2010年01月25日

あのネコとネズミはもう70年か・・・

昨日の記事を書いていて知った事実。


誰もが知ってるアメリカのアニメ(正確にはカートゥーン)「トムとジェリー」。
毎度毎度トムとジェリーが画面狭しとドタバタ駆け回り、叩かれたり潰されたりされているわけですが(笑)、あの2匹は実はもう上映から70年だったとは・・・。

この作品が作られたのは、何と1940年。これを実際の歳にしたら、あの2匹は今はよれよれのおじいちゃんなわけです(爆)。


ところで、この作品の第1作目は、先述の通り1940年なわけですが、この頃は丁度第2次世界大戦真っただ中
日本では日中戦争の最中で翌年には太平洋戦争が控えているという軍事色が濃くなるという情勢でした。無論ヨーロッパではナチズムが舞う中で、イギリスではナチスドイツの空襲にやきもきさせられる日々を、大陸ではナチズムの猛攻・圧政に怯える日々が続いていた頃です。

そんな中アメリカでは、この作品だけでなくディズニーのクオリティの高いカラーアニメが作られるほど、精神的に余裕のあったことがこれらの作品を見るにつけ改めて思わされるわけです。当時の戦力差に対して揶揄される表現でよく使われるものとして、「日本が竹やりで軍事教練をやっている頃に、アメリカは娯楽を楽しめる余裕があった」と言われることがありますが、あれを見せられれば納得せざるを得ない。


ちなみに、日本では単なる娯楽作品と見られる向きがありますが、アメリカでは年齢層によっては見られ方が違うようで
それは先の戦争の話と絡んでくるのですが、まず簡単に言えばプロパガンダ作品の位置付けがあるとされているからです。タイトル自身もアメリカ(イギリス)とドイツを表したものとされています。

また、社会風俗および社会風刺の面でも当時のアメリカを色濃く表したものになっているので、それらをを実は端的に表していたのではないかとされています。アメリカでは、そういう話はなかったことになっているそうですが、この作品のバックボーンを調べてみると意外にも戦争や社会への皮肉の影がちらついていたんだなとも・・・。



Posted by alexey_calvanov at 23:15│Comments(2)TrackBack(0) アニメ・コミック 

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この記事へのコメント
軍鶏鍋会の開催人さん>っていうか、センセ。センセでしょ。
今年の横浜もやはり(以下自主規制(笑))。
今年もダメなら、iPhoneに機種変更して身も心もソン(以下自主規制)。

そんなことはさておき、まぁ戦前のアメリカアニメは時にプロパガンダとして非常にわかりやすいものもあったそうなので。
オリーブがほうれん草の力を借りて云々かんぬんは見たことがあるような・・・。昔再放送が日曜の朝にやってましたからねぇ。朝早起きして見たクチです。
Posted by アレックス at 2010年01月26日 01:07
>アメリカのアニメ
まあ、アメもアメで戦時中にはポパイが日本の軍艦潰したりもしていましたが…
ちなみに作中のポパイは決して特異体質ではなく、誰がホウレンソウ食べても異常にパワーアップします(ホウレンソウを食べたオリーブがブルートを叩きのめしたり、オリーブが看護婦をしている病院に入るためにポパイがブルートの口にほうれんそう押し込んでわざとボコられたり…)
Posted by 軍鶏鍋会の開催人 at 2010年01月26日 00:27

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