2014年06月03日

ソニー初の携帯ゲーム機、生産終了へ

あまりにも突然だったなと思いましたね。


ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)から2004年に発売された初の携帯ゲーム機プレイステーション・ポータブル(PSP)が今月末で生産終了ということになりました。既に発売から10年ほど経ち、世代的にも古くなってきてはいたものの、2011年に発売されたプレイステーション・ヴィータ(PS Vita)への移行が上手くいかない中での見切り打ち切りとなりました。


PSPは2004年に発売。4.3インチのモバイルASV液晶を備えたコンパクトモデルながらも、PS2レベルと遜色ない映像表現および処理が行えるということで、ニンテンドーDSよりも高性能な点をアピールして宣伝を行っていました
ただ発売当初は脳トレブームで絶好調だったDSを尻目にいじらしい展開が続いたものの、モンスターハンターシリーズのヒットに伴い、急成長。一時はDSとのつばぜり合いを行えるまで売れたこともありました。

PSPは2009年に姉妹機であるUMDドライブ非搭載のプレイステーション・ポータブル goを発売しましたが、ダウンロード販売というシステムが普及しなかったこともあり、2011年に生産終了となりました。

ニンテンドー3DSの展開開始以降は、徐々に販売台数に陰りが見え始め、3DSの値下げが実施されてからは急速に衰えたとも言えます。それでも、PS Vitaへの移行を渋った(ないしはスマートフォンのソーシャルゲームへ移行したり、携帯ゲーム機そのものへの見切りを図った)人も多かっただけでなく、PSPの根強い支持者も多く、ギャルゲー・乙女ゲーを中心としたラインナップが行われており、生産終了が決まった7月以降もまだ多くの作品が控えているという状況です。


なお、日本国内では一定の評価を得られているPSPですけれども、海外ではDSのヒットやスマートフォン(特にiPhone)で展開されたソーシャルゲームの急速な普及、そしてモンスターハンターシリーズのようなヒット作がなかったので、あまり高い評価はなされていないとも言われています(ただし、アメリカの雑誌ポピュラーサイエンスから新製品大賞、タイム誌のベストイノベーションなどをそれぞれ2005年に受賞している)。


確かに、PS2以上のグラフィックと処理能力、下手したらPS3にも劣らない処理もできたのではないかというゲーム機でしたね。ゲーム機能以外にもワンセグが視聴できたりSkypeやインターネットブラウザが利用できたりとエンタメ性も重視したゲーム機になりました。その精神はPS VitaやPS3・PS4にも引き継がれていったのではないかと思います。ただ、肝心の個性あふれる作品提供までに時間が掛かったのは残念なところでしたね。


ところで、ソニーストアではPSPからPS Vitaへの移行キャンペーンである「2014夏のおねだり大作戦!PlayStation Vita乗換キャンペーン」が行われています。ただ、この移行キャンペーンはPSPを下取りしても3000円(学生は4000円)引き分の買い物券しかもらえないのはイタイですわねぇ・・・。しかもPS Vitaへ完全移行できるわけではないし、PSPの作品も全てが遊べるわけではないので、個人的には下取りよりも同額分の値下げの方がいいんじゃないのかなとか思ったり。ただ、コストダウンがこれ以上計れない事実もあるし、ソフトラインナップの面でどう見られるかが計れないので、こういうふうになったんでしょうねぇ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:51│Comments(0)TrackBack(0)ゲーム系 

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