2013年06月14日

本来あり得ない理由で・・・

この記事書けませんでした(ギャハ)!
・・・というわけでなくて、発売するつもりの端末が『本来あり得ない理由』で出荷停止になったというお話。


日本通信から発売予定だったb-mobile4G WiFi3という機種(データ通信端末の中のモバイルWi-Fiルーター)にドコモのSIMロックが掛かっていたため、出荷を止めて再検査となったわけです。
普通なら、『本来あり得ない理由』でもあるわけです。というのも、SIMロックは日本の端末なら掛かっていて当然だからです。


日本のケータイ市場は、ドコモならドコモでしか使えないようにSIMロックというものが掛かっています。これは他者への流出を防ぐというのが大きな目的です。これがあることで、ドコモで買った端末をソフトバンクやau(注:auは通信方式も違う場合があるので、全く使えないケースも出る)で使えないという事象が発生するわけです。
ところが、日本通信の端末はSIMフリーと言って各携帯電話会社が掛けているSIMロックが元々掛かっていない状態になっているので、どこの会社のSIMカードを挿してもすぐに使えるようになっているのです。
それでも機種が壊れているわけではないので、売ることは可能なのです。しかしながら、日本通信は自身の使命であるSIMフリーを貫いたわけです。その理由として、こう書いています。
「出荷停止は短期的には業績への影響は出る可能性がなくはないほどの決定ですが、その推進役である当社がSIMロックが掛かってしまっている製品を出荷することはできない」と。
要約すると、「今回の出荷停止はそれなりに痛いけど、信念は曲げないぞ、ドコモのバーカ」となるわけです(笑)。<ドコモユーザーに謝れ。


この「本来あり得ない理由」が一気にツイッター上で拡散され、大きな話題になったそうで。ツクモ電機は悪乗りして「(本来あり得ない理由で)週末限定特価! ツクモネットショップの土日セール開催中」(注:括弧書き部分はハッシュタグの部分)なんてツイートを出すほど。日本通信のプレスリリースも難解すぎてなのか、1000回以上リツイートされたんだそうな。


思ったところで日本通信の宣伝になったなぁ(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) ケータイ系 

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