秋の新アニメ、第3弾はオーガスト原作のアニメ「夜明け前より瑠璃色な -Crescent Love-」です。
先程も言いましたが、原作はオーガスト発売のPCゲームからです(しかもエロゲーなのは内緒だ(爆))。
ちなみに、12月にPS2へ移植される予定です(無論『毒』は抜かれるが(爆))。
ストーリーはこういうふう(以下PCではイタリック体で表記)。
近未来。月に移住した人々が作った王国、スフィア王国と地球連邦との間に戦争が起こった。互いが死力を尽くした戦いの果てに残ったものは、癒しがたい深い心の傷と、両国間に横たわる緊張状態だけだった。
それから少し先のある日。月との唯一の窓口である「満弦ヶ崎中央連絡港市」で、地球連邦大統領とスフィア王国駐在武官兼秘書官とで秘密の会談が行われていた。
この会談はそこに住む朝霧達哉の平穏な日々に大きな変化を与える。
なんと、彼の従姉(いとこ)かつスフィア王国駐在武官兼秘書官の友人で、大統領首席秘書官でもある穂積さやかの家(達哉の自宅でもある)に、月の王女フィーナがホームステイ(留学)することになったのだ。
突然の出来事に放心状態になる達哉。しかし、彼女に会ってみると、不思議と懐かしさを感じるのだった。その思いは彼女も同じく・・・。
作品の感想としては、作品の随所にコミカルさが散りばめていて、ホントに2国間の緊張状態があるのかがわからないくらいのほほんとした流れ。
特に通常(シリアス)画と2頭身画とのギャップが面白い。
ギャップというと語弊があるかもしれないが、ここで言うそれは作品のムラを指すのではなく、作品の大きな緩急が見事に表現されているという意味だと捉えて欲しい。
漫才でいうボケとツッコミ的ノリが見事に生きているいい作品。見てて飽きませんでした。こりゃ非常にオススメです。
秋アニメは地雷が多いという話ですが、今見てる中ではいい作品が多いように感じますね。