2007年01月29日

2007年春の新機種出揃う ソフトバンク編 前編

春の新機種、続いてはソフトバンク編です。


ソフトバンクのポイントとしては、ソフトバンク間(1:00~21:00まで)の電話・メールが無料で、その他のキャリアとの間では42円/分(21円/30秒)になる月額980円のホワイトプランに、さらに月額980円(すなわち合計月額1960円)支払えば、他キャリアとの間の金額が21円/分(10.5円/30秒)になるWホワイトが始まるといったところだろうか。
それ以外ではYahoo!の子供版「Yahoo!きっず」がコドモモバイル 812Tで始まるということが目立つくらいで、サービス面ではこれと言って目新しいものはない

ところが端末面では、20色のカラーバリエーション・国内最薄ワンセグ搭載機・そしてQWERTYキーボード搭載のPDA型端末他にはない個性的なラインナップに仕上がっている
なお、既にコドモモバイル 812Tは冬の時点で発表されているので、ここの紹介からは省いています。

では、前編は国内機種を中心に。


①911T
ソフトバンク3Gのハイエンドモデル。ワンセグ・3インチワイドVGA液晶・324万画素の手ブレ防止機能付オートフォーカスカメラ・Bluetooth・FeliCa、そして最近始まったばかりの3Gハイスピードまでも付いた『ほぼ全部入りケータイ』

個人的感想
東芝の同じような機種としては、auのW52Tがあるが、その機種よりも4mm強薄い17.9mmの中に収めたという点だけでなく、高速通信できる機能までも収めている点では、その他の機種と比べても非常にアドバンテージの高いものに仕上がっている
また数量限定ではあるが、Bluetooth機能付のサングラス型特性イヤホンレシーバーとのセットもあり、これも魅力的な機種を引き立て、既存ユーザーだけでなく、新規ユーザーの購買意欲に拍車をかけそうな勢いが出るかもしれない。


②812SH(ホークスケータイ)
今回の春モデルの中心になる機種。カラーチャートでおなじみのPANTONE(パントーン)とのコラボレーションモデル。その色展開は極めて異例の20色+特別色
内訳はブラック・ホワイト・メタルブルー・パールピンク・シルバー・ライトブルー・パープル・オレンジ・ピンク・レッド・ゴールド・グリーン・グレー・ブルー・ミントグリーン・ビビッドピンク・ネイビー・イエロー・ブラウン・ベージュ、そして特別モデルになる関連会社の福岡ソフトバンクホークスバージョン(ベースはホワイト)の1色。
サブディスプレイ上でもすぐメールが読めるメール速読ボタンが付いた。

個人的感想
とにかくありとあらゆる色が揃っているので、どれか必ず欲しい色があるといった状況になるだろうが、逆を言えばいらない色はいつまでたっても売れ残り、大きく在庫を抱え込みかねない懸念も存在する。
ホークスケータイに関しては、端末表面にはロゴが刻まれており、内蔵コンテンツとして、限定カスタムスクリーンや着メロ・各選手の応援歌などを用意しているので、ファン必須で喜びそうなケータイになりそう。恐らくたくさんは生産されないと思われるので、お早めに。


③813SH(813SH for Biz)
ベースは多色展開している812SH。その812SHにカメラ機能を外したもの。
さらにビジネスモデル面を特化し、セキュリティを強化したのが813SH for Biz。

個人的感想
上の通り、ベースは812SH
813SHと813SH for Bizとの違いは、

・外部メモリの搭載有無(813SH for Bizは外部メモリ非対応)
・外部メモリや赤外線ポート、Bluetooth通信を介してのデータ通信・メールへのファイル添付機能の非対応
・個人販売もあるか法人チャンネルのみか(813SH for Bizは法人のみ)


等がある。
色はビジネスで使うということもあり、非常に落ち着いた色のみ。


④813T
薄さ20mmのコンパクトボディながら、GPS・PCサイトブラウザ・320万画素カメラを搭載。また、使いやすいドームキーになっており、シンプルモードも搭載。PDC端末でも好評だった、メールが来るとすぐ読むかどうか決められる今すぐ読メール機能やくーまんが搭載されている。

個人的感想
イメージとしては、かつてauで出ていたW45Tやソフトバンクの811Tに近い。その2機種をさらにブラッシュアップして改善を加えた機種。
すっきりとしたメタリックなデザインは男女を問わず対象年齢の中高年層よりも若年層にウケそう


⑤706P
パナソニックのケータイ第2弾。ワンプッシュオープン機能を搭載。新たに表面処理を施し、よりデザインを洗練させた。

個人的感想
基本的な機能は705Pと変わらないため、違いが見えにくい。逆に言えば、それだけ完成された機種といえるかもしれない。


⑥706N
前モデルよりもより滑らかでつやかかな機種になった。
また、メールのユーザーインターフェイスの変更やキーイルミネーションの彩度が向上している。

個人的感想
これまた昨年末に出たばかりの705Nと変わらない雰囲気が漂っている
ただ、大きな変化としてメールのユーザーインターフェイスが変更された点。もしかするとNEC独特(どちらかというと世界標準寄り)のものがシャープや東芝の日本産のそれに近づいているかもしれない


次回は海外モデルの紹介予定。



Posted by alexey_calvanov at 21:02│Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

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