2013年01月31日

あっという間に企画終了?

世の中、録音・録画するための規格媒体としては様々ありますが、最も有名なのはカセットテープやビデオテープというのがあるでしょう。現在でこそ安価で手軽というイメージがありますけれども、私が子供の頃はそれなりの値段がしていたのを覚えています。そして、今ではさらに安価になったCD-ROMやDVD-ROM、現状はまだ高価なものの、Blu-rayも録音・録画するための媒体として出てきています
ちなみに、録音という部分でいけば、カセットテープやCD-ROM(CD)というのがあり、CD-ROMの出現によってカセットテープはほとんど流通しなくなりました。さらにハードディスクに音声データを入れるというふうにもなったことから、CD-ROMも時代の片隅に追いやられようとしています


そんな中、メジャーにもなれず生き残りもできないままに消えていくことになりそうな記録媒体があるのをご存知でしょうか。それがMDです。
正式名称はMini Disk(ミニディスク)と言い、CDやカセットテープよりコンパクトで劣化がほとんどない、さらに安価ということで、当初は注目されました。実際普及を促そうとした1990年代半ばには、それなりに出ていたと思いましたね。
しかし、CD-ROMが安価になったという点、PC・ケータイやスマホ・ハードディスク内蔵のプレイヤーの普及により音楽をダウンロードで買うまたは買ったCDはそれらに録音するという概念が定着し始めたことから、MDおよびMDを利用したプレイヤーが普及しなくなり、遂にはMDプレイヤーの提供が終了することになりました


基本的に、このままの流れでいけば、数年後には修理や媒体そのものの販売が終了というふうになっていくはずです。ただ、カセットテープやビデオテープが対応機種が全くと言っていいほど無くなっている中でも生き残っているという現状を考えると、まだまだ手軽という点で生き残れないわけではないのですが、普及率という点で難しいのかもしれません


日本の技術が詰まったものがまた一つなくなる・・・というより、日本でしか生き残れなかったから消えるというふうなのかもしれないと思うと、何だか複雑です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:26│Comments(0)TrackBack(0) etc 

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