2014年09月16日

皆が知らないタイトーの本当の意味

テレビ東京系で放送されている「ありえへん∞世界」で特集されている「99%行かない秘境の国」。今回は、テレビ東京および一部のTXNネット局と独立局では既に放送されたイスラエル・タタールスタン共和国(ロシア連邦にある共和国の一つ)の回が遅れネットで放送されていました(ちなみに、今週の放送はアンゴラだったらしい。そっちも見たいけど、何ヶ月後になることやら(苦笑))。

その中で、イスラエルの建国に携わった一人として樋口李一郎という人物が紹介された際に、ミハイル・コーガンという人物が出てきました。どこかで聞いたことがあるなと思って見ていると、何と彼こそが「スペースインベーダー」など日本のゲーム史を語る上で欠かすことのできないタイトーの創業者だったのです。


そのタイトー、元の名前は太東貿易、さらにさかのぼれば太東洋行という会社にまで行き着くのですが、この『太東』がどういう意味なのか、知ってる人は意外に少ないと思います。かくいう私もへぇーと思ってしまったほど。
実のところ、『太東』というのは、『極東の猶太人会社』から来ているものなのです。ここに出てくる『猶太』というのは、当て字で『ユダ』。つまりユダヤ人のことを指すのです。そうです、創業者のミハイル・コーガンはユダヤ人(ウクライナ生まれ)で、自身の出自と出身を名に示したというわけです。実際、ミハイル・コーガン(の両親)は彼が生まれる直前に発生したロシア革命と祖国になるウクライナがソ連に編入される過程での混乱を避けるため、満州(中国東北部)に移住しています。1939年~1944年まで日本に在住し、再び中国に渡った後、1950年から再び日本に渡り、太東洋行を設立するのです。


ミハイル・コーガン自身はナチスドイツの迫害を受けたわけではありませんでした。しかし、樋口李一郎の功績を知っているため、尽力したのだと思われます。意外なところで意外な繋がりが垣間見えることになりました。
樋口李一郎の功績がなければ、もしかしたらミハイル・コーガンも戦後社会に関わらなかったのかもしれないですし、その後に設立されるタイトーも、名作と言われた「スペースインベーダー」も生まれなかったのかもしれません


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Posted by alexey_calvanov at 23:02│Comments(0)TrackBack(0) ゲーム系 

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