2011年04月02日

レコゲー2011 4月 据え置き機編 後編

さて、ここからはPC作品の紹介です。
いつものとおり、18歳未満のよい子のみんなは、読んでもいいけど買っちゃダメ
読 ん で も い い け ど 買 っ ち ゃ ダ  メ 。


読んでもいいけど


買っちゃダメ~!



東日本大震災(注:4/1付閣議で東日本大震災が正式名称になったため、以後は東日本大震災のみの表記になります)の影響で、PCゲームも発売延期になる作品がいくつか登場していますが、PCゲームの場合は、マスターアップしましたと書かれていない限り、ホントにその理由で延期したのかが怪しいからなぁ(苦笑)。もっとも、マスターアップ発言そのものも怪しいが(爆)。
しかし、チュアブルソフトの「アステリズム」が、(偶然ながら)震災地域をモデルにした舞台だったため、発売の中止を決め、かつ本社(開発スタジオ)が水戸にあったことからスタッフの中には活動できない状態にあり、会社存続そのものが危機的状況に陥っているのだそうな。こういったこともあるため、決してPC作品も楽観視できないわけです。コンシューマーゲームを制作している会社以上にPC作品を制作している会社は自転車操業をしているともいいますし、中には同人上がりで基盤が脆弱(ぜいじゃく)な会社もありますし・・・。


そんな状況の中で、PC作品を見ていきます。
震災の影響もあって、ラインナップも若干少ない感がありますね。しかし、大作が残ったことで、売り場の核は作れるんじゃないかなと思います。


その大作とは、大帝国
PCゲームでは最古参の一つであるアリスソフトが手掛ける地域制圧型のシミュレーションRPGになります。
あらすじは、他の惑星に行くのに数百年かかるのがワープゲートの確立で星間の距離が縮まり大航海時代が始まったが、同時に国家間の戦争も発生する事態になった。
そして、宇宙は3大帝国の支配になり、大規模な世界大戦の危機に陥っていた・・・というふう。
内容としては、オーソドックスなシミュレーションRPGになっているものの、作中の随所にイベントが発生するというふうになっています。
なお、この作品はダウンロード販売の予定もあります。

続いては、SHUFFLE! Love Rainbow
2004年に発売されて以来、スピンオフ・アニメ化・コンシューマーへの移植を果たしている作品。今作は2009年に発売した「SHUFFLE! Essence+」で登場したリシアンサスとキキョウがメインの後日談になっています。
長い間支持されてきた人気作。関連作品の一つである「俺たちに翼はない」がアニメ化もされるので、そういった面で盛り上がってくるのかもしれません。

3本目は、relations sister×sister.
父親の下で育てられた主人公。ある日、父が再婚をすることを告げられ了承したものの、再婚する段になって驚きの事実が発覚する。何と、再婚相手の母親には2人の子供(1歳年上と1歳年下になる姉妹)がいたのだ。
このことで、主人公は姉と妹を持ったものの、同時に幼馴染みやクラスメイト達にも何かあるんじゃないかと動揺を与えることになり、すさまじい恋のバトルへと発展しかねない状況に・・・というふう。
見た目の絵に反して、コメディ風な作品になるのかもしれません。


その他作品としては、以下のよう。

その1:「プライマリーステップ
パープルソフトウェアの関連ブランドであるパープルソフトウェア・ディライトから発売される恋愛シミュレーション。
仕事の都合で一人暮らしをしている主人公が、両親の都合で転校を告げられ、徐々に同じアパートに住むヒロイン達に影響し・・・というふう。
日常から沸いてくるヒロイン達の思いを上手く交錯できると面白いかもしれませんね。

その2:「神楽早春賦
新興ソフトハウスのでぽの巣製作所から発売されるRPG(ローグライクゲーム)。神楽シリーズの最新作になります。
ゲームの内容もいいデキということで、今作も期待できそうです。

その3:「もろびとこぞりて
バイオリンを弾く意義を見失った主人公が、学園の歌姫と出会うことで、その意義を見つけ出すために動くという学園モノです。
きれいな背景の中に描かれた青春群像劇になりそうです。

その4:「恋ではなく-It's not love,but so where near
日本海に面する古い街、山形県酒田市で過ごす主人公。幼馴染みの卒業までに映画作品を作りたいという要望と主人公自身の心の整理と相まって、やがてその動きは学園の映像関係の部活・同好会を巻き込み、山形県に浮かぶ離島の飛島でロケを敢行する。
仲間たちと過ごすことで起こる様々な葛藤。その先に描かれた結末とは・・・というふう。
PC作品の中では(シナリオ面で)かなりハードな部類になりそうで、純粋な青春群像劇になりそうです。売り上げ次第ではコンシューマー化されるかもしれません(いや、これはすべき)。


据え置き機編 結論
震災の影響で様々な作品が延期になる中、何とかある作品で回していきたいところ。
コンシューマーに関しては、大きく売れる作品は少ないものの、好事家向け作品が出てくるので、そのあたりで売り上げを伸ばしていきたい
PC作品は、大きな作品が出ることが決まったので、そこを軸にしたい


次回は携帯ゲーム機編です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

Posted by alexey_calvanov at 21:29│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

この記事へのトラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字