2008年12月20日

ザ・コンビニDS 大人の経営力トレーニング

今回紹介するゲームは、「ザ・コンビニ」シリーズ最新作の「ザ・コンビニDS 大人の経営力トレーニング」です。

この作品、基本的にはとあるステージ(町)に店を出店し、そこに住宅や施設、教育機関などを誘致して町を発展させながら、更なる店舗規模拡大・新規出店やライバル店を蹴散らして、そのステージに与えられた目標を達成するというシミュレーションゲーム
今回のDS版の場合は、1年運営するという初心者向けのものから、売上1億円達成や粗利益1億円の達成といったベーシックなもの、さらには制限年度内に黒字を達成したりといった厳しいものもあれば、からあげクンの販売個数を競うという変わったものまで計10シナリオ(+隠し1シナリオ)


やることに関しては、店を立ち上げたら、住民にの要望に合った品物を並べて、店員の運営レベルを上げて売上を伸ばし、店を大きくしていく・・・という流れ。店が大きくなったら、置ける品物が多くなるので、より住民の顧客満足が上がってくるので、更なる売り上げ増が見込めるわけです。


で、今回DS版登場で(ケータイアプリを除けば)携帯ゲーム機初のザ・コンビニシリーズですが、デキはどうなのかというと・・・。

基本的に敷居は低めの設定。某ゲーム誌では初心者にとっつきにくいといわれていましたが、チュートリアルになるシナリオ1を繰り返し行っていけば自ずとわかってくるのかも。そのため、シナリオ前半は軍資金があることを上手く使って、複数店舗(ただし、1ヶ月の間には8人しか雇用できる人が出てこないので、最後のほうは味噌っかすをチョイスすることになりかねない(苦笑))を建てて一気にライバル店を囲い込みなんて荒業も使えるかと思ったら、ライバル本店も買収できるという禁じ手に近いこともできるわけで(苦笑)。
むしろ、大人の経営トレーニングを指すと思われる用語解説集がある意味蛇足
社長室というメニューモードもあるのですが、これもある意味蛇足のような・・・。店舗(現場)へ移るのがわずらわしいだけのように感じるんですけどねぇ。

町は相変わらずクォータービューで、見にくいんだよねぇ・・・。一応それを補うためにカテゴリーで色分けされた立方体風の平面マップがあるのが救いかなと。

そういえば劇的に変わったのが、店舗関連
なんと今回補充がない!そのため自動的に補充されます。
その代わり午前1時・午前9時・午後5時の3回しか自動補充されないので、お客の動きに微妙な影響を与えかねません。

あと、ザ・コンビニシリーズといえば、アンケートなんですが、お客の要望がわからないので、もう手探り
そのため大きい店で何でも屋ふうにしないといけないのですが、その肝心の店舗もそう大きくない大型店舗でも全ての商材が置けないばかりでなく、駐車スペースがこれまでのシリーズと比べても小さいので、すぐいっぱいになってクレームが立つ(その代わり影響はそう大きくない)。


新要素はナチュラルローソンが建てられるようになるのと、ミニゲーム、そして途中でプレイできるようになるローソン検定。
ナチュラルローソンはシナリオの後半で重要な要素になってくるので、ぜひ使いたいところですが、ローソン検定で8問以上正解しないと使えない。しかもローソン検定が結構曲者で、カルト的な問題が多くて閉口
で、このナチュラルローソンが他のコンビにより一番大きいのも困ったもの。だからといってそれを使っても全品揃えられないなんて・・・orz
もっと言うと、ナチュラルローソンは最大店舗の上ではなく、独立した店舗なので、作り変えたい場合、既存店をご破算にしてからでないと作れないのもどうかと・・・。

ミニゲームもよくも悪くも中途半端。
一つはレジ打ちなんですが、タッチペンでバーコードをこすって判別させるその格好が、昔勤めてたゲーム屋のスライタスペン式のPOSレジ打ち思い出して泣けた(爆)。あれゲーム中のと同様にすごく認識が悪くて(以下略)
もう一つのからあげクン作りなんてもっとシビア揚げ色を見極めてフライヤーから上げるんですが、油の色と渾然一体になっててワカンネ(爆)。気がついたら揚げ過ぎに・・・。いや、だってローソンのフライヤーって、からあげクンを定められた時間にタイマーをセットしてから揚げるんで、そんな(以下略)


とまぁ、言い出せばきりがないのですが、総じていえるのが、もっと煮詰めてから作品を出してほしいの一言。今のままでも遊べなくはないですが、面白いと太鼓判を押すまでには至らないなと。だからと言って某雑誌のクロスレビューが正当とも思えませんが(ギャハ)。
良作を出す日本一ソフトウェアの作品とは思えないくらいの作品でした。なので、ネームバリューで選ぶと手痛い目にあうかも。


ザ・コンビニDS 大人の経営力トレーニング
5040円

ザ・コンビニシリーズの最新作。シリーズで初めて携帯ゲーム機で登場。
これまでのシリーズ同様、与えられたシナリオを店舗拡張や町への誘致によって拡大していきながら達成していく。
一部仕様の変更があるものの、基本的にはこれまでのシリーズと変わらず、慣れたユーザーにはある意味とっつきやすいものの、地価が異常に上がるのが早かったりするので、これまでの戦略が通じにくい。さらに操作性とユーザーインターフェイスが若干使いにくいので違和感を感じながらプレイするハメになるかも。

総じて作りこみが甘く、全体的にブラッシュアップがもう少しほしかった。
あと、日本一から出ているディスガイアシリーズのキャラは一切出てきません



Posted by alexey_calvanov at 22:09│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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