2020年07月25日

電車運賃が時間帯別に?

JR東日本やJR西日本が時間帯別での運賃設定を検討していることを発表しました。JR西日本に関しては、終電の繰り上げも検討しているとのこと。
時間帯別運賃は、その名の通り時間帯によって運賃が変わる制度で、簡単に言えば、ラッシュアワーのような人が多い時間帯は高く、アイドルタイムといった人が少ない時間帯は安く設定されます。最近、時間帯によって食事の値段が変わるといった制度のお店が出てきて話題になりましたね。


こうなった理由は、一つにコロナ禍の中で乗客を分散させたいというのがあるでしょう。そもそもコロナ禍で無くとも山手線・京浜東北線・中央線をはじめとした乗車率の高さはよく知られており、かねてから時差通勤を呼び掛けていました。ゆえに、コロナ禍で無くとも実施する予定でしたでしょうね。

もう一つは、これ以上電車や車両を増やせないという輸送面での問題既に車両も限界なら、本数を増やすのもダイヤグラムの関係で組めなくなっているのではないかと思います。そうなるとサブ路線を作るべきなんでしょうけど、もうそんな用地も無いでしょう。山手線のサブ路線であろう京浜東北線も限界。そして東海道本線も東京より先は上野東京ラインをサブ路線として使っているでしょうけど、これも苦しいでしょう。

最後は、コスト面人員を増やすことはそれだけコストに跳ね返ってきます。それは総じて運賃の値上げにも繋がってきますそれを抑えるためにも時間帯別運賃を設定したいのではないかと思います。


今回の出来事により、時差通勤が目に見えて増えるのではないかなと思います。人間は安さには敵いませんからね(ニヤニヤ)。そうなると、また時間帯の設定が・・・というデメリットも出てくるでしょう。それに振り回されると、電車を止めてマイカー通勤にしてしまいかねないという不安も無くはないですけど、それができるのは名古屋人だけだと思いたい(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58│Comments(0) etc 

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