2012年02月25日

せこいぜ!DeNA

4年連続最下位という汚名脱却のため、新しい野球像を見出そうとしているDeNAの中畑監督。その中で見せたのが、泥臭い野球だそうで。
インタビュー中に、「俺ってせこいじゃん」と発したことから端を発し、泥臭い野球を『せこい野球』と称し、推し進めていくことに決めたのだそうな。

『せこい野球』の一例として塁を積極的に奪うことを挙げており、今シーズンは機動力で他チームをかき回していきたいようです。
大洋時代に高木さんらをはじめとするスーパーカートリオと称したように、俊足を揃えて新スーパーカートリオとでもしたいのでしょうか。でも、それを生かすには、クリーンナップの確実性が必須なわけで、ラミレス選手はともかく、筒香(つつごう)選手には荷が重いような気がします彼は若いので、確実性よりも少々バクチ打ちでもいいんじゃないかと。バクチを打つ中で確実性を学んでいけばいいと思います。ただ、これは筒香選手がクリーンナップに入ればの話ですが。

あと考えられるのが、スモールベースボールを提唱していくのではないかと。
というのも、高田GMは元日本ハムでGM業を経験している人物ヒルマン元監督や梨田元監督の下でスモールベースボールを見てきていますから、機動力野球をやっていこうというのもわかります。その中で出てきそうなのがバントの多様・中継ぎ分業の徹底(下手したら小刻みなピッチング主体になるかも)。しかもそれだけじゃなく、「当たってでも出ろ」とか言いださないかとも(苦笑)。


あと、せこいとは違いますが、2軍に関してはイースタンリーグの公式戦だけでなく、社会人などアマチュアとの試合ももこなしていくとのこと。イースタンの試合も含めて190試合やっていくとのことだそうだ(イースタンと追加試合が重なる場合は2組に分けての試合構成にしていくので、実際はもっと少ないと思われ)
実戦感覚を大事にするとのことだそうですけど、あまり実戦実戦で攻め立てると、練習がおろそかにならんかという考えと選手の疲労がかなり蓄積されて、1軍昇格した際にへたばって使い物にならない・・・とかならないのか少々心配でもあります。


まぁ、これら一連の動きをみると、4年連続最下位だったという危機感によって動かされているのだということをひしひしと感じられるのですけど、これで本当に最下位を脱出できるのか、上位を狙っていけるのか、お手並み拝見ってところですね。たぶん選手が疲労困憊になっててさらにひどくなる気がしてならんのですが(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)