2024年04月15日

FC岐阜観戦記2024 第5節 不安と不満を残して中休み

FC岐阜、昨日はテゲバジャーロ宮崎と戦いました。
岐阜は、連戦を勝てずにいるものの、7戦負け無しというタイ記録を作っています。この日の試合を勝つか引き分けると、8戦負け無しという記録になるのだそうです。そうは言っても、ここは勝たないといけない試合記録を破るなら勝つことだけを目指して戦ってほしいですね。

一方の宮崎は最下位に沈んでいます。ここまで1勝2分6敗となかなか勝てない状況前々節にやっと初勝利を挙げたんですね。J参入初年度の戦績がウソのように弱体化の一途をたどっているので、ある意味ヤバいです。
ちなみに、そんな宮崎は親会社がいちごという不動産会社になり、新富テゲバサッカースタジアム(旧愛称ユニリーバスタジアム新富)がいちご宮崎新富サッカー場となりました。宮崎県との係わりは、宮交シティというバスターミナルとショッピングセンター(現在はイオン)の入居する施設を子会社化して運営しています。そして、宮崎市のコミュニティFM局である宮崎サンシャインエフエムにも携わっています。もしかすると、近い将来民放局を持つ(買収する)可能性も秘めているわけですね。


KYG03_20240414_124243529さて、今回はゲンを担ぐわけじゃないけど、ぶんごやで「南蛮からあげ」を買ってきた
ここの店、他のチームのアウェイ料理が提供される場合があるのよね。例えば、「大仏コロッケ」(カターレ富山・高岡)とか「ワカメからあげ」(いわてグルージャ盛岡・三陸)があるんですよ。



味としては、「ハラミ」のからあげにタルタルソースと甘酸っぱいソースが一緒に掛かっており、タルタルソースにはあまり酸味が無く、甘酸っぱいソースの方に味のウエイトが掛かっているように思いました。カラッとした揚げ物をさっぱりとさせてくれるので、やっぱりチキン南蛮は素晴らしいのだ。


KYG03_20240414_135515195そして、かさなるステージには、上野輝人選手(左)と與那覇航和選手(右)が登壇していました。與那覇選手はケガをしていた中での出演になりました。
しかし、上野選手がここにいるということは、フォワード争いに何かあるということですね。単純に休養なのかもしれないが(ニヤニヤ)。






KYG03_20240414_165717553ということで、やっぱり何かあった(笑)。
上野選手が抜けたところには、粟飯原尚平選手が富山戦に引き続いて出場。田口裕也・藤岡浩介両選手も並び立ったことから、点取り屋の主軸3人が揃ったことになります。そして控えには新加入のイ・ヨンジェ選手が入りました


しかし、試合の展開は全くもって最悪になりました。今期の中で一番出来の悪い試合ですわ・・・。
とにかく動きが悪い。緩慢を通り過ぎて疲労困憊なんじゃないかと思われるようなものになっており、精彩を欠いていました荒木大吾選手が「口でやろうよとか言っていても、一人ひとりが責任を持ったプレーをしないと(中略)、前半はまさにそういう(中略)口だけになってしまった」と自戒していましたけど、その荒木選手が一番動きが酷かったのは、今後のために一言述べておきます
どっちが上位のチームなのかと思わせる動きを見せていれば、同じ中3日のはずなのに、動きのキレがいい宮崎に先制されるわね(汗)。しかもアシストが、上野優作監督の息子さんである上野瑶介選手(泣)。監督ができない恩返しを息子がやっちゃったよ・・・。
そこから立て直せないまま失点を重ねてしまいます。野澤陸選手のケガによる交代待ちという状況があったとはいえ、もういいところがまるで無い

後半に入ってももどかしい展開の中、後半7(52)分、粟飯原選手が割って入ったところから田口選手が受け取った際、ペナルティエリアで倒されPKを獲得。後半11(56)分にちょっと危なかったものの、決めてくれました。
実は、田口選手は後半13(58)分に川上竜選手のロングボールを受け取った際、ペナルティエリア侵入時に今度はゴールキーパーに倒されてPKを再び獲得しています。しかし、後半14(59)分のPK、再び田口選手が蹴ったものの、弾かれてしまい、その弾かれた球もバーに嫌われる格好でゴールマウスに入らなかった。思えばここまでがピークで、ここで点を入れられなかったことが致命傷になりました。
思えば、この時チャントで盛り上げていた状況だったのですが、1点目の時のように静観してことを待っていた方がよかったように思いましたね。チャントを止めなかったコアサポの面々も含め、私達サポーターも反省すべき点だったのではないのでしょうか。
そして、田口選手が倒されたとはいえ、再び田口選手に蹴らせるべきだったのか。軌道を読まれている可能性があったので、ここだけは藤岡選手か粟飯原選手に貸しを作って蹴ってもらうふうでもよかったと思います。確実に追加点を得たい場合なら、そうしたほうがいいとも。双方大きく反省すべき点だなと思いましたね・・・。
最終的にはイ・ヨンジェ選手を投入して打開を図ったものの、宮崎の守備を破ることができず、空回りのまま試合終了あのPKさえ決めていれば・・・という惜敗では済まされないもったいない負けとなりました。



前回、『仮に負けようものなら、今まで積み上げたものが一瞬で瓦解する可能性さえ秘めています』と書きましたけど、本当にその通りの展開になってしまいかねない状況になりました。本当に最悪です。次の試合まで、この負けを引きずらないように切り替えられればいいのですけど、去年もこのあたりでつまづいて連敗街道を走ってしまっているので、今年もその再来になるんじゃないかと不安ばかりが募っています


とにかく試合の内容は(特に前半が)最悪よかったのは後半だけですけど、今までの試合に比べると全く低レベル次の試合まで悶々と過ごさないといけない・このまま連敗になってしまわないかという不安が付きまとうことになる。ああ、どうしてこうなった・・・。

そう思う理由は、次の試合の相手が、ツエーゲン金沢で、調子が上がっているからです。ウチの最初の頃のように、ここ数試合複数点を挙げており、アスルクラロ沼津との開幕戦を見ている身にとっては、ちょっと怖いでは済まされない相手になりました。奇しくも5年ぶりの白山ダービー何としても勝たないと、昇格の道さえも絶たれてしまうことでしょう。


次の試合までの2週間をどう過ごすのか。4/21には練習試合で大阪学院大学と戦います。そこで行われる45分3本勝負で何を見せるのかで、今後の行く末がわかるかもしれません。練習試合なので、勝つことにこだわらなくてもいいのですけど、苦しい状況下にある中で、勝つことを求めることが一番の特効薬になると思います。
あとはケガした野澤選手の動向が気になります川上選手がいるので大丈夫とはいえ、元は本職のディフェンダーを据えて守備力強化を図るつもりだったので、野澤選手のケガが長引いた場合、魔改造された川上選手がどこまで踏ん張れるかが今後のカギでしょう。
そして、4/20・4/21は第3節の残り(盛岡×琉球・八戸×北九州・福島×大宮)と第9節の残り(松本山雅×讃岐)が開催されます。これによって、歪な試合数が揃うことにもなり、本当の意味で上位・下位がわかるようにもなります。この結果を見て、次の金沢戦の戦い方も変わるかもしれないので、こちらも気掛かりですね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2023年12月12日

まだまだやれると思ってたのに・・・

テゲバジャーロ宮崎に所属している石津大介選手が現役引退を発表しました。シーズン終了時に引退発表だなんて、送り出しもできずに寂しいだけじゃないのよ・・・。


石津選手は2010年と2011年に特別指定選手でアビスパ福岡に入団し、そのまま福岡で活躍することとなりました。当時の福岡は(2010年を除いて)J2に所属していましたが、その中で活躍しており、2013年には11ゴールを挙げています

2014年の夏にはJ1のヴィッセル神戸に期限付き移籍を果たし、以降2年半活躍します。

2017年には福岡に復帰し、2020年には福岡をJ1に導きます。しかし翌年の2021年で長年所属していた福岡から契約満了を突き付けられました(契約満了の発表は2022年1月6日)

その後、2022年のFC岐阜のキャンプに参加していたことが明らかになり、そのまま岐阜に入団することになりました。しかしながら一定の活躍は見せていたものの、1年で満了となってしまいました。

それでも2023年には、トライアウトを経て宮崎への入団が決まり、33試合出場し5ゴールを挙げていました
ある意味要となって活躍していた最中での引退発表だったので、まだやれるんじゃないかと思えてなりませんまだウチに放たれた恩返し弾(5ゴールのうちの1ゴール)に対してのリベンジが果たせてないのに。勝ち逃げは許さないぞ(泣)。


ホントに惜しいです。ウチを1年で去らないといけない時でももう1年残してほしかったし、まだやれると思っていました。天皇杯の予選でしたが、鋭いシュートを放って点を入れた時、すごい選手だなというのと彼みたいな気持ちのこもった選手がもっと出てほしいなと思っていましたね。


1年間岐阜に在籍してくれたことに感謝するのと同時に、まだやれると思ってたので寂しく残念でなりません。第2の人生は長いでしょうけど、また何かしらで岐阜に来ることがあったら、是非ともお待ちしております。


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Posted by alexey_calvanov at 23:32Comments(0)

2023年09月10日

FC岐阜観戦記2023 第11節 続く緊急事態

FC岐阜、昨日はテゲバジャーロ宮崎と戦いました。
前節は鹿児島ユナイテッドFCに負け、9月のスタートダッシュをしくじった中でのホームになります。ただ、前節は庄司悦大選手がいなかったから負けたとポジティブに捉えられなくはないのですけど、今度は鹿児島戦でカード4枚の累積で宇賀神友弥選手が出場停止に。前節同様に緊急事態の中での戦いを強いられることになりました。しかし、宮崎の方もディフェンダーが累積で出場停止とのことなので、そこを突けば・・・というふうになりました。双方主力を欠く中で、普段通りの戦いができるかどうかで決まってくることになりそうです。


SOG03_160015今回は珍しいスタメシの紹介から。まずはBeringei Cafe。JR岐阜駅から北西に歩いて5分のところにあるのを今回知った(爆)。
この試合限定になる「麻婆丼」を買った。ラップを取ればよかったなと今になって後悔(汗)。



見た感じは、とろみが無いので、ホントに麻婆なのか疑いたくなりますけど、味はしっかり麻婆だった。
挽き肉の旨味の利いた辛みの少ない味になっており、誰もが美味しく頂ける味に仕上がっていました。それなら、カレーをぶっ掛けても問題無いんじゃないかとかと思ったけど、ワンコインなのだから、それ以上贅沢を言ってはいけない(ニヤニヤ)。


SOG03_160434だからなのか、岐阜車体工業の車(後ろに引っ張ってるカーゴのようなもの)で展開しているかとれあくらぶから「辛口キーマカレーパン」を買った。
カレーそのものだけじゃなく、衣も辛いようなことを書いていたけど・・・。



おお、これはいい辛さ。
挽き肉に辛みがかなり練り込んでいたようで、一口目からピリッとしたものを感じ取れました。衣に関しても、小麦の旨味や甘味はあまり感じられず、やはり衣にも辛い物が練り込まれていたようです。


SOG03_164521そして、かさなるステージ。
先述の通り、累積警告で出場停止になった宇賀神選手(右)と夏場の間コンディションが整わなかったことを明かした田中順也選手(左)が登壇しました。
そういえば、いつもの人がいない(苦笑)。宇賀神選手は、いつもの人の後輩にあたる人なので、言いたい放題(爆)。近々いつもの人と対談するそうなので、楽しみですね。2人共まだ昇格をあきらめていないと述べていたので、今後の活躍にも期待です。






SOG03_195450共に主力を欠く中での試合、岐阜に関しては、ルーキーの萩野滉大選手を右に据えて、右にいた生地慶充選手を左に据えたようです。
前半は、岐阜に関して言うと、ちょっとちぐはぐしたものになっていて、宮崎が押せるかな・・・と思っていたのですけど、宮崎も煮え切らないプレーが多く、総じて一進一退の攻防戦になっておりました。とはいえ、岐阜もヤバいプレーが横行していたので、宮崎が三歩進んで二歩下がる感じというだったでしょうか。

膠着状態になったかと思われた後半、岐阜はギアを上げてきたのか非常にアクティブになった、まるで別人なチームに(苦笑)。幾度かチャンスを築いたんですけど、終始運に見放された格好にもなり、結果的にスコアレスドローの引き分けに落ち着きました。
しかし、入ってもおかしくないチャンスもあって、後半4(49)分の庄司選手のシュートがふかしてなければなぁ・・・。もう庄司選手のアレ(爆)は毎度のことなので、知ってた(苦笑)。でも、そろそろシュート練習は真面目にやりなさいと言いたい(ニヤニヤ)。
そして、一番惜しかったのが後半終了間際(後半44(89)分)に出た松本歩夢選手のシュートがオフサイドの判定になっていなかったらなぁ・・・横から見ると、明確なオフサイドだろうなとわかるので、宮崎の守備の運び方のよさ(運レベルだけどね)が光った宮崎側から見たらファインプレーで阻止した格好になりました。その前の遠藤元一→川上竜→松本歩夢の3選手という流れが素晴らしかったので、決まっていたら、本当の意味でスーパープレーとなって、今シーズンのナンバーワンゴール&ナンバーワンプレーになっていただろうし、松本歩夢選手は再びメサイヤの地位を得ていただろうと思うと、誠に残念でなりませんでした。



SOG03_195840試合終了後、ホーム側に挨拶する宮崎のイレブン。天皇杯ではよく見られる光景ですけど、リーグ戦ではやるチームとやらないチームがあるので、ある意味新鮮だし、いい行為だと思う。チームのサポーターも相手チームのコールで対応してくれることもあるので、ウチもやってもいいと思う。ただ、TPO(Time Place Occation。時と場所と場合)なんだよね、この対応。



SOG03_200455終了後にやって来た石津大介選手。
すっかり宮崎に溶け込んでいるようで何より。しかも今季4得点が全て勝利に絡んでいるという恐ろしい確率なので、打たれなくてよかったとも(苦笑)。



負けなくてよかったけれども、勝たないといけなかった試合を逸し、改めてお客がたくさん入る試合でなかなか勝てないジンクスは何とかしないといけないなと思わされました。しかも今月唯一のホームだったんだよね・・・。5000人以上が入って勝ちを届けられなかったのは、今後の反省材料だと思います。

この引き分けに伴い、上位に就けている中で、奈良クラブがFC今治と引き分け、FC大阪がいわてグルージャ盛岡に勝ち、鹿児島がSC相模原に勝ち、愛媛FCがアスルクラロ沼津に勝った中、カターレ富山がカマタマーレ讃岐に負けました。これに伴い、FC大阪が2位、鹿児島が3位に浮上し、富山が4位、沼津が6位に下落しました。岐阜に関しては7位と同じではあるものの、2位との勝ち点差が4に広がりました今季のダークホースとも言えるFC大阪の存在感がかなり恐怖に感じますね。花園ラグビー場を本拠地にしているわけじゃないですけど、大柄な選手がタックルして相手チームを蹴散らしているかのような雰囲気を醸し出していますわ・・・。


しかし、このまま7位にいるのはマズい。何とかして浮上を掴まないとジリ貧になりかねないので、アウェイ2連戦を勝ちで乗り切らないといけない。
その初戦は、相模原実は、先述の鹿児島戦では戸田和幸監督が体調不良で欠場し、高橋健二ヘッドコーチが采配を振るっていましたまさかこのまま休養に入って下手したら退任とかいう流れも無くはないのですが、3連勝中だったことと今までの流れを考えると、単純に休養だと思って見ております。なので、次の試合は何の問題も無く登場するでしょうから、対策は練りやすいと思うんですよ。

むしろ問題なのは、2戦目の松本山雅FC。今季調子が悪いとはいえ、腐っても松本山雅彼らのホームであるアルウィンでは、ほとんど勝てない(過去2013年に唯一勝っただけ)。圧倒的なサポーターの熱量に浴びせられ、本来の実力を出せていないのではないかと思えるほど。今までとは違う若手主体のチーム、AC長野パルセイロのホームだった長野Uスタジアムを攻略できたのだから、アルウィンも・・・といければいいのですけど、全ては相模原戦に掛かっているのだろうなぁ・・・。


ともあれ、引き分けたことを悔やんでいてもいけない必ず相模原線を落とさないといけないと思って、選手全員が同じ方向にベクトルを向けて挑んでいかないと、足をすくわれまっせ・・・。


残り試合12。J2昇格への勝ち点差は4。


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Posted by alexey_calvanov at 22:56Comments(0)

2023年05月02日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その4 やっぱり兄弟だな

世の中には、兄弟というのがいます。私が一番印象に残っている兄弟は、現在劇場公開中の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に出てくるマリオとルイージですね。野球だと仁村兄弟とか松沼兄弟とかレロン・リーとレオン・リーのリー兄弟・・・って、世代がわかりますな(苦笑)。
かくいうサッカーでも兄弟はいますが、出てくるのは、風間宏希選手と風間宏矢選手の風間兄弟くらいで・・・。でも、チームの兄弟というのはあるんですよね。ウチのチームは特に有名なのかもしれません。そう、FC岐阜とFC岐阜SECONDです。兄弟とは言ってるけど、あまり繋がりが無い・・・とか思っている人もいらっしゃるけど、4/30に行われたテゲバジャーロ宮崎戦で、ああ兄弟なんだとまざまざと思い知らされました。まるで天皇杯岐阜県予選準決勝の試合を高いカネ払って見直しているかのようだった(苦笑)。
SOG03_1132243度目の来訪となったユニリーバスタジアム新富。スタジアム周りも含め、結構変わってきました。
スタジアムでいうと、照明が付きました。これはライセンス対策から来ているのでしょうけど、これによってライセンス規定違反でのJリーグ退会は無くなったと言えるでしょう。あとは大型ビジョンですけど、この時点で察して下さい。試合の時にお見せします(ニヤニヤ)。
スタジアム周りでは、写真には収めて無いですけど、町営のスポーツ施設が完成したようで、サッカー場が整備されていました。自衛隊関係だと思ってたら、スポーツ施設だったのね。



SOG03_113735こちらは照明設備のための資金を寄付した方々の一覧。こうやって未来永劫名前が残るんでしょうね。



SOG03_115144今回かなりギリギリ(列車だったらもっとギリギリになりかねないので、タクシーという奥の手を使ったのは内緒(汗))だったのと、大型連休物入りなのと、実質大型連休中にゆうちょ銀行のATMがお陀仏(メンテナンス)になるので、これだけにした。つまり精鋭部隊だ(ニヤニヤ)。

左側は、鶏専家一本気の「種鶏もも炭火焼」(左側上)と「せせり炭火焼」(左側下)。対して右側は、キムラ漬物工業の「キムたくチャーハン」
鶏専家一本気は、宮崎らしく餃子も取り扱っているのですが、鶏肉の餃子らしい。キムラ漬物工業のチャーハンやおにぎりはスタジアムだけで販売しているとのこと。
つまり普段は漬物の類しか売っていないので、飲食店みたいなことはやってないのでしょうね。要は、こんなアレンジメニューができますよ的な紹介をしているのだろうと。
そして、ここで問題。普段は無いものがあります。何でしょうか?<大型連休は、酒が飲める、酒が飲めるぞ!酒が酒が飲めるぞ、酒が飲めるぞ!



ということで、全てビールのアテに消えてしまったこれらの商品、一言で言ってしまえば、美味いしかない(ニヤニヤ)。

「種鶏もも炭火焼」と「せせり炭火焼」は、どちらも炭火でしっかり焼いているので、香ばしい炭の香りが移って、食欲をそそるそそる
「種鶏もも炭火焼」は、弾力があるとはよく言ったもので、硬いと称される親鶏が、ここまで歯応えがありながらも噛み切れる作りに仕上がっているのは、奇跡的です。それでいてちゃんと美味しさは損なわれていない滴るほどの脂がたまりませんでした。

対して、「せせり炭火焼」は、柔らかいながらも弾力があり、親鶏ほどではないものの、じんわりと脂が出てきてこれまた美味しい宮崎の地鶏で作る炭火焼はサイコーですな。
そして、「キムたくチャーハン」は、キムチのピリッとしながらも、ほんのり酸味のある風味豊かな味わいとたくあんのちょっとした塩気と甘さのバランスのいい漬かり具合とマッチして実に美味しい。冷めかけていたのですが、十分に美味いし、脂っぽくも無かったです。



SOG03_145503試合は、前半早々に動き出します。少し浮ついた岐阜の守備の中で起こったコーナーキック、大きく蹴り出された先にいたのが、昨年まで岐阜に在籍していた石津大介選手で、彼が蹴り込むと防ごうとしていた生地慶充選手のクリアミスを招き、近くに詰め寄られていた北村知也選手に押し込まれて先制されます。うーん、急襲されているところは、セカンドの1点目の失点シーンに似てなくはない
そこから試合は進んで前半の半ばには、守備がまだ浮ついている岐阜に真っ正面から向かってきたのが、また石津選手だ。彼の放った一閃は、見事にゴールマウス左隅にハマってしまいましたとさ。ああ、これもセカンドの2点目の失点シーンに似てなくはない
そんなこともあったのか、前半は全くいい面が無く、アグレッシブさもイニシアチブも全くもって宮崎にあったという情けない試合になっていました。

後半もこんなふうになるのかなと思って見ておりましたが、上野優作監督の檄でも飛んだんでしょうか、前半に比べればマシな動き、少なくともアグレッシブさはあったかなと思えるものになっていました。そのあたりもセカンドの必死さを見せたあの日の試合に見えるのですが、最終盤に田口裕也選手の挙げた移籍後初得点を見るにつけ、やっぱりここもセカンド同じだわと喜びながらもふと思っておりました

結果は、2-1の逃げ切り・・・というよりもほぼ圧巻な試合になっていました。最終盤に点を入れられたのが奇跡的です。



SOG03_150200試合後に宮崎の選手の後にやって来た石津選手。1アシスト(と思われる)と1得点で、もうMOMでいいんじゃないのと思わされるほどの活躍。個人的には、彼を残すべきだったんじゃないのかと思っていたのですが、チーム事情にフィットしないということで自由契約になったのでしょう。誠に惜しい。そしてチャンスを掴んだのね。
なお、長良川でも活躍すると述べた模様(笑)。いいえ、もう結構でございます(ニヤニヤ)。



さぁ、ここまで来て3連敗になり、2勝2分4敗の16位になりました。去年は、この次の試合で三浦俊也元監督が解任される事態となりました。解任理由にはピッタリな成績ですが、まだ監督を始めて10試合で解任するのは、いかがなものかとも言われそうで、フロントとしても切り時を悩んでいるんじゃないかとか邪推してしまいそう。
そんな中で行われるのが、5/3に開催のホームでの試合になるY.S.C.C.横浜戦。これまで未勝利だったのですが、FC今治戦で初勝利を挙げ、意気揚々とやって来ます。と言ってはいますが、相手チームの自爆(ハンデ)とも言えるプレーで勝っているので、実力なのかと言われると何とも。ただ、運も実力のうちとは言いますから、怖いことには変わりないです。何せ、一つのプレーでガラリと展開を変えられ、攻撃がノッてくると大量得点になることだってあります

で、この試合が何で重要なのかといえば、Y.S.C.C.のメンツが、もしかすると上野監督の介錯を務めるんじゃないかという不安です。この試合を落とせば、監督交代論が噴き出してもおかしくない。いやいや、すぐに天皇杯岐阜県予選の決勝が控えているから、そこまで待とうということも考えられますけど、ここで岐阜聖徳学園大学に負けようものなら、一気にクビでしょうな。
つまり、リーグ戦で負けたら、監督は崖っぷちの状況に追い込まれ、天皇杯岐阜県予選を勝てば、首の皮一枚繋がることになるでしょう。逆の状態でも同じだと思います。
ただ、両方共負けとなれば、大型連休明けに解任のニュースがすっぱ抜かれるんじゃないかとか思っております。そうなると天野賢一ヘッドコーチが指揮を執ることになるのでしょうけど、シーズン途中の監督交代は悪手とも言われているので、踏み切るのかどうか・・・。ましてやJ3に再度降格した昨年のギラヴァンツ北九州を13位に沈ませ、1年でのJ2復帰を叶えさせなかったことを考えると、なおのことヤバイのですけど、なり手がいないということも考えられ、うーむ・・・となっております。


果たして、監督の明日はどっちだ!


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Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)

2023年04月30日

意気消沈で東北に

ユニリーバスタジアム新富で行われたテゲバジャーロ宮崎×FC岐阜の試合は、2-1で敗れました。


何だろう、昨日観てきた天皇杯岐阜県予選準決勝みたいだった。
奇襲で狼狽し、正攻法でガツンとやられ、宮崎にイニシアチブを握られっ放しの前半何とか試合にしようとするものの、最終盤にやっと挽回時既に遅しだよ。・・・宮崎って美味い寿司ネタあったっけ(ニヤニヤ)?<それは、時既にお寿司。
結果的に前半でイニシアチブを握られ、後半でちょっとだけアグレッシブさを垣間見せたけど、だったら最初から、90分間宮崎にイニシアチブとアグレッシブさを見せろと。そんなフラストレーションの溜まるポリリズムでした(ギャハ)。<♪くりかえす〜。

まぁ、大型連休明けたら、上野優作監督の首が残ってるか心配でなりませんわ。去年もこの辺りで負けが込んで、三浦俊也元監督の首が吹き飛んだんだよな。何だか同じ轍を踏むように思えるのですが、次のY.S.C.C.横浜戦で決定打(という致命傷)にならぬことを願わん


いいか、90分必死にやらんと、大将の首が飛ぶかもしれんのだぞ。そう思って戦ってくれ。そうなってもいいなら知らんけど、待ってるのはお前達に向けられる軽蔑と侮蔑の目だぞ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 17:16Comments(0)

2022年11月06日

FC岐阜観戦記2022 第16節 鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス

SOG03_102449FC岐阜、今日はテゲバジャーロ宮崎と対戦しました。
先週のSC相模原戦で引き分けに終わった岐阜に対し、同じく先週のいわきFC戦で勝利してユニリーバスタジアム新富での優勝を食い止めた宮崎(しかも直近5試合で見ると負け無しというオマケ付)順位としては近しい中、勢いの差は歴然です。
しかも、この日は、ぎふ信長まつりの真っただ中の開催。JR岐阜駅前では、ご覧のように黒山の人だかり。木村拓哉さんらが出演する行列は、抽選で当たった人達のみが間近に見られるとはいえ、少しでも近くで見られないかとやって来た人達でこうなったのでしょう。ペストリアンデッキが封鎖されるのではないかと思われましたけど、写真の撮った場所は、そのペストリアンデッキから下る階段なので、無事塞がれることなくバスターミナルまで行けたのです(私が来た午前中の話)
ちなみに、テレビ中継(中京テレビ)も来ていたようで、ぎふチャンに至っては1時間の特番も組んでいました(しかもサッカー中継の前)



SOG03_133403そんな中で長良川競技場に来てくれた宮崎のサポーターの面々。
お気持ち弾幕は、味方を鼓舞するものと先日亡くなられた工藤壮人選手を偲ぶものでした。工藤選手の弾幕もありましたね。死してもなお、彼も仲間として共に長良川にやって来たのです。そう思ったのは、試合の流れを見て・・・。



SOG03_130049この日のCCNかさなるステージには、市橋大輔さん(左端)が復帰しました。復帰少し前からステージの様子を見に来ていたようですけど、このようにステージに立つのは、久方ぶりになりました。何でも意識不明にまでなったとのことで、生死の境をさまよいながらも、復帰してきたことに対し、うれしくてなりませんナンチャンを止められるのは、市橋さんだけですから(ギャハ)!
そして、市橋さんの復帰に伴い、難波クリニックも再開犠牲者・・・もとい、患者さんは村田透馬選手(左から2番目)と石津大介選手(中央)。村田選手は3回目。・・・もうお薬は出せません(苦笑)!



SOG03_114936この日の試合は、粉もん祭りが開催されました。
その中から、中華料理 しょうりゅうの「五目あんかけバリそば」をば。同料理店の人気メニューとのこと。これまでも美味しかったので、今回も期待したいところです。



あんが少々薄いかなと思ったものの、具は豊富だし、バリそばはすごくパリっとしてて、あんと絡んだ時のしっとり感も抜群。パリっと感としっとり感の絶妙なバランスが、あんの少々薄いと思われる味わいを気にさせなくしましたね。やっぱり美味いよ。


SOG03_155549試合はというと、やはり勢いの差が出たというのか、宮崎の軽快な動きが目立つ格好になりました。近しい順位であり、同じ優勝も昇格も難しい状況の中で、この違いは何なのだろう。
宮崎が押し切る中で、前半20分に先制相手フォワードがダイビングヘッドのような格好で飛び込んで来られるほど、岐阜の守備陣は彼をフリーにしてしまったのかと思うと、岐阜のモチベーションは大丈夫かと心配でなりませんでした。
それでもなお、岐阜は懸命に挽回のチャンスを伺っていました。そして前半終了間際、相手から庄司悦大選手が奪い取った際にこぼれた球を生地慶充選手がフォロー。そこから田中順也選手→ンドカ・チャールス選手に回し、宮崎の守備陣が薄いことを見計らって、鋭い一閃を放つと、ゴールマウス左側からど真ん中に突き刺さりました。ホームで勝利を、そしてダブルを・・・という思いを込めての同点劇になったのです。

後半に入り、岐阜も宮崎も膠着状態に。特に岐阜は後半21(66)分の生地選手のシュートがバーに嫌われ、キーパーの背中に当たった球がゴールマウス側に転がらなかった不運も重なってしまう、後半40(85)分に途中交代で出場した山内寛史選手のシュートが、相手ディフェンダーに引っ掛かりながらのものだったからか、正確性に乏しくなってしまったあたり、岐阜の勝利は厳しいものになるのかなと引き分け覚悟で見ていたら、終盤に相手が流し込むように放ったシュートは、岐阜の守備陣をあざ笑うかのように抜かれ、鮮やかな逆転劇を演出するハメになったのですわ(泣)。
そこから残された時間は少なく、挽回のチャンスは訪れず、結果的に宮崎の逆転勝ち。宮崎は工藤選手が死後もピッチで鼓舞しているかのような雰囲気を漂わせていましたね・・・。これがウチとの違いなのか。



SOG03_160058試合後にやって来た柏木陽介選手。もちろんまだ試合には出られる状況ではなく、右足にはケガの跡が見られました。
柏木選手への応援弾幕も用意されていたようで、サポーターに応援メッセージを集めていましたね。



さて、タイトルの意味は、織田信長の気性を現した狂歌とされています。同様にホトトギスを題目にした豊臣秀吉と徳川家康の狂歌もあります。ただ、戦国時代に詠まれたものではなく、江戸時代に天保の改革を皮肉った人によって詠まれたものだそうです。あまりに苛烈なリストラ策を行った水野忠邦を織田信長になぞらえて揶揄したものらしい。
とはいえ、岐阜の現状を思うと、鳴かぬホトトギスは殺(リストラ)してしまわないといけない時期が来たなと思うのです。恐らく今シーズン終了後、大量の満了選手が出るのではないかと思います。その覚悟をもって、もう応援している選手がいなくなると思って、今後残り2試合を見て行くことになるでしょう。

その残り2試合の一つは、アウェイの鹿児島ユナイテッドFC戦鹿児島にとってはホーム最終戦で昇格に向けてのラストチャンスになる試合となり、相手は死に物狂いで戦うでしょう。それに相応しい戦いを見せねば失礼だし、遠方まで来たサポーターも納得しないでしょう。J3降格の決定打になったあの日の試合を思い出して戦ってもらいたいです。
そして、もう一つはギラヴァンツ北九州戦こちらがウチのホーム最終戦、今シーズンの最終戦にもなります。全てを賭けて戦え、もうそれしか言いません。


なお、今節でいわきが鹿児島に勝ち、2位の藤枝MYFCと3位の松本山雅FCが共に敗れたため、いわきの優勝とJ2昇格が決定しました。つまり昇格の枠は残り1つになったのです。

そして、岐阜と同期になるロアッソ熊本はモンテディオ山形とのJ1昇格プレーオフ2回戦を2-2の引き分けながら規定で勝利をもぎ取り、J1で16位に終わった京都サンガF.C.との決勝戦を戦うことになりました。うれしいと思いながらも何で同じ大木武監督の下の采配なのにウチではできなかったんだというアンビバレントな思いを抱きながら結果を見るというやるせないものとなりました。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2022年06月27日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その8 勝たねば。

FC岐阜、昨日は宮崎県児湯郡新富町にあるユニリーバスタジアム新富でテゲバジャーロ宮崎と戦いました。


この試合を前に、岐阜も宮崎も重要な局面を迎えていました。それこそ、表題のように『勝たねば。』とならぬ状況だったのです。ちなみに、この『勝たねば。』というのは、2013年に公開された宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」のキャッチコピーである『生きねば。』から来ています。偶然繋がったぞ(ギャハ)!
岐阜にとっては、現状5位ではあるものの、上位陣との差はまだまだあり、昇格枠に限れば、首位に立つ鹿児島ユナイテッドFCとの差は8、2位のいわきFCとの差は7ありました。この上位陣との差を少しでも縮めなければ、岐阜は今年も昇格できないまま終わることになりかねません。現状少なくとも前半戦終了までは勝ちっ放しでないと、首位立てぬ。それだけ苦しい状況なのです。
一方で宮崎は先々週のカターレ富山戦で初めてホームでの敗戦を喫し、続くアウェイのガイナーレ鳥取戦でJリーグ参入初の連敗を喫しています昨年3位と躍進しているだけに、現状の11位では納得がいかないでしょう。岐阜との一戦は相性のいいホームだと確信を持ちたい。そのために宮崎としては勝たないといけない一戦になりました。勝たなければ、躍進できぬのです。<ちなみに解説しておくと、『風立ちぬ』の『ぬ』は否定形ではなく、古語の強調・完了の助動詞なんだぞ(ニヤニヤ)。
・・・いいもん、首位に立ったら『首位立ちぬ』ってタイトル付けてやるから!<一体何年先の話なんでしょうねぇ・・・。


SOG03_170754ということで、ユニリーバスタジアム新富には徒歩で・・・と思ってたら、日向新富駅からシャトルバスが運行されていたのね。まぁ、歩いても12分(公式サイトより)と歩けない距離ではないのですが、200円とリーズナブルな値段なので、健脚に自信のない方々には十分な訴求でもあります。
私自身は、帰りだけ乗ったのですが、右(駅に向かうルート)は車で渋滞しているので、左から大回りで日向新富駅に向かいますとのこと(苦笑)。だったら、歩いた方がええやんともなったりならなかったり(汗)。まぁ、使えそうなのは行きくらいなのかな・・・。



SOG03_133315ユニリーバスタジアム新富の中には、今年の全選手と監督の載った写真がありました。すごく自信あふれるものになっていますね。



SOG03_121124さーて、スタメシスタメシ。
ここでの一番の楽しみは、「鶏肉の炭火焼」で、実際に買ってたんだけど、同じところだと思って写真に収めてなかった(泣)。すごく美味かったかよとだけ伝えておきます。

で、今回は宮崎市が日本一の消費量になったという餃子をピックアップ。あの静岡県浜松市と栃木県宇都宮市を差し押さえてなのですから、どんだけすごいことなのか・・・。
上は、やまちくアン黒こと山之口畜産の「焼き餃子」。実は色々食べていたので今回は5個入り。
下は、樹樹の「揚餃子4個・唐揚げ2個セット」。「樹樹の特製弁当」というセットもあったのですけど、色々食べていたので、今回はこちらに。



やまちくアン黒の「焼き餃子」は、中の肉は牛肉という変わったものですけど、牛肉だと物足りないなと思いがちなのにもかかわらわず、意外にもジューシーで肉の旨味が十分に伝わってきました。ホント豚肉と遜色ないのよね。
樹樹に関しては、揚餃子のパリっとした食感が印象的。中の肉は豚肉だと思いますが、こちらも美味しい。唐揚げはデカかった(笑)。2個だけしか入ってない理由も納得。外はカリッと中はジューシーという、しっかりとした唐揚げになっておりました。美味い。


SOG03_165700試合に関しては、強烈な日差しの中で行われたからなのか前半は飲水タイムが設けられましたけど、段々気候がおかしくなって、最後は雷鳴る中で行われたため、飲水タイムは無くなるわ、途中で試合が終わっちゃうんじゃないかとビクビクしながら見ておりました

岐阜に関しては最初の入りはよかった。でも、すぐに宮崎が速攻で引っ掻き回して、岐阜を徐々に追い詰めます。そして前半14分に宮崎の猛攻に耐え切れず、先制点を許してしまいます。この時ばかりは、まずいなぁ・・・とふさぎ込みそうになりながら見ておりました。
ところが前半終了間際、柏木陽介選手のコーナーキックを合わせた田中順也選手が放った一打が左に逸れそうになった時、待っていましたとばかりに藤岡浩介選手が頭から飛び込んで折り返したのが同点弾となりました。オフサイドじゃないのかと思われたのですけど、もしかしたら宮崎の先制点もハンドじゃないのかという疑惑が上がっていたので、五分五分のジャッジになったのかなとも。ちなみに、この日の審判(主審)はJ3では珍しく極めて公正な判断をされていました
結果的に、この同点弾が岐阜の反転攻勢になったとも思いました。逆に言えば、この1点が無ければ、そのまま宮崎が流れに乗って勝っていたと思えてなりません。それだけ前半終了間際の1点は恐ろしいものです。

そして岐阜は後半怒涛の攻めに。
後半16(61)分、藤岡選手の左からのキックを田中選手が受け取ってクロスを出すも柏木選手に合わせられない。しかし何とか受け取ることはでき、再び藤岡選手に戻す今度は大きく上げたクロスは、田中選手を越して宇賀神友弥選手が滑り込んで一閃となった。見事にゴール右上に突き刺さった逆転弾は、宇賀神選手のキャリアハイになるシーズン3点目になりました。困った時の宇賀神様は、ご健在でした(ニヤニヤ)。
そして後半24(69)分、藤岡→柏木の連携から、途中出場のンドカ・チャールス選手に回して、藤岡選手を前線にスルスルスルと運びます藤岡選手がシュートを放ったものの、ここはキーパーに阻まれ、ペナルティエリア外に。そこから田中選手が再びシュートを放つが、今度は相手選手に阻まれることに。しかし、前線に残っていた藤岡選手がチャンス到来とばかりに放ち、今度はゴール右隅に押し込んだ!恩返し弾再びとなった3点目は、宇賀神選手の時同様にサポーターの歓喜の中で迎えられました。
最後は、同じく途中出場の畑潤貴選手のゴールと思われましたが、オウンゴールの判定に。それでも宮崎をさらに突き放す結果に。終わってみたら、1-4の快勝とも言える大逆転勝利になりました。思えば、昨年の試合では負けたしたものの、宮崎のホームでは最多失点になる3点を食らわせています。そして、スコア違えど去年とは逆の展開になったんですね。奇しくも前半終了間際の得点(失点)が後半の流れに大きな影響を与えたところは特に。

ちなみに、この試合で三國スティビアエブス選手が初登場しました。
・・・この選手動き早いわ。守備も献身的だけど、何より早い動きのおかげで攻撃の組み立てにも大きく寄与している右から上がってくるスピードが、J3ではトップクラスになるんじゃないかと。スタメンで使うのもいいけど、流れを変えたい時に途中出場で使うのもアリだと思います。ちょっともったいない気もするけどね(苦笑)。



SOG03_170147試合後にやって来たMOMの藤岡選手。今回は先制と突き放し、アシストで大きく活躍。文句無しの、そして移籍後初めてのヒーローインタビューになりました。よかった報われたよ。



SOG03_170304しかし、きびすを返して向かったのは、宮崎のサポーターのいる場所。そりゃ長い間育ててもらったチームのサポーターだもの。当然ですよ。



これにて岐阜は3連勝となり、宮崎は3連敗になりました。共に順位は同じですが、岐阜にとっては鹿児島といわきが共に負けたため、鹿児島との差は5、いわき・松本山雅FC・富山との差は4に縮まりましたまた次の試合では追い抜くことができないものの、確実に上位陣との差を縮めている。この状況を無駄にしないためにも勝ち続けることが再び重要になります。


その次の試合は、ホームに戻りFC今治との一戦になります。今治とのホーム戦では1勝1分とまま相性はいい。この勢いは是非とも残したいので、無難に勝てるよう祈りたいところです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2022年06月26日

色んな意味で一時はどうなるかと思った

宮崎県新富町にあるユニリーバスタジアム新富で行われたテゲバジャーロ宮崎×FC岐阜の試合は、1-4で岐阜が大逆転勝利を収めました。
前半は宮崎優勢で先制点も挙げちゃって、どうなることかと思ったんですけど、後半に入ってから怒涛の攻勢で勝ちました全ては前半終了間際の藤岡浩介選手さまさまですわ。
アウェイ2連戦を勝ちで乗り切っただけでなく4点得点を上乗せできたのも大きい。勝つことも大事なんですけど、1点でも多く得点を上乗せできるかもかも大事なんですよね・・・。

7月に入ったら、前半戦のヤマ場になるであろうホームのいわきFC戦が待っています。その前に同じホームのFC今治戦をどう乗り切るかに掛かっていると思います。暑くなってきました。スタミナ配分や体力面での劣勢をいかに跳ね返せるか。横山雄次監督の腕の見せどころが続きます。


宮崎市は晴れてきたので、スタジアムを出る時の雷雨を引きずらなくてよかったよかった。安心して帰れそうです。


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Posted by alexey_calvanov at 18:57Comments(0)

2021年11月22日

最終展開に差し掛かったJリーグ J3編

Jリーグは、いよいよ大詰めになってきました。カテゴリーによっては、昇格・降格のいずれかが決まっているという展開になっております。そんなJリーグの現状を見て行きましょう。今回はJ3から。


早速順位を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 熊 本(51) +18 ① ×
2位 宮 崎(50) +12 ②
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(49) +14 ②
4位 富 山(45) +7 ②


ロアッソ熊本はY.S.C.C.横浜を下し、いわてグルージャ盛岡はカマタマーレ讃岐に勝って勝ち点を積み上げました。そして、昇格争いの直接対決となったテゲバジャーロ宮崎×カターレ富山は、富山がホームで意地を見せました。このため、宮崎と熊本が入れ替わり、盛岡が2位に肉薄する事態になりました。そして富山は何とか昇格戦線に生き残ったのです。

それを踏まえて、残り試合の相手を見てみましょう。青がホーム、赤がアウェイ、黒は休みです。


熊 本 宮 崎 岐 阜
宮 崎 熊 本 終 戦
盛 岡 富 山 沼 津
富 山 盛 岡 鹿児島


残り試合が1つ少ない宮崎は次が最終戦。その相手が何と首位に立った熊本。3位の盛岡は4位の富山というサバイバルマッチになりました。
さらにそれを踏まえて、11/28の試合を仮定してみると・・・(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。


熊 本 54 52 51  
宮 崎 53 51 50
盛 岡 52 50 49
富 山 48 46 45


首の皮一枚繋がった富山は、勝つ以外に道が無いのは、FC岐阜のヴァンラーレ八戸を迎える前と同じ。仮に勝っても熊本や宮崎が勝っても終戦なのも同じですね。ただ岐阜と違うのは、熊本×宮崎が引き分けると、この日の試合の得失点差と次の試合で得られた得点で2位に上がれるチャンスが残っています。現在宮崎との得失点差は5で、2試合で最低6点以上稼げばいいのです。
盛岡は、富山との試合に負けたとしても、昇格戦線には生き残れます。ある意味一番有利な立ち位置ですね。
宮崎は、熊本との直接対決に負けるか引き分けるかした場合、盛岡が富山に勝ってしまうと3位に滑り落ちることになります。また宮崎が負けた時は、盛岡が引き分けると得失点差で3位に滑り落ちます。ただし、この場合は得失点差が2なので、最終戦に盛岡が3点差で負けると、再び2位に上がれるチャンスもあるのです。確実に2位以上に収まるためには、勝つのが一番近道になり、かつ同じ日の試合で盛岡が負ければ確実になります。


恐らく次節で昇格枠が1つ埋まるんじゃないかなと思っています。J2の皆様は宮崎の勝利を願っているのでしょうけど、併せて盛岡が負けないといけないことも願わないといけないんですよ(ニヤニヤ)。<嫌なヤツだなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2021年11月15日

【J3】SELECTION PROJECTのようにはいかない【J2昇格争い】

そう、9人が全員生き残れるなんて、そんな茶番は無いんだよ(ニヤニヤ)!


ということで、第27節が終わりました。FC岐阜はテゲバジャーロ宮崎に惜敗し、終戦と思ってたら、ロアッソ熊本×カターレ富山の試合が引き分けになったため、岐阜は何とか踏みとどまりました。その他のチームは、どうなったのでしょう。順位表を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 宮 崎(50) +13 ② ×
2位 熊 本(48) +17 ③
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(46) +12 ③
4位 富 山(42) +6 ③
5位 福 島(41) +7 ② ×
6位 岐 阜(40) +6 ③


一見すると、6チーム全部が残っているように見えますよね。そこで表題の言葉が生きてくる(爆)。
残りの試合全勝した際の勝ち点を放り込んでみると、こうなります。


宮 崎 56  
熊 本 57
盛 岡 55
富 山 51
福 島 47
岐 阜 49


残りが2試合しかない福島ユナイテッドFCは、AC長野パルセイロと引き分けたものの、1つしか勝ち点を積み上げられなかったため、残り2試合全勝しても現在首位の宮崎や2位の熊本を抜けないことが確定し、優勝争いから脱落J2ライセンスは不交付になっているため、昇格争いも参加できなかったことから、終戦となりました。負けてもクビの繋がった岐阜は何とも運がいいと思える理由にもなります。

とはいえ、岐阜は相変わらず厳しい立ち位置にいるのは間違いない。そこで残り試合の相手を見てみましょう。青がホーム、赤がアウェイ、黒は休みです。


熊 本 YSCC 宮 崎 岐 阜
宮 崎 富 山 熊 本 終 戦
盛 岡 讃 岐 富 山 沼 津
富 山 宮 崎 盛 岡 鹿児島
岐 阜 八 戸 藤 枝 熊 本


この中での直接対決は、宮崎と富山。他は下位チームとの対戦になりますが、何としても勝ちたいところ。特に岐阜は負けたら終了です。

ということで、11/21の試合を仮定してみると・・・(左から勝ち・引き分け・負けの場合の勝ち点)。


宮 崎 53 51 50  
熊 本 51 49 48
盛 岡 49 47 46
富 山 45 43 42
岐 阜 43 41 40


直接対決の宮崎と戦う富山は、勝つか引き分けるかで踏ん張れるものの、負けた時点で宮崎と熊本に追い付けなくなり、終戦となります。何度も言いますが、岐阜は勝つ以外に道はありません。それ以外のチームは、現状勝ち負けの影響はないものの、宮崎と熊本は勝つか引き分けにしておけば、岐阜と富山を蹴落とすことができます(どちらか一方の可能性もある)。なぜ熊本も引き分けでいいのかというと、得失点差を見るとわかります。岐阜の得失点差が+6なのに対し、熊本は+17あり、11点差を埋めるのは、サッカーではほぼ不可能だからです。


残り2ないしは3試合、厳しい中でも地力を出せたチームのみが優勝と昇格を掴み取れると思います。今年ほどチャンスな昇格は無いと思っているので、どこも必死に戦ってくることでしょう。相手よりも気持ちだけでも上回ってほしいものです。


さて、J2とJ1も見て行きたいのですけど、次回はアマチュアがどうなっているか見て行きたいと思っています。JFLも佳境に入っていますし、地域リーグからJFLへ上がる全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)も決勝大会になるので、ちょっと気になるんですよね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

FC岐阜観戦記2021 アウェイ編 その9 The six points match of the winner

FC岐阜、昨日は宮崎県児湯郡新富町にあるユニリーバスタジアム新富にてテゲバジャーロ宮崎と戦いました。


岐阜は負けたら終わりの状況の中、ここまで負けずに来ました。前節のカターレ富山戦にも終盤の粘りによるクリーンシートで勝ちを収め、この日の試合に繋がるいい雰囲気を醸し出していました。
一方で宮崎は、前節のカマタマーレ讃岐戦にクリーンシートで勝っています。こちらもいい雰囲気で試合を迎えます。
どちらも負けられない試合となりました。岐阜は昇格争いに生き残るために、宮崎は優勝を掛けて。


SHV47_1778中部国際空港から約3時間半、JRの日向新富駅に着きました。
着いたら、ボランティアのおばちゃん達がお茶と漬物を振る舞ってくれました。ゆで卵もあったんですけどね、私は卵が苦手で・・・。



SHV47_1782日向新富駅からは、写真のように宮崎ののぼりが立っていました。こののぼり沿いを歩けば、スタジアムに行けるという、ありがたい配慮がなされていましたね。
なお、日向新富駅からユニリーバスタジアム新富まで約15分。あの、いわてグルージャ盛岡にあるいわぎんスタジアムとほぼ同じ距離になるようです。あちらも基本一本道だったからわかりやすかったね。



SHV47_1784こちらが、ユニリーバスタジアム新富。ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングがネーミングライツを取得しています。なお、ネーミングライツが無いと新富テゲバサッカースタジアムというそうな。
近くでは自衛隊関係の工事が行われている模様。ホントにだだっ広い原野を切り開いた感じですな。



SHV47_1797入場口は、スタジアムの側面に。このあたりは、先述のいわぎんスタジアムのようですね。



SHV47_1786スタジアムの中は、こんなふう。
サイドは芝生席、メインは木製の座席になっており、バック側には席が無い作りになっています。
ゴールマウス前にいるのは、芝の確認をしている松本拓也選手。



SHV47_1796実は、ユニリーバスタジアム新富には電光掲示板は無いのです。ということで、簡易スコア表示とラインアップ表が出て参りました。アマチュアリーグか!<去年アマチュアからやって来たのだからしゃあない。
なお、手で直すため、ボランティアがメンバー交代を把握していないこともしばしば。外し辛いのも相まって、結構時間も掛かってしまう。実際岐阜の選手交代が1組行われていなかったので、飲水タイムの時に指摘に行ったほど。



SHV47_1794スタジアムの中では、九州のJリーグチームのスタンプラリーだか何だかのイベントが行われていたようです。この裏、つまり写真で写っていないところに残りの九州のJリーグチームのポスターがありました。



SHV47_1792そんなユニリーバスタジアム新富のスタメシ。
まずは椎の実というところの焼き鳥を買ってみた1本120円とかなりのお手頃価格。たれと塩がありましたけど、今回はたれで。いやぁ、いい香りが漂ってきた(笑)。



宮崎県は、鶏肉で有名なところゆえに、弾力もあってかつ歯応えもいい。そして何よりたれの甘辛の味わいと肉からあふれる肉汁が美味い


SHV47_1788そして、宮崎県といえば、「炭火焼」
今回、地頭鶏(じとっこ)ランド日南が手掛ける地頭鶏で作られており、実演販売よろしく焼いておりました。これは買え(以下略)。



SHV47_1795で、コイツは大サイズを買ってしまった(ギャハ)。
そして、空の駅眺鷲台 竜馬にて「牛ステーキ&地鶏焼」を買ってしまった。コイツの下には焼きそばも入っているオトク版です。
・・・そういえば、宮崎県は牛も有名だった。



まずは、地頭鶏ランド日南の「炭火焼」
滅茶苦茶美味いよ!硬過ぎず柔らかすぎない、それでいて肉も皮も旨味が噛めば噛むほど染み出してくるから、たまらんちんですわ。おまけに炭火の香ばしい香りが食欲をそそります。こんな美味い地鶏は無い。文字通りトップクラスのスタメシになりますわ。毎試合食えるの?羨まし過ぎる!

空の駅眺鷲台 竜馬の「牛ステーキ&地鶏焼」はというと・・・。
コイツもなかなか。牛ステーキは柔らかくて肉の旨味がよくわかる仕上がりに。地鶏焼は、地頭鶏炭火焼よりも少々硬いものの、旨味は十分です。どちらも美味しい。一緒に入っている焼きそばが申し訳ないと言いたげに入ってるけど、これも美味しいのよ。

クオリティが高いわ、宮崎のスタメシ・・・。


SHV47_1798この試合から、大旗・タオルマフラーの振り回しが解禁になりました。写真は相手側ですが、1本の大旗がたなびいていました。また一つ、日常が戻ってきましたね。
なお、岐阜側の大旗は3本。勝ったな(ニヤニヤ)。<おじいちゃん・・・(泣)。



SHV47_1799試合は、6ポイントマッチらしい、激しいものになりました。
先制したのは、岐阜なんです。前半20分に相手のパスミスを奪った川西翔太選手が、ペナルティエリアで粘りながら相手を翻弄し放った一閃は相手を弾くものとなりました。実に見事な先制点。岐阜の勢いを感じさせるものになりました。
ところが、前半終了間際にペナルティエリア前に与えたフリーキックが見事に決まってしまい、追い付かれます。思えば、これを防げれば、試合の流れは大きく変わっていたのかなと・・・。

嫌な思いを抱えながら迎えた後半でしたが、実は早々に逆転しているのです。後半4(49)分に三ツ田啓希選手の浮き球を橋本和選手が合わせ、川西選手がアシスト。そこになだれ込むように窪田稜選手が押し込んで決めているのです。
しかし、ホームで地の利のある宮崎は黙っていなかった。そして約半年の間に宮崎は強くなっていた後半19(54)分と同じく29(64)分に鮮やかなプレーで追い付き、逆転してしまったのです。そして、後半33(68)分に決められた一打が決勝点に。最終盤に藤谷匠選手が1点を入れるものの、万事休す。4-3で負けたのです。



この宮崎の試合を見ただけで、岐阜の今年1年間を見せられた気分にさせられましたね。華麗なプレーはあるものの、少し気を抜いただけであっという間に追い付かれ、逆転された頃になって、必死になってやっても、結果的には追い付けない。正直このまま終戦と言われてもおかしくない試合内容でした。ただ、選手はよくやっていたことは認めなければなりません勝たなければならないというプレッシャーの中で、ここまでやったことは褒めるべきだと思います。


帰る頃にはロアッソ熊本が勝っているとのことだったので、本当に終戦だと思っていたのですけど、今日になって結果を見ると・・・。富山と引き分けてるやんけ(汗)!このあたりの詳細は、別の機会にお話ししますけど、まだ神は見捨てていなかった!宮崎戦で頑張ったから、次も頑張りなさいというご啓示に違いありません。
このチャンスをみすみす逃してはいけません。他人任せと言われても、次のヴァンラーレ八戸戦、その次の藤枝MYFC戦に勝って、最終決戦の熊本戦で昇格を決められるようにやっていくしかないでしょう!まだ終わってない。まだやれるんだ!


残り3試合、自動昇格までの勝ち点差は8。


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Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)

2021年11月14日

全てにおいて遅かった

ユニリーバスタジアム新富で行われたテゲバジャーロ宮崎×FC岐阜の試合は、4-3で宮崎が逃げ切りました。最終盤に岐阜はゴールを決めたものの、時既に遅し。むしろ決まってほしいゴールは不運に泣かされていただけに、もっと場面転換が早ければ・・・と悔やまれるばかり。選手はよくやってたけど、敢えて厳しく言うなら、先述の一言になります。

これに伴い、J2昇格はかなり厳しくなりました。ロアッソ熊本も勝っているとの情報なので、熊本と宮崎で枠が埋まる可能性が高くなりました

ただ、まだ諦めてはいけません。2枠が決まるその日まで、がむしゃらになって戦ってほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 16:22Comments(0)

まだまだ早いんだよ

だけどガキんちょの頃って、遠足とかのイベントの前はなかなか寝付けないじゃないあの感覚だったから、家をかなり早く出たんだよ(ギャハ)!


ということで、中部国際空港の搭乗口前のベンチでスマホとモバイルバッテリーを充電しながら待機中です。まだ1時間くらい前だけど、気にしない(苦笑)。まぁ、朝ご飯食べてなかったから、サンドイッチと天むすという何とも言えない組み合わせを頂いて今に至ってます(ニヤニヤ)。

今回飛行機に乗らないと、いや乗らざるを得ないのは、宮崎に向かうため。あそこは交通の難所で、九州の人達も電車なら基本特急で行かないといけなかったはず。18きっぱーなら、『宗太郎越え』と言えばわかるでしょう。そう、普通列車は朝と夜だけ(大分方面は夜のみ)しか停まらない宗太郎という駅があるのが、宮崎なんですよ・・・(ただし、宗太郎駅があるのは大分県)。
そんなところに向かう理由はただ1つ。テゲバジャーロ宮崎との試合があるからですよ。しかもFC岐阜にとっては、6ポイントマッチとも言われる大事な試合これに勝たないとJ2昇格は結構難しい、いや事実上の終戦になるでしょう。一方で宮崎にとっても上位に踏み留まる大事な試合。それどころか、上にいるJ2ボトムズにとっても、J2ライセンスの無い宮崎が2位以内に入ってくれることで、降格枠が1つ減ってくれるという、私達が降格したあの年、2019年の(当時J2ライセンスの無かった)藤枝MYFCの時と同じ状況になっているのです(あの時の降格枠は2だったが)。


J3のみならずJ2の命運が掛かっているこの試合、絶対勝ってJ2ボトムズ共にギャフンと言わせてやろうぞ(笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 07:44Comments(0)

2021年11月11日

もうどうなるかわからないJ3の昇格争い

先日、第26節が終わり、FC岐阜はカターレ富山に勝ったんですけど、他はいかに・・・ということで、順位表を見てみましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合・J2ライセンスの有無(×は無し)になります)。


1位 熊 本(47) +17 ④
2位 宮 崎(47) +12 ③ ×
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(43) +10 ④
4位 富 山(41) +6 ④
5位 福 島(40) +7 ③ ×
6位 岐 阜(40) +7 ④
7位  YSCC(37) ±0 ④
8位 鹿児島(36) +3 ④


首位のロアッソ熊本が3位のいわてグルージャ盛岡と引き分け、2位のテゲバジャーロ宮崎が勝ったことで、遂に勝ち点では熊本と宮崎が並びました。そして福島ユナイテッドFCは終盤に追い上げたものの、遅かったようです。なお、福島が岐阜より上位なのは、試合数の差で福島が上になっているのだと推測

この結果、7位に上がったY.S.C.C.横浜と8位に下がった鹿児島ユナイテッドFCまでも優勝争いに参入することになりました。『なるかもしれない』と書いたら、本当になってしまったという恐怖(汗)。あくまで熊本と宮崎が全敗が条件ですけど、一縷の望みを賭けて挑んでくるでしょう。全ては次の試合次第と言えるのかな・・・って、その一つはウチが絡んでくるやん(泣)!


実は、この中で最も勢いがあるのが、Y.S.C.C.直近5試合で見ると4勝1分という驚異的な勝ちを見せているのです。とても序盤負けっ放しだったチームとは思えませんねぇ・・・(鼻ホジー)。<その状況をブレイクスルーさせたのは、どこのチームだったっけかな!?
その次は宮崎で、3勝1分1敗となっています。1敗はしているものの、勝ち点は10稼いでいるので、まだまだ勢いはあるウチは前半では勝ってるんだけど、後半勝てるのか不安(汗)。
そして、岐阜と盛岡が2勝3分直接対決は既に終わっているので、今後この勢いが重要になってきます。富山に勝った岐阜の方が、熊本に引き分けた盛岡よりも勢いはあると思いますけど、相手が悪いのよねぇ・・・。
鹿児島は、岐阜・盛岡より若干落ちます(2勝2分1敗)けど、先述の通り、まだまだチャンスはある。ただ次節の相手がヤバいのよ・・・。
最後に、福島(1勝2分2敗)と富山(2勝3敗)どちらも連敗を重ねており、順位の割にかなり苦しい状況に立たされています。ましてや福島は、残り4試合の中に休みが挟まっているため、3試合しかありません次の試合は落とせないのですけど、どっちも分が悪いんじゃないのか?


と、ここまで相手を書いてませんけど、ここで書くからですよ(ギャハ)。じゃあ、残り試合の相手を見てみましょう。青がホーム、赤がアウェイ、黒は休みです。


熊 本 富 山 YSCC 宮 崎 岐 阜
宮 崎 岐 阜 富 山 熊 本 終 戦
盛 岡 YSCC 讃 岐 富 山 沼 津
富 山 熊 本 宮 崎 盛 岡 鹿児島
福 島 長 野 休 み YSCC 讃 岐
岐 阜 宮 崎 八 戸 藤 枝 熊 本
YSCC 盛 岡 熊 本 福 島 藤 枝
鹿児島 今 治 藤 枝 長 野 富 山


熊本・宮崎・富山は残り全試合が昇格争いに関わるチームとなっています。他のチームも必ず1試合は昇格争いに関わるチームとの争いになるため、全く気を抜けません。中でも勢いが落ちてしまっている富山は次が熊本で、その後宮崎に盛岡と(投稿日時現在)上位との争い最後の鹿児島戦だけが昇格争いの中でも下位なので何とかなるかな・・・というふうですけど、厳しいことに変わりがない

じゃあ昇格争いでは最下位の鹿児島は4連勝できそうなのかというと、FC今治の調子のよさを打破でき、かつ富山に勝てば、さもありなんという状況に。最後の最後で鹿児島は来るかもしれないですね。同じさもありなんでいくと、福島も休み明けのY.S.C.C.が胸突き八丁の大一番になるでしょう。

で、その最も勢いのあるY.S.C.C.は、盛岡と熊本が胸突き八丁の大一番になりそうです。ただ、盛岡で負けたら勝負あったとなり、昇格争いから脱落となるので、秋田豊監督の采配が気になるところでしょうね。若き監督であるシュタルフ・悠紀・リヒャルトさんは、いかに裁くかな。

最後に岐阜は、宮崎と熊本が大一番。中でも宮崎は前半に勝っているものの、後半に勝てるかわからない。実力が付いてきているし、勢いもある。熊本は前半に負けているので、引き分け狙いでもいいとも弱気ながら思っているものの、どこかで引き分けになってしまうと、熊本戦で勝利必至になるので、宮崎で勝てるか、その後の下位対決で自分達の力を勝ちに持っていけるだけの能力を発揮できるか、それだけですね・・・。


11/14の試合後、これら8チームは昇格争いに生き残れるのでしょうか。それとも・・・。また来週以降追い掛けていきたいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:56Comments(0)

2021年11月05日

まだまだ大混戦のJ3

これまで、J1・J2・JFLの昇格争い・残留争い(J1は残留争いのみ)を見ていきましたけど、いよいよJ3の昇格争いをやっていきましょう。
今年のFC岐阜の開幕戦の記事で、表題に「こんなチャンス滅多に無い」と書きました。というのも、コロナ禍の影響で、降格チームが無い、U-23が無くなったことでチーム数が減少し、基本的に土日のどちらかで試合が組める(つまり余程の事態が無ければ、平日開催が無いため、連戦が起こらない)ので、毎試合ベストコンディションの中で戦え、かつ勝ち抜きやすい可能性もあったからです。実際はコロナの影響で試合が後日延期ということもありましたけど、概ね問題無く進められたのではないのでしょうか。
そんな『滅多に無いチャンス』を掴めそうなチームがどこなのか、見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合になります)。


1位 熊 本(46) +17 ⑤
2位 宮 崎(44) +10 ④ ×
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 盛 岡(42) +10 ⑤
4位 富 山(41) +8 ⑤
5位 福 島(40) +8 ④ ×
6位 岐 阜(37) +5 ⑤


もしかしたら、この下にいる鹿児島ユナイテッドFC(7位・勝ち点35)とY.S.C.C.横浜(8位・勝ち点34)も入ってくるかもしれないのですよ・・・。特に勢いのあるY.S.C.C.が絡んできたら怖いぞ・・・。逆に上位陣を潰してくれると面白いんですけどね(ニヤニヤ)。


最もJ2昇格に近いのが、ロアッソ熊本でしょう。大木武監督の育成がピタリとハマって、サマーブレイク明け以降はほぼ負け無し。もう8割方決まりなんじゃないかなと思っています。ウチにとっては面白いサッカーをやってたんだけど、J3に『落とされた』監督なので愛憎半ばなんですけどね・・・。

そして大健闘なのが、2位のテゲバジャーロ宮崎昨年のFC今治同様に台風の目となって大暴れですよ。それでもウチは勝ってるんだよね。だからこそ11/14のアウェイ戦で勝てるかが昇格の試金石になってくるんでしょうけど・・・。宮崎のあの一件は後述(苦笑)。
3位は『あの漢』がいるいわてグルージャ盛岡。こちらも大健闘でしょう。秋田豊監督が就任した時は、大丈夫かとか無茶だとか言われていましたけど、今年に入って戦術面での浸透が深まったのがいい影響になったのでしょう、じわじわと上がってきました。終盤の試合展開次第では宮崎や熊本を抜きかねないですよ。

4位はカターレ富山。こちら、前半は強かったものの、サマーブレイクあたりからやや失速気味。それでも前半戦の貯金やしぶとい試合展開で、この順位に留まっています。2位は十分に狙えます。

5位は福島ユナイテッドFC。こちらはイスマイラ効果で上位に食い込んだものの、そのイスマイラ選手が京都サンガF.C.に移籍するとちょっと失速気味に。ヴァンラーレ八戸戦のエントリー問題という横やりも入りながらも、最終的にはこの順位にまで落ち着いているのですから、まだ上位は十分狙えます

そして6位の岐阜。えー、ようここまでやってますわ(苦笑)。一番振り落とされてもおかしくない、いつ脱落してもおかしくないチームですよ(泣)。残りの試合を全勝するのが絶対条件。それでも引き分けが出るのなら、その引き分けは最終戦になる熊本戦だけOKだと思っています。その間に引き分けが一つでも出たら、事実上の終戦だと思いますよ。


で、順位表に『×』が付いているチームがあると思うのですが、この『×』はJ2ライセンスを取得できなかったチームの意味でして、今年は見送った宮崎と不交付になった福島が該当します。ということは、宮崎・福島がワンツーフィニッシュを飾った場合、降格枠が2になるのです。現状の状態が続けば、降格枠が3になるわけです。今J2の残留争いもキッついことになっていますけど、一筋の光明が差してきたと思っているチームもいるんじゃないのかねぇ・・・。


2位枠は、去年と同じく混沌とすることでしょう。1位のチームも含め、余裕があるところも崖っぷちなところも、これから必死になって戦い抜くと思います。だって、来年はJ2の下位4チーム(最大)が来るばかりか、JFLからは最強アマチュアHonda FCと渡り歩いたフィジカル集団のFCいわきもやって来るのですから、既存のチームが蹂躙され、草刈り場にされかねないからねぇ・・・。


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2021年07月12日

サマーブレイク(2021)突入!

・・・来年は、こんな紹介したくないなぁ(ボソっ)。


先日(7/10・7/11)行われた第15節をもって、J3は約1ヶ月半の休み、サマーブレイクに突入しました。

J3はJ1・J2と違い、約数ヶ月のサマーブレイクがあります。アマチュア登録の選手が多いからというふうなのか、天皇杯への配慮なのか、試合数の関係なのか、詳細はわかりませんけど、J3には『夏休み』があるわけです。
この間に、チームによってはミニキャンプを組んだり、長期休暇に充てたり、自主練習に勤しんだりと色々あるようです。現状FC岐阜では、1週間の休暇の後、1週間の自主練習で過ごすそうです。


さて、サマーブレイクの突入する前の第15節を振り返って、今後の状況を順位と共に確認していきましょう。

まず、岐阜は第15節はお休みだったので、ビクビクしながら他のチームを見ていきます(苦笑)。
結論から言うと、7試合中5試合が引き分けというかなり切迫した展開になっていましたが、この状況は岐阜にとってよかったのか否なのか、見ていきましょう。


まず2位に付けているカターレ富山は、白波スタジアムで鹿児島ユナイテッドFCと戦いました
この日は、鹿児島県内で集中豪雨の発生した中での開催になったと思います。DAZNのハイライトを見る限り、鹿児島市内では雨は止んだないしは小降りの中での開催になったと思いますけど、川内市周辺は大変なことになっていたと思います。被災された方にはお見舞い申し上げます。
で、試合は鹿児島が先制したものの、富山に追い付かれ、後半に突き放したものの、また追い付かれたという展開になり、結局2-2の引き分けに。
・・・うーむ、本当に強いチームは負けないんだよねぇ(汗)。しぶとく引き分けに持ち込んで、勝ち点は着実に拾っていく。実は岐阜はそれができていない。この点も時間を作って振り返れればと思います。鹿児島がしぶといだけじゃなく、富山もしぶといんだということが、この試合でわかりましたね。どっちも怖い相手だ・・・。

3位のロアッソ熊本は、えがお健康スタジアムで6位に付けているいわてグルージャ盛岡と戦いました。
こちらは集中豪雨の影響が出たようです(雷での中断があった模様)。人吉市で緊急安全確保が出たとのことですけど、それより北側の熊本市でも大変だったとは・・・。
試合はというと、1-1の引き分け。うーん、盛岡のブレンネル選手が非常にもったいないプレーをしてるなぁ・・・。前半ではPKで外してしまい、後半はイエロー2枚目で退場を食らう。よく独り相撲で負けなかったよ。それだけ熊本も雷の中断で集中力を上手く維持できなかったのかなとも。ハイライトだけでは大木武監督のパスサッカーが健在なのかわかりませんけど、もし色を変えてきたのなら、それはそれで脅威ですわね。熊本は1週休みの後の試合ですから、勝ち切りたかったでしょう。その点でも熊本はもったいなかった。

4位のテゲバジャーロ宮崎は、愛鷹広域公園多目的競技場でアスルクラロ沼津と戦いました。
試合は、これまた1-1の引き分け沼津が先制したものの、宮崎が追い付き、後半は膠着状態になったまま終了というふうですかね。
沼津は堅守速攻が機能したけど宮崎の守備に阻まれる、宮崎は硬い守備でしのいだけど1点入れられてしまったというふうなのかな。共にチームの持ち味は出せていたかもしれないですね。
沼津は、どうしてこうなったと思っていますわ。もっと上位にいて苦しめてほしいけど、ブラウブリッツ秋田にいる吉田謙監督がいなくなってしまってから、途端に弱くなってしまったなぁ・・・(退任の年が12位だったから、前兆はあったのかも)。
宮崎は、初年度の勢いがまだ維持されている模様。分析の進んだ後半戦でどう立ち回れるかがポイントになってくるでしょうね。

5位の福島ユナイテッドFCは、会津総合運動公園あいづ陸上競技場で今治FCと戦いました。
こちらは、地方での開催、堂鼻起暉選手のレッドカードで出場停止、そしてイスマイラ選手が京都サンガF.C.への移籍が決まった中で行われたのですけど、その壮行試合を盛り上げるように、福島が4-1で快勝チームを去るイスマイラ選手が2得点挙げ、有終の美を飾ったとも言えるふうになりました。
快勝とは書いているんですけど、福島は今治に先制されているんですよね。そこでイスマイラ選手を手ぶらで京都に行かせるわけにはいかんとばかりに猛攻を掛けたのだと思います。イスマイラ選手自身もチームに何か残したかったのかなと思うプレーが見られましたね。
しかし、イスマイラ選手がいない福島が、前半の快進撃を維持できるのか正直難しいでしょう。今後福島は草刈り場になる可能性もあります。ちなみに、次の試合になる後半戦の初戦は、何と岐阜絶対的エースのいない試合だからといって気を抜くと、寝首をかかれるぞ、トカチ選手に。

7位のAC長野パルセイロは、長野UスタジアムでY.S.C.C.横浜と戦いました。
長野は6月負け無し、前節の岐阜戦でも勝利して波に乗っている状況、それを引き分けながらもY.S.C.C.が食い止めました。試合も2-2と打ち合いになったようです。この試合も鹿児島×富山のような展開になったんですけど、鹿児島×富山はホーム側が勢いを持っていたのに対し、こちらはアウェイ側のY.S.C.C.に勢いがあったようで。
引き分けになったとはいえ、長野は怖い主導権をY.S.C.C.に握られながらも決める時はきちんと決めている。意地と粘り腰だけは他のチーム以上なのかもしれない。それ以上に序盤下位に沈んでいたY.S.C.C.が、ここまで挽回しているのに驚きを隠せない。長野もそうですが天皇杯できっかけを掴み、長野ほどではないものの勝ち点を拾っている。後半戦も台風の目になることは間違いない。チーム力を今後も維持できるようになれば、J2に行けるかもしれないでしょうな・・・。


以上を踏まえて、順位を出してみましょう。はい、どうぞ(左から、順位・チーム・勝ち点・得失点差)。


1位 富 山(26) +6
2位 福 島(26) +6
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 岐 阜(25) +8
4位 熊 本(24) +5
5位 宮 崎(24) +4
6位 盛 岡(22) +5
7位 長 野(21) +11
8位 八 戸(20) ±0
9位 鹿児島(19) ±0


・・・福島が頑張ってます富山は本命の一つですから、ここまで来るのはわかってたんですけど、福島はイスマイラ効果のかな、大健闘ですよ。しかし、イスマイラ選手がいなくなったら、ここまで維持できるかなぁ
そう考えると、秋田豊監督の采配が決まり始めた盛岡も怖いし、勢いの付いた長野も怖いこの2チームは昇格を視野に入れてくるので、絶対に勝たないといけない相手です。分析をしっかりと行ってほしいです。
そして、岐阜は3位に転落。しかも勝ち点1差ですよ。この意味を選手・スタッフは、しっかりと噛み締めて後半戦に挑んでほしいです。あの試合で勝てなかった・勝ち点を獲れなかったことの意味が、KONOZAMAになるんですよ(泣)!


次回は岐阜の内情を見ていきましょう。選手の現状・前半戦の振り返りの順でやっていく予定です。


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2021年06月12日

FC岐阜観戦記2021 第6節 どげんかせんといかん

FC岐阜、今日はテゲバジャーロ宮崎との一戦になりました。
ここで、宮崎とはどんなチームなのかをご紹介。過去に何度か名前は挙げているんですけどね。


宮崎は、1965年に設立された門川クラブが起源となり、いくつかの名称変更を経て、2015年に現在の名前になりました
テゲバジャーロの『テゲ』は宮崎弁の『すごい』から来ており、『バジャーロ』はスペイン語のvaca(牛)・pájaro(鳥)を組み合わせた造語になります。ここで言う『牛』は宮崎牛、『鳥』は宮崎地頭鶏を指します。エンブレムにも書かれているんですよ。

で、このチームは県リーグから上がっていくのですが、現在の名称に変わる前は、県リーグと九州リーグを往来するクラブでした。しかし、現在の名称に変わってから上位に付けるようになり、2017年にリーグ優勝と全国地域サッカーチャンピオンズリーグ準優勝を果たしています。この頃、元岐阜に所属していた高地系治さんや今は藤枝MYFCに所属している森島康仁選手も所属していました(共に2017年に入団し、同年に退団)
しかし、JFL昇格初年度になった2018年は、前半戦で最下位に低迷一時は降格候補と揶揄される中で、監督交代を行ったことが功を奏し、後半戦で巻き返し、何とか残留すると、戦い方に慣れたのか、一気にJ参入にひた走ったのです。
2019年は惜しくも5位だったものの、2020年は2位に入り、J参入を果たしたのです。

個人的には、ヴェロスクロノス都農(元J.FC MIYAZAKI)の方が実力は上だと思っていたので、JFL昇格で一気に差を広げたんだなと思っています。

ちなみに、表題の『どげんかせんといかん』も宮崎弁で「どうにかしないといけない」という意味です。鹿児島の一部でも使われているようです。東国原英夫さんが使ったことでも有名になりましたね。


SHV47_1328この日の試合から、日常に戻った点とコロナ禍を痛感させられる事態の両方を味わいました。
写真のものは、後者の部分。席の隔離がしっかり行われるようになりました。これまではメイン席の一部で行われていて、ゴール裏は注意喚起のみだったんです。それがしっかり行われているものですから驚いた。まだコロナ禍の中での開催なので、今まで行われなかったのが不思議
日常に戻った点というのは、手荷物検査が再開されたこと。いいことなのかと言われれば疑問が沸きかねない出来事だけれども、やはり日常に戻ったと思わされましたね。これが仇になるなんて思いもよらんかったけどな(泣)。



SHV47_1340この日の試合は、一部の選手が戦隊のキャラになって登場。
岐阜戦隊Gレンジャーとなって、岐阜のサッカー界を守るのだ・・・とばかりに頑張っておりました。

こちらは、ファンクラブ会員の方なら2枚もらえるというもので、1枚目はインテリブルーこと富樫佑太選手のカードが。



SHV47_1341そして2枚目が、レンゲピンクこと柏木陽介選手のカードでしたよ。
・・・しかし、ピンクの衣装を着せられることになろうとは、移籍当初は思ってなかったでしょうなぁ(ニヤニヤ)。



SHV47_1329スタメシにも影響が(爆)。
敷島珈琲店では、「Gレンジャードッグ」として販売していました。



こちらは、野菜たっぷりなホットドッグで、トマト・マッシュポテト・レタス・コーン・ブラックオリーブがいっぱい入ってたよ。ハムも入ってたかなと思うけど、野菜の味、特にブラックオリーブとトマトの味わいが強くて、野菜食った感を実感(笑)。別の名前でもいいから、また売ってほしいなぁ。


SHV47_1333関市のコラボマッチということもあり、洞戸キウイ(洞戸は関市の一部)を使ったドレッシングもあったんだけど、この「青い、岐阜」というサイダーを買ってみた。こちら、2018年にNHKで放送されていた連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い」の許諾商品になります。
この商品は、「高賀の森水」を使ったサイダーになります。



これは、グラニュー糖のせいなのか、若干癖のある甘味になってますな。悪い味わいではないから、飲みにくいということはないけど、慣れてない味なので、気になる人は気になるかも。


SHV47_1334そしてデザート代わりに873°(hanasand)の「パインヨーグルト」を買ってきた



いやぁ、ヨーグルトのクリーミーながらもほんのり酸味のある味わいにパイナップルの甘酸っぱさが絶妙で美味しいわ。


SHV47_1331この日は多治見市のコラボマッチでもあった。
来てるだろうなぁと思ったら、やっぱり来てたよ、「やくならマグカップも」の痛車(ギャハ)。
写真の撮ってない裏面は4人のミニキャラが鎮座ましまししております。



SHV47_1332側面も撮ってきたけど、角度的に全体が撮れなかったのよね(泣)。



SHV47_1342この日は「やくならマグカップも」関連のグッズも販売していたのですが、欲しかったサイダーはガラス瓶入りだったので、手荷物検査に引っかかる可能性大ゆえに、泣く泣く購入を諦めました多治見市の観光協会等々で販売しているのでそちらでとか言われたよ(大泣)。
で、家のマウスパッドがアレになってきたので、マウスパッドを買ってきた。キービジュアル版とミニキャラ版とあった中、前者の方にした。使わなくとも飾る用に使えそうだからね。



SHV47_1335試合に関しては、特に前半は久しぶりに岐阜が主導権を握った展開になりました。
宮崎に関しては、個人技というのはそんなにないと感じたんですが、集団での統率取れたプレーは結構脅威一糸乱れぬという緻密さは見習う点だろうなと。個人の能力は平均的なので、周りに合わせてプレーしやすいのかもしれない。監督やコーチの指導力の賜物なんでしょうね。一度ボールが回るとなかなか奪えなかったように思えます。
しかし、個人技の勝る岐阜のようなチームとはあまり相手にしていなかったのか、ボールを奪取するのにてこずってましたし、主導権を握られるとなかなか奪えなかったように感じました。ただ、経験を積むと・・・。


後半のように素早いプレーで引っ掻き回されるんだよ(爆)!



その前に点を重ねられたので、何とかなったかなと。
1点目は前半21分、吉濱遼平選手(ストロングブラック)がトラップなどで宮崎の選手を翻弄し、そこから橋本和選手のいる左ワイドに流します宮崎の選手を引き付けた橋本選手は、吉濱選手へバックパス。そしたらば、即行でクロス。その先には舩津徹也選手地面スレスレまでボールを引き付けたかと思ったら、何とダイビングヘッドをかましやがった!忘れてないぞ、最終盤にY.S.C.C.横浜戦で決められたあのシュートをヤツがやりおったわ!まさか、習得!?<赤木リツコ風に言ってみましょう(ニヤニヤ)。
そして2点目は速攻だったよ。舩津選手のスローインから始まった攻撃。その球を受け取った吉濱選手は囲まれたので、高く蹴り上げると、川西翔太選手が頭で弾き、こぼれた球を柏木選手(レンゲピンク)がフォロー。柏木選手からもらった橋本選手が上げたクロスを再び川西選手がダイレクトで受け止めた刹那に蹴り込んだ!正しく即行で速攻なスーパーシュートでした。ドンピシャのドンピシャで決めたシュートで宮崎を一気に突き放します。キーパーの受け止めようとするその姿勢を弾き飛ばすかのように。
しかし、前半終了間際の間際、さぁハーフタイムだと思ってた時に、宮崎の選手に決められてしまい、嫌な雰囲気を醸し出して前半終了となりました。

迎えた後半、宮崎の動きがよくなってる岐阜の選手の平均年齢が28歳ほど、宮崎の選手のそれが25歳ほどなので、ベテランが多めの岐阜には少々厳しい展開になると思われた中での後半19(64)分に決定的なチャンスがやって来ました
柏木選手のコーナーキックを川西選手がまたもやダイレクトで受け取って、今度はゴルフのパットのように軽く打った!コイツがカップ(グリーンに開いた穴のこと)にコロコロと入るようにゴールマウスに吸い込まれ、決勝点となりました。川西選手は、これで8得点目。去年以上にハイペースで得点を稼いでおります。もしかしたら得点王行くんじゃないか?
その後は宮崎に押し込まれる事態もあったものの、基本的には岐阜が抑え込み、3-1で勝ちました



で、表題の『どげんかせんといかん』点


岐阜は、後半のもどかしい部分と体力面かな。今回はたまたま川西選手の調子のよさで助かったものの、いつもそうなるとは限らない後半で確実に点を獲れるように、前半に飛ばし過ぎないことを厳命していかないといけないかもしれません。このあたりはバランスなので難しいところですけど、少なくとも1点取ったならば、後半は失点0で切り抜ける目標で、かつチャンスがあれば積極的に攻めに転じてもいいと思うのよ。ここは安間義弘監督の交代のタイミングに賭けるしかないでしょう。

宮崎は、岐阜のような個人技の固まりのようなチームにどう挑むのか。答えは簡単で、密を磨けと。より組織的に、より統率力を付けて、1人の選手を大勢の人数で囲んでボールを回させないという基本的な対策で状況を打破できるのではないかと思います。コイツが付いてくると、怖いチームになるぞ・・・。


SHV47_1337試合後、福島ユナイテッドFC戦に続くヒーローインタビューを受けた舩津選手(右)。
川西選手じゃないかというツッコミを受けたら、「今日は(Gレンジャーの)キャプテンなので」とニヤリとしておりました。



これで、岐阜は暫定ながらも首位に立つことができました。しかし、全ては明日(6/13)次第2位になったカターレ富山がロアッソ熊本に勝つ以外は首位キープとなります。とはいえ、まだまだ不利な状況なのは変わらない不利な状況を少しでも有利に持って行きたいならば、勝って勝って勝ちまくるしかないのです。サマーブレイクまで勝ち進むことを目標に、暑くなってくる季節を突っ走りましょう。


次の試合は、アウェイのFC今治戦になります。去年のアウェイは大逆転勝利だった試合(風呂試合)。今年も上手く行けば・・・と皮算用していると、エライ目に遭うぞ。暫定最下位とはいえ、何をするかわかりませんから。

その次のホームは、鹿児島ユナイテッドFC戦になります。「カレー祭り」と題された試合、ホットでスパイシーな勝利をゲットしてもらいたいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2020年11月05日

【参入】コロナ禍でも何とか試合が成立しそうな中で(JFL編)【争い】

前回前々回とJリーグの昇格争いを見ていきましたが、アマチュアリーグにも昇格争いはあるのです。中でも、アマチュアリーグ最高峰のJFLは、Jリーグ参入という戦いを行っており、今年はコロナ禍で条件が緩和(特に最大のネックとされるホーム戦平均観客動員数2000人が削除されている)されていることから、ライセンスさえあれば参入可能というワンチャン狙いができる最初で最後のシーズンになるかもしれないからです(来年がどうなるかわからないものの、敢えて最初で最後と記載)。
そして、今年のJFLは全30試合のうち、第15節までを中止にし、第16節から最終節までという展開になっています(一部ホーム&アウェイを公平にするために相手のホームとアウェイを切り替えている)。半分ごっそり削るのは、結構勇気がいるわね。


それらのことを踏まえ、順位を見ていきましょう。☆がJ3ライセンスを取得しているクラブです。


1位 仙 台(22) +6
2位 大 分(22) +6
3位 宮 崎(21) +5 ☆
4位 HFC(20) +10
=== J 参 入 ラ イ ン ===
5位 滋 賀(17) +4
6位 鈴 鹿(17) +3
7位 松 江(16) - 4


今年、J3ライセンスを取得しているクラブは、ラインメール青森・いわきFC・ヴィアティン三重・奈良クラブ・FC大阪・テゲバジャーロ宮崎の6クラブですが、唯一J参入ラインに入っているのは、宮崎のみになりました。2位に付けているヴェルスパ大分もJ参入を希望しているクラブですが、条件で折り合わず、今年もライセンスは公布されていませんでした。同様に5位のMIOびわこ滋賀、6位の鈴鹿ポイントゲッターズ、7位の松江シティFCも公布されていません

1位に就いているソニー仙台FCとHonda FCは、いわゆる企業チームなので、J参入の意思は無いとされています。そのため、『門番』と言われています。
優勝で見れば、上位4チームでしょうが、経験の面で見れば、Honda FCが最も硬いと思います。ただ、不特定要素と不測の事態が重なった今年、同じ企業チームのソニー仙台が、過去に優勝の経験をしている点から対抗馬として挙げられるでしょう。
そして、J参入で見ると、宮崎が最も最有力でしょう。ただ、まだ4試合残っているため、気が抜けないのも事実優勝には難しいですが、同じ勝ち点14で並んでいるいわき・三重・奈良・大阪も十分に参入のチャンスが掴めそうです。個人的には、フィジカルを徹底的に鍛えているいわきが上がってくると面白いかなと思っていますが、はてさて。


正直、アマチュアサッカーをしっかり見ていないので、詳細は語れませんけど、過去の状況を聞くにつれ、Honda FCが硬いものの、他のチームにもまだチャンスはありそうです。もしかすると勢いで大分が・・・というのもあるでしょうね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2017年11月26日

挫折がキーワードになったアマチュアリーグ

既にアマチュアリーグの最高峰であるJFL(日本フットボールリーグ)が終了し、今日全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(旧地域サッカーリーグ決勝大会)が全ての日程を終えました


まずはJFL。今年もHonda FCが圧倒的に強く、連覇達成。しかも1st・2nd双方優勝の完全優勝を飾っています(昨年は1stステージで流通経済大学ドラゴンズ龍ケ崎が優勝している)。来年は史上初の3連覇を果たすかが焦点ですけど、Jリーグ参入を目標にしているチームは、いかにHonda FCに挑むかが大きな課題になるでしょう。
そのJリーグ参入を目指したチームの中で一番近いところにいただろうと言われるヴァンラーレ八戸は、通算順位を5位にして最終節を迎えました。しかしながら、最終節を負けてしまい、同じく4位だったFC大阪も勝ったことから、残念ながら今年のJリーグ参入を達成できませんでした懸念された観客動員数はギリギリクリアしただけに惜しい結果となりました。
八戸は特に青森ダービーで負けているのが痛い。対戦相手になるラインメール青森は地域リーグ時代には負け無しだったにもかかわらず、JFLで争うようになってから立場が逆転。一度も勝てなくなってしまいました。青森は後から上がってきたチームなのにです。今や青森の方が上昇球団にならんとしている状態で、スタジアムさえ完璧になれば、一気にJリーグ参入できると思っています。
ちなみに、八戸はここ数年挫折してばかりなので、今年も繰り返してしまった格好になります。柱谷哲二監督の退任も決まったので、来年どうなるのかなと心配です。

一方、地域リーグ降格になったのは、これまで落ちそうで落ちなかった栃木ウーヴァFCと一昨年に昇格したブリオベッカ浦安どちらも関東リーグ1部への降格になりました。また昇格率約2%の全国地域CLを勝ち抜かないといけないのかと思うと、アマチュアリーグは厳しい・・・


その全国地域CLはというと、予選(一次)ラウンドで波乱が起こりました。
死のグループと称されたA組の組み合わせも異常でしたけど、その中でも勝ち進めるだろうと思われた昇格大本命でもあった鈴鹿アンリミテッドFCが予選落ちしたのです。東海リーグ優勝、全国社会人サッカー選手権大会優勝という輝かしい経歴を引っ下げ、残るは全国地域CL優勝だったのに、蓋を開けてみたらA組3位・・・ワイルドカードの枠の中にも入れないなんて誰が想像していたでしょうか。
その死の組をくぐり抜けていたVONDS市原FC、地域リーグ屈指の戦力で鈴鹿と並ぶ実力の持ち主だったのですが、決勝戦ではいいところ無し戦った相手全てにPK負けするという屈辱的な結果に終わりました。しかも『地元開催』での体たらく。怖いわアマチュアリーグ・・・。

鈴鹿は監督解任が裏目に出た格好になりました。代行で就いた藏川洋平選手も頑張ったんですけど、戦術の浸透が上手く行かなかったのか、プレイングマネージャーがいけなかったのか・・・個人的には小澤宏一元監督で行ってもよかったと思うのよ。危なかったとはいえ、東海リーグは優勝できたと思うよ。まさか、FC岐阜SECONDとの一戦で言ったことが的中してしまうとは・・・。懸念していた『一度歯車が狂ったら怖い』がねぇ・・・。
市原は戦力がすごくてもダメな時はダメ・・・というプロ野球で言うところの巨人が行う補強のようになってしまったのかなと。
実は地域サッカーでプロ級選手を大量投入することは、一気に昇格を狙える起爆剤にはなるんです。ただ、このような過酷な試合構成では上手く生かせないんです(例として、市原のレチナーニョ選手はこの決勝戦でPKを外している)。
このあたりはメンタル面の強い選手が重宝されるわけです。アマチュア選手は働きながらプロを目指すことからハングリー精神あふれる人達が多いんです。その点では昇格・参入のキーワードはハングリー精神になるんでしょうね。なお、市原は関東リーグ所属。来年の関東リーグは混沌としそうだ・・・。


で、その熾烈な戦いを制したのは、コバルトーレ女川とテゲバジャーロ宮崎
前者は東日本大震災の被災地女川町にあるチームで、個人的に気に掛けていたチーム後者は宮崎県初のJリーグチームを目指すチームで、岐阜に所属していた高地系治選手をはじめとして、プロ選手を何人か投入しています
どちらも頑張ってほしいです。本当におめでとうございます。JFLは厳しいところではありますが、過去の経験と選手達のもつハングリー精神が生きていれば、すぐにJリーグ参入の順位まで上がれると思います。是非とも頑張って下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:31Comments(0)