「今日の出来事」が始まるまで時間があったので、久しぶりに「ワールド・ビジネス・サテライト」を見た。
そこで、子供目線でヒットを狙うを特集していた。
子供目線で見た大人の世界という展示会がまず紹介され、子供目線になると、家にある3人掛けのソファーもバカでかい四角く細長い台になるし、テーブルも高いしイスも高いので、子供では足が地に付かない。当然食事が出されれば犬食いになる。コップも大きすぎて飲み口がおでこに当たる。
机もジャングルジムのごとく遊び場になり、子供のためにと買ったぬいぐるみも実は大きすぎてかわいくない・・・といったふう。
西武百貨店池袋本店で13日までやっているようなので、行ってみようかと思う。丁度東京まで行くし。
閑話休題。
その特集の中で、丁度去年の今頃大騒ぎになったあの「いちごミルクソーセージ」の話題が出てきていた。
ニッスイの方いわく、やっぱり苦戦していたとのこと。
そこで、3月に味を変更。なんと、いちご果汁1.5倍・いちごフレーバー2.5倍といちご風味を増し、さらに練乳を加えたそうだが、あえなく7月末に生産終了。現在残っている在庫でおしまいのようだ。
逆に「15種類の野菜と3種類の果物が入ったソーセージ」は売上好調だそうだ。
これを見て思ったことは、子供の視点に立って作ろうということを意識しすぎると、逆に子供にそっぽを向かれてしまう。だからといって大人受けするものは子供にとっては、単なるつまらないものか危険を伴う魅力的なものになってしまう。
だから、子供にウケがいいものは、大人が使っても(または食べても)いいものでなければならないのだと思わされた。
「いちごミルクソーセージ」が散々な結果に終わり、「15種類の野菜と3種類の果物が入ったソーセージ」が好調だったことを考えれば明らかなのかもしれない。