11/27よりスマホで「イドラ ファンタシースターサーガ」がサービスインとなりました。ファンタシースターシリーズ30周年記念作品という意味合いの強いものですが、あまりファンタ臭のしない作品というコメントもちらほら・・・。散発的に出てきている(ダークファルスをはじめ、「ファンタシースターオンライン」(PSO)でお馴染みのマグやPSO2のキャラであるクーナ、ヴァンドールの成り立ちなど)からなのかなというふうにも思うのですが、これいかに。
なお、この作品としてはⅡからⅢ(ないしはPSO)のもう一つの過程を描いたものになるかもしれません。つまりご先祖様はパルマ星の人達ということ。
さて、この作品は、正義と秩序を重んじるロウと自由を重んじるカオスの勢力争いに、ロウが治める帝国軍とカオスがリーダーとなって率いる反乱(解放)軍との争いがオーバーラップするふうになっています。ただプレイする際には、基本的にはロウのメンツでもカオスの中に入れることはできますし、その逆もアリというふうなので、編成で不自由することは無いと思います。ただ、運命分岐を行うと、どちらかになってしまうので、使い勝手やパーティーのメンツなどで決める必要はあるようです(「運命の巻物」があれば、いつでも変更可能)。実は、メンバー的にはロウでも、カオスの一員に引き込む(あるいはその逆を行う)ことも可能なので、ストーリーに関係なく編成はできるようです。なお、主人公はニュートラルという扱いなので、作中では取りまとめ役(当主の次に偉い立ち位置)になっています。
バトルシステムはコマンド方式。横画面での戦闘なので、様々なゲームに形容されていますが、オーソドックスといえばオーソドックス。ただ少々AIがおバカさんなので、できることなら、各キャラごとに敵指定ができればなぁと(もちろん、狙った敵が倒された後のフォローアップができるようになってほしい)。
ウリであるイドラバトル(8人の力を結集してイドラに変身して戦うものとイドラに対して8人が向かっていくもの)は、そこまでウリになるほどでもなかったのが残念。特にイドラに対して8人に向かっていくタイプが大変で、ある程度HPを削ることで勝利とはいえ、相手の圧倒的な火力で全滅も時折あり、少しバランスが悪いなと。
シナリオは可もなく不可も無くで、よくある話とも言えるし、面白いかなとも思える部分もある。ただ、薄い本がいっぱい出そうだね(ギャハ)。これ以上は何も言わまい(ニヤニヤ)。
総じて、まだ粗い部分が目立つけど、今後少しずつ良くなればなと思っています。シナリオ部分は、まだいろいろ仕掛けが出そうなので、楽しみではあります。あとはバランス調整だけは何とか・・・。
というわけで、最後にポイント。
キャラがなかなか育ちにくいので覚悟しましょう。ただし、行動力やイドラバトルは回復が(思った以上に)早いので、育ちにくさをフォローしてくれるための救済措置なんじゃないかと思うほど(苦笑)。手っ取り早く育てたい場合は、レベルの高いキャラをサポート役に呼びましょう。そして使えると思ったらフォローしておこうね(笑)。
キャラは全体攻撃ができるキャラは重宝します。その次に異常攻撃を施せるキャラ。効きにくいですが、効いた時は、戦闘がかなり有利になる場合も。回復アイテムが無いため、回復役は少なく貴重ではあるものの、回復できる量が少ないので、気休め程度と思っておこう(同レベルの場合)。
個人的に使えると思っているキャラですが、いの一番に挙げるなら、初回キャンペーンでもらえたクーナが大活躍(爆)。特に高レベルで全体攻撃(エレメンタルブラストの「永遠のencore」)を鍛えたカオスのクーナは、かなり使えます。
またカオスのステラもなかなかいいですよ。エレメンタルブラストが中々作動しないのが欠点ですけど、単体攻撃ならトップクラスの攻撃力になるでしょう。
ローザリンデはカウンターが使えます。このカウンター、高レベルのキャラが低レベルの戦闘時に繰り出せば、かなりの時短を行えます。ターン数の目標が付いているクエストにオススメです。
フラミィは回復薬としてはスペシャリストですが、防御力が低めの模様。使えるキャラではあるので、そのあたりを鍛えれば・・・。
なお、オンラインプレイもできるようなので、PSOっぽいことをやりたい方は、是非旅団を追お試し下さい。え、何でそんだけかって?まだやってないから(ゲラゲラゲラ)。