2023年11月24日

【2023年】残りの椅子を譲り合う罠【J3リーグ】

残りが2試合になったJ3ですけど、まだ決まりません。いや、決めきれません愛媛FCが颯爽と優勝をかっさらったというのに(苦笑)。
全ては、あと1勝だけしてしまえば昇格確定の鹿児島ユナイテッドFCが勝てないのが原因なのであって、そこを突けばいいのに、他のチームも見事に転ぶという有様。それが現在の順位に現れています。

そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、☆は昇格決定・×はJ2ライセンス不交付になります。また、ここでの大阪はFC大阪になります。


1位 愛 媛(70)+11 ☆
2位 鹿児島(58)+15
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 富 山(56) +4
4位 奈 良(54)+13
5位 今 治(53) +9
6位 大 阪(53) +6 ×
7位 松 本(53) +5


前節で、いわてグルージャ盛岡に負けたFC岐阜とカマタマーレ讃岐に負けたアスルクラロ沼津が今シーズンのJ2昇格を失いました。そして、まだ勝ち点52ではあるものの、得失点差で2位の鹿児島を追い越せなくなった(可能性が高い)ガイナーレ鳥取とヴァンラーレ八戸もその資格を失いました。なお、この戦績によるものなのか、鳥取は増本浩平監督を契約満了としています。10月に暫定だったのが正式に監督として始動したばかりなのに、何とも残酷な振る舞い鹿児島並みの戦績を挙げた功績を考えると、満了にすべき監督じゃないのにね・・・。絶対他が欲します。下位に沈んでしまったチームがリサーチを掛けてもおかしくない。


さて、そんな状況下で、やはり昇格のチャンスが残っているのは、鹿児島・カターレ富山が第1走者、奈良クラブ以下が第2走者になるのでしょうけど、強烈なまくりを見せている奈良の存在が怖い

奈良は、他のチームが転んだり足踏みをしている中で、一人勝ち残っており、ここ5試合で見れば、3勝1分1敗とFC大阪(2勝2分1敗)と松本(2勝1分2敗)よりも勢いがあります。FC大阪と共に、JFLからの参入組として大きく引っ掻き回しています。いや当初の予測以上の引っ掻き回しっぷりでしょうな(汗)。
奈良が残している試合も、鳥取(H)と松本(A)と松本が昇格のチャンスを逸した時には、強いとはいえ非常に戦いやすい相手になることでしょう。逆に昇格のチャンスを残しているとかなり厄介な相手相手のホームなので、俄然サポーターが圧を掛けてくるでしょう。その中で戦い抜けるか。そして最終節のプレッシャーに勝てるか。そこが課題になるでしょう。

他は、どんぐりの背比べになるのですけど、J2ライセンス不交付になったFC大阪がどう戦うかに注目でしょう。昇格のチャンスを残している今治と既に昇格を決めた愛媛を潰せるか否かで来年の戦い方が見えてくるでしょう。

今回の昇格争いの中で、一番経験値があると思われるのが、松本。
実際奈良だけ気を付ければいいという有利さもあるのですが、最終戦をホームで迎えられるというのも有利な条件に。奈良にとっては怖い存在の松本のサポーターが、彼らの大きな追い風になるのは、サンプロアルウィンを知っている人間ならわかって頂けるのではと。


ということで、繰り返しますが、鹿児島本命で富山対抗穴は奈良・松本といった感じになるでしょうか。恐らく、明日・明後日の試合で大きく動くと思います。注目しましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2023年11月10日

【2023年】激戦の果てに・・・【J3リーグ】

J3の試合も残り4試合になりました。昇格の行方はまだ決まらない。例年以上に団子なレースになった中、1位だけがもう決まってもいいんじゃないのとか思って見てるのに、まだ決まらない(汗)。2位に至っては、まだかなり下の順位までイケそうだという状況が長く続いたものだから、感覚がマヒしてしまっている(苦笑)。それでも、次の試合で終わりかねない予感はしてならないんですけどね(たぶん(苦笑))・・・。


そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、ここでの大阪はFC大阪、横浜はY.S.C.C.横浜になります。


01位 愛 媛(67)+13
02位 鹿児島(58)+18
=== 昇 格 ラ イ ン ===
03位 富 山(56) +7
04位 大 阪(52)+11 ×
05位 松 本(52) +7
06位 今 治(50) +9
07位 鳥 取(49) +4
08位 奈 良(48)+10
09位 岐 阜(48) +9
10位 沼 津(48) +3
11位 横 浜(48) -2


・・・まぁ、残り4試合だっていうのに、昇格の希望があるチームだけ列挙したら、こんだけ残るんだもんな(爆)。ただ、実際は残り試合数で積み上げられる勝ち点(この場合は12)の半分ゲットできれば上等だと思うので、愛媛FC・鹿児島ユナイテッドFC・カターレ富山の3チームになるだろうなぁ・・・。3試合勝てるという条件なら、FC大阪・松本山雅FCまでだと思う。抗え抗えと言ってはいますが、FC岐阜に昇格の望みというのは、結構厳しいんですね。それは同じ勝ち点にいる奈良クラブ・アスルクラロ沼津・Y.S.C.C.横浜とその1点上なガイナーレ鳥取にも言えることです。

正直沼津はよくやっています。最近は失速気味ですけど、中山雅史監督が的確な采配を敷いていて、戦っている相手としては恐ろしい。守備中心のドン引きサッカーなので、相手はなかなか点を奪えないんですね。攻撃的ではないにしても、ちゃんと点は複数点挙げているところが、中山監督ゆえにとも。ストライカーの育成能力は高いのかもしれない。
あとは、FC大阪の動向がどうなるかでしょう。先述の通り、昇格は厳しいでしょう。ただ、仮に3試合以上の勝利を取ってしまうと、2位の鹿児島を上回る可能性が出てきます。FC大阪は昇格争いしているチームの中で、唯一J2ライセンスが不交付になっており、仮に2位に滑り込んでも、昇格できなくなります。そうなると、J2で21位の大宮アルディージャないしは22位のツエーゲン金沢のどちらかが21位になった場合、J2残留ができるというシナリオになるのです。
FC大阪は攻撃的なサッカーを展開しているのですけど、今後今治と愛媛を控えているので、かなり難しいんじゃないのかな・・・。同順位にいる松本山雅の方が、日程的に楽で、最終節の奈良戦だけ気を付ければいいふうなのよね。なので、厳しいとはいえチャンスがありそうなのは、松本山雅と見ています。
・・・そう考えると、一番日程的に楽なのは、他ならぬ岐阜なのか(汗)。カマタマーレ讃岐・いわてグルージャ盛岡・FC琉球・ギラヴァンツ北九州と下位のチームのみ。しかも昇格の可能性が潰えてしまったチームばかりなのですよ。一番怖いのは、残留争いを繰り広げている琉球と北九州なんですけど、このあたりをこれから話していきましょう。


JFLへの入れ替え戦が絡む残留争いですけど、実は北九州でほぼ確定になってしまったんですよね・・・。先日の試合で松本山雅に負けたことで、勝ち点24の北九州は、残り4試合全勝しても36となり、現状19位のSC相模原と同じになります。しかし、相模原の得失点差が-8なのに対し、北九州が-17と9点差と大きな差になっています。残り4試合で相手チームに3点差以上の勝利を挙げないといけない。これはかなり絶望的です。しかも連敗中でそこまでのモチベーションが出せるのかという心配も。もうJFLの動向だけ見てサッカーやってるんじゃないかという閉塞感さえあります。なので、北九州より上のチームは、実質残留確定なんですよね。ここまで明暗が分かれるとは・・・。

ちなみに、JFLの日程は11/26に最終節を迎え、この日に順位が確定となります。現状では、Honda FCとソニー仙台FCが上位に就けているため、北九州の首は意外に太く繋がっているとも言えるのですけど、J3ライセンスが継続審議ながらも、レイラック滋賀とラインメール青森にもJ参入のチャンスが残されているだけに、北九州としては、入れ替え戦を想定して気を抜けない。そして、滋賀と青森が猛チャージをして、Honda FCとソニーを抜いてしまおうものなら、19位のチームも入れ替え戦に巻き込まれる事態に。仮にそうなったら、もう一度、その手の記事を書こうかと思います(苦笑)が、現状ではHonda FCの優勝は確定でしょう。2位がまだわからないという点でいけば、J3と似ているのかも。まさか実力面だけでなく、試合動向まで似るとは・・・。


残り試合は4。苛烈極まりない2023年のJ3の終着点は、いつなのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:53Comments(0)

2023年10月30日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その17 きのどくな富山

FC岐阜、昨日は富山県富山市にある富山県総合運動公園陸上競技場でカターレ富山と戦いました。
富山は、2位との勝ち点差が2、一方で岐阜は同じく10に位置付けています。富山は、この試合を勝てば、2位に付けている鹿児島ユナイテッドFCの状況次第では2位に躍り出ることができます。それゆえに、何としても勝たなければいけない試合でもあるのです。


SOG03_101414ところが、そんな富山は前回のホームであるアスルクラロ沼津で逆転負けを喫し、今シーズンのダブルを取られてしまっています前節のガイナーレ鳥取戦で逆転勝ちをして3位に踏ん張っているというのが現状です。この状況も、富山が何としても勝たないといけない理由でもあるのです。
そこで前回の対戦を見てみると、岐阜は富山にウノゼロで勝っているんですね。ウチにとっても、富山に勝って昇格戦線に食らいつくという意味だけでなく、富山からシーズンダブルを奪取して精神的ダメージを与えるという意味合いもあったのです。

そこで出てきたこのポスター。富山駅にあったものですけど、「借りは年内に返す!!」とあります。
しかし、先述の通り、沼津には逆転負けしていますこれは壮大なフラグに違いないとほくそ笑みながら、会場に向かうのでした。



SOG03_120607富山のサポーターも、昇格の文字を掲げ、全力で応援・・・と思ったら、その横には、2026年以降に行われる秋春制への明確な反対を掲げていました。クラブ側はどうなのかわからないのですけど、北陸もそれなりに雪深くなるので、やりにくいのは間違いないんだよなぁ・・・。



SOG03_120457今回は射水市のコラボデーとなっているのっで、ミスいみずの他にマスコットのムズムズくんがやって来ました






SOG03_155711試合は、昇格に向けて邁進する富山のペースで終始進んでいました。その気迫に押されていたのか、岐阜は全くもって気迫を感じられない覇気がないのです。富山の堅い守りに攻めあぐねて、あっちにボールを振ったかと思ったら、また元のところに戻って・・・を繰り返す。スピーディーな動きは特に前半鳴りを潜め、いいところがまるでない。だからこそ、前半に起こった失点劇は、富山の華麗なテクニックに翻弄され、縦の素早い動きについていけないという最悪の展開を見せてしまったのです。これは、生地慶充選手が前節でレッドカードをもらい出場停止になってしまったことや宇賀神友弥選手がメンバー外になってしまったなど5人が入れ替わったことも大きく影響しているのでしょうけど、そんな事態になっても勝ち抜けるようにするのが、今年の岐阜の目標じゃなかったのか。天皇杯で清水エスパルスを破ったのは、運がよかっただけじゃないですよね?

そんな重苦しい空気がのしかかる中、後半を境に徐々に自分達のペースを掴み直そうとしている岐阜ではあったものの、相変わらず富山の硬い守備と気迫に飲まれてしまっていた状況でした。
このまま終わるのか・・・と思っていたアディショナルタイム突入直後、丁度後半が終わる頃から、岐阜の同点劇が幕を開けたのです。
藤谷匠選手が持っていた球を庄司悦大選手に預け、庄司選手はロングボールで前線に運びます。左サイドの隅に飛ばしたボールは、この日途中交代で入った和田侑樹選手に。和田選手は再びボールを下げながらも、ほぼ中央にいた田中順也選手に(この時、経路上にいた北龍磨選手は飛んできたボールをスルーしている)。田中選手は狙いすましたように左足を振り抜いたものの、富山のディフェンダーが堅い守りを見せ、跳ね返しました。しかし、そのこぼれ球を待っていた選手がいました。後方に下がっていた村田透馬選手です。冷静に受け取り、田中選手に負けないくらいに右足で大きく振り抜いたシュートは、まるで弾丸のような一閃となり、相手ディフェンス陣をすり抜けて、ゴールマウス右上に突き刺さったのです。富山のサポーターは、「行くな!行くな!入るな!」と思っていたことでしょう。それを揺るがしたシュートが決まった瞬間、先述の一言がなし崩された現実が、大きな悲鳴となって漏れたように感じました。逆に追い付いた岐阜サイドは、狂喜とも取れる歓喜の渦を起こし、残り4分での逆転劇を願ってもいました
ただ、そうは問屋が卸さない。再びねじを締め直した富山が守り抜き、1-1の引き分けで終わりました。それでも、富山にとっては手痛い引き分けになりました。勝てた試合が直前に持って行かれたのですから・・・。ウチが嫌ってほど経験している展開なんですけどね(ニヤニヤ)。



どちらのチームも勝たなければいけない状況下で、痛み分けになる引き分け。
富山から見ると、2位の鹿児島が勝ったので、勝ち点差が4に広がってしまい、次の試合で追い付くのは不可能になりました。
岐阜に関しては、さらに大きく差が開いてしまい、残り5試合での逆転劇は、かなり難しいものとなりました。勝ち点を最大で15を積み上げられるものの、上位陣が勝つことを考えると、残り試合の半分(この場合7ないしは8)が昇格を狙える勝ち点とにらんでいるので、ほぼ絶望的になったと言えるわけです。
しかも、この試合で村田選手が相手選手との接触で脳震盪を疑われ、交代しています。もうこの時期になると、ケガ無く1年を終わってほしいとさえ思ってしまうんですね。もちろん、余計なカードをもらうような浅はかなプレーも不必要。最後までベストメンバーで挑めるように、奇跡とも言える逆転昇格の可能性を残すためにも、これ以上ケガ人やコンディション不良でベストを出せない状況は勘弁願いたい


そして、ここで表題の「きのどくな富山」になるわけですけど、共通語で見れば、『気の毒な富山』という文字通りの意味になり、富山を憐れむ見方になるのです。しかし富山弁で見れば、『ありがとう富山』となり、岐阜としても厳しい引き分けではあったものの、勝ち点を得て帰れるため、まだ昇格の望みを繋げてくれた富山に感謝するという嫌味な意味合いにもなるのです(ニヤニヤ)。こんなダブルミーニングなタイトルが付けられるとは思ってなかった(笑)。


次の試合は、ホームでヴァンラーレ八戸戦になります。
3連休の中日、日中での開催になるので、大勢の観客が来場されるのではないかと思われます。恥ずかしいプレーだけはしないように、情けないプレーだけは晒さないように、今回のような最後まであきらめないプレーを長良川でも見せてほしいものです。

なお、スタメシの話は次回に回します。あまりに試合が劇的だったんでね(ニヤニヤ)。


残り試合5。J2昇格への勝ち点差は12。


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Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)

2023年10月29日

展開は最悪の中で、最低限を行ったように見えた

富山県富山市にある富山県総合運動公園陸上競技場で行われたカターレ富山×FC岐阜の試合は、1-1の引き分けに終わりました。
・・・と、書けただけよかった正直9分9厘富山の流れで勝ってもおかしくない中、アディショナルタイムの案内の時にねじ込んだ村田透馬選手には感謝しかない。ただ、その後脳震盪の疑いのある退場になったことが悔やまれるし、次も大丈夫なのか心配にもなる

この試合、勝たなければいけなかった。終戦の文字が更に迫ったものの、最低限の仕事、勝ち点を積み上げること、相手チームのメンタルをへし折ることはできたと思う。負けが濃厚になっていた試合で引き分けに持ち込めたのは、決して悪いことではない。終盤の試合だから厳しい評価になるだけで、よくやったと思う。
ただ、その気持ちを試合開始時から見せていれば、もっと試合運びが楽になったと思う。幾人かの選手が顔を見せていない中、気持ちを押し殺さず、最初から見せる姿勢も大切なのではないか。ペース運びを考えると、勝てる試合も落としかねんぞ・・・。


この勝ち点を大事にして、次のホームは全力で挑んでほしい。


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Posted by alexey_calvanov at 17:32Comments(0)

雨降る中での県総

今日は、富山県総合運動公園陸上競技場で行われるカターレ富山×FC岐阜の試合に来ております。というか、前乗りなんですけどね(ニヤニヤ)。


富山県は朝から雨が降っており、立山市や入善町をはじめとする東部では大雨警報が発令する大変な事態になっているようです。ただ、丁度この時間は、着いた時は傘がいるくらいの雨降りでしたけど、止みましたね。
富山駅にいた時も時折青空は覗いていましたし、NHKの予報では、午後の降水確率は30%でしたから、もうレインコートを着るような大降りにはならんはず・・・と思いたい(苦笑)。


今日は、富山にとっては大事な試合。もちろん岐阜にとっても大事な試合ですけど、『大事』の重みが違いますね。それでも、ウチは勝って、ガイナーレ鳥取戦以来のダブルを狙っていきましょう旨い寿司を腹いっぱい(食べたい)(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 11:53Comments(0)

2023年07月19日

激戦だった第103回天皇杯3回戦

先週水曜日に行われた天皇杯3回戦。何で今日の今になって書いているのかは、後でお話しします。

その天皇杯3回戦は、激闘の言葉がふさわしいものになっていました。下カテゴリーのチームが、あと一歩で・・・という試合もあったようなので、今年に限って言えば、下カテゴリーだからといって舐めて掛かってはいけないということなんでしょうかね。<いやいや、毎年そうだって(ニヤニヤ)。


まずは、FC岐阜から見ていきましょう。今年は3回戦まで残り、J1のアビスパ福岡と戦いました。
メンツを見て大丈夫かなと思ってましたが、なんのなんの。大善戦でした。普段スタメンに出られない、下手したら控えにも入れないメンツが、各上相手に激闘を繰り広げました。
前半39分にルーキーの羽田一平選手が先制点を挙げ、このまま逃げ切れるかと思ったのですけど、さすがはJ1、入れ替える選手がスタメン級なので、もはや反則とも言えるくらい。すると、徐々に福岡に押し切られ、終盤に同点。そして延長戦で逆転負け(2-1)となってしまいました。
力尽きたという雰囲気で終わった岐阜。しかしよくやってくれました。競り負けたのは、色々な部分で差が出てしまったのかなと思っています。ぜひこの経験を次に生かしてほしいです。


さて、J3やJFLなど予選を勝ち抜いたチームがどうなったのかというと・・・。
一番のサプライズが、高知県代表であるJFLの高知ユナイテッドSCJ1に昇格した横浜FCを1-0で破りました。恐らく高知はJFLの試合が無い(第16節が休み)こともあって、普段のメンツを揃えて戦ったと思われます。そしてホームで戦えたのもアドバンテージになったのではないかと。思い切って全力で戦ってきたことで、ベストメンバーではないものの、圧倒的ではあったはずの横浜FCに勝ったのかなと思っています。

その他、同じJFLから勝ち上がったヴェルスパ大分は北海道コンサドーレ札幌に敗れています


激闘という面では、J2のチームがJ1のチームを破る事態も散見されました。昨年優勝した横浜・F・マリノスがFC町田ゼルビアFCに1-4で破れる事態になりました。こちらは相手のホームでコテンパンにやられる事態。奇襲をされたというのはNHKのスポーツでの表現。開始早々に入れられ、前半で0-2。横浜FMが点を入れたのは、最終盤という有様。下手したらクリーンシートでやられるという屈辱を味わうところでした。


そして、激闘を通り越し、死闘を繰り広げたチームもありました。

鹿島アントラーズ×ヴァンフォーレ甲府の試合は、延長戦でも決着が付かず、PK戦に。そのPK戦も相手がPKストップしたと思ったら、返す刀でPKストップになるという持久戦の様相を呈していました。結果11人目で甲府が決めるという死闘となりました。

その次にすごかったのが、FC東京×東京ヴェルディの東京ダービー同じカテゴリーでの対戦は2011年、カップ戦で見れば2016年以来のダービーマッチ。長い時を経て行われた試合は、前半にFC東京が先制したものの、終盤に東京Vが追い付き、延長戦に。そこでも決着が付かずにPK戦となり、9人目で決着が付き、FC東京が死闘を制しました
ただ、このダービーマッチは因縁を通り越して陰険なものになり、東京Vのスポンサーに貼り紙を貼ったり、生卵を投げつける行為や試合開始直後にFC東京ゴール裏から花火が上がるという行為が見られました非常に残念な行為であると同時に、器物損壊や危険行為といった犯罪になる部分もあるので、犯人が名乗り出て、入場禁止の処分を下したとはいえ、これで終わりにせず、しっかりと反省してほしいと思います。やった相手だけでなく、クラブとしても(対策書など事後報告は必ず出さないといけない)。

さらに日を越えての死闘になったのは、カターレ富山×アルビレックス新潟の一戦
こちらは、7/12に試合が行われたのですけど、折しも線状降水帯が富山県を襲っており、激しい雨と雷の中で3度試合が中断し、4度目の中断で試合中止が決まったというものになりました。
試合そのものも新潟が先制すると富山が追い付いて逆転。富山逃げ切り・・・と思っていたら、終盤に新潟が追い付いて、延長戦に入った前半で新潟が逆転というシーソーゲームにもなっていました。そこで中断→中止になったのですから、特に富山は心が折れる展開だったと思うんですよ。それなのに、再開試合の延長戦後半、新潟がさらに点を重ねた中でも最後の最後で1点入れてるんですよ・・・。最後は新潟がペナルティエリアで犯したファウル(PK)が認められなかったという不運もあっての新潟逃げ切りになってしまったんでしょうけど、どちらも雨の中の試合で、双方ホントによく頑張ったと思います。延長後半の15分だけのためにやって来た2256人の観客の皆様は、本当にご苦労様でした。それ以前に大雨の中だったのに3837人の観客を動員したのもすごかったんですけどね・・・。


さて、ラウンド16(4回戦)になる天皇杯、最大の注目は、高知の対戦相手。何と、J1の川崎フロンターレと当たります。優勝経験のある強豪とどう戦うのか。8/2の試合が楽しみです。恐らくNHKでやるだろうな(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2023年05月29日

FC岐阜観戦記2023 第5節 再び上った太陽は、優しく僕らを照らす

とは言ってもナイトマッチなんだよなぁ(ニヤニヤ)。


ということで、FC岐阜は昨日、カターレ富山と戦いました。
この日の試合は、日中に陸上の記録会が開催されていたため、夕方まで開放されず、いつもよりタイトな感じでの入場となりました(まぁ、この手のイベント時には、いつものことではあるが)。


この日の試合、昨年10月の福島ユナイテッドFC戦でのケガから柏木陽介選手が復帰しました。いきなりスタメンではないけど、全治6ヶ月だったこともあり、すぐには戻れないだろうと思っていたら、このタイミングで復帰ですか。柏木さんがいないと怖さが無いと言いたげなテゲバジャーロ宮崎に移籍した石津大介選手のコメントを見るにつけ、やはり柏木選手ありきのチームなのかな・・・と思ってます。もちろん、『脱柏木』しないといけないのですけど、必要な選手だとも思っているので、復帰はうれしい限りです。



ということで、柏木選手のチャントを用意しました。ちゃんと覚えなきゃ、チャントだけに(爆)。< は や の ん 乙 。


そして、この日の試合は、ビッグフラッグの掲揚もありました。もうホーム応援席全てにバック席の一部まで至っていたウチのビッグフラッグ(苦笑)。あまりにデカすぎてワロタ。たぶん、公式が挙げてくれるはず(ニヤニヤ)。
SOG03_162658こちらは、公式サイトに挙がっていた水うちわ毎年の恒例行事になっていますね。
左から、杉田隼、萩野滉大、上野輝人、和田侑樹の4選手。杉田選手以外はルーキーになりますね。



SOG03_162704こちらは左から、羽田一平、横山智也、楠本羽翼の3選手




SOG03_205658初のナイトマッチ、時折雨がパラパラと降る中になったこの試合、前半から岐阜の選手達には気迫があふれておりましたこの試合を落としてはならないという気迫が、いい具合にアグレッシブさを生み、前へ進む原動力になったのではないかと思われます。積極的にシュートを放っていった前半、決まったのは前半14分だけだったのが、ちょっと残念ではあったものの、打たないことには点が入らないということがわかっているうちなら問題無いと思います。
その点の入った前半14分は、復帰してきた藤谷匠選手が起点になり、一気に前線の窪田稜選手に飛んでいきましたペナルティエリアに入ってからしばらくして、マイナスのクロスを飛ばし、その先にいたンドカ・チャールス選手が駆け込みながら押し込んだ!相手キーパーへの奇襲という形になって、岐阜が先制を果たします。

点の入らない・・・の話に戻りますが、藤岡浩介選手のクロスバーを叩いたヤツは、去年なら確実に入っていたものなんですよね。たぶんタイミングか何かがまだ狂ってると思うんです。蹴る場所が少し前ないしは後だったりとか。相当なスランプに陥ってると思うので、去年・一昨年がよ過ぎた、今年が普通なんだと思って、気長に待つしかないのかな・・・。

後半も攻める姿勢を緩めなかったものの、富山側も勇猛果敢な守備を披露して打開を図ろうとしてきましたが、冷静に対処できたことと守備をしっかりと固めたことで、富山の攻撃を最低限に抑えてくれました危ないシーンも無くはなかったけど、キーパーの茂木秀選手の頑張りもあって、ウノゼロ勝ちとなりました。



SOG03_210415柏木選手(中央)は、後半29(74)分に村田透馬選手との交代になりました。ポジション的にどうなのと思いましたが、場所的にそこしかなかったのかなとも。庄司悦大選手を代えるのも手だとは思ったんですけど、ここを代えるとバランスが崩れるのかなぁ・・・。



SOG03_210554今日のMOMというべきなのか、チャールス選手(右)と茂木選手(左)。攻めのチャールス、受けの茂木<と書くと生々しくてアカン!



これで、アウェイだったカマタマーレ讃岐戦に次ぐ勝利となり、連勝となりました。今シーズン初の連勝じゃないかな。順位も15位から12位まで上がってきました。
ちなみに、今節は上位陣が総崩れになったそうで、1位だったAC長野パルセイロが2位に、2位だった富山が3位に転落し、5位だった鹿児島ユナイテッドFCが1位に上がっています岐阜は首位まで勝ち点差7、2位まで勝ち点差6の中にまだ踏み留まっております。例年ならまずい順位なのに、今年はまだイケる順位になっているのです。まだ腐る順位じゃないことだけわかったとしても、この先のことを考えれば、少しでも勝ち点を積み上げたいところ。気を抜くわけにはいきません。再び歯車が狂う可能性だって必ずある。そこに向かっていってしまった時の保険を少しでも今のうちに付けておきましょう。


さて、6月前半はアウェイ戦が続き、リーグで見れば2試合連続、天皇杯も加えれば3試合連続になります。かなり苦しい状況になるとは思いますが、苦しい時はとうに過ごしているので、リーグ戦に関しては、上昇気流を維持することに専念し、天皇杯に関しては胸を借りるつもりで挑みましょう

6月最初の試合は、6/4のガイナーレ鳥取戦。その次は、6/11のアスルクラロ沼津戦。その間に挟まれる天皇杯2回戦は、6/7の清水エスパルス戦になります。
次のホームは、6/18に開催されるSC相模原戦になります。前半の展開次第になりますけど、もし19位に沈んだままの状況であれば、打開を図るために死に物狂いで挑んでくることは間違いありません。その鼻っ柱を折ってしまうつもりで、完勝を目指しましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:10Comments(0)

2022年10月09日

FC岐阜観戦記2022 第14節 陽はまた昇るのか

FC岐阜、今日はカターレ富山と戦いました。
先日、福島ユナイテッドFC戦で柏木陽介選手が負傷退場となったわけですけど、後日そのケガの内容が発表されました。公式サイトの発表によれば、右アキレス腱断裂で全治6ヶ月とのこと。また試合翌日に手術が施されたとのこと。柏木選手が公開しているインスタグラムによれば、処置はやまが整形外科、手術は朝日大学病院で執り行われたらしい。素早い対応に感謝しつつも、何もできていない自分自身に情けないという趣旨のコメントを残しています。
そして、この日の試合には、柏木選手の復帰を願う弾幕がゴール裏に張られていました。皆気持ちは同じだと思います。しっかり治して帰ってきてほしい、と。
私自身も同じ気持ちです。老け込むのも、ましてや引退の文字を考えるのは早過ぎです。北海道コンサドーレ札幌に所属する小野伸二選手や関東1部の南葛SCに所属する稲本潤一選手も述べていましたが、ケガを直してからというふうに思います。時間は掛かるかもしれませんが、万全の体勢で帰ってきてほしいと思います。でも、そうなると来年のシーズン序盤はおろか、シーズン半ば以降になりかねないんだけどね・・・(泣)。


SOG03_155910そんな苦しい展開の中で、試合が始まりました。
同じくケガで出場できない宇賀神友弥選手の代わりに橋本和選手が入り、柏木選手のポジションは、若手の生地慶充選手がそれぞれ担っていました。生地選手は、このところ積極的に使われているところを見ると、来年はスタメンで起用しようという意思の表れなんでしょうね。まぁ来年がどうなるかわからんけども(苦笑)。
控えでは大野哲煥(ちょるふぁん)・三國スティビアエブス・山内彰の3選手が久しぶりに名を連ねました。三國選手のみ途中出場をしましたけど、もうちょっと積極的なプレーをしてほしかったなぁ・・・。
と、ボヤいているということは、試合内容はよくないということだ(ニヤニヤ)。

それでも前半は悪くなかったと思ってたの。でも、富山の執拗なくらいに展開の速い攻撃を仕掛けられて、やや翻弄気味だったのよね。それでも、前半25分に生地選手が得たPKを得点王を狙う藤岡浩介選手が冷静に決めて先制点を取ります
それでもなお、富山は展開の速い攻撃を仕掛け続ける前半終了間際に空いた右サイドを攻められて同点になります。

後半は、岐阜の選手はベテランが多いので満身創痍になっていく中、富山は生き生きと動き続けるではありませんか。まるで富山湾で獲れる魚のような活きのよさ。前半もシュートやクロスを結構塞がれていましたけど、後半になると、それがことごとく見られるようになっただけでなく、インターセプトもたびたび見られるようになったのです。
後半はその活きのいい富山の選手の躍動が随所に見られ、後半30(75)分に窪田稜選手が相手選手をペナルティエリアで引っ掛けてしまいPKを決められ、その10分後には激しいぶつかり合いも出るほどの揉み合いになった中で、倒れながらも豪快に放たれたシュートが決勝点になりました。

気が付けば、アウェイで取った3-1を同じスコアを長良川で取られてしまったのです。降りしきる雨の中、冷たい雨粒がさらに冷たく感じた人も多かったことでしょう。



SOG03_160922試合後、川西翔太選手がやって来ました。
どうも、逆転のPK弾、川西選手からボールが手渡されたものらしい。もしや自分で打つつもりだったんじゃ・・・と思ったのですが、たぶんそれはフォワードの仕事と悟ったのか、フォワードの選手に渡していたようです。自身もチームではトップタイの得点だったのにね。これは何かあるな。
・・・しかし、満面の笑みである(笑)。



SOG03_160927川西選手、ふしぎなおどりをかましながら、颯(はやて)のように現れて、颯のように去って行った(ギャハ)。<♪川西翔太は謎でしょう~(ニヤニヤ)。



とにかく、今シーズンの残り試合で勝つのは容易ではないことがよくわかったわ。そしてまたダブルを取り損ねた今後ダブルを狙える試合がいくつかあるのでしょうけど、全てそれを逸することになるのなら、ちょっと今後の体制も考えないといけないのかなぁ・・・。でも、また監督ガチャになるから嫌なのよね。またガラポンになるし。とはいえ、もうそうしないといけないのかと思わざるを得ない。誠に残念でなりません。


さて、その次の試合はアウェイで松本山雅FC戦になります。何と上位対決の藤枝MYFCに負けてるんですよね。かなりのサプライズでもあり、松本の勢いがかなり削がれている中で、ウチに当たるのか。絶対に勢いを取り戻すためのダシにしてくると思うので、現有戦力で苦しいのは明々白々ですけど、松本の皮算用をフイにするような試合を見せてほしいものです。
あ、この試合ですが、行きたかったんですけど、都合で行けなくなりましたので、決してDAZNとかで探さないで下さいよ!絶対に探しちゃいけませんよ!<私からもフォローしておきますが、マジモンですから(泣)。

その次の試合はホームで、アスルクラロ沼津との戦いになるのですけど、てっきりナイトマッチは終わったと思ってたら、この試合が最後だったよ(ギャハ)!どうも陸上の大会が絡んでいるらしく、19時開催になるのだとか。この時期のナイトマッチは寒いと思うなぁ・・・。


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2022年08月07日

J3戦線異状あり?

J3は8/7に開催されたいわきFC×松本山雅FCの試合(本来は7/24に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で8/7に順延された)がありましたけど、いわきと松本山雅FC以外は一旦お休みに入っていたのです。再開は8/13ないしは8/14になります。

そんなJ3は、いわきの旋風が止まらないのですけど、本命と言われていたチームが案外伸びていないという状況になっています。早速J2への昇格争いを見てみましょう。左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差となります。


1位 いわき(39) +23
2位 藤 枝(38) +17
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 鹿児島(38) +15
4位 松 本(38) +12
5位 富 山(36) +7
6位 愛 媛(34) +5
7位 長 野(33) +4
8位 今 治(32) +8


・・・とまぁ、このようになっておりまして、8位までの差は9とまだまだ混戦模様になっております。これより下の順位のチームは、正直厳しい・・・ということで、FC岐阜は早々と終戦が決まったのです(大泣)。


では、改めて順位を見て行くと、J参入初年度のいわきが相変わらず首位を薄氷の差ながらもひた走り、その差1で本命の松本山雅FCと常連の鹿児島ユナイテッドFC、そして時折爆走することがある藤枝MYFCが今シーズンこの時期に追い上げてきました謎の爆走力を見せる藤枝ですが、持続性は無いので、正直数ヶ月の命・・・とセミの一生みたいな言い方をしておりますけど、事実だから仕方ない(汗)。ただ、噛み合うと破壊力抜群のチームなのは、見ていてわかったので、この爆走力の源でもある破壊力が維持できれば、悲願のJ2昇格もイケると思います。ベテラン選手はあまり無くなりましたけど、中堅と若手がいい感じになっているんですよね。うらやましい。

その下には、カターレ富山・愛媛FC・AC長野パルセイロ・FC今治となっておりますが、今治は8/14の岐阜戦で負ければ、昇格争いに振り落とされるのかなと思います。引き分け以上なら生き残れると踏んでいます。好不調の波は激しいものの、粘り強いプレーができるチームなので、岐阜戦の相性のよさは、それを見極めるポイントになるでしょう。

長野は、例年この先が不調なのですけど、シュタルフ・悠紀・リヒャルト監督の檄が効果を発揮すれば、昇格戦線に生き残れると思います。ただ、ここも好不調の波が激しい気合い注入が監督頼みだと終盤息切れしないか心配でもあります。そう思うと、秋田豊監督の下で自分達を成長させ、J2入りを果たしたいわきグルージャ盛岡は素晴らしいとも。

半はJ3の試練にもまれ、一時はどうなるかと思った愛媛ですが、現状後輩の今治にはいい顔ができるようになりました(苦笑)。地力はある(J1昇格プレーオフにも進んでいる)チームなので、ここで腐ったりくすぶったりはできないでしょう。あとはJ3の戦いに慣れたかでしょうね。J2から落ちてきたチームということでJ3にいるチームは目の色を変えて戦ってくることは1周してわかったでしょうから、あとはその前のめりをきちんといなせるかだと思います。それができれば、昇格戦線を維持できるでしょうね。

富山と鹿児島は、毎度あと一歩が足りない。戦力は充実しているので、勝つことを意識した戦いをしてほしいですね。上位にいると何かと分析されると思うので、相手を上回る戦術とプレースタイルを見せてやるべきだと思います。上のカテゴリーに行くと、1つの戦術だけで戦い抜くのは難しいというのはわかっているはずです(両チームとも期間の長短はあるものの、J2の経験あり)

松本山雅FCに関しては、現状は4位ですけど、厳しいJ3戦線の中で健闘していると言えます。戦力を充実させているのもそうですが、意識の高さを感じさせますね。監督に問題がある・フロントに問題があると言われているようですが、現状いわきを除けば昇格に最も近いチームと思います。残った問題はコロナの影響をどこまで受けたかという点ですね。いわきには引き分けたので、今後止められるチームが出てこない限り、昇格は確定とにらんでいます。


やっぱりいわきは強かった。そして松本山雅FCも強い。その中に割って入れるチームは出てくるのか。最後まで昇格戦線を維持し引っ掻き回せるか。あるいは潜り込んで昇格を果たせるか。その役割を果たすのは、常連の鹿児島・富山・長野か新参の藤枝・愛媛・今治か。佳境に入るJ3は、この8チームの動向に注目しましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2022年04月11日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その3 何とか立て直した?

FC岐阜、昨日は富山県富山市にある富山県総合運動公園陸上競技場でカターレ富山と対戦しました。
岐阜は、アスルクラロ沼津に完敗し、次のガイナーレ鳥取戦で立て直し・・・といきたかったところ、新型コロナウイルスの感染者が発生したことで、4/3まで活動停止。その後最大7人までまん延したものの、4/4には活動再開。何とか試合まで漕ぎ着けました。しかし、2週間近く実践感覚が無い中での試合になるので、上手くやっていけるのか、立ち直れるのかが気になるところです。
一方で富山は初戦を逆転勝ちして以降、勝ちがありません(2連敗の後、引き分け)ホームで何とか勝ちたいという思いも手伝って、いつも以上に勝ちにこだわる試合を展開してくるものと思われます。


SOG03_124242二度と感染者を出さないように・・・というためか、今回バスでの遠征は2台運行。いつものバスと名阪近鉄バスに依頼したバスがやって来ました。たぶん背番号の順番(柏木陽介選手が2代目の依頼してきたバスに乗っていたため)で分けたのしょう。



SOG03_121323富山戦最大のポイントは、やはりこの男、川西翔太選手でしょう。
今年から富山に完全移籍となり、既にスタメン出場を果たしていますマテウス・レイリア選手がメインになっているためか、フォワードとしての活躍は薄く、未だ無得点ではあるものの、3アシストを記録しているばかりでなく、若手にシュート技術を継承しているあたり、富山での貢献度は高いようです。弾幕はなかったけど、ゲーフラはあったようですから、サポーターにも浸透しているのかな。



SOG03_124447今回も高速バスで来たのですけど、そこからの乗り継ぎがあまりよくなく、結果1時間近く待たされる格好になったため、前回の教訓から、さすがにバスで来たものの、スタメシの時間は大幅に削られる(泣)。
それでも、これはと思うものを紹介。最初は串道楽 潤の「とりめし弁当」(右)と「えだ豆ポテトサラダ」(左)です。



SOG03_124511中は、こんな感じ。とりめしと称していますけど、薄くスライスした鶏肉を焼いたもののようです。



「とりめし弁当」は、たれは案外薄味。それでも鶏肉の旨味がしっかりしているのもあって、ご飯が進む進む(笑)。なお、香の物の味が濃いのは内緒だ(ギャハ)。

「えだ豆ポテトサラダ」は、スパイシーな味わいがメインで、じゃがいもと枝豆の甘さが引き立ちますね。これは結構美味しかった。


SOG03_125521もう一つは、ナカムラフードサービスの「ノブリンのお好み焼き」石﨑信弘監督が広島県出身ということで、お好み焼きなのですな。何と安直な(ニヤニヤ)!



コイツは、結構ボリューミー中に焼きそばの麺が入っているからというのもあるのでしょうけど、単体が結構デカいんじゃないかという錯覚に似た感覚を味わいましたね。ただ、麺のあるせいで箸が通りにくかったのは頂けなかった


SOG03_153113この日の試合は、飲水タイムが設けられました。富山市の最高気温が28°Cと夏日を記録していたからですね。JFLでは開幕戦から行われていたものの、Jリーグは恐らく今節ないしは前節から行われていたのでしょう。



SOG03_155505試合そのものは、ともすれば非常に危ないものになりました。ターニングポイントは、恐らく前半終了間際、アディショナルタイムの1点でしょう。
この日の試合は、コロナの影響なのか6人のメンバーが入れ替わり。藤谷匠、ヘニキ、藤岡浩介、田中順也、畑潤基、ンドカ・チャールスの計6選手が抜け、舩津徹也、小山新、本石捺、本田拓也、村田透馬の5選手がメンバー入り(うち舩津選手がスタメン)しました。


前半は、岐阜はまだコロナ明けということもあるのか、何かチグハグ。動きが少々硬めなのか、富山の動きがよかったのか、ちょっとヤバい雰囲気を醸し出していましたね。何とか耐え忍んでいたんですけど、前半34分にサイドからペナルティエリア前にいた姫野宥弥選手にしてやられます
このしてやられた点は、岐阜にとって一番いやなやられ方だったので、悪影響が出かねんなぁ。このままズルズルいっちゃうんじゃないかと思っていた前半アディショナルタイム(45+1分)、つまり前半終了間際にターニングポイントがやって来ましたこの日入れ替わり選手の中で、唯一メンバー外からスタメン入りを果たした舩津選手が前に大きなクロスを上げると、山内寛史選手が無理やり合わせたシュートがキーパーの頭の上を越え、ゴールマウスの中に吸い込まれる奇跡的なシュートで同点に追い付きました。これは運がいいシュートこれが入ってなかったら・・・と思うとゾッとしましたね。

このシュートで息を吹き返した岐阜は攻守が冴えてきます。
後半7(52)分には再び山内寛史選手が柏木選手のコーナーキックを今度は見事に合わせ、逆転!これは完璧なセットプレーの点の取り方。お手本にしてもいいくらいのものですよ。
その後も後半15(60)分にも村田選手のクロスに山内寛史選手が合わせ、その横にいた窪田稜選手が蹴り込み、ダメ押し!素晴らしい、実に素晴らしい攻撃の形でした。
その後は、何としてもホームで勝つと息巻く富山の猛攻を何とか耐えしのぎ、1-3で逆転勝利。川西選手をはじめとした攻撃陣を後半は見事に抑え込みましたね。



SOG03_160210【悲報】試合終了後に川西選手がやって来るものの、メイン席辺りまで来て帰ってしまう(泣)。
まぁ、いつもの川西選手だね(ニヤニヤ)。



これでコロナ禍のアクシデント後初の試合をいい形で乗り越えた岐阜前半のデキもあるので、最高ではないけど、最悪の形で迎えそうになったところをギリギリのところで盛り返したことで、勢いが付いたのは事実。この勢いを次の試合、大一番になるであろう松本山雅FC戦に活かしたいものです。


なお、富山での話は、後日お話していきましょう。

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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2021年11月22日

最終展開に差し掛かったJリーグ J3編

Jリーグは、いよいよ大詰めになってきました。カテゴリーによっては、昇格・降格のいずれかが決まっているという展開になっております。そんなJリーグの現状を見て行きましょう。今回はJ3から。


早速順位を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 熊 本(51) +18 ① ×
2位 宮 崎(50) +12 ②
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(49) +14 ②
4位 富 山(45) +7 ②


ロアッソ熊本はY.S.C.C.横浜を下し、いわてグルージャ盛岡はカマタマーレ讃岐に勝って勝ち点を積み上げました。そして、昇格争いの直接対決となったテゲバジャーロ宮崎×カターレ富山は、富山がホームで意地を見せました。このため、宮崎と熊本が入れ替わり、盛岡が2位に肉薄する事態になりました。そして富山は何とか昇格戦線に生き残ったのです。

それを踏まえて、残り試合の相手を見てみましょう。青がホーム、赤がアウェイ、黒は休みです。


熊 本 宮 崎 岐 阜
宮 崎 熊 本 終 戦
盛 岡 富 山 沼 津
富 山 盛 岡 鹿児島


残り試合が1つ少ない宮崎は次が最終戦。その相手が何と首位に立った熊本。3位の盛岡は4位の富山というサバイバルマッチになりました。
さらにそれを踏まえて、11/28の試合を仮定してみると・・・(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。


熊 本 54 52 51  
宮 崎 53 51 50
盛 岡 52 50 49
富 山 48 46 45


首の皮一枚繋がった富山は、勝つ以外に道が無いのは、FC岐阜のヴァンラーレ八戸を迎える前と同じ。仮に勝っても熊本や宮崎が勝っても終戦なのも同じですね。ただ岐阜と違うのは、熊本×宮崎が引き分けると、この日の試合の得失点差と次の試合で得られた得点で2位に上がれるチャンスが残っています。現在宮崎との得失点差は5で、2試合で最低6点以上稼げばいいのです。
盛岡は、富山との試合に負けたとしても、昇格戦線には生き残れます。ある意味一番有利な立ち位置ですね。
宮崎は、熊本との直接対決に負けるか引き分けるかした場合、盛岡が富山に勝ってしまうと3位に滑り落ちることになります。また宮崎が負けた時は、盛岡が引き分けると得失点差で3位に滑り落ちます。ただし、この場合は得失点差が2なので、最終戦に盛岡が3点差で負けると、再び2位に上がれるチャンスもあるのです。確実に2位以上に収まるためには、勝つのが一番近道になり、かつ同じ日の試合で盛岡が負ければ確実になります。


恐らく次節で昇格枠が1つ埋まるんじゃないかなと思っています。J2の皆様は宮崎の勝利を願っているのでしょうけど、併せて盛岡が負けないといけないことも願わないといけないんですよ(ニヤニヤ)。<嫌なヤツだなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2021年11月15日

【J3】SELECTION PROJECTのようにはいかない【J2昇格争い】

そう、9人が全員生き残れるなんて、そんな茶番は無いんだよ(ニヤニヤ)!


ということで、第27節が終わりました。FC岐阜はテゲバジャーロ宮崎に惜敗し、終戦と思ってたら、ロアッソ熊本×カターレ富山の試合が引き分けになったため、岐阜は何とか踏みとどまりました。その他のチームは、どうなったのでしょう。順位表を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 宮 崎(50) +13 ② ×
2位 熊 本(48) +17 ③
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(46) +12 ③
4位 富 山(42) +6 ③
5位 福 島(41) +7 ② ×
6位 岐 阜(40) +6 ③


一見すると、6チーム全部が残っているように見えますよね。そこで表題の言葉が生きてくる(爆)。
残りの試合全勝した際の勝ち点を放り込んでみると、こうなります。


宮 崎 56  
熊 本 57
盛 岡 55
富 山 51
福 島 47
岐 阜 49


残りが2試合しかない福島ユナイテッドFCは、AC長野パルセイロと引き分けたものの、1つしか勝ち点を積み上げられなかったため、残り2試合全勝しても現在首位の宮崎や2位の熊本を抜けないことが確定し、優勝争いから脱落J2ライセンスは不交付になっているため、昇格争いも参加できなかったことから、終戦となりました。負けてもクビの繋がった岐阜は何とも運がいいと思える理由にもなります。

とはいえ、岐阜は相変わらず厳しい立ち位置にいるのは間違いない。そこで残り試合の相手を見てみましょう。青がホーム、赤がアウェイ、黒は休みです。


熊 本 YSCC 宮 崎 岐 阜
宮 崎 富 山 熊 本 終 戦
盛 岡 讃 岐 富 山 沼 津
富 山 宮 崎 盛 岡 鹿児島
岐 阜 八 戸 藤 枝 熊 本


この中での直接対決は、宮崎と富山。他は下位チームとの対戦になりますが、何としても勝ちたいところ。特に岐阜は負けたら終了です。

ということで、11/21の試合を仮定してみると・・・(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。


宮 崎 53 51 50  
熊 本 51 49 48
盛 岡 49 47 46
富 山 45 43 42
岐 阜 43 41 40


直接対決の宮崎と戦う富山は、勝つか引き分けるかで踏ん張れるものの、負けた時点で宮崎と熊本に追い付けなくなり、終戦となります。何度も言いますが、岐阜は勝つ以外に道はありません。それ以外のチームは、現状勝ち負けの影響はないものの、宮崎と熊本は勝つか引き分けにしておけば、岐阜と富山を蹴落とすことができます(どちらか一方の可能性もある)。なぜ熊本も引き分けでいいのかというと、得失点差を見るとわかります。岐阜の得失点差が+6なのに対し、熊本は+17あり、11点差を埋めるのは、サッカーではほぼ不可能だからです。


残り2ないしは3試合、厳しい中でも地力を出せたチームのみが優勝と昇格を掴み取れると思います。今年ほどチャンスな昇格は無いと思っているので、どこも必死に戦ってくることでしょう。相手よりも気持ちだけでも上回ってほしいものです。


さて、J2とJ1も見て行きたいのですけど、次回はアマチュアがどうなっているか見て行きたいと思っています。JFLも佳境に入っていますし、地域リーグからJFLへ上がる全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)も決勝大会になるので、ちょっと気になるんですよね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

2021年11月11日

もうどうなるかわからないJ3の昇格争い

先日、第26節が終わり、FC岐阜はカターレ富山に勝ったんですけど、他はいかに・・・ということで、順位表を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 熊 本(47) +17 ④
2位 宮 崎(47) +12 ③ ×
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(43) +10 ④
4位 富 山(41) +6 ④
5位 福 島(40) +7 ③ ×
6位 岐 阜(40) +7 ④
7位  YSCC(37) ±0 ④
8位 鹿児島(36) +3 ④


首位のロアッソ熊本が3位のいわてグルージャ盛岡と引き分け、2位のテゲバジャーロ宮崎が勝ったことで、遂に勝ち点では熊本と宮崎が並びました。そして福島ユナイテッドFCは終盤に追い上げたものの、遅かったようです。なお、福島が岐阜より上位なのは、試合数の差で福島が上になっているのだと推測

この結果、7位に上がったY.S.C.C.横浜と8位に下がった鹿児島ユナイテッドFCまでも優勝争いに参入することになりました。『なるかもしれない』と書いたら、本当になってしまったという恐怖(汗)。あくまで熊本と宮崎が全敗が条件ですけど、一縷の望みを賭けて挑んでくるでしょう。全ては次の試合次第と言えるのかな・・・って、その一つはウチが絡んでくるやん(泣)!


実は、この中で最も勢いがあるのが、Y.S.C.C.直近5試合で見ると4勝1分という驚異的な勝ちを見せているのです。とても序盤負けっ放しだったチームとは思えませんねぇ・・・(鼻ホジー)。<その状況をブレイクスルーさせたのは、どこのチームだったっけかな!?
その次は宮崎で、3勝1分1敗となっています。1敗はしているものの、勝ち点は10稼いでいるので、まだまだ勢いはあるウチは前半では勝ってるんだけど、後半勝てるのか不安(汗)。
そして、岐阜と盛岡が2勝3分直接対決は既に終わっているので、今後この勢いが重要になってきます。富山に勝った岐阜の方が、熊本に引き分けた盛岡よりも勢いはあると思いますけど、相手が悪いのよねぇ・・・。
鹿児島は、岐阜・盛岡より若干落ちます(2勝2分1敗)けど、先述の通り、まだまだチャンスはある。ただ次節の相手がヤバいのよ・・・。
最後に、福島(1勝2分2敗)と富山(2勝3敗)どちらも連敗を重ねており、順位の割にかなり苦しい状況に立たされています。ましてや福島は、残り4試合の中に休みが挟まっているため、3試合しかありません次の試合は落とせないのですけど、どっちも分が悪いんじゃないのか?


と、ここまで相手を書いてませんけど、ここで書くからですよ(ギャハ)。じゃあ、残り試合の相手を見てみましょう。青がホーム、赤がアウェイ、黒は休みです。


熊 本 富 山 YSCC 宮 崎 岐 阜
宮 崎 岐 阜 富 山 熊 本 終 戦
盛 岡 YSCC 讃 岐 富 山 沼 津
富 山 熊 本 宮 崎 盛 岡 鹿児島
福 島 長 野 休 み YSCC 讃 岐
岐 阜 宮 崎 八 戸 藤 枝 熊 本
YSCC 盛 岡 熊 本 福 島 藤 枝
鹿児島 今 治 藤 枝 長 野 富 山


熊本・宮崎・富山は残り全試合が昇格争いに関わるチームとなっています。他のチームも必ず1試合は昇格争いに関わるチームとの争いになるため、全く気を抜けません。中でも勢いが落ちてしまっている富山は次が熊本で、その後宮崎に盛岡と(投稿日時現在)上位との争い最後の鹿児島戦だけが昇格争いの中でも下位なので何とかなるかな・・・というふうですけど、厳しいことに変わりがない

じゃあ昇格争いでは最下位の鹿児島は4連勝できそうなのかというと、FC今治の調子のよさを打破でき、かつ富山に勝てば、さもありなんという状況に。最後の最後で鹿児島は来るかもしれないですね。同じさもありなんでいくと、福島も休み明けのY.S.C.C.が胸突き八丁の大一番になるでしょう。

で、その最も勢いのあるY.S.C.C.は、盛岡と熊本が胸突き八丁の大一番になりそうです。ただ、盛岡で負けたら勝負あったとなり、昇格争いから脱落となるので、秋田豊監督の采配が気になるところでしょうね。若き監督であるシュタルフ・悠紀・リヒャルトさんは、いかに裁くかな。

最後に岐阜は、宮崎と熊本が大一番。中でも宮崎は前半に勝っているものの、後半に勝てるかわからない。実力が付いてきているし、勢いもある。熊本は前半に負けているので、引き分け狙いでもいいとも弱気ながら思っているものの、どこかで引き分けになってしまうと、熊本戦で勝利必至になるので、宮崎で勝てるか、その後の下位対決で自分達の力を勝ちに持っていけるだけの能力を発揮できるか、それだけですね・・・。


11/14の試合後、これら8チームは昇格争いに生き残れるのでしょうか。それとも・・・。また来週以降追い掛けていきたいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:56Comments(0)

2021年11月07日

FC岐阜観戦記2021 第13節 明暗を分けた両チームの背番号4

FC岐阜、今日はカターレ富山との一戦になりました。
富山は現在4位。上位争いで優勢ではあるものの、後半は調子を落としている状況。岐阜戦には、これ以上負けてしまうと窮地に陥るため、何とかして勝ちを得たいところ。応援フラッグにケチを付けられていることもあって、なおのこと負けられないと思います。
一方で岐阜も6位とはいえ、1つでも負けたらおしまい引き分け1つでもヤバい状況なものですから、この先はデスマッチとも言える状況に。去年もこんな展開で勝てなかっただけに、この富山戦で弾みをつけたいところです。

この試合は、双方の4番がポイントになるでしょう。どちらもディフェンダーで、岐阜は甲斐健太郎選手今年はキャプテンとしてチームを引っ張る存在です。アグレッシブでありながら献身的な守備で岐阜の失点を抑え、かつ守備陣の軸になってくれています。
一方の富山は、戸根一誓選手早い動きと堅い守備がポイントの選手で、J2に行っても十分通用するという点では、甲斐選手と同じと言えるでしょう。アウェイの時には、してやられていますからね。


SHV47_1748今日の試合、臨時でバス待ちが組まれました禁止行為ではあるのですけど、球団の計らいで特別に許可されたのです。
恐らく次の試合も行われることでしょう。次の試合は、大旗が舞う中でのバス待ちになるのかなと思っています。また一つ、日常が戻ったようです。



SHV47_1746こちらは、130年前に起こった濃尾地震を紹介するパネル日本最大の直下型地震で、マグニチュード8.0と言われています。同じ直下型地震だった阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)もマグニチュード換算なら7.3なので、いかにすごかったかがわかります。



SHV47_1749さて、かさなるステージでは、ぎふチャンで毎週金曜の20時から放送している「生放送 ぎふナビ!」の司会である宮本忠博さんと國生千代アナウンサーが、ご登壇
ナンチャン、番組名は覚えよう(ニヤニヤ)。あとは久しぶりに生で宮もっちゃん見たなぁ。



SHV47_1743今回はボートレースチケットショップ養老の宣伝も行っていたので、去年ここでデビューしたアイツがやって来た。そうです、よーたんです。
相変わらずの台車芸(ニヤニヤ)。たぶん足下を汚さないために大事にされているんだろうけど、歩け(ギャハ)!



SHV47_1751そして、ホームも今日を入れて残り2試合になったからか、2022年のオーセンティックユニフォームが発表されました。来年もRAZZOLI(ラッツォーリ)が手掛けるとのこと。着ている選手は甲斐選手・柏木陽介選手・川西翔太選手の3名。よかった、残ってくれるぞ(ニヤニヤ)!<確定じゃないから!
来年のユニフォーム、ベースデザインは美濃和紙を、たすき掛けのように斜めに伸びるのは清流の登り龍を表しているそうで、未来への飛躍を表しているそうです。色は真ん中に青を使っていることから、ゴールキーパーユニフォームの1stが赤、同じく2ndが黄色になりました。
ちなみに、来年はレプリカユニフォーム(右端)もあります。そして、今年のユニフォームが発表されたのは、ほぼ1年前で、同じ富山戦だったという何の因果かと思わせる事態



SHV47_1750こちらは、富山のサポーターの皆様。
ここ最近連敗中で、今日の試合で負けると3連敗になり、昇格争いに黄色信号が灯りかねないからか、大勢のサポーターがやって来ていたようです。恐らく200人くらいは来ていたかなぁ・・・。
右下には、でっかい昇格弾幕が掲げられていました。



SHV47_1752試合に関しては、個人的に気になった双方の背番号4が躍動していました。共に献身的な守備を発揮していましたね。それでも、優勢だったのは岐阜。相手のゴールマウスに近付けたものの、なかなか決まらないのが歯がゆかった・・・。

前半をスコアレスで終え、このまま膠着状態になるのかと思っていた後半。少しずつではありますけど、富山の動きがよくなってきた。ヤバいプレーもちらほら。正直マズイなぁ・・・と思いながらも、甲斐選手を中心とした守備陣が軸になって守り抜いてくれました。相手も相手で戸根選手がしっかりセーブしてくる。アウェイの時ほどではないにしろ、相変わらず怖い存在であることに変わりなしですよ。
しかし、安間貴義監督が送り出した2選手が、この膠着状態を打破し、富山にとどめを刺したのです。
後半40(85)分、富樫佑太選手がドリブルでペナルティエリアに持ってきたボールを交差するように前に出た川西選手にパス。もらった川西選手は自分がおとりになるかのように相手を引き付け、ペナルティエリアの空いたところに流し込むように戻す。そこにいたのは、後半29(74)分に交代した舩津徹也選手右サイドから蹴り込んだシュートは、見事にゴールマウスの左隅に。お手本のようなシュートを決めて先制します。これには戸根選手も動けなかったし、悔しさのあまりゴールマウスのバーをたたくかのような仕草を見せていましたね。
そしてアディショナルタイムに入った後半45(90)+2分には、独走した富樫選手が相手陣地まで運び入れ、川西選手が相手守備陣を引き付けて再びおとりになったら、再びフリーになったスペースへ富樫選手経由で、これまた舩津選手と同じ時間に交代枠で出場した粟飯原尚平選手に回す粟飯原選手が冷静にはたいたシュートは、舩津選手と同じくお手本になりそうなものに。お得意の左足でダメ押しを富山に叩き付けました。これには、おとりにされた戸根選手、愕然としてましたね。まぁ、その後富樫選手だったと思うんですけど、ちょっとラフっぽいプレーをしているあたり、かなり焦燥感を持っていたんだろうと。


結果は、見ての通り。2-0で勝利。ただの勝利ではありません。上位に付けている富山、アウェイでPKでやられた富山に勝っただけでなく、2試合ぶりに勝ったのです。ちなみに、6試合負け無しということだそうで。



SHV47_1754試合後、舩津選手が、ちょっとお怒りのご様子(笑)。どうやら、川西選手か窪田稜選手に水をぶっ掛けられたらしい。
その後、舩津選手にゴリゴリやられていましたけど、アカン!パワハラになりかねん(ニヤニヤ)!



いやはや、一時はどうなるかと思ってたけど、難敵の富山に何とか勝ったアウェイの借りは返したぞ!
しかし、今月はアウェイ2連戦が待っている。しかも南の端(ただし、ホントの南の端にある鹿児島ユナイテッドFC戦は試合済み)から一旦岐阜に帰って北の端に向かうという半端ない日程を組まれることに。南はテゲバジャーロ宮崎、北はヴァンラーレ八戸になります。
宮崎は2位に付けているので、勝っておけば昇格争いに大きく前進するであろうと思います。しかも今シーズンまだ取れていないダブルを取れるとあって、是が非でも勝ちたい
八戸は開幕戦で引き分けた相手。あの時と随分事態は変わっているのでしょうけど、ウチは十分に勝てると思います。気を抜かないこと・下位だからと侮らないこと・下位に勝てない事態を十分理解して挑むことができれば、勝ちは確実に得られることでしょう。あとは寒くなってくると思うので、コンディションは万全にして挑んでほしいものです。


次回のホームが、今年最後になります。11月を実りあるもので終わらせるためにも、初勝利を挙げた藤枝MYFCを抑え込みたいものです。その後に控える大一番、ロアッソ熊本戦のために・・・。


残り4試合、自動昇格までの勝ち点差は7。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2021年11月05日

まだまだ大混戦のJ3

これまで、J1・J2・JFLの昇格争い・残留争い(J1は残留争いのみ)を見ていきましたけど、いよいよJ3の昇格争いをやっていきましょう。
今年のFC岐阜の開幕戦の記事で、表題に「こんなチャンス滅多に無い」と書きました。というのも、コロナ禍の影響で、降格チームが無い、U-23が無くなったことでチーム数が減少し、基本的に土日のどちらかで試合が組める(つまり余程の事態が無ければ、平日開催が無いため、連戦が起こらない)ので、毎試合ベストコンディションの中で戦え、かつ勝ち抜きやすい可能性もあったからです。実際はコロナの影響で試合が後日延期ということもありましたけど、概ね問題無く進められたのではないのでしょうか。
そんな『滅多に無いチャンス』を掴めそうなチームがどこなのか、見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合になります)。


1位 熊 本(46) +17 ⑤
2位 宮 崎(44) +10 ④ ×
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(42) +10 ⑤
4位 富 山(41) +8 ⑤
5位 福 島(40) +8 ④ ×
6位 岐 阜(37) +5 ⑤


もしかしたら、この下にいる鹿児島ユナイテッドFC(7位・勝ち点35)とY.S.C.C.横浜(8位・勝ち点34)も入ってくるかもしれないのですよ・・・。特に勢いのあるY.S.C.C.が絡んできたら怖いぞ・・・。逆に上位陣を潰してくれると面白いんですけどね(ニヤニヤ)。


最もJ2昇格に近いのが、ロアッソ熊本でしょう。大木武監督の育成がピタリとハマって、サマーブレイク明け以降はほぼ負け無し。もう8割方決まりなんじゃないかなと思っています。ウチにとっては面白いサッカーをやってたんだけど、J3に『落とされた』監督なので愛憎半ばなんですけどね・・・。

そして大健闘なのが、2位のテゲバジャーロ宮崎昨年のFC今治同様に台風の目となって大暴れですよ。それでもウチは勝ってるんだよね。だからこそ11/14のアウェイ戦で勝てるかが昇格の試金石になってくるんでしょうけど・・・。宮崎のあの一件は後述(苦笑)。
3位は『あの漢』がいるいわてグルージャ盛岡。こちらも大健闘でしょう。秋田豊監督が就任した時は、大丈夫かとか無茶だとか言われていましたけど、今年に入って戦術面での浸透が深まったのがいい影響になったのでしょう、じわじわと上がってきました。終盤の試合展開次第では宮崎や熊本を抜きかねないですよ。

4位はカターレ富山。こちら、前半は強かったものの、サマーブレイクあたりからやや失速気味。それでも前半戦の貯金やしぶとい試合展開で、この順位に留まっています。2位は十分に狙えます。

5位は福島ユナイテッドFC。こちらはイスマイラ効果で上位に食い込んだものの、そのイスマイラ選手が京都サンガF.C.に移籍するとちょっと失速気味に。ヴァンラーレ八戸戦のエントリー問題という横やりも入りながらも、最終的にはこの順位にまで落ち着いているのですから、まだ上位は十分狙えます

そして6位の岐阜。えー、ようここまでやってますわ(苦笑)。一番振り落とされてもおかしくない、いつ脱落してもおかしくないチームですよ(泣)。残りの試合を全勝するのが絶対条件。それでも引き分けが出るのなら、その引き分けは最終戦になる熊本戦だけOKだと思っています。その間に引き分けが一つでも出たら、事実上の終戦だと思いますよ。


で、順位表に『×』が付いているチームがあると思うのですが、この『×』はJ2ライセンスを取得できなかったチームの意味でして、今年は見送った宮崎と不交付になった福島が該当します。ということは、宮崎・福島がワンツーフィニッシュを飾った場合、降格枠が2になるのです。現状の状態が続けば、降格枠が3になるわけです。今J2の残留争いもキッついことになっていますけど、一筋の光明が差してきたと思っているチームもいるんじゃないのかねぇ・・・。


2位枠は、去年と同じく混沌とすることでしょう。1位のチームも含め、余裕があるところも崖っぷちなところも、これから必死になって戦い抜くと思います。だって、来年はJ2の下位4チーム(最大)が来るばかりか、JFLからは最強アマチュアHonda FCと渡り歩いたフィジカル集団のFCいわきもやって来るのですから、既存のチームが蹂躙され、草刈り場にされかねないからねぇ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 21:00Comments(0)

2021年07月12日

サマーブレイク(2021)突入!

・・・来年は、こんな紹介したくないなぁ(ボソっ)。


先日(7/10・7/11)行われた第15節をもって、J3は約1ヶ月半の休み、サマーブレイクに突入しました。

J3はJ1・J2と違い、約数ヶ月のサマーブレイクがあります。アマチュア登録の選手が多いからというふうなのか、天皇杯への配慮なのか、試合数の関係なのか、詳細はわかりませんけど、J3には『夏休み』があるわけです。
この間に、チームによってはミニキャンプを組んだり、長期休暇に充てたり、自主練習に勤しんだりと色々あるようです。現状FC岐阜では、1週間の休暇の後、1週間の自主練習で過ごすそうです。


さて、サマーブレイクの突入する前の第15節を振り返って、今後の状況を順位と共に確認していきましょう。

まず、岐阜は第15節はお休みだったので、ビクビクしながら他のチームを見ていきます(苦笑)。
結論から言うと、7試合中5試合が引き分けというかなり切迫した展開になっていましたが、この状況は岐阜にとってよかったのか否なのか、見ていきましょう。


まず2位に付けているカターレ富山は、白波スタジアムで鹿児島ユナイテッドFCと戦いました
この日は、鹿児島県内で集中豪雨の発生した中での開催になったと思います。DAZNのハイライトを見る限り、鹿児島市内では雨は止んだないしは小降りの中での開催になったと思いますけど、川内市周辺は大変なことになっていたと思います。被災された方にはお見舞い申し上げます。
で、試合は鹿児島が先制したものの、富山に追い付かれ、後半に突き放したものの、また追い付かれたという展開になり、結局2-2の引き分けに。
・・・うーむ、本当に強いチームは負けないんだよねぇ(汗)。しぶとく引き分けに持ち込んで、勝ち点は着実に拾っていく。実は岐阜はそれができていない。この点も時間を作って振り返れればと思います。鹿児島がしぶといだけじゃなく、富山もしぶといんだということが、この試合でわかりましたね。どっちも怖い相手だ・・・。

3位のロアッソ熊本は、えがお健康スタジアムで6位に付けているいわてグルージャ盛岡と戦いました。
こちらは集中豪雨の影響が出たようです(雷での中断があった模様)。人吉市で緊急安全確保が出たとのことですけど、それより北側の熊本市でも大変だったとは・・・。
試合はというと、1-1の引き分け。うーん、盛岡のブレンネル選手が非常にもったいないプレーをしてるなぁ・・・。前半ではPKで外してしまい、後半はイエロー2枚目で退場を食らう。よく独り相撲で負けなかったよ。それだけ熊本も雷の中断で集中力を上手く維持できなかったのかなとも。ハイライトだけでは大木武監督のパスサッカーが健在なのかわかりませんけど、もし色を変えてきたのなら、それはそれで脅威ですわね。熊本は1週休みの後の試合ですから、勝ち切りたかったでしょう。その点でも熊本はもったいなかった。

4位のテゲバジャーロ宮崎は、愛鷹広域公園多目的競技場でアスルクラロ沼津と戦いました。
試合は、これまた1-1の引き分け沼津が先制したものの、宮崎が追い付き、後半は膠着状態になったまま終了というふうですかね。
沼津は堅守速攻が機能したけど宮崎の守備に阻まれる、宮崎は硬い守備でしのいだけど1点入れられてしまったというふうなのかな。共にチームの持ち味は出せていたかもしれないですね。
沼津は、どうしてこうなったと思っていますわ。もっと上位にいて苦しめてほしいけど、ブラウブリッツ秋田にいる吉田謙監督がいなくなってしまってから、途端に弱くなってしまったなぁ・・・(退任の年が12位だったから、前兆はあったのかも)。
宮崎は、初年度の勢いがまだ維持されている模様。分析の進んだ後半戦でどう立ち回れるかがポイントになってくるでしょうね。

5位の福島ユナイテッドFCは、会津総合運動公園あいづ陸上競技場で今治FCと戦いました。
こちらは、地方での開催、堂鼻起暉選手のレッドカードで出場停止、そしてイスマイラ選手が京都サンガF.C.への移籍が決まった中で行われたのですけど、その壮行試合を盛り上げるように、福島が4-1で快勝チームを去るイスマイラ選手が2得点挙げ、有終の美を飾ったとも言えるふうになりました。
快勝とは書いているんですけど、福島は今治に先制されているんですよね。そこでイスマイラ選手を手ぶらで京都に行かせるわけにはいかんとばかりに猛攻を掛けたのだと思います。イスマイラ選手自身もチームに何か残したかったのかなと思うプレーが見られましたね。
しかし、イスマイラ選手がいない福島が、前半の快進撃を維持できるのか正直難しいでしょう。今後福島は草刈り場になる可能性もあります。ちなみに、次の試合になる後半戦の初戦は、何と岐阜絶対的エースのいない試合だからといって気を抜くと、寝首をかかれるぞ、トカチ選手に。

7位のAC長野パルセイロは、長野UスタジアムでY.S.C.C.横浜と戦いました。
長野は6月負け無し、前節の岐阜戦でも勝利して波に乗っている状況、それを引き分けながらもY.S.C.C.が食い止めました。試合も2-2と打ち合いになったようです。この試合も鹿児島×富山のような展開になったんですけど、鹿児島×富山はホーム側が勢いを持っていたのに対し、こちらはアウェイ側のY.S.C.C.に勢いがあったようで。
引き分けになったとはいえ、長野は怖い主導権をY.S.C.C.に握られながらも決める時はきちんと決めている。意地と粘り腰だけは他のチーム以上なのかもしれない。それ以上に序盤下位に沈んでいたY.S.C.C.が、ここまで挽回しているのに驚きを隠せない。長野もそうですが天皇杯できっかけを掴み、長野ほどではないものの勝ち点を拾っている。後半戦も台風の目になることは間違いない。チーム力を今後も維持できるようになれば、J2に行けるかもしれないでしょうな・・・。


以上を踏まえて、順位を出してみましょう。はい、どうぞ(左から、順位・チーム・勝ち点・得失点差)。


1位 富 山(26) +6
2位 福 島(26) +6
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 岐 阜(25) +8
4位 熊 本(24) +5
5位 宮 崎(24) +4
6位 盛 岡(22) +5
7位 長 野(21) +11
8位 八 戸(20) ±0
9位 鹿児島(19) ±0


・・・福島が頑張ってます富山は本命の一つですから、ここまで来るのはわかってたんですけど、福島はイスマイラ効果のかな、大健闘ですよ。しかし、イスマイラ選手がいなくなったら、ここまで維持できるかなぁ
そう考えると、秋田豊監督の采配が決まり始めた盛岡も怖いし、勢いの付いた長野も怖いこの2チームは昇格を視野に入れてくるので、絶対に勝たないといけない相手です。分析をしっかりと行ってほしいです。
そして、岐阜は3位に転落。しかも勝ち点1差ですよ。この意味を選手・スタッフは、しっかりと噛み締めて後半戦に挑んでほしいです。あの試合で勝てなかった・勝ち点を獲れなかったことの意味が、KONOZAMAになるんですよ(泣)!


次回は岐阜の内情を見ていきましょう。選手の現状・前半戦の振り返りの順でやっていく予定です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2021年06月13日

【J3】来たぞー!【首位】

昨日(6/12)にテゲバジャーロ宮崎を3-1で破ったFC岐阜。この段階で1位には上がっていたのですが、今日行われる残りの試合次第でわからなかった状況でした。特にカターレ富山×ロアッソ熊本の試合の結果がどうなるかで岐阜の首位は1日で終わる可能性もあっただけに、固唾を呑んでDAZNを見ていた人もいたことでしょう。

その試合は、富山がセットプレー(コーナーキック)から先制点を挙げたものの、最終盤になって熊本が何とか追い付いた(マイナスのクロスをペナルティエリア外から打ち込む)という結果(1-1の引き分け)に。富山も熊本の得点前にチャンスを作ったみたいですが、全員守備と佐藤優也選手に阻まれたねぇ・・・。


これをふまえて、順位表を見てみると・・・(左から、チーム名・勝ち点・得失点差・試合数になります)。


1位 岐 阜(22) +11【11】
2位 富 山(21) +9 【10】
--- 昇 格 ラ イ ン ---
3位 福 島(20) +3 【11】
4位 宮 崎(19) +4 【10】
5位 熊 本(19) +4 【11】
6位 盛 岡(18) +7 【10】


・・・来ましたよ、岐阜が遂に首位に立ちましたよ!少なくとも今週は首位です(爆)。
その後は、今日引き分けた富山が続き、3位は福島ユナイテッドFC、4位は宮崎が続いています。4位の宮崎、5位の熊本は同じ勝ち点ですけど、試合数の関係で宮崎が上になります。それでも3点差の勝ち点にひしめいている状況は、魔境とも言える雰囲気に。


サマーブレイクまであと4試合ないしは5試合というふうなので、ひたすら突っ走る、勝ちにこだわる試合をやっていかないと振り切られかねませんからね。岐阜も今後の相手を格下・格上とか考えずに、来た相手をいなすくらいの勢いでやってほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2021年04月26日

FC岐阜観戦記2021 アウェイ編 その2 遅れて昇ってきた太陽

SHV47_1098FC岐阜、昨日は富山県総合運動公園陸上競技場で行われたカターレ富山との一戦でした。
・・・しかしデカい。陸上競技場なんだけど、2万は軽く入りそうなほど。長良川競技場とほぼ同規模だと思います。
この日の観客も3000人以上がやって来て、アウェイ側の岐阜サポも大勢来ておりました。数百人レベルだったのかな。



SHV47_1097そのアウェイ席側から見たフィールド。
ここの席は少し変わっていて、2階建ての構成で、1階が芝生席で2階が長椅子席になっています。屋根があるのはメイン席のみというのが、長良川競技場とは大きく違う点でしょうか。
・・・雨が降らんとしている時に、ピッチに水をびしゃびしゃに撒かないで(苦笑)。



SHV47_1101この日は、富山のマスコットであるライカくん(右)とカモシカnetというネットショップの店長(マスコット)である三太とのマスコット対決が行われました。
輪投げ・お尻フリフリ対決で三太がリードしながらも、ポイントが倍になった最後の旗振りで負けたため、両者痛み分けという『大人の事情』をかましていました(苦笑)。
・・・しかし、輪投げでのライカくんの惨敗っぷりに、公式が「SNSに拡散しないで」とお願いする斬新さ(爆)。



SHV47_1094スタメシに関しては、まぁまぁあるかなという印象。ただ、ブラックラーメンが個人的には頂きたかったなぁと思う次第。
それはそれとして、この日は、飛騨牛のこもり(左)とひだコロッケ本舗(右)が出張出店していました。
こもりは岐阜市内から来ているだろうから大変だよなぁ・・・。逆にひだコロッケ本舗は飛騨市から山一つ越えればすぐ来られることから、しばしば富山県内でも出店しているんだよね。ただ、オヤジさんはJ3の試合には行かないという持論があるからか、親類の方が出店していました。



SHV47_1096そしてこちらもツエーゲン金沢の屋台村にも出店しているハーロックから「国産牛串」(左)と「ジャンボ能登豚串」(右)
元々、富山県は加賀藩の一部(支藩)だった地域があり、今でも石川県との繋がりは深いそうです。例えば、県内で出している富山新聞は石川県にある北國新聞と合併していますし。



SHV47_1099というわけで、ここのスタグルは、ドンちゃんの唐揚げからレッドをチョイス



こちらは、カラッと揚がった鶏のから揚げに、コチュジャンの風味の利いたレッドソースが美味い最初は、そんなに辛くはないんだけど、後からじわじわと辛さがやって来ますこれは試合展開だったら嫌な流れ(苦笑)。


SHV47_1105・・・まさか、あの唐揚げが予言になるとは(ギャハ)。


中3日で戦わなければいけなかった岐阜に対し、1週間休みのあった富山さすがにコンディションの差はあったと痛感させられました。それでも粘り強く守ってはいたんです。ただ、差を感じた一番の要因は、早抜けができなかったところ。村田透馬選手が相手の守備陣を早抜けすることでチャンスが生まれるんですけど、それをやらせてくれないほど富山の守備陣が早い。そして、川西翔太選手・本田拓也選手に仕事をさせないんですよね。特に川西選手は徹底マークされていた印象がありました。あれだけマークされていたら動けませんわ・・・。後述する審判の件もあるのですけど、ピッタリ川西選手に付いていた戸根一誓選手の動きがよかったということですわ。

試合は、前半34分にペナルティエリアでハンドを取られたことによるPKで失点桐畑和繁選手がキッカーの軌道を読んでいただけに、つくづく残念です。でもPKは基本的に止めることの方が難しいので、仕方ないとあきらめるしかないのよね・・・。
後半11(56)分には、遂に控えに入っていた柏木陽介選手がピッチに入りました。まだまだな部分もあったのでしょうけど、全く練習をしていない時期からここまで立て直せたのですから、良しとすべきだと思います。もっと積極的に攻撃や守備に絡めば、今回のように川西選手がマークされている時にも代わりの役目を果たすことができるでしょう。個人的には、動けているなと思って見ていました。
ただ、結果的にPKの失点が重くのしかかり、1-0の敗戦になりました。


気になったのは、審判のジャッジで、取るべきファウルはそれなりに取っていて、出すべき選手にイエローカードは出していたけど、もっと細やかな部分でのジャッジが甘い富山の選手が明らかなファウルを行っていても、ちっとも取る気配がないこともしばしば。今年はどうもボディコンタクトに対するファウルは甘いそうなんですけど、肘打ちやってもファウルがないなんて・・・。それどころか散見されたハンドに対して全く取らないのは、それもボディコンタクトだからですかねぇ(ニヤニヤ)?
ちなみに、この試合で富山の石﨑信弘監督は通算300勝になったそうです。何かと記念の時に勝利を貢献しやすい岐阜(爆)。ただ、この監督、藤枝MYFCの時も荒っぽいサッカーをやっててひんしゅくを買っていた記憶があるなぁ。もしかすると、荒っぽいプレーは、この監督の伝統芸みたいなものなのかしら。これでフェアプレー賞なんて取ろうものなら、意見書行きの案件になるな・・・。



初の先制された展開で負けた展開。点が取れなかったのが全てなんでしょうけど、あのPKさえなければ、勝ち点を持って帰れたとも言えるので、不用意なプレーは死(負け)を招くということを反省点として持って帰れれば、良しとしようと思います。まだまだコンディションが上がり切ってない中での中3日だったのですから。
だからこそ、しっかり休んだ後のロアッソ熊本戦は、絶対に気の抜けない戦いになります。大木サッカー2年目ながらも、なかなか勝てない焦りもあると思います。恐らく昨年の間にかなり解析されていると思いますが、解析しても勝てない時は勝てないので、相手を抑え込むことに重点を置きたいところです。もし勝ちにこだわるのなら、相手よりもスタミナがあるかどうか、相手より動けるかどうかだと思います。大木サッカーは後半に疲れが出て動きが悪くなる傾向があるので、前半にいかに引っ張るかがカギになるでしょう。ともすれば、ガイナーレ鳥取戦のような奇襲攻撃もアリだと思いますよ。
現状3位で食い下がっている。今上位にいるチームは、これからジリ貧になる可能性もある。今は慌てず騒がず、確実に勝ち点を積み上げていって、ホーム2連戦を連勝(少なくとも1勝1分に)できるように頑張っていきましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:31Comments(0)

2021年04月25日

こんな日もあるさと思いながら帰宅

先程家に帰ってきました。


富山県総合運動公園陸上競技場で行われたカターレ富山×FC岐阜の試合は、1-0で負けました。ペナルティエリアでのPKになってしまったのだから、もうどうしようもない。蹴る方向は読んでいたにもかかわらず、それでも取れなかったのだから、悔しいなぁとは思いますけどね・・・。

今シーズン初めての敗戦。これまでが順調に行き過ぎた(それでも開幕戦はアレだったが)ことを思えば、新型コロナウイルスの影響を受けながらもよくやってるとも思っています。
あとは、この敗戦を引きずらないことでしょう。反省すべき点は反省すべきですが、深く考えずに身体を少し休めてから練習を再開してほしいと思います。課題もあったけど収穫もあったから、よしとしたいです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

久方ぶりの富山

何年ぶりだろう。富山に行ってきます。
最大の目標は、カターレ富山×FC岐阜の試合を見に行くことですけど、それ以外で寄れるところがあれば寄って行くかなと。ただ、新型コロナウイルスの件もあるので、あんまり無茶できないんですよね・・・。


まずはガイナーレ鳥取戦で掴んだ運をみすみす手放すような試合だけしないように祈るのみです。


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Posted by alexey_calvanov at 07:11Comments(0)