中編では残りの903のスタンダードシリーズとワンセグモデルの紹介です。
⑤SH903i
回転2軸式のケータイ。「AQUOS」で使われた液晶を搭載。
また高速赤外線通信「IrSimple」も搭載。さらに静止画以外にも動画もメニューに組み込める。
メガiアプリ「モンスターハンターi」がプリインストール。3種類のミュージックプレイヤーが唯一使える。
個人的感想
一番早く発売されていながら、一番機能的には最強ではないかと思われる。
ナップスター(WMA)・SDオーディオ・AACのいずれも使え、しかも着うたフルにも対応しているのは、音楽ケータイとしては最強ではないだろうか?
液晶もキレイで、カメラも320万画素ある。MNPで乗り換えた時に一番欲しい機種なのもうなずける。オススメ。
⑥SO903i
ケータイでは初の3インチ液晶搭載(W-ZERO3・X01HT等のPDAモデルは除いて)。またその液晶には、ソニーグループのテレビ液晶「BRAVIA」で使われた液晶を搭載している。
ウォークマンの音楽再生機能も組み込まれ、省電力で長時間再生できる。
本体メモリーも1GBあるが、外部メモリも対応。しかも、メモリースティックDuoだけでなく、miniSDにも対応できるようになった。
個人的感想
まず言えることは、ソニーグループが全力で協力したケータイといえるだろう。
本体では、音楽プレイヤー関連がウォークマンの技術をフル活用。
液晶では、前述の通り、テレビ関連が惜しみなくBRAVIAの技術を導入。
プリインアプリはSCE関連が「みんゴルモバイル2+ for SO」を入れたり・・・。
とまさしくソニーの見本市になっている。
それ以外で注目なのは、メモリースティックDuo/miniSDのハイブリット対応。
ソニー以外の機種からの機種変更での最大の懸念事項だった外部メモリの違いをやっと克服できたのだと思う一方、事実上の外部メモリでの敗北宣言とも受け取れなくはない。
⑦SH903iTV
SH903i同様、液晶に「AQUOS」の技術を使用。またドコモ初のサイクロイド式(折りたたみでかつ90度横に回転)でもある。
個人的感想
液晶も3インチあるので、迫力も十分。テレビ見ながらメールも送れるので、ながら書きも可能。
・・・デザインはソフトバンクの905SHと全く同じみたいなので、ひねりがないと言えばそうですが(汗)。
⑧P903iTV
ワンセグモデルを初めて投入したパナソニックの後継機。
デジタルノイズリダクション機能や記憶色・環境光補正機能が付いて、画質が向上。また受信感度もさらに向上した。
また、外部メモリにテレビ録画が可能になり、PC上でも再生できるようになった。
個人的感想
高機能なのに、テレビ再生が最大6時間可能なのは素晴らしい。
P901iTVでも採用されたスイッチ・ビューアスタイルもそのまま採用され、形もスタイリッシュになった感が見える。オススメ。
⑨D903iTV
ケータイ初のスライド式ワンセグ対応機種。
薄さが19.5mmとワンセグ対応機の中では薄い部類に入る。
スピードセレクターがテレビチャンネルのセレクターに利用可能。地デジ用アンテナはイヤホン付アンテナやストラップつき外部アンテナで対応。
個人的感想
意外に色合いも派手で、スライドとしての存在感を色濃く表している。
アンテナが内蔵式ではないので、付け外しが少々面倒に感じるかもしれない。
内部メモリも大きく、また横で見る時にも楽な設定になっているのは好感触。
後編に続く