2017年03月06日

誤って流してしまった

テレビ局やラジオ局は、基本的に週1回機器メンテナンスや改修を兼ねて放送を休止することがあります。
しかし、完全に電波を止めることは少なく、テストパターンなど微小ながら電波を出しているのです。それで招いたのが、今回紹介する放送事故です。


愛知県名古屋市にあり、東海3県に電波を送るTBS系の放送局のCBCテレビが、放送機器改修作業中の3月6日午前2時46分頃から1分間、緊急地震速報(アナウンス4回、チャイム5回)を誤って流してしまったのです。これに気付いたのは、流してから約1時間後とのことで、これまたお粗末。
原因は、放送機器改修中に一度はオフにしていた緊急地震速報を流す装置が、何らかの拍子でオンになってしまい、それに気付かないで緊急地震速報のテストを行ってしまったためだそうです。映像(緊急地震速報が流れると、テレビの場合、震源場所と緊急地震速報対象地域が表示される)が流れなかったとはいえ、あのチャイムと音声が流れれば、誰だって驚くはず。しかも夜中ですからなおのことです。放送機器メンテナンスでほとんどの人が見ていなかったのだけが不幸中の幸いだったでしょう。
ちなみに、お昼前のニュース(「ひるおび!」内で流れるJNNニュースのローカルパート内)で流したそうですけど、それだけじゃ足りないよね。それこそ「イッポウ!」のような夕方のニュースでも謝罪をしてなんぼだと思いますよ。皆が見ている時間にやらなきゃ。


ともあれ、今度はそんなことのないように、最大の注意を払って機器メンテなどは行ってほしいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59│Comments(0)TrackBack(0) etc 

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