2012年06月18日

1年経った被災地を巡る 高速路線バスの悲哀編

1年経った被災地を巡る、最後は代替や元々あったルートで活躍する高速路線バスについて思ったことをば。


震災から1年経過したとはいえ、鉄道の復旧はおよそ半分くらいで、中には数年以上復旧が難しいのではないかといわれる路線や、このまま廃止になるのではないかという路線もあります。
そんな被災地を巡る際、お世話になったのが高速路線バスと代替バス仙台からもいくつか出ているので、気仙沼と共に拠点として活躍しました。


しかしながら、その高速路線バス・代替バスともお世辞にもいいものとはいえない部分が散見されました

まず高速路線バスは、乗合制であり事前予約なしで乗れるという点一見事前予約なく乗れるというのはいいことに見えます(実際、飛び込みで乗れるので、煩わしさがないのはメリットでもある)
しかしながら、元々の本数が非常に少ないため、序盤で満員ないしは8割型埋まるという事態になってしまうため、後から乗りたくても乗れないという事態が多かれ少なかれ発生しているようです。
実際、それを痛感したのが帰りのバス
この際、石巻駅からではなく、1つ前の中央三丁目から乗ったのですが、その後の石巻駅で大量の待ちが発生しており、補助席を使っても取りこぼすという事態になっていました。そのため、もう2つ停車して乗せるはずが全く乗せられないという事態になり、時間のロスばかりか、乗りたかった人が乗れないというふうにもなっていました。
中でもイオン石巻で待っていた女性は2本(時間にしておよそ1~2時間ほど待たされる格好になる)乗れなかったらしく、係員に詰め寄るシーンも垣間見ました
たまたま休み時だからこうなったという側面も否めないものの、もう少し考えた運行をすべきだと思います。石巻~仙台の直通ルート(鉄道)がない今、細やかな代替ルートを設定して、なるべく復旧した鉄道へ誘導する(その際、乗り継ぎ券で安く抑えるという点も追加して言わなければならないかも)というのも一つの手ではないのでしょうか。

もう一つは、全く乗っていない代替バス。特に南三陸町から乗ったバスは2人という、どう見ても採算取れてないだろうと思えるほどの有様でした。
バスの人を増やす方法はなかなか難しいものがありますが、積極的に運行情報を住民に知らせることと、他の代替バスとの連携を深めて、できるだけ多くの人を運べるようにした方がいいのではないかと思います。


公共交通機関の偏りは、同時に復興への妨げにもなりかねません。できることなら、需要の多い便は時期に合わせて臨時便や細やかなルートを増やしてできるだけ捌けるようにすればいいですし、需要の少ない便は単純に減らすのではなく、いかに増えるように持っていくかを考えなければならないでしょう。


1日でも早く、東北の復興が進みますように・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:47│Comments(0)TrackBack(0) とっくしゅ~で~す | 真面目なモノ

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