2015年11月23日

FC岐阜観戦記2015 最終節 最後は大一番

FC岐阜、いよいよ今シーズン最後の試合を迎えました。最終戦はアビスパ福岡、相手は現在3位でJ1自動昇格が掛かった大一番になりました。
対してFC岐阜はカマタマーレ讃岐戦の敗戦後に大分トリニータが大宮アルディージャに敗北したことでJ2残留を辛くも決めたものの、結局のところ悪く言えば他力本願な結果になり、後味の悪い残留になりました。この最後の試合で目にものを見せてほしいものです。


SHL23_2044この日は最後の試合ということで朝早くからやって来て並んでいたのですが、なぜかこの日白鳥士郎さんが「岐大通(FC岐阜大好き通信。サポーターが製作している無料誌)」を配っているではないか。
・・・白鳥先生を身近に見られるだけでなく、無料誌配りにこき使われる姿が見られるのは、FC岐阜だけ(ギャハ)!



SHL23_2058なぜこうなったのかというと、今回「岐大通」に特別寄稿をしていたから。「のうりん」のメンバーが今年の岐阜の1年を振り返ってくれるショートショートです。・・・って、「○ 点 取 ら れ て 負 け ま し た」ばかりやな、オイ(苦笑)。
でも、白鳥先生の寄稿文が読めるのは、FC岐阜だけ(爆)!



SHL23_2045この日、いつものぎふチャン(岐阜放送)でのテレビ中継以外にもNHK BS1でも中継が急遽決まりました
BSで放送されると大荒れの試合展開になるということなので、岐阜にいい風が吹いてくれることを期待しております。



SHL23_2047この日で長良川競技場もしばらく見納めになるので、工事中のバックスタンドをパチリ。
芝のあったところはきれいにはがされ、席作りが始まろうとしております。来シーズンはオールシート体制になるのですね。



SHL23_2049この日に全てを掛けてきた福岡サポーター陣。例の盟主AAやジバニャンイラストの中に、井原監督への激励を込めた横断幕(黄色い物)が掲げられ、是が非でも自動昇格を願う思いが伝わって来ます。



SHL23_2046今回は可児市ホームタウンデーということですが、なぜか「自然薯もちもちポテト」がメイン。



味は確かにもちもちなんだけど、一般的なフライドポテトと比べると少し味が薄いのね。ゆえに塩コショウが振ってあるんですけど、もっと濃い味付けの物でガツンといきたかったですね。ケチャップとか。


SHL23_2050もう一つは、インディアンスパ岐阜市内にある「カフェレストラン ボーデン」の人気メニューです。



これもちょっと味が薄かったなと。カレー粉もスパゲティにふんだんに掛けているのにもかかわらず、カレーソースが薄く感じたんですわ。店に貼ってあったものくらい濃いふうだったらよかったのに・・・。


SHL23_2053で、試合に関してなんですが、もう終始福岡のペース岐阜はレオミネイロ選手が1点返す(同点にする)のがやっとで、前半13分のコンビネーションからの得点71・73(後半26・28)分のまるでリプレイを見せられたかのようなゴールとか、もう福岡のこの一戦に掛ける思いがひしひしと伝わって来ました
しかし、同じ時刻に行われた大分トリニータ×ジュビロ磐田の一戦で、磐田が劇的な大逆転劇を決め、得失点差(磐田+29、福岡+26)で磐田の自動昇格が決定福岡は必死の頑張りもむなしく、3位から6位までで争われるJ1昇格プレーオフに回ることになりました(対戦相手は6位に終わったVファーレン長崎)。



SHL23_2055試合後に行われたサンクスセレモニーの一幕。
日本特殊陶業プレゼンツのMVP発表、各あいさつの後、最後に行われた全選手あいさつ。
この一員でプレイするのも今日で最後なんだなと思うと感慨深いです。何人の選手と別れ、何人の選手と再び出会うこととなるのだろう。



SHL23_2057そして、この日のサンクスセレモニーの中で、Jトラストの藤澤社長からFC岐阜の社長である恩田さんの事実上の退任が発表されました。これ以上ALS(筋萎縮性側索硬化症)の中でスピーディーな運営は困難という判断がなされたためですけれども、誰もがえーという声も挙げていなかったので、いよいよこの日が来たかという気持ちが勝っていたのでしょう。実際写真にあるように、自身の力で立ち上がることさえできない身になってしまったのですから。
経営責任や成績不振を問われたふうではなく、自身の病気で辞めざるを得ないという境遇に一番悔しさをにじませているのは、他ならぬ恩田社長そのものでしょう。
本当にお疲れ様でした。社長の身が外れた来年も来られる限りスタジアムに来て頂きたいものです。



今年の岐阜は20位に終わりました。正直難波選手や深谷選手、ラモス監督をはじめ、スポンサーや後援会の方々まで仰った、ふがいない成績・苦しいシーズンになりました。夏の補強が上手くいかなかったらと思うと、正直ぞっとします。そして、この夏の補強に掛けたお金がまた岐阜の経営を苦しめることにならなければと思ってなりません
個の力・ベテランの力も必要ですが、一番は若手の実力がもっと伸びてほしい。そして、経営面でも苦しい展開が予想されるので、勝てる試合を求められることになるでしょう。

いよいよラモス体制は正念場の3年目。今まで岐阜を盛り上げていくための種を撒き、育ててきました。来年は実り多き1年にならないと、この3年間が一体何だったのかを問われることになりかねません。体制の正念場だけでなく、チームそのものも正念場になることを選手・スタッフの皆様は忘れないで頂きたいです。


来年は降格争いではなく昇格争いでやきもきしたいと願いつつ、今シーズンの観戦記を終えたいと思います。
来年のシーズンは2月末に開幕予定です。いつもより短いオフになりますが、選手の皆様・スタッフの皆様、ゆっくり休んで下さい。本当にお疲れ様でした。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)TrackBack(0)