2018年09月20日

パワフルトクシマどないしょん 鳴門駅とドイツの面影求めて

SHV39_3813大鳴門橋でバスに乗り、今度は30分ほど掛かって鳴門駅に。
ここから別の目的地に向かうことにしたのですけど、いかんせん接続が悪い1時間も待たされるのはさすがにしんどい・・・。

仕方ないので、ここでお昼に。行ってきたのは、鳴門駅から数百メートル離れたところにある「ふく利」徳島ラーメンを頂けるチェーン店のようです。
でも、なぜかメニューを選べる食券機の前にあった写真を見て、冷やし中華をチョイス(笑)。期間限定に弱い私(汗)。
・・・あ、マヨネーズがさりげなく乗ってる。名古屋に帰ってきたかのようだ(爆)。



味は酸味がそれなりにあるけど、もっと酸味がキツいかなと思っていたので、ちょっと肩透かし麺が硬めの仕上がりになっているので、食べた感じはあるけど、ホントに徳島ラーメンを頼んだ時より1.5倍あったのかは疑問


SHV39_3814しかし、これを食べてもまだ時間もあるし、何か欲しい。飲み物もあれば・・・と思って、再び駅を見回すと、キョーエイという店がある。
このキョーエイという店は、徳島県をメインにチェーン展開をするスーパーで、『外資系』(つまり徳島県ではないところに本店のある店)のマルナカやハローズと激しいシェア争いを繰り広げております
せっかくなので、グルグル回っていたら、おお、「フィッシュカツ」があるではないか!確かこちらは笹田蒲鉾のもの。
フィッシュカツというのは、えそなど普段安価で取引されるような魚をすり身にし、そこにカレー粉を入れて混ぜた練り、パン粉を付けて揚げたものです。徳島県では非常に知られた食品で、お土産用もあるのですが、お土産用のは高いのよね・・・。しかし、スーパーなら、ビニール袋に入れるふうで84円(税込)だった。しかもデカい(爆)。思わず2枚買っちまった(ギャハ)。



魚の臭みとかは全くと言っていいほど無く、カレー粉のおかげでスパイシーに仕上がっております。だからなのか、魚の旨味と甘みを感じられる素晴らしい一品です。お好みでマヨネーズやソースなどをどうぞ。


SHV39_3816お腹がそれなりに膨れて、しばらく待っていたら、やっとバスが来たよ・・・。

ここから次の目的地になる鳴門市ドイツ館と道の駅第九の里に向かいます。途中バスがまたナローな道を走り抜けるんですよ。家と家の間、普通の小路みたいなところを走り抜ける地方の路線バスってすげーわ。
そんなところも通るバスに揺られて20分くらい。鳴門市ドイツ館に着きました。


こちらは、ここから歩いて10分ほどにある板東俘虜収容所(現在のドイツ村公園)にあったもので、1993年に現在の場所に移っています
主な展示として、俘虜時代のドイツ人の生活風景や人道的な扱いをした経緯、地元民との交流などの紹介、実際に収容所で使われていたものなどの展示があります。
時間がそんなになかったので基本的に流し見程度になってしまいましたが、丁重にドイツ人を扱い、彼らにドイツに住んでいた頃とほとんど変わらない生活を送らせていたというのがよくわかりましたね。そして、ドイツ人達もその心意気に感謝し、様々な物事を伝え残していったことも分かります
遺されたものは現在でも使用できるもの(ドイツ村公園にある眼鏡橋など)もある他、ここでは語られていないですけど、ドイツ人俘虜収容所は後の日本のパンの原点の一つになっております。現在のパスコ(シキシマパン)は、名古屋の収容所にいたドイツ人俘虜から技術を学んでいるのです。



SHV39_3815そして、今年はベートーベンの交響曲♪第九がアジアで初演されて丁度100年。そんなこともあって、ここに行きたかったんですね。去年徳島に来た時は、そうか来年か・・・と思って行かなかったし、それを覚えてたのよ(ニヤニヤ)。



SHV39_3817小高いところにあるベートーベン像。



SHV39_3818バス停のそばに、道の駅第九の里があります。この奥に鳴門市ドイツ館があるんですよ。
こちらの建物は、ドイツ人俘虜が住んだバラッケというもので、国の重要文化財になっています。
ちなみに、元中日ドラゴンズの板東英二さんは、第2次世界大戦後徳島県で育ったのですけど、このバラッケが建っていた坂東俘虜収容所に住んでいたんですね。当時は満州などから引き揚げてきた来た人達の居住地として活用されていました。もしかすると、板東さんはこのバラッケに住んでいたかもしれないわけです。本人が見たら懐かしがるでしょうね・・・。



SHV39_3819その中は飲食店も併設されていて、ドイツのソーセージが頂けるんです。
というわけで、カリーヴルストをチョイス。やはりドイツのソーセージはカリーヴルストが一番美味い。
こちらは、ドイツパンも一緒に頂けます。



切ってもパリとした食感が失われていないので、プリプリ感もあるのも相まって美味しい。時間が押していたけど食べてよかった(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:18Comments(0)

2017年05月14日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その7 ポカスタの悲劇

FC岐阜、昨日はアウェイで徳島ヴォルティスとの一戦を迎えました。


岐阜は、先日の大分トリニータ戦で連勝記録が5でストップ。久しぶりの敗戦ではありましたが、痛い敗戦ともなりました。というのも、上位進出を窺えるというまたとないチャンスだっただけに、他がつまづくか崩れるかしない限りはそう上がれる順位ではないので、勝っておきたかったんですね・・・。でも、まだ残留がヤバいという状況ではないので、その点ではまだ安心して、かつ贅沢なリクエストもできるわけです。

相手の徳島は1勝2敗。馬渡和彰選手の出場停止が響いているのかなと思っていたのですけど、ケガ人も出ているようで。馬渡選手が戻ってくる(実は、岐阜戦では出場停止処分が解除されないと思ってた(苦笑)。岐阜戦で2試合過ぎた後だったのね)ので、チームそのものも引き締まってくるのでしょう。


その思いが、結果に出たわけですけど、それは後程。まぁ、タイトルでわかるか(爆)。


SHV32_0868この日は、高速バスで徳島まで向かうことにしたのですが、いつもなら夜行・・・というところを、試合時間が16時からということもあって、昼間のバスで景色を眺めながらと思ったわけですよ。当日は大阪まで雨だったし、曇り空で景色はイマイチだったけど(爆)。
それで、徳島駅まで・・・と思っていたのですけど、スタジアムの最寄り駅(停留所)が高速鳴門というところだったので、そこで下車することに。
しかし、そこからの距離がすごかった徒歩40分(爆)。約4kmですよ。
思わず、この看板を見て、ふざけるなーと心の中で絶句した(笑)。だって、知っている道の4kmは大したことないなと思えるんだけど、知らない道の4kmは精神的に疲れるもの



SHV32_0890今回訪れた鳴門市は、日本(アジア)で初めて♪第九(♪歓喜の歌とも♪喜びの歌とも)が合唱されたのだそうな。というのも、第1次世界大戦で捕虜になったドイツ人が、この地に収監されていたためパン作りもこの地にいたドイツ人がきっかけだったそうだし、この地にいたドイツ人は、日本に大きな影響を与えているんだねぇ・・・。
なお、♪第九は2018年で初めて演奏されて100年になるのだそうな。



SHV32_0869そして、この地は徳島県を代表する企業、大塚製薬の本拠地徳島ヴォルティスのスポンサーでもあり、前身チームでもあります。
ゆえに、関連会社である大塚倉庫の壁には、大塚製薬グループの商品が描かれております。・・・へぇ、チオビタドリンクの大鵬薬品も関連会社なのね。



SHV32_0870そんな停留所の立体駐車場にも徳島を応援する看板が。



SHV32_0871もちろん鳴門駅にも。
スタジアムまでの道は、ヴォルティスロードと呼ばれ、マスコットのヴォルタくん・ティスちゃんが描かれたものが歩道にプリントされていました。



SHV32_0872高速鳴門から約40分。鳴門駅からなら、約25分くらいでしょうか。やっとポカリスエットスタジアムに着きました。ちょっと疲れた(苦笑)。
バスに乗るという手段もあったんですが、鳴門駅前から出るバスは、1時間に1本ペース。しかも50人乗ったら終了という結構厳しい条件。しかも、スタジアムに向かう途中(駅からちょうど半分くらいかな)で駅に向かうのを目撃しているので、ある意味乗らない理由がわかったとも。

バスに関しては、もうちょっと考えようよ。コミュニティバスもあるけど、これもドングリの背比べレベル。状況にも寄りますが、試合のやっている時間には終了という有様なので、いくら歩ける距離とはいえ、できることなら出してあげましょうよ・・・。200円でも乗ると思うよ。
たぶん名古屋グランパスの豊田スタジアムと同じ問題なんだろうなぁ。微妙な距離だからシャトルバスが出しにくい。だったら歩けと。駐車場が少ないので、車も来辛いだろうね。これでJ1の試合をやってた時期があったと思うと・・・。



SHV32_0873さて、こちらにいるのが、徳島のマスコットであるティスちゃん
お年寄りの来場客に寄り添って歓迎。マスコットの鑑(かがみ)ですな。



SHV32_0875そして、こちらは同じ徳島のマスコットであるヴォルタくん。某芸人のマネをしておりました。
・・・オマエ、それでいいのか(ギャハ)。もっとシャキーンとだな(以下略)。



SHV32_0877なお、徳島県のマスコットであるすだちちゃんも立像で来ておりました



SHV32_0876さぁ、お腹が空いたので飯にしよう。


最初は、ふく利の「鶏ちゃん焼きラーメン」
見てわかる通り、焼きラーメンではなく、鶏ちゃん焼きの入ったラーメン。岐阜が対戦相手ということもあっての限定発売。



うん、あっさりしてるね。もっと味噌とかの味を出してもよかったんじゃないのかなと思ったけど、徳島ラーメンのテイストを崩したくなかったのかなぁ。とはいえ、そもそも徳島ラーメンの味わいもよくわかっていない(爆)。
色々文句書いていますが、美味かったのは間違いない。


SHV32_0879もう一つは、茶茶家の「あげパン」こちらはレディースデーということで販売されていたと思われるチョコ味をチョイス。他には、きなこ・砂糖・抹茶などがありました。なお、チョコ味は売り切れ直前だった(汗)。



これは、チョコの粉が甘くてパンに合うんですよ。でも、粉が底に沈んでいたので、最後その粉を必死になって食べようとする、そんな自分の浅ましさに号泣(笑)。


SHV32_0881試合前のファンサービスにて。
メインステージにあったマイクがハウリングを起こしたらしく、2人がずっこける。その後、ティスちゃんにお説教され、土下座するヴォルタくん。だから、オマエそれで(以下略)。
ちなみに、ヴォルタくんは自転車、ティスちゃんはバギーで来場しておりました。

あと、スタジアムは長良川と同じで、観客席は高めの配置なのね。



SHV32_0884今回の徳島のサポーター席は、ジェフユナイテッド千葉戦でコアサポがやらかしたことで、弾幕関係は一部自粛しているようでした。応援もまとめる人がいない中でも、整っていたことを考えると、よくやっている方だなとも。



SHV32_0885そして、この試合では大杉漣さんが花束贈呈を行っておりました。その後、観客席(シーズンチケット購入者らしい)で観戦していたとか。
サポーターの鑑ですな。徳島のサポーターは、彼の行動をよく手本にするように。



SHV32_0887試合はというと、前半はほぼ互角ちょっと徳島が押しているなと思える部分はあったものの、決定機を得られても決められないというふうで、精度の低さが救いになりました。岐阜も岐阜で少ないチャンスが決められないというふうだったので、どっこいどっこいなのかな。

そんな数少ないチャンスを最初に生かしたのが、岐阜でした。後半38(83)分にこぼれ球を永島悠史選手がシュートして先制点を挙げました。耐えに耐えて、敵の猛攻にビクトル選手がスーパーセーブを見せながら、やっとつかんだ1点でした。

しかし、9分9厘勝った試合は、終了直前に暗転します。
試合終了直前に古橋享梧選手がこぼした球を出場停止の解けた馬渡選手に渡り、シュートを放つものの、ここは庄司悦大選手が防いだのですけど、ここで大きくクリアしなかったがために、こぼれた球を岩尾憲選手に狙いすまされ、誰も動けずにゴールの中にほぼ同時に試合終了となったわけです。
主審が笛を吹かなかったというより、主審が止めようというアクションをしていたため、それに岐阜の選手は誘われてしまったわけですね。試合後に大木武監督が「「笛が鳴るまで最後まで戦え」と散々言っている自分が、最後にレフェリーがほんの一瞬笛を吹きかけた時があって、その瞬間に私は「勝った」と思ってしまいました。(中略)選手にあれだけ言っているのに、自分ができなかった(後略)」述べていたほど、皆が9分9厘勝ったと思っていたのに・・・。試合終了後にサポーターの一人が怒りをあらわにして悔しがった気持ちが十二分にわかりましたよ。
これを見てしまったので、しばらくは大塚関係の商品を見る気分が失せましたわ。あと主審の窪田さん、よーく覚えましたから、あなたの名前



恐らく、岐阜の歴史の中で、「味スタの悲劇」と並ぶ悲劇を見てしまった私あの時は、勝っていた試合が負けになったというすごい試合だったですけど、今回はまだ引き分けだったので、よしとするべきなのかな・・・。そう割り切れるようになるのは、いつなのだろう。


この試合はを勝っておきたかったのは、次の試合とその次の試合は連戦になるからです。
5/17にはロアッソ熊本と5/21にはV・ファーレン長崎と共にホームで迎えます。苦しい試合展開になると思われるので、この試合で勝っておけば、勢いが付いたんだろうなと。
もう一つは、名古屋が大分に完敗し、一部の上位陣が崩壊したので、ここで勝っておけばプレーオフ圏内に食い込めたんじゃないのかなと思えてならなかったんですね。一度入ってしまえば、勝つ動機に繋がると思っているので、詰めておきたかったなぁ・・・。
いつまでもそんなことを言っていても仕方ないので、今は割り切るしかないですね。それに、徳島とは岐阜のホームで戦う前に、もう1度、天皇杯の2回戦で戦いますリーグ戦の最中である6/21に行われるので、スタメンは随分違うものになるでしょうが、ポカスタの悲劇は、その時に返してやりましょう!


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)TrackBack(0)