2015年10月04日

秋の新アニメ2015 その2 サンダーバード ARE GO

秋の新アニメ、2回目は海外アニメ「サンダーバード ARE GO」です。
原作は特撮のパイオニアとも言える「サンダーバード」で、スーパーマリオネーションという独特の技法がのちの特撮の世界を一変させたとも言われています。この作品は、1965年(日本での放送は1966年)に公開され、後に何回も再放送されたり、劇場版も公開されました。
今作は、この「サンダーバード」をリブートしたもので、キャラの一部はそのままに、新設定の下で新たに描かれた物語になっています。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


2060年、インターナショナル・レスキューは世界の災害や事故を世界中の人達から守り、救助する5人のメンバーをメインにした部隊である。彼らの操るメカは最新テクノロジーで作られており、その秘密は絶対秘匿とされていた(ただしメンバーなど一部は世界に公開されていた)。

ある時、環礁沖で大規模な地震が起こり、インターナショナル・レスキューが救助に当たったが、その際不思議な装置を発見する。どうもこの装置が地震の『震源』のようだということが判明し、詳しく調べていたところ、その装置はインターナショナル・レスキューを付け狙う人物、フッドが絡んでいたのだった。かつて父トレイシーが行方不明になった原因でもあるフッドが・・・。



というふう。


今回もフッドが悪の組織のボスという位置付けで登場しますが、少々設定が異なってる部分が垣間見られますね。新キャラが登場していたり、トレイシーが行方不明になっていたり、サンダーバード以外トップシークレットな部分はあまり見られない等々あるのですが、一番は「国際救助隊」ではなく「インターナショナル・レスキュー」という英語名そのままになっている点。これだけは「国際救助隊」にしてくれたほうがいいなぁと。
肝心の動きなどは、リアリティ抜群で気にならないものの、何か話の展開がもっさりしている感があり、緊迫感が伝わりにくい部分も。原作である「サンダーバード」だと、いつ見てもハラハラさせられる部分があったので、その部分を薄められてしまうのは何とも残念です。


8月に既に5話まで放送しているので、評価は決まっている人もいるのかもしれませんが、まだまだこれからなんじゃないのとは思っております。原作は面白いだけになおのことです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)