2014年02月11日

ピークの持って行き方が難しいのがオリンピック

開会前には10個以上メダルが取れるとか意気込んでいた日本選手団でしたが、ふたを開ければ惜しいのも含めて、正直なところ上手いこと言ってないなというふうにも感じられる成績になっていますソチオリンピック
中には上村愛子選手のように、メダルは取れなくとも素晴らしい成績を挙げている選手もいましたが、カーリング女子の小野寺佳歩選手のようにインフルエンザに感染して欠場というのは、自身の体調管理が上手くできていないことを示唆しているので、正直頂けないですね。ケガを押して出場し、練習中にケガが悪化して結局出られなくなった伊藤みき選手とは訳が違います。


ところで、ここまで日本選手がオリンピックに弱いのは、甲子園のように魔物が住んでるんじゃないかとか邪推したくなりますけれども、恐らくピークの持って行き方が難しいのだろうなと思っています。逆に言えば、外国人選手は自分の出場する競技にピークが来るように上手いこと調整できているのだと思います。もちろん実力も十二分にあるのですが、仮に実力伯仲だった場合、120%の能力を出せる選手の方が圧倒的有利なわけですから、ピークの調整ができる選手の方が上に立てる・・・という論法なのでしょう。
あとは最初の競技で勢いに乗って・・・というのが叶わなかったのもあるでしょう。そういった点で、今後出場するスノーボード・ハーフパイプの平野歩夢(あゆむ)選手やジャンプ女子の高梨沙羅選手の動向に影響しないか心配ですけれども、平野選手に関しては予選で高得点を叩き出し一気に決勝へ進出しましたし、高梨選手も現状大きなプレッシャーを受けているようには感じられないですね。


2人はこの後日本時間深夜にメダルの掛かった決勝(ジャンプのノーマルヒルは2回のフライトで決まる予選のない競技)になります。雪上コンディションが心配ですけれども、若さで乗り越えてほしいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39│Comments(0)TrackBack(0) スポーツ 

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