2018年10月28日

FC岐阜観戦記2018 第19節 (相手の)チームがバラバラじゃねぇか!

FC岐阜、今日はジェフユナイテッド市原・千葉との一戦を迎えました。
苦しいシーズンも残り4試合になりました。ホームが3試合・アウェイ1試合と他のチームより少しだけいいのかなと思うものの、現状の20位を何とかしないことには、この優勢を生かせないまま終わることでしょう。
ちなみに、今日の試合で降格圏行きが1つ決まる可能性があります。昇格争いに大きく注目が行っている中で、残留争いも着実に進んでいるのです。


SHV39_4060今日の相手の千葉、ここ最近のチーム事情は芳しくなく・・・。
先日行われた大分トリニータとの一戦で負け、今年のJ1昇格が無くなりました。当然ながら、降格というふうにもならず、11年連続のJ2残留が決まった瞬間にもなりました。去年は名古屋グランパスとのプレーオフを戦うほど強いチームだったのに、今年は去年のようなどう猛さが失われていましたね。ウチの試合で逆転負けしたのが、よもや今まで響いてしまったと見るのは、穿ちすぎなのでしょうか。
そのことで、試合終了後に居座る騒ぎになり、フロントどころか選手達まで(温度差はあれど)批判する有様

そして、その影響は今日の試合にも・・・。応援団の一部がサボタージュを起こしたようで。個別の選手弾幕などは個人のサポーターが持ってきているそうなので、あのように掲げられたものの、いつもなら下に掲げられるチームを鼓舞する横断幕が全く無い声出しも最初のうちだけだったものの、小さく揃っていない印象が・・・。太鼓だけ来ていたので、何とか統率が取れていたというふうなのかな。
・・・あれが、本当の「チームがバラバラじゃねぇか!」なのね。ウチもいずれああなりかねない。くわばらくわばら。



SHV39_4056今日はハロウィン前の試合ということで、ハロウィンイベントが行われました。トリプルGも様々な物語などの格好をして盛り上げていましたけれども、ギッフィーもドクトルギッフィーになってお注射(笑)。注射器に入っているのはヤバイのじゃないよね(ニヤニヤ)?
・・・しかしドクトルギッフィーは、我々をどこへ漂流させるのかねぇ?



SHV39_4057今日のもう一つのメイン、週刊少年チャンピオンで連載中のサッカーマンガ「ジュニオール!」の展示が行われていました。
この作品、岐阜県可児市が舞台になっていて、それをメインにした展示になっておりました。また単行本も販売されていました。まだ1巻のみで、これから連載が進み出すふうですけど、長く続くことをお祈りしております。できればアニメ化くらいまで・・・(ニヤニヤ)。



SHV39_4055そして、先日本格デビューした葵真伍。緑を背景にしたタペストリーがででーんと登場。
まだまだタオルマフラーなど一部商品は販売中。オンラインショップでも購入可能とのことなので、欲しい方はお早めに。



SHV39_4053今日は、お目当てのグッズを買うために早く行ったのだよ。それが「岐阜県民手帳」本屋などに置いてあるものと違い、FC岐阜バージョンの特別仕様なんです。
リバーシブルになっていて、こちらはギッフィーとおれん太君のかわいらしいイラスト版。「ギッフィーのAT(アディショナルタイム)」でお馴染みのあの姿です。なお、もう一方は岐阜のカラーである緑とエンブレム、そして12番が後ろにあしらわれたものになっています。こちらはこちらでシックでいいですね。



SHV39_4054そして今回ばぁ場では、「ホルモン丼」を提供しておりました。限定20食だったので、早速購入。
岐阜県のお米「ハツシモ」を使った丼です。



一緒に盛られているホルモンは、いつもの味噌ホルモン。そりゃご飯に合うわね。乱暴な言い方をすれば、いつものホルモンともやしを乗せて売ってるだけ(ニヤニヤ)。でも、「ちょっとの工夫で、この美味さ」とは、かの有名な料理人の神田川俊郎さんも仰っていたのだし。間違ってはいなかった(笑)。


SHV39_4061チームがバラバラな千葉の話は、スタメンにも表れていたのよ。もう残留が決まっているので、若手育成モードに突入したかのようなメンバー構成。我々にとっては驚異の町田也真人(やまと)選手もラリベイ選手もベンチにしかいない。聞いたことないメンバーもいる。はっきり言えば、舐められたものだ。しかし、今の千葉は、これで限界なんでしょうね・・・。

どっこい、試合は我々が舐めていたのではないかと後悔してしまうほど。確かに試合前には、あの姿を見てしまっているのだもの。一部のサポーター、私も含め、勝てるとか思ってましたから。
実際は、千葉の動きが結構いい岐阜の選手達を翻弄するには十分。おまけに主審がヤバい人らしく、千葉に温情判定が出やすかったのよ。でも、最終的にはカード乱発で4枚出てるんだけどね。しかもうち3枚は千葉(苦笑)。何だよ、Suica限度額までチャージしてたんじゃないのか、主審に(爆)。<怒られるよ!

千葉有利な展開な中で、前半35分に岐阜に千載一遇のチャンスが。
風間宏矢→田中パウロ淳一→宮本航汰の3選手が矢のようなパス回しを展開。そして最後にそのパスを受け取ったのは、ライアン・デ・フリース選手!今まで調整型のフォワードだった彼が、魅せてくれました。自分で決めるんだとばかりに冷静な中でのシュートは、キーパーの右側遠くに抜け、見事ゴール右隅に決まりました。矢のようなパス回しで敵を翻弄したのもすごかったけど、ライアン選手が冷静に勝負してたのもよかった。普通は慌てるよ。え、オレとか(ニヤニヤ)。


後半も岐阜と千葉は一進一退の展開。それでも千葉の猛攻は凄まじく、岐阜のゴールを窮地に陥れていました。ただ、精度が無かったので救われた格好とも。バラバラなチームであるがゆえの典型的なパターンなのかも・・・。
そして、決勝点は後半28(73)分に。三島頌平選手が放ったクリアが空中戦への呼び水になり、前方にいた風間選手に最終的に供給することとなり、風間選手の裏を狙ったパスをライアン選手が追い付いて、一気にゴールエリアへ。シュートはキーパーが右足で触ったもののそれを切り抜け、ゴールの隅に転々と転がっていきました。勢いがあるシュートではないけど、決めるという意思だけは誰にも負けないものになりました。

その後全員で何とか守り抜いて、久しぶりのクリーンシート相手を舐めて掛かっていたら逆になっていたでしょう。(我々は舐めて見ていたことを反省しなければならないけど)選手達が舐めて掛からず全力で挑めと教えてくれた試合になりました。



ちなみに、この試合2点目の後、風間宏矢選手がハイタッチの際に脱臼(苦笑)。オマエは門田か(ギャハ)!
知っている人は懐かしいと思うであろう、元阪急・オリックス・ダイエーに所属していたブーマー・ウェルズ選手が門田博光選手を迎えた時のあのシーンブーマー選手とのハイタッチの時に、門田選手がやってしまうんですよ(ニヤニヤ)。参考にどうぞ。





そして、功労者だったライアン選手も試合途中に足を吊って難波宏明選手と交代。前者はともかく、後者は満身創痍の中で頑張ってくれたのですから。その後の難波選手もいつものように元気ハツラツだったけど、ライアン選手の分までやってくれたと思います。


SHV39_4063MOMは間違いなくライアン選手。足が吊ったのも軽症だったようです。よかったよかった。
ちなみに、風間選手も肩の脱臼はハマったようです。よかったよかった・・・(苦笑)。



無事に今日の試合を乗り切った。これで順位は上がった!そう思いたい!見てみよう!


19位 京 都(40) -16
20位 岐 阜(40) -17
--- 降格ライン ---
21位 讃 岐(30) ※
22位 熊 本(28) ★


・・・大宮アルディージャ、何やっとんの!『落ちひん』勝たすなよ(爆)!
そして、今日の試合でロアッソ熊本はファジアーノ岡山に引き分けたものの、岐阜・京都サンガF.C.が勝ったため、熊本は残り3試合で全勝しても降格圏を脱せれなくなり、事実上の降格が決まることになりました。ただし21位に入れば、J3の順位次第では降格を免れることができるので、まだあきらめらないで戦ってほしいです。
注目はカマタマーレ讃岐ヴァンフォーレ甲府には負けたものの、讃岐だけ残り4試合になっています。しかも京都との直接対決を残しているため、まだ降格圏を脱するチャンスが転がっているのです。そうなると、10/31のFC町田ゼルビア戦が京都戦と同じくらい重要な試合になります。この2試合を勝ってしまったら、4点差にまで勝ち点を詰められるので、岐阜は次が重要になります。
その次の重要な試合はホームではあるものの、モンテディオ山形なんだよね・・・。天皇杯に負け、アウェイで負け、しかも調子を崩したきっかけになったチームともいえ、厳しい相手が残っていたなぁと。


いや泣き言は言ってられない。ホームで戦うことを、上り調子のチームを信じて一緒に戦い抜こうではありませんか!最後に笑うのは俺達だ!


J2残り試合あと3。降格圏チーム(21位)との勝ち点差は10。


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Posted by alexey_calvanov at 23:40Comments(0)

2018年03月21日

FC岐阜観戦記2018 第2節 1/3の複雑な感情

残りの2/3は何だって?不満と不安だわい(泣)!
・・・そう言いたくなったのは、後からゆっくりとお話できれば。ちなみに、この記事名の元ネタは、SIAM SHADE(シャムシェイド)の♪1/3の純情な感情です。1990年代のヒットソングの一つですね。アニメ「るろうに剣心」のエンディングと言えば、思い出す人もいるでしょう。そんな感情が込み上げてきたのにも訳があります。


SHV39_2849今日の試合は栃木SCとの一戦でした。
2015年にJ3に落ち、以降2年間苦しい時を過ごしました。同じ年に落ちた大分トリニータは1年で復帰したものの、栃木自身は新参クラブや既にJ3にいるクラブに苦しめられ、復帰を決めた2017年も一時は優勝も狙えたものの、ブラウブリッツ秋田の粘りに負け、最終的には2位に終わっています。それも薄氷の差で。

ともあれ、おかえりなさーい。久しぶりの長良川、岐阜を楽しんでってね。



SHV39_2850複雑な感情を持った理由は、このスタメン表から。
まぁ、ヘニキ選手が移籍したのは、ウチのチームカラーに合わなかったからという理由があるので仕方ないヘニキ選手の場合は、ミッドフィルダーに添えた方が、その縦横無尽さを発揮できるのよね。
本題は、もう一人の元岐阜の選手。そう、田代雅也選手
昨年、飲酒運転で起こした事故で契約解除(懲戒解雇処分)になったのですが、今年栃木のディフェンダー陣のケガが相次いだことで、急遽獲得されたのです。
正直、彼がどう迎えられるのか不安でした。怒号やブーイングじゃないのかとも思っていたら・・・。その心配は杞憂に終わりました。温かい拍手が飛び交ったのです。



SHV39_2854今日は世界自閉症啓発デーということで、クリアファイルがもらえました。イベントがあったようですけど、雨で中止になったようで、配布に切り替えていました。



SHV39_2843今日はスタメシが豊富でした。


最初は名前を失念(苦笑)。「神戸牛のプレミアムハンバーグ」です。
名前にある通り、神戸牛を使ったハンバーグで、飲み物のようだと形容されておりました。



確かに味はいい。とろけるような味わいでしたが、飲み物のようにはいかんかったかな(ニヤニヤ)。


SHV39_2844もう一つは、ばぁ場の「牛ホルモン」(左)と「味噌ホルモン」(右)
「味噌ホルモン」は豚のホルモンになります。この他「塩ホルモン」もありました。



「牛ホルモン」は牛肉の脂の部分が甘い。そのため、一緒に入っていたもやしに染み込んで美味しいですわ。
「味噌ホルモン」は、味噌の風味が強めなので、ホルモンの味はそこそこ。脂部分も少ないので、味噌の味で食べやすくなったというふうかな。


SHV39_2851さて試合、正直栃木を押し切るまでは無かったけど、押していたなと感じられただけに、最終防衛ラインを割れなかったのは痛かった
うーん、まだまだ栃木はJ3仕様なのよね。まだ攻撃守備のリズムが緩慢なところがあり、攻め切ろうと思っても攻めきれず岐阜に阻まれるシーンが多かったように思えます。
ゆえに、岐阜はサイドをあれだけ仕掛けられたのに、点が獲れなかったのは痛い。それだけ栃木の守備陣が最後だけは割らせないと引いていたからなんでしょうね。相手のリズムが整う前に1点決めたかった。しかも田サッカー経験値でいけば、岐阜の方が多かったはず。栃木で主に経験していたのは、ヘニキ・田代両選手だけでしょうから。

徐々に栃木のリズムが整い始めた前半41分、栃木のゴール際の猛攻が決まってしまいました。・・・というより、あれは正直アウトやろ。ゴールライン前にカメラが欲しいわ。あれをインにされたらかなわん。
恐らく古橋享梧選手がゴールラインの内側にいたのがインにした理由なんでしょうけど、これはきちんと見てほしい。
それでも、その古橋選手が51(後半6)分に取り返してくれたからよかったものの、そこからもう1点が獲れない。決定力不足というよりも運が悪いとも言えるのか・・・。あるいはどちらもあるんだろうなぁ。

正直、この栃木戦は勝ちたかった。ゆえに今回の引き分けは負けに等しい、栃木には勝ちに等しい引き分けだったかと。共に順位は上げたものの、得失点差が無かったら、明らかに栃木が上の試合です。


ただ、今回は立体的な試合をやれたことは収穫だったと。これまでは横中心の展開だったのが、縦のパス(縦ポンまでは至ってないが)を展開できたのはよかった。こうやってパスのバリエーションや長短を絡め、一気にゴール前まで詰めてサイド頼みの展開に終止符を打つべきだと思うんです。もう去年のようなスタイルは難しい。だから、去年より進化したあるいは変化したスタイルを構築していくべきなんです。練習台というのは相手に失礼ですが、今回も含めた3月の残り試合では、そのスタイルを磨く機会に充ててほしいです。



SHV39_2852試合後、一人やって来た田代選手。
しばらくホームのサポーター席を見つめ、「この度は申し訳ありませんでした」的な一言を述べた後、深々と数分間頭を下げていました。もちろん、皆拍手と激励で応えていました
頑張れ。1年間栃木でじっくり頑張れ。特に守備陣がケガでいない今が売り込みのチャンス1年スタメンで戦い抜けば、恐らく必要な選手として認められるでしょう。
起こしたことは許されるべきではない。しかし、必要としているチームがあって、呼んでくれる限り、プレーで償い、相手を歓喜でいっぱいにしてあげて下さい
それ以外、全体の残り1/3は、♪1/3の純情な感情の歌詞の通りにも思っていましたけどね・・・。今日の試合見ててもいい動きしていましたね。



これで春の連戦は1敗1分次の愛媛FCで絶対に勝たなければならないプレッシャーの下で挑まなければならなくなりました。しかもアウェイ鬼門の一つ、ニンジニアスタジアムで。あまつさえ、愛媛はアルビレックス新潟とのアウェイで勝ち、勢いが付いたと思います。地元でプレイできるアドバンテージはとても大きいです。それを生かせないのが岐阜だということを、その試合を観てつくづく感じています。
今年は相当覚悟しないとヤバいぞ。今はまだ降格圏の順位ではないけど、今後の展開次第で降格圏にへばりつくことになりかねん。


SHV39_2853おまけ。
やっと撮れた選手移動バス名阪近鉄バスがスポンサーになってくれた関係で、ラッピングバスを提供してくれました。
近距離の移動には、このバスが使われるようです。先日の京都サンガF.C.戦で使われていましたね。恐らく、松本山雅FCやツエーゲン金沢で使われることでしょう。



SHV39_2855もう一つおまけ。
今回セールで売られていた「FC岐阜2008 ~男たちがJの扉を開ける~」メ~テレの協力で作成されたDVDです。
岐阜がJ2昇格にまで至ったドキュメントや森山泰行さんのインタビューなどが収録された、今となっては貴重な映像集です。
いずれ紹介できればと。



1/3の純情な感情
♪1/3の純情な感情



Posted by alexey_calvanov at 22:45Comments(0)