春の新アニメ、2回目の今回はCBC×GONZO製作の「ロミオとジュリエット」の紹介です。
元々はウィリアム・シェイクスピアの同名作品をベースにし、そこにファンタジー色を加味したオリジナル色の強い作品に仕上がったものになってます。月刊Asukaでのマンガ連載もあります。
あらすじは(以下PCではイタリック体で紹介)。
空中浮遊都市ネオヴェローナ。かつてはキャピュレットー家が治めていたが、14年前、この治世に快く思っていなかったモンタギュー家がクーデターを起こし、その結果、キャピュレットー家は惨殺された。たった一人を除いて。
時は流れ、ネオヴェローナでは「紅い疾風(かぜ)」と呼ばれる剣士が、圧政に苦しむ市民の味方としてモンタギュー家と戦っていた。
その正体は、性別を偽りキャピュレットー家狩りから逃れていたたった一人の生き残りジュリエットであった。
ある日、モンターギュの息子であるロミオは、兵士に追われていた「紅い疾風」を助けることになった。その時の胸の鼓動に戸惑いを隠せないジュリエット。
そんな運命のいたずらが、何の手違いか、城の仮面舞踏会に連れて行かれ、そこでロミオと再会することになる・・・。
というふう。
で、見た感想ですが。
キレイだわ。初めてCBCが深夜アニメでハイビジョン放送を行ったせいか、アナログの放送でも結構キレイ。無論ワンセグでも無茶苦茶キレイ。
話の展開も非常にわかりやすく、原作を知らなくても十分に楽しめる作品だと思いますね。
今のところ悪い点は見当たらないなとも思えた。
GONZO作品はデキの良し悪しがハッキリわかると揶揄されることもありますが、少なくともCBCとのタッグの場合はいいデキに終わると確信させられました。
もしデータ放送が受信できる場合、CBC・TBSではプレゼント等がもらえたり、登場人物紹介が掲載されているサブ放送が行われているので、機会があれば見てみるのも良しかと・・・。
そういえば、同じシェイクスピア作の同名作品がイギリスで日本のマンガ風な作りになっていて、どうもそれが東京を舞台にして、キャピュレットー家とモンターギュ家がヤクザで構想を繰り広げるという設定下で描かれたものらしい・・・(マンガ・シェイクスピア・シリーズとして「ハムレット」も発売)。
個人的にはこっちのほうも読みたいなと。