2015年06月05日

独占から群雄割拠へ

東京ビッグサイトには正面入口(エントランス)・東ホール(ガレリア)・入口前の広場(イベントプラザ)の3ヶ所にコンビニが設置されています。それだけ多くの人がやってくるので、儲かるだろうという算段があるからなんでしょうね(ちなみに、24時間対応なのは入口前の広場のみ)。
ここにあるコンビニは、その昔ビッグサイト内の2店舗はam/pmが担っていました。そのam/pmがファミリーマートに買収されたため、ファミリーマートの独占となったのです。

ところが、その事態が急に揺らぐことになりましたビッグサイトの入口前の広場と正面入口の2店舗が閉店することになったのです。閉店する店舗、入口前の広場はセブンイレブンが、正面入口はローソンがそれぞれ引き継ぐこととなりました。
既に4/9に閉店したローソンは正面入口の店はに、新店舗の準備を終え、6/5にオープンしました。入口前の広場は6/4に閉店し、7月下旬にセブンイレブンとしてオープンするということなので、これから準備に掛かるということになるのでしょう。


今回の店舗が、どこのテナントなのかは不明ですけれども、ファミリーマートからローソンないしはセブンイレブンに変わったのは、契約上の問題が発生したからではないかと推測しています。フランチャイズ契約で揉めて店を閉めた、またはキャリアを変えたということはよくあることで、東京ビッグサイト周辺では、国際展示場駅前にあるローソンは、かつてサークルKサンクスのフランチャイズ契約を結んでいました


ただ、ユーザーにとって独占よりも群雄割拠になる事態の方がうれしいわけです。
これまでは同じ商品しか買えないということで、変わり映えしないラインナップの中から選ばなければなりませんでした。しかし、ローソンとセブンイレブンが入ることで、セレクトできる商品が増えることになるので、欲しいものが手に入りやすくなるわけです。
この効果が最大限に発揮されるのは、夏に行われるコミックマーケットでしょう。どの店のラインナップが好評を博すのか一目でわかるようになるので、他の店はライバル店舗の様子を伺いながらオリジナリティーを出していくというふうになるのではないのでしょうか。いい意味で切磋琢磨してくれるものと思います。


なお、個人的には美味い飯が食えるからセブンイレブンが入って来てくれたのはうれしいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 22:58Comments(0)TrackBack(0)