夏の新アニメ2018、4回目はKADOKAWAのレーベルになるメディアファクトリーから刊行されている月刊誌「月刊コミックフラッパー」が原作の「ちおちゃんの通学路」です。
通学するというかなりニッチなところを攻めている作品ですが、果たしてアニメ化になるほど面白くなるのか、そのあたりに少し着目して見たいと思います。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は高校1年生。普段から目立たぬようにスクールライフを送ろうとする一心で今日も学校に通う。
ある日、いつもの通学路が工事中で封鎖された。万事休すと思ったら、徹夜でやっていたゲームよろしく、妙なスキルを発動して屋根に上って通学するという暴挙に出るのだが、数多くの困難に立ち向かう羽目になる。果たして、彼女は無事学校まで通学できるのか・・・。
というふう。
記念すべき第1話は、Aパートがエクストリーム通学、Bパートが主人公にとってはまぶしすぎるスクールカースト上位のクラスメイトとの通学というもの。
Aパートは、かの有名な「アサシン クリード」を思わせるようなスキルを持った女に変貌(笑)。確か、あのゲーム、屋根を渡り歩くシーンがあったなぁ・・・。高級ブランドに身を固めるいけ好かないサラリーマンを利用して渡る姿に少しワロタ。そして、あのオチ(ニヤニヤ)。目立ちたくない女が一番目立つことをやってしまうあたり、彼女の幸は薄そうだ・・・。
Bパートは、一緒に通うことになったクラスメイトの子が健気だね。主人公にはもったいないとさえ思う。何とか別行動をしようとする主人公が、何とも言えないくらい酷い女に見えてしまうのはなぜだろう。でも最後、クラスメイトの子が一番酷い行動をしていたような気がすると思ったのは、私だけなのだろうか。
総じて、勘違いも甚だしいと思える部分はあるものの、必死な行動が時にクスッと笑える作品なんだなと思いましたね。面白いことは面白いものの、きちんとしたテコ入れをしなければ、すぐにマンネリになりかねない危うさも持っています。今後、もう一人の主人公とも言える、主人公の幼馴染みが登場するので、ここからが本領発揮となるのかなと思います。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。
ユービー・アイ・ザ・ベスト アサシン クリード
アサシン クリード