今年の初出場は8組ということで、今まで以上に既存組が多いなぁと思って見ておりました。
そんな中でも、嵐や木村カエラさんといったニューフェイスが出て来られたわけですから、まぁよくわかってらっしゃると。特に嵐とSMAP・TOKIOなど総勢4組というジャニーズ勢が存在感を出せたことで、昨今落ち気味の同勢力の権威は維持できたんじゃないかなと邪推しております。
あ、でも嵐の番組は結構好きですよ。時間の関係で「宿題くん」と特番の日テレ系の番組しか見ていませんが、こんだけ面白いとは思ってませんでしたからね。もっと言うと、「宿題くん」は1回目から見ております（苦笑）。
いや、これらの出来事もそうですし、今回の紅白が60回記念ということでプレミアム紅白ということで、過去のVTRを流す構成がある、さらに今回で絢香さんがラストライブ（しばらくの間活動休止）になるというのもわかるんですが、もっと驚いたことがある。
いやね、過去にアニメソング歌ってたアーティストがその年の紅白に選ばれた（田村直美さん/♪ゆずれない願いの）例はあるものの、声優そのものがアーティストとして出場するのは初めてのことではないかと思われます（2005年に「ハッピー☆マテリアル騒動」で「ネギま」出演キャラが人気投票で50位につけてどうなるんだということはありましたが（苦笑））。
オリコンアルバム週間1位が決め手と言われていますが、「MUSIC JAPAN」ナレーションや特番出演、そして紅白デジタル応援隊に選ばれた（早い話がNHKで顔を売っていた）ことも間接的な原因かなと思っています。
でもデジタル応援隊に選ばれた際「まさかねぇ・・・（紅白まではなぁ）」という面持ちで見ていたので、まさに目からうろこでした。たまたまその日のNHKニュースを見ていなかったこともあったので（苦笑）。
よく、しょぼくなったとかスケールが小さくなったとか知ってる歌手が出てないとか言ってる人がいます。私の勤めてる会社の人はフォーク歌手が出てないとゴネてまして、「何でこうせつ（注:南こうせつさんのこと）出んのや」としきりに言って困ってます（笑）。
・・・そう言うんだったら、レコ大（注:日本レコード大賞。TBS系の音楽番組）とか「年忘れにっぽんの歌」（注:テレビ東京系・BS JAPANで放送の音楽番組）見りゃいいじゃないのと言いたくなってきます。
紅白はその年の〆の意味合いもあるのですが、基本的には今年を知る上で一つの指針になるもの、そして聞いてて飽きない曲ばかりなので、そんなに邪険にしなくてもいいと思うんですが・・・。どうも嫌悪感を抱いている人の中には嫌NHKが見え隠れしてるような気も・・・。
あくまで個人的感覚ですいませんが、ちょっと気になっているので。
