人以外は「これはひどい」と終始語られています

そんなこの作品も、iアプリを皮切りにau・ソフトバンクの3大キャリアに移植されました。
移植に際して様々な変更点があります。以下PCE版からの変更点。細かいところを挙げるとキリがないんですけど、とりあえず思いつく点をば。


①仲間を入れ替えられるようになった。
PCE版では一度決めたら固定だったこの作品、そのため組み方によっては拷問ともいえるバランスに(爆)。
ところが、アプリ版では仲間が入れ替えられるので、まずいと思ったら、スタートの街で変更可能です。ただし、仲間は預ける(もしくは連れて行くまで)と成長しないので注意。

②物価の若干の変更。持てる魔法の若干の変更。
若干安くなっています。また持てる魔法が変わっているそうです。

③大陸移動ごとに強制セーブ。
このため、「いいえ」にすると移動ができないので注意。これを利用してラスボス直前の街でセーブができる『裏技』も。

④魔法効果の変更。
例えば、ゲルニダンの魔法は、PCE版ではジャンプ先はパスワードを最後に取ったところだったのが、アプリ版では様々な街に移動可能に。

⑤病院の廃止。
PCE版にあった病院が廃止され、宿屋に統合される。そのため、セーブと回復が兼用できるようになった

⑥要所要所で中ボスが出るように。
これまで通りのところもありますが、PCE版以上に中ボス戦があることを覚悟しておいて下さい
まぁいい意味で平坦だった物語がドラマチックに、悪い意味ではさらにバランスが悪化したとも(苦笑)。
なお、重要アイテムにはラスボス前に出てくる『四天王』が現れます

⑦天空城のマップが大きく変更。
PCE版ではほぼ一直線の天空城が大幅に変わっています。舐めてかかるとあっという間に全滅です。また強制エンカウントが発生するのも大きな違いか。
なお、アプリ版の天空城は時計回りで進むような感じでよい

⑧装備品の追加・削除。
天空城にはミゲルヘルムという防具が新登場。逆に鍵があれば序盤のあたりで埋まっていたトレースが削除されている模様

⑨バーンの杖使用でバグる(爆)。
2回使えるようになると、ごくまれに1回しか攻撃しなくなることが。ゲーム進行上問題ないものの・・・。

⑩ケータイサイトに攻略ガイドが公開。
たいていこれがあれば大丈夫なようになっています。案外丁寧です。

⑪グラフィックがポップに。
ただし、フィールド画面のみ。戦闘画面は相変わらずのダークさ(笑)。


ちなみに対応機種ですが、2010年3月現在、auの場合、メーカー+型番号の機種には全く対応していません(泣)。今回攻略のために、前の機種を引っ張り出して遊んでおりました・・・。


感想なんですが、正直PCE版を遊んだことがないので、はっきりとした比較はできないものの、アプリでもバランスの悪さが目立つ手を抜いたか敢えて仕様でこうしたのかが気になるところ。その中で、エンカウントはかなりムラがあり、ひどいと一歩で出現(爆)。でも、頑張れば何とかなるあたりを好意的に捕らえるか作業だと捕らえるか
面白いつまらないかと言われると、なかなか難しいところですが、淡泊だと言われているシナリオはそう思ったほど気にならなかったのは率直なところ

なお、魔法に関してはほとんどいらない
使うキャラにもよりますが、必要なのは回復系3種(ライル・ゼライル・ゼライガス)・セルス(終盤で必要)・バルー・グラレム・ゲルニダン・エマイル・バラム・ザリム・ラミールだけ攻撃魔法はバーンの杖で終始代用すればOK(ギャハ)。移動時に使う魔法は主人公に持たせましょう。

そしてラストは、四天王の最初で相当苦労させられるだけで、最初を乗り越え(3人とも先手が取れれば非常に楽。逆に最初のラスボスに据えろよ(爆))れば、あとは一旦戻って回復を繰り返していくことでほぼ楽勝。


ネタバレになりますが、エンディングが終わると、オープニングで出てきたあの顔が不気味な一言(「土を掘り返すような音が・・・」)を言い残し終わります
実は、この一言が、続編のワンシーンになるんです!
というわけで、その過程は次回作「邪聖剣ネクロマンサー2」で明らかに(ギャハ)!


邪聖剣ネクロマンサー(アプリ版)
315円/月(ドコモ・ソフトバンク。auも4月からこの課金方式の予定。それまでは525円/ダウンロード)
クトゥルフ神話をベースにしたダークなファンタジーRPG。
悪魔に支配された世界を救うために、亡き王の遺志を継いだ通りすがりの旅人が、神をも恐れる邪聖剣ネクロマンサーを探しながら魔空王アザトゥースを倒す旅に出る。

昔の作品ゆえに、総じてバランスが悪いが、決して乗り越えられない壁というのは少なく、レベルと武器防具をしっかり整えれば何とかなる。そのため決して低レベル・タイムアタッククリアを狙ってやるものではないし、恐らく無理(笑)。

エンディングのワンシーンは、長らく議論の的になったが、続編のワンシーンになるのではないかという結論が出ている

なお、Wiiのバーチャルコンソール・PS3およびPSPのPS StoreではPCE版ベースの当作品が楽しめます

Posted by alexey_calvanov at 23:03│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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