2019年06月12日

今度はPCエンジンがミニ化

昨年から、ファミコン、スーパーファミコン、プレイステーションとミニ化(ファミコンに至っては2バージョン登場)され、9月にはメガドライブがミニ化されて発売されます。あらかた1980年代・1990年代(暴力的に言えば、バブル期とその崩壊直後)のハードはミニ化されたわけです。
しかし、まだミニ化されていないハードがあった、しかも権利関係で大丈夫かいなと思っていたあのハードが突如ミニ化を発表したのです。それがPCエンジン。今回PCエンジンがミニ化され、「PCエンジンmini」として発売されます。

PCエンジンそのものは、1987年にハドソンとNECホームエレクトロニクスによって共同開発(チップはセイコーエプソン)され、NECホームエレクトロニクスから発売されています。権利関係というのは、開発したハドソンがコナミデジタルエンタテインメントに吸収合併され、NECホームエレクトロニクスに至っては会社が解散していたからです。現在権利関係は、コナミデジタルエンタテインメントとプロバイダを扱うビッグローブ(現在はKDDI系列)に移っています。そこの許可が下りたので、今回販売に至ることができたんでしょうね。


「PCエンジンmini」は本体は小さくなったものの、コントローラーは当時のままの大きさに。ただしコントローラーの接続はUSBになっているようです。
テレビとの接続はHDMIとなっており、はっきりとした映像で投影できるバージョンと当時のテレビの走査線で投影できるバージョンが用意されています。
また「どこでもセーブ機能」が本体に内蔵しております。PCエンジンユーザーならば、念願の「天の声」内臓になったと思って頂ければ(笑)。
なお、マルチタップにも対応しておりますが、こちらは別売りで展開されるようです(最大5人までプレイ可能に)

収録ソフトが何本になるのかは不明ですが、現状「ダンジョンエクスプローラー」(最大5人まで遊べる、今で言うところの疑似オンラインが楽しめるアクションRPG)や「THE 功夫(クンフー)」といったHuカード対応ソフトだけでなく、「イースⅠ・Ⅱ」や「悪魔城ドラキュラX」といったSUPER CD-ROM²(ロムロム)のソフトも楽しめるようです。
海外版では「エイリアンクラッシュ」や「R-TYPE」(国内版はHuカードでは前編・後編的な分割で販売されたものの、SUPER CD-ROM²では一本化された完全版で販売された経緯がある。海外版はHuカードの性能向上によって一本化されて販売している)も収録されるとのことなので、国内版でも収録してほしいし、PCエンジンを語る上で外せないソフトは収録してほしい。色々あるけど、個人的には、「邪聖剣ネクロマンサー」・「ネクタリス」・「天外魔境 ZIRIA」・「スーパー桃太郎電鉄」・「ボンバーマン」(5人(複数人)対戦モードが付いた初めての作品)・「風の伝説ザナドゥ」・「風の伝説ザナドゥⅡ」・「エメラルドドラゴン」・「デッド・オブ・ザ・ブレイン1&2」などなど一部は他のハードでも出ている作品もあるでしょうけど、PCエンジンだからこそという作品もあると思うので。


期待と妄想を膨らませて待つとしよう(ニヤニヤ)。そして、後はどこが出すべきか、わかってるよな(ギャハ)。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ

Posted by alexey_calvanov at 23:32│Comments(0) ゲーム系 

コメントする

名前
 
  絵文字