2007年11月15日

冬の新機種出揃う2007 ドコモ編②

ドコモ編、次は905iシリーズのサブネーム付のケータイ紹介です。


6:VIERAケータイ P905i
HSDPA・ワンセグ・国際ローミングを持つケータイ。同社のテレビVIERAの技術(モバイルPEAKSプロセッサー)を応用した。
510万画素の手ブレ補正つきオートフォーカスカメラを搭載。メガアプリ「リッジレーサーズモバイル」がプリインストールされている。シリーズ唯一のBluetooth対応。
機種は縦だけでなく横にも開くことができ、横画面でゲームアプリやワンセグ、Windows Media Video対応の動画が楽しめる

個人的感想
まず目を引くのがWオープンスタイルと呼ばれる縦/横両方に開くスタイル
W44Sと全く原理は一緒なのだが、それと違いヒンジの部分が目立たないようになっていて違和感がないW44Sではよくヒンジ部分の破損による故障が目立っていたが、今回に関してはそれは少なくなりそうだ(ちなみにITmedia mobileの写真を見てもらうとわかるが、縦横両方開けた時は、往年のFOMAモデルP2102Vを半開けして90度ひねった時に似た形になる)。
横に開けた時の見た目は、ちょっとしたモバイルパソコンのように見え非常におしゃれ。ただ、ワンセグ等の視聴には向いているが、ゲームプレイには少々難ありかもしれない


7:VIERAケータイ P905iTV
P905iと同じく同社のテレビVIERAの技術を応用したスライド型ケータイ。ケータイ(PDAケータイ除く)の中では最も大きい3.5インチワイドVGA液晶搭載

個人的感想
P905iでもテレビ的になって驚いたが、今回のここの機種はいかにもテレビというモデルに仕上がっている。下手な見方をすれば、EM ONE(注:イーモバイルのケータイ)のようなPDAケータイに思えてならない
テレビ機能に特化しているということで、ドコモとしては久しぶりのセット販売となるステレオスピーカー付卓上ホルダを使うと、よりこのケータイが映えるところが憎らしい。
内蔵/外部アンテナによるダイバシティアンテナ搭載で受信能力もさらに高くなので、家の中では見えない・・・何てことも解消されそうだ。
ただ、あまりにテレビに特化しているので、カメラは現在の平均的な画素数である200万画素に落ち着いている
また発売が来年の2~3月頃になるので、多機能なものがほしいとかそこまで待てないという人にはP905iのほうがいいのかもしれない。


8:AQUOSケータイ SH905iTV
ディスプレイ部分が90度回すことで横向きになるサイクロイド型ケータイ。ドコモ発のシャープとしては初めてAQUOSの名を冠した。
3.2インチワイドVGA液晶になったばかりでなく、これまでのシリーズで最も薄い18.9mmになった。
またSH905iにも搭載していたドルビーサラウンド・TIOUCH CRUISERにも対応

個人的感想
今まで『シャープのテレビ付ケータイ=厚い』という印象だったが、今回は前機種から5mm以上薄くなった(注:前機種は24mm)。
またこれまでの角ばったイメージからやや丸みを帯びたイメージに変化。全体的にソフトなイメージ作りに終始しており、女性層の獲得を狙っているのではないかという節が見られる


9:Cyber-shot SO905iCS
同社のカメラ部門サイバーショットの技術を応用したスライドケータイ。510万画素のカメラを搭載。機能的には高輝度LEDフラッシュ・顔認識オートフォーカス・手ブレ補正・光学3倍リニアズームレンズなどを搭載。
決定ボタンはソニーの伝統ジョグダイヤル(+JOG)になっている。

個人的感想
基本的機能はSO905iと同じ。違うところはワンセグがないのとカメラ機能に特化した点。
そのカメラ機能は、非常にソニーのデジタルカメラであるサイバーショットに遜色がないばかりでなく、ブログ投稿やGPS位置情報を乗せられるなどケータイ独自の機能も併せ持ち、非常に楽しみの幅が広げられる。特に後者はコミュニティツールとしてネット上で公開されるようなこと(かつてのauが行っていたDUOSNAPのよう)になれば、非常に強力な口コミ情報源になるかもしれない。
それ以外の機能としては外部メモリがmicroSD、+JOGであることを除けばSO905iと同じ
もし同じ画素数だけ見て、多機能なものがいい、あるいは時期的な問題(注:発売が来年1~2月)で・・・ということであれば、先んじるであろうNやPのほうがいいのかもしれない


10:N905iμ
薄さに特化したμシリーズの最新作。90xシリーズでは初となる。
最薄部が12.9mmながらも905iシリーズの新機能をワンセグを除いて全て搭載。イヤホン装着時にはヤマハサウンドによる臨場感豊かなサウンドが楽しめる。

個人的感想
90xシリーズに満を持して登場したμシリーズだが、非常にシンプルになっているので、果たして90xシリーズで出すべきだったのかが疑問。せめて薄さ以外で何か特化したものをさらに加えれば面白い存在になったのかもしれないだけに残念(ちなみに、薄型ワンセグはソフトバンクのサムソン電子モデルが達成している)。


次回は705iシリーズの機種紹介予定。



Posted by alexey_calvanov at 23:27│Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

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