春の新アニメ2020、5回目はウェブ小説投稿サイトの小説家になろうで展開され、後に一迅社のライトノベル文庫である一迅社文庫アイリスから刊行されている「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった・・・」です。
この作品も、いわゆるなろう系の作品ですけど、女性主人公でかつ乙女ゲームの中に転生する点が他の作品との大きな違いでしょうか。あと、この作品はキングレコード絡みなのね。主題歌がangela(アンジェラ)でわかってしまったよ(ニヤニヤ)。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
主人公は、侯爵の一人娘。ある日、王家の第3王子と歩いていた時につまづいて石に頭をぶつけてしまう。その際、前世の記憶を思い出し、この世界は自分がプレイしていた乙女ゲームの作品の世界で、自身は作品の主人公に意地悪する悪役令嬢だったこと。しかも最終的にはハッピーエンドでも国外追放、バッドエンドになろうものなら、斬られて殺されるという散々なものだった。
このままでは、作品の流れ通りになってしまうと危惧した彼女は、その流れを食い止めるべく、幸せな未来で天寿を全うするため、様々な策を練るのだが・・・。
というふう。
この作品も、冒頭では魔法学園に入学する、ある程度歳を経た女性になっており、馬車の中で回想するような展開になっています。
その子供姿の時の主人公は、かわいいんだけどおバカ(苦笑)。黙っていれば清楚で可憐なんだろうけど、前世の記憶が頭をもたげた頃から、おバカな部分を露呈し始めるんだよねぇ。ただそれも生き残るために無い知恵を絞りだしたのだと思うと健気でもある(ニヤニヤ)。
話の持って行き方は、わかりやすくテンポもいいので悪くないです。義理の弟との話を見る限り、義理ながらも弟想いのいい子じゃないの・・・とか思ってしまう。しかし、これは流れで婚約してしまった義理の兄との確執が生まれるフラグが立ったな(ニヤニヤ)。もう義理の弟の目が義理のお姉さんを見る目じゃない(爆)。女に恋い焦がれる男の目だよ、あれは(ギャハ)。
どうやら、この作品の結末は別の意味で『破滅フラグ』に入ってしまった(男が迫ってきて自滅(爆))んじゃないかと予測したくもなりますけど、まぁ「ドラえもん」の中で、入院してパパとママがベッドでミイラ男のような姿になったのび太を見て涙するシーンに比べればマシだねとばかりに微笑む青ダヌキのような展開(結局のび太はケガをしてるけど頭の包帯レベルで済んでいる(笑))だからいいんじゃないかとワイも思うで(ニヤニヤ)。<結局アカンやないかい!
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。