2013年06月28日

3度目の正直で初めてのノーヒットノーラン

投手の中で最も栄誉と言えるのが、完全試合とノーヒットノーラン。
前者の場合は死四球も与えてはいけないのでかなり難易度が高いためなかなか現れませんが、後者の場合は1年にほぼ1回達成されることがあります。ただそれでもなお、無安打に抑えるというのは非常に難しい所業で、今年も既に2人(西武の菊池選手・ロッテの古谷選手)挑んでどちらも未遂に終わっています

その中で3人目の挑戦者となったのが、中日の山井選手今日のDeNA戦で4四球を許したものの、打たせて取るというピッチングが冴えていたので達成できたと思います。


山井選手は将来性が期待されながらもなかなか芽が出ない選手として中日では有名といってもいいでしょう。好調な時は荒れた球が有効に作用して凡打の山を築けるものの、不調の時はそれが仇となって痛打されることが多い選手でもあります。そのため、先発以外にもリリーフに回った経験もあり、特に中継ぎでの活躍が多いです。ただ、浅尾選手や岩瀬選手が不調やケガでいなくなった時には、セットアッパーや抑えを回る時もあり、昨年は先発・中継ぎ・セットアッパー・抑えの4役を大車輪のようにこなし、首脳陣から困った時の山井とまで言わしめたほどでした。


そんな山井選手が輝いたのが、皮肉なことにノーヒットノーランに挑戦した時

1度目は多くの人の物議をかもした2007年の日本ハムとの日本シリーズ第5戦。この時、8回までノーヒットノーランだけでなく完全試合のおぜん立てができていたものの、手にできたマメが潰れた原因でこれ以上投げられなくなったため、9回に岩瀬選手が回って完全試合を達成したという出来事がありました。

2度目は2010年の巨人戦。この時は8回までノーヒットノーランだったにもかかわらず、9回先頭の坂本選手からホームランを打たれ、未遂に終わってしまうという出来事でした。

前者の場合は仕方ないとはいえ、後者の場合は意識しながら意識しない(矛盾しているようだが、これでないとなかなかできないと思う)ことが徹底できなかったためやられてしまったのではないかと思っています。


3度目の正直になった今回は8回から意識していたとのことですけれども、周りの守備にも助けられても、自身が意識しながら意識しないという概念を上手く確立できたから達成できたのでしょう。


もう35歳とベテランの域に達しています。それでも、これから投球術に磨きを掛けていけば、先発ローテーション入りも十分可能でしょう。今回の件はそれを狙えるだけの自信を持てるきっかけになったのではないのでしょうか。
日本シリーズのあの時から6年、よく耐えて頑張ったと思います。本当におめでとうございます。


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Posted by alexey_calvanov at 22:36│Comments(0)TrackBack(0) スポーツ 

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