2020年06月09日

「お~いお茶」と「伊右衛門」の新茶を飲み比べてみた

SHV47_0103夏も近付く八十八夜・・・と、この時期には美味しいお茶が飲めるわけで、お茶の老舗である伊藤園と対抗意識を燃やしているサントリー(サントリー食品)は、新茶を期間限定で発売しています。
左がサントリーの「伊右衛門 新茶入り」で、右が伊藤園の「お~いお茶 新茶」
微妙に表現は違うものの、どちらも初摘み(初めて芽吹いた)新茶を使用しています。



本当なら、普段のお茶との飲み比べも行うべきでしたけど、時期が時期だったので、間に合いませんでした。これは来年以降できればやろうかな。


で、伊藤園とサントリーの新茶の飲み比べですが、伊藤園の方は、爽やかな風味ながらもほんの少し渋みというのか、えぐ味というのか、そんな味わいを持っています。ただ嫌な味わいではなく、味の深みとして楽しめる、アクセント的なものなので、お茶が苦手でなければ大丈夫かなと思います。

サントリーの方は、本当にすっきりとしてしまったなぁと。恐らく今のお茶よりもすっきりしているのかなと。丸くなりすぎてお茶の味わいが本当にこんなのだったかなといぶかしく思えるほど(苦笑)。逆に言えば、お茶を普段飲まない人なら、この新茶が薦めやすいと思いますけど、期間限定なのよね・・・。


結論として、別のベクトルで美味しさを追及しているので、どちらも美味いと思います。そして、恐らくですが、いつものお茶と違う味わいになっていると思うので、こっちの方が好きという人もいるかもしれません。
いやはや、こんなふうだと来年の新茶が早速楽しみになってきましたよ(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:47Comments(0)

2015年05月26日

セット販売でサントリー傘下に

「桃の天然水」・「Roots」のブランドでおなじみのJTのソフトドリンク(販売はジェイティ飲料)。今年2月に飲料事業から撤退することが明らかになって以来、残念がる人がいる一方で、今後ブランドはどうなるんだろうとやきもきしていた人がいたかと思います。


その飲料部門がサントリー傘下のサントリー食品インターナショナル(以下サントリー食品)に買収されることが決まりました。
一応、サントリー食品は「桃の天然水」・「Roots」は買収後も展開していくことを明らかにしています。前者はともかく、後者は「BOSS」との共存をどう図っていくのかが今後のカギを握るでしょうね。

それと同時に、自販機のオペレーター会社であるジャパンビバレッジも買収しています。もちろんサントリー食品自身も自販機のオペレーションを行っているのですが、買収をしたのにはわけがあります。

日本中どこにでもあると言っても過言ではない自販機。全国で250万台ほどのうちジャパンビバレッジが持っている自販機の数が26万4000台で約10%ほどあると言われており、サントリー食品・アサヒ飲料・伊藤園の3社で過半数という飲料業界の中で、この10%の自販機シェアを握れば、販売の面で有利になると見ているわけです。そこで、サントリー食品が手を挙げた・・・ということですね。
それゆえに、サントリー食品はブランドよりもその先にぶら下がっている自販機(のシェア)が欲しかったと言えるでしょう。その実利に釣り合うと判断したのが、たまたまサントリー食品だったというわけです。コカコーラもアサヒ飲料も「桃の天然水」・「Roots」とはバッティングする部分が多いですからね。


とにかく、相手先が見つかったので、今後は新しい会社で更なる躍進を遂げてほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)TrackBack(0)