2009年10月26日

工藤、古巣復帰へ

横浜を今期自由契約になった工藤公康選手が、非公式ながらも西武が契約を検討していることが明らかになったそうです。どうやら西武以外は手を上げていないようで、このまま問題なければ西武への移籍が近日中にも決まりそうです。
西武の渡辺監督は「まだ決まっていないながらも、戦力として興味がある」と発言しており、渡辺監督としては来年の頭数に既に入れているようです。


大ベテランの選手をここまで欲しているのは、昔共に戦った温情云々というよりも長年の経験に裏打ちされる投球術と中継ぎ陣の崩壊があるからだと思います。
今年の西武は、昨年日本一を取ったチームには程遠いほど投手陣がガタガタ。特に昨年内にも指摘されていた中継ぎ陣の出れば打たれるというもろさが際立ち、抑えのグラマン選手や同選手がけが後に就いた小野寺選手に回せない、仮に回せても小野寺選手が火だるま・・・というふうでした。
工藤選手にはそのあたりの低調ぶりを打開するために(実質コーチ兼任で)招へいされたものと考えられます。


工藤選手に関して言えば、かつての投球力はもうとうに衰えていて、バッター1人を打ち取るのに難儀している感じが否めないですね。正直今シーズンで引退すべきとも思っていましたが、捨てる神あれば拾う神ありというのはこういうことを言うんでしょうね・・・。
実働28年。恐らく工藤選手としては最後の奉公の場になると思って、決まった際には頑張ってほしいと思います。



Posted by alexey_calvanov at 21:15│Comments(0)TrackBack(0) スポーツ 

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