2008年05月13日

レコゲー2008 5月 携帯ゲーム機編 後編

レコゲー携帯ゲーム機編の最後はPSPの作品紹介。
どうしても現行機のPS3と同じくらいのラインナップに寂しさを感じかねません
反転攻勢をかけるなら、今年ほどいい機会はないと思ってますが、DSのようなソフトにするネタがないのか、PS系作品の二番煎じは乗り気になれないのか、波に乗れない理由がいささか不明です。
そんな中、今回それを象徴するように「実況パワフルプロ野球ポータブル3」が野球シーズンから大きく外れた今月発売。何だかなぁ(嘆)。

まぁ、そんな後ろ向きの中のPSPですが、なぜか今回のオススメ作品はギャルゲーばっかり(笑)。まぁ、それでもPS・PS2で出た名作の移植なんですけど、高画質ワイド映像化されているので、ファンが納得できそうな作品になるのでしょう。


で、まず最初に推したいのは「CLANNAD」
PCでは珍しく全年齢を対象とした作品で、PC以外でもPS2で、ケータイでもiアプリ・S!アプリで移植され、今年7月にはX様でも移植予定
また積極的なマルチメディア展開がなされており、ギャルゲー系作品では珍しく劇場版としての公開実績を持っている。この作品、ミニシアターでの観客動員ランクで1位を獲得する実績も併せ持っており、人気の高さを窺い知れます。
もちろん、この劇場版以外にもテレビアニメ・小説・コミック・ドラマCD・スピンオフ作品(「智代アフター」)などと充実。作品の広がりもギャルゲーの中では随一ではないかと思います。

さて、今回の最大の特徴は、先述のとおり、高画質ワイド映像化16:9の比率で作り直しがされています
7月に出るX様のバージョンは家のテレビを液晶テレビといった高精細なモニターテレビにしないといけないため、かなり敷居が高いのかなと思いますが、このPSP版の場合なら、約2万の本体+ソフトだけでハイクオリティな作品が楽しめるので、コスト的にも安上がりなのかなと感じます。おまけにいつでも楽しめて手軽ですし。


そして「メモリーズオフ」・「メモリーズオフ2nd」
今月以降、最近公式サイト上で発表された新作「メモリーズオフ6 ~T-wave~」、そして来年がシリーズ開始10周年になることを意識してか、1~5までがリバイバル販売される模様
この作品もマルチメディア展開されていますが、珍しくアニメはOVAのみで、テレビアニメ化は未だになされていない。
この作品も高精細ワイド画像化されるのは初めてになる。

新要素として、「メモリーズオフ」では、主人公の中学時代を触れた作品でネオジオポケットカラーでしか発売されていない幻の作品とも言える「メモリーズオフピュア」が同時移植
「メモリーズオフ2nd」では、主人公とヒロインの出会いを描いたシナリオもプレイできるとのことらしい。
双方共通要素として、後日談が語られるアフターストーリーが収録されており、どちらも未クリア状態からでもプレイ可能。なお、ライトノベル式になっている。


携帯ゲーム機編 結論
DSは個性豊かかつ任天堂らしい行楽・帰省時のお供の間隙を縫って遊んで欲しい意図が垣間見えるからか、充実したラインナップ。プレイする側としては非常に悩ましい。
逆にPSPはソニーハードに伝播したとしか思えない春のギャルゲー・乙女ゲーまつりで固められ、こちらは対象層を限定した格好になってしまっている。もちろん他の作品もあるので一概には言えないものの、インパクトの弱さは否めない。



Posted by alexey_calvanov at 23:24│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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