2011年09月30日

ズブズブ同士のズブズブな試合

今日から日本ハムはロッテとの3連戦。この3連戦は1位のソフトバンクがリーグ優勝を決める上での重要な試合になってきます(もちろん、ソフトバンクがそのまま勝ち進めば、この3連戦は無意味なものになるのだが・・・)。
なお、この3連戦がビジターでの最終戦の予定でしたが、先日襲来した台風15号のため、10/18に西武との一戦がビジター最終戦になりました。


閑話休題。


今日の試合は9連敗から立ち直った日本ハムと11連敗から立ち直ったロッテが直接対決するという、ある意味ズブズブと泥沼にハマった者同士の試合となったわけです。ここで勝ったチームが、その呪縛から早く逃れられるのではないかと思うのと同時に、一気に勢いが付くようになる可能性も秘めているかと。

そんな試合は日本ハム:斎藤佑樹選手、ロッテ:唐川選手の投げ合い明日のチームを背負う若手の先発の投げ合いとなりました。
が、試合展開も彼らのピッチングもチーム状況を反映したかのようにズブズブ(苦笑)。
斎藤選手のピッチングはしっかりしっくりこないもので、簡単に2アウトを取ったかと思ったら、ストライクが入らずに四球(フォアボール)を出したり、連打で点を取られたりと、「これはひどい」を地でいくようなふうになっていました(汗)。
対して唐川選手は初回に3点取られたものの、2回以降は立ち直った・・・とか思ったら、大野選手に頭(丁度耳のあたり)に死球(デッドボール)を出して危険球退場。後続もかわしきれずに失点をもらってしまい、見た目では日本ハムが勝っているものの、チームの勢いはロッテがじわじわと泥沼を這い出していた・・・というふうだったでしょうか。

そのじわじわ具合はラッキー7で結実。カスティーヨ選手の2塁打をきっかけに、角中選手の犠牲フライで同点に追いついてしまったのです。ここのところ日本ハムにも追いついたロッテにも目立つようになっていた「打線と投手陣のちぐはぐさで追いつかれちゃった」展開です。

こうなってしまったら、今期特別ルールの「3時間半経過で次回イニング更新なし」で『逃げ切る』(これでも負けに等しい引き分けですが、背に腹は代えられません)体制を採りたかったのですが、抑えの武田久選手に襲いかかって来たのは、何とかして泥沼から抜け出そうと必死だったロッテ打線でした。
まーたカスティーヨ選手と角中選手にやられたよ。
9回裏、このイニングを逃げ切れば引き分けになるはずだったのが、カスティーヨ選手を四球・井口選手を敬遠し後の打者で抑え込もうとしたのが裏目に出て、塀内選手のライト前ヒットを打たれ、さらに当たっていた角中選手にサヨナラヒットを打たれて万事休す日本ハムは一気に奈落へ、そしてズブズブ状態に逆戻りへとなったのです。
何度も言うようですが、カスティーヨと角中の両選手にやられた
特にカスティーヨ選手は自分も1塁ゴロを自らゴロゴロ転がって獲ってアウトにするとか半ば珍プレーとも言えるプレーしているのにやりやがった(笑)。ちっとも当たってないやないかいとか言いたくなった時に確変するからなぁ・・・。


ともあれ、ロッテはこれで勢いが付いたでしょうね。一時期のお通夜とも言いたくなるような状況から一気に抜け出せそうです。対して日本ハムはまだズブズブ状態。このままでいくと2位の地位はおろか、猛追しているオリックスと西武にかわされ、一気に4位にまで引きずり込まれるんじゃないかと心配でなりません。


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Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)TrackBack(0)