2007年10月24日

国語辞典にサザエさんやウルトラマンって・・・

今度出される国語辞典の一つ、広辞苑の最新版で10年ぶりの改訂が行われるそうです。
その中には「ブログ」・「顔文字」のように一般名詞化した言葉のほか、「イケメン(いけ面。注:カッコいい男の意味)」・「うざい(注:うっとうしいの意味)」・「ニート」のような若者中心に流行っているに近いような言葉も収録されるようです。

しかし、もっと驚いたのが「サザエさん」や「ウルトラマン」といった『言葉』が掲載されるということ。
本当に掲載に至ったのが不思議でならないのですが、あまりそこで騒ぎすぎると、キチ・・・もとい『熱狂的ファン』(笑)が大騒ぎしかねないので、どうしてそう思ったのかだけ書きます。


というのも、いくら百科事典を兼ねてるとはいえ、国語辞典なのだから、今回選外にされた「クールビズ」や「萌え」、「イナバウアー」のような一部にしか支持されていない言葉や流行語的言葉を載せたほうがまだ意義があると思うんです。
別にサザエさんやウルトラマン、そして今まで同じように載ってきた歴史上の人物や作品を否定しているわけではありません
ところが、それらは百科事典や歴史人物事典に載せるものであって、国語辞典に載せるのはふさわしくないんじゃないのかなと思うわけです。

じゃあ、前述のニートやうざいとかも新語流行語辞典だけでいいんじゃないという人もいるかもしれません。
確かにその通りです。でも、日本語というのは極めて流動的で栄枯盛衰も激しい。広辞苑の中には既に死後の言葉も幾千・もしくは幾万とあるわけです。
広辞苑は近現代の日本語の歴史を知るにあたって重要だと思います。現にニートは既に一般名詞化しつつありますし、うざい・きもいはもう若者の中では一般形容詞になってます

そういえば、英英(もしくは英和)辞典の中にはスラング(俗語)の意味もよく載せてますうざい・きもい等の若者言葉はスラングみたいなものと捕らえれば、立派な掲載対象になるのではないのかと改めて思います。
だからこそ、一般名詞等・俗語にもならない作品名や歴史上の人物等のものはなるべく国語辞典ではなく、より専門的な事典に載せるべきだとやはり改めて思います。


ともあれ、理由は何であれ、新しく載った言葉はやはり日本人の中で重要な地位を占めた言葉のだから、大切に敬意を持って扱うべきなのかもしれません。



Posted by alexey_calvanov at 22:56│Comments(0)TrackBack(0) etc 

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