中国・四川省のパンダ保護研究センターが、パンダの鳴き声に意思があることを突き止めました。現状少なくとも13種類に分けられるとのことだそうです。
子供の頃は4種類の簡単な声を出せるようになっており、その中には「おなかがすいた」・「この抱き方は苦しい」というのを意味する「ジージー」・「ワーワー」、「幸せ」や「気持ちいい」などの気分を意味する「グーグー」、「近付かないで」という警告の意味では、犬と同じように「ワンワン」と吠えるのです。
大きくなると、鼻を鳴らす音や牛のような声など複雑な音を出せるようになり、種類も増えていきます。求愛行動の意味の声や子供を探す時の声もこの頃形成されるのです。
これら言葉の意味がわかったことで、今パンダが何をしているのか、何を欲しているのかがわかるようにもなってきたので、どのような対策を施せばいいのかもわかるようになり、結果的にパンダの快適な生活をサポートできるようにもなるのです。
もしかすると、将来的にはバウリンガルのような音声翻訳ソフトもできるようになって、パンダとの相互理解が深まるようになるかもしれないですね。
絶滅の危機に瀕しているパンダを少しでも救えるきっかけになってくれるといいのですが・・・。