2017年08月11日

FC岐阜観戦記2017 第14節 緊急事態に光り輝いた星々

FC岐阜、今日はファジアーノ岡山との一戦を迎えました。
前回のホームだったザスパクサツ群馬戦には勝ったものの、アウェイのV・ファーレン長崎戦では、不可解なPKで逆転負け精神的にキツい形で負けてしまったので、再びホームに戻って来て、体制を立て直せればいいのですが・・・。

対する岡山は12戦負けなしと絶好調主力のケガがあり、戦力は落ちているとはいえ、下位相手にそんなことは言ってられないでしょうし、絶対に勝ち点3を持って帰るんだという思いで挑んでくることでしょう何とかして返り討ちにして、岡山をギャフンと言わせたいものです。

ちなみに、アウェイは引き分けで終わっています岡山に抑え込まれながらも、難波宏明選手が起死回生の同点弾を放って、何とか追い付いたという格好になりましたね。


SHV32_1281シーズン半ばになったということもあり、岐阜駅にあるバスターミナルには、双方のサポーター向けののぼりが挙がっておりました
こちらは岐阜サポ向けののぼり。これだよ。こういうことをもっとやってほしいのよね。もちろん、「がんばれ、FC岐阜」ののぼりも挙がっておりましたよ。これももっと見受けられるようになってほしいですね。



SHV32_1282こちらは、「ご当地カップ生誕祭」を記念して、1000円分の商品券とビール無料券、そして抽選券の付いた記念チケットビール券はソフトドリンクにも替えられるのですが、実のところビールは600円で販売していることを考えると、ビールに変えた方がトクだったりする(苦笑)。ソフトドリンクは150円程で売ってますから(汗)。



SHV32_1285で、こちらが「ご当地カップ」。左が美濃バージョン、右が飛騨バージョン。無料でもらえたのは美濃バージョンのカップに入れてもらっています。
個人的には、岐阜城と鵜飼いの鵜の美濃バージョンより、冬の白川郷をイメージした飛騨バージョンの方がシックでいいよねぇ。



SHV32_1284今日はものすごく暑かった。もうとろけるような暑さで、汗が止まらんのですよ。服に汗がびっしょり付いている状況というと、その暑さがわかることでしょう。丁度コミケの時期なので、あの時の暑さに似ているねぇ。
そんな暑い日だから、やはりかき氷は外せない。今回はフランボワーズというお店の「生いちごかき氷」をチョイス。
手作りの苺ソースが掛けられた、お店のパティシエがプロデュースした製品です。



シロップが生のイチゴを使っていると言いながらも、甘みをしっかりと出して、かつイチゴの酸味も味わえるので、爽やかでもあり、美味しい。清涼感も得られつつ、爽やかな後味もあって、これが300円なのは正直安いとさえ思いました。それだけ美味しかったです。


SHV32_1287しかし、そんな暑さも、すぐに吹き飛ぶことに。
午後4時を回ってしばらくしたら、雨粒が落ちてきた。その雨粒は豪雨となって会場に襲い掛かってきます
会場のあった岐阜市周辺は約1時間で収まり、雷が鳴ったりなどはありませんでした。しかし、名古屋市では記録的な豪雨となり、マンホールのふたが飛ぶ、雨漏りがする(スタジアムのバックスタンドも漏ったのよね。大丈夫なのかと思うくらいに)わで大騒ぎだったとのこと。雷も鳴ったりがけ崩れ(地盤崩壊)も起こったそうで、数時間止まなかったそうな。
そして長良川の会場、ゲリラ豪雨で座席の最前列には降った水が溜まっており、バケツでかき出すという有様



SHV32_1288そして、今日は中日新聞サンクスマッチ
思い出新聞づくりの他に、総スコア当てクイズというものも行われていました。
こちらは岐阜×岡山の総得点数を書くという大変シンプルでわかりやすいもの
今日の試合は1点を巡る攻防になるだろうと思って、1点と書いてきました。しかし、まさかあんなことになろうとは!



SHV32_1290その試合、前半早々、スタメンで出場したクリスチャン選手がアクシデントに見舞われ、中島賢星選手に途中交代。その変わりっ鼻の前半8分に、全体の固まっていない岐阜イレブンに襲い掛かった岡山の軍勢に押し込まれ先制されるという嫌な展開で時間が流れていきました。
前半は岡山がその1点もあってイケドン展開。岐阜も失点後すぐに体勢を立て直して岡山のゴールを狙うものの、キーパーの一森純選手が非常に冴えていて、スーパーセーブをいくつか叩き出される有様。とにかく前半は岡山の猛攻だけが目立つ時間帯でした。

しかし、後半になると盛り返すのが、毎度お馴染みの岐阜の光景(苦笑)。その後半の盛り返しが、前半の岡山に負けず劣らずの勢いと化していました途中交代で出場した中島選手が躍動したからです。
後半は中島選手が軸になってシュート・アシスト・守備に目まぐるしく動いてくれました得点には結びつかなかったものの、これだけ動けばクリスチャン選手の代わりは十分。それどころかスタメンに定着できることでしょう。今日スタメンで登場していた風間宏矢選手も長崎戦の時と同様にいい動きをしていました。的確に相手にパスを回したり、サイドの守備を中心にゴール際の防戦に大きく貢献したと思います。ビクトル選手がゴールポストにいなくなった時にいい動きをしていました。
その思いが結実したのが、終盤になる後半39(84)分、風間選手が倒されながらもボールを大本祐槻選手に繋ぎ、最後は庄司悦大選手にアシスト庄司選手はプロ生活初のヘディングシュートで点を決め、やっと岡山に追い付きます。
勢いはそのまま止まらず、最後まで攻めたものの、今回も1-1の引き分けに終わりました。逆に言えば、ハズレてよかった(ニヤニヤ)。



今回の引き分けは、大きいものになりました。単純に負けなかったという点だけでなく、クリスチャン選手が外れることになっても、中島選手が十分に機能したこと、そして他の選手も調子が上向きになっていると感じられる部分を醸し出していたことでしょうか。これなら勝てても・・・と思うでしょうけど、あの精神的に参った長崎戦からよくここまで立て直したとも。


実は、今日から夏場の3連戦で、暑さと疲労で選手は非常に堪える時期でもあります。
次は8/16のロアッソ熊本戦をアウェーで迎えます。長い移動にもなりますので、ここを乗り切れば活路は見えることでしょう。
その次は、8/20にホームで行われるカマタマーレ讃岐戦です。
讃岐は前戦には落ち目になっていた水戸ホーリーホックを破り、今日は最下位の群馬との直接対決にも勝ち、残留圏ギリギリにいたレノファ山口が敗れたため降格圏を脱出しました。ケガをしていた選手が戻りつつあり、上り調子になっています。現在の勝ち点差は10点ですが、次の対戦次第では7点に縮まった状態で挑むことになりかねません岐阜は降格圏に落ちないためにも、熊本戦がいかに重要かがわかって頂ければ。そして讃岐戦で勝ち抜けば、J2残留がまた一歩前進できるのではないのでしょうか。


短い期間ですが、ゆっくり休んで体制を整えて頑張って下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)

2017年06月18日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その9 地元で魅せて何とか分ける

SHV32_1017FC岐阜、昨日(6/17)は岡山県岡山市北区にあるシティライトスタジアム(岡山県総合グラウンド陸上競技場)でファジアーノ岡山FCと戦いました
このシティライトスタジアム、以前はkanko(カンコー)スタジアム、それ以前は桃太郎スタジアムと言われていたので、そちらの名前の方で知っている人も多いのではないのでしょうか。
しかし、正面にはデカデカと「ファジアーノ岡山 公式戦開催」という垂れ幕が。気合いの入り方が違う(苦笑)。



SHV32_1019すぐ横には、「スタジアムをファジレッドに染めろ!」の垂れ幕も。
現在、岡山は「challenge1」を合言葉に、平均観客動員数1万人以上突破を目標にJ1昇格を目指すというキャンペーンを行っています(なお、この日の試合は8855人)。去年まではJ1昇格プレーオフに登場するないしはそれに近い順にまで上り詰め、成果を収めていたものの、今年はこれまでのところ13位ケガ人が相次ぐなど厳しい状況の中、反転攻勢を掛け始めているとのことなので、終わってみたら1ケタ・・・なんてことになっているんでしょうね。
対して岐阜は、7戦勝ちなし、現在3連敗中とどん底まっしぐら「ドラえもん」のマンガにある回の中で、ドラえもんとしずかが悠々と飛んでいる中、のび太だけ「ぼくだけどんどんおちていく」、あのシチュエーションそのまんまやんけ(泣)!



SHV32_1029そんな岡山、ショップにはこんなものまで。
「・・・そんなことやってるうちは昇格どころか落ちかねんぞ!」とグンマー帝国からお声が(爆)。



SHV32_0986しかし、岡山の本気度はすさまじく、駅前には岡山のグッズと共に宣伝がバッチリ
後の紹介予定ですけど、NHKのあるビルにまでデカい宣伝が。隣の県のカマタマーレ讃岐でさえもここまではやってなかったことを考えると、常勝(上昇)チームの意気込みというやつなんでしょうかねぇ。



SHV32_1018今日の試合、テレビとラジオで中継されるという、これまたすごい気合いの入れ方
テレビ中継はテレビせとうち、ラジオ中継はRSKラジオ(山陽放送)が受け持っています。ただ、RSKはテレビカメラも入れていたので、DAZN(ダ・ゾーン)絡みなのかねぇ。それともテレビせとうちの技術応援なのかしら。
なお、テレビせとうちはテレビ東京系の放送局ながら、隣の香川県にも放送されています否が応でもファジアーノ岡山の中継をカマタマーレ讃岐のサポーターは見せられるんですね(泣)。ラジオは基本的に岡山県だけ(ただし、出力と位置の関係で香川県もバリバリ入る(笑))なのにね。



SHV32_1016このシティライトスタジアムは、岡山県の陸上競技場の聖地ということもあって、「記録の列柱」なるものが。
色々あるそうですけど、これしか見つけられなかった(苦笑)。



SHV32_1020岡山県は有名な陸上選手を輩出しています。
最初は人見絹江さん
アムステルダムオリンピックで銀メダルを獲得し、元世界記録保持者であったものの、結核が原因で24歳で亡くなるという波乱の人生を歩んでいます。



SHV32_1030もう一つは、有森裕子さん
日本女子マラソン草創期を語る上では欠かせない方で、バルセロナオリンピックで銀メダル、アトランタオリンピックで銅メダルを獲得しています。後にシドニーオリンピックで金メダルを獲る高橋尚子さんの先輩にあたる選手です。彼女も小出義弘さんに見出された方なのね。



SHV32_1028スタジアムの中。
どこもそうだが、Jリーグを行うスタジアムは、ピッチきれいやね。
しかし、他のスタジアムならほぼ当たり前のようにあるテレビ局・ラジオ局の宣伝ボードが一切ない。これは讃岐にも言えることなんでしょうけど、岡山と香川の電波状況によるものなのよね・・・。東京のスタジアムのように、キー局だらけで難しい事情ならまだしもね。



SHV32_1035で、岐阜の応援席はこんな感じ。
・・・誰もいねぇ!と思ったら、丁度決起集会が始まった頃だったようで。
ちなみに、再入場が正面からしかできないので、こんな景色が撮れるんですよ。大回りで大変ですけど、これはこれでなかなか面白い。
その時、バスが17:30に来る→思ったより早く来そう→やっぱり早く来た(爆)→大回りのおかげでグダグダになる→岡山の選手バス(専用のラッピングバスじゃなく、観光バスを借りたもの)が来たので、しばらくお待ち下さい(汗)→お帰りは倉庫裏から(ギャハ)・・・なんていきさつがあったのよ。まさにアウェイの洗礼(爆)。でも、最後の倉庫裏から回るなんて、ちょっとしたアイドル気分(ニヤニヤ)。



SHV32_1036アウェイ席にやって来たファジ丸くん。
何か喋れと煽られ、NGポーズ連発でした(笑)。パイプいすを使った飛行芸は斬新でした(ギャハ)。
あと、関係者は「ようこそ岡山へ」の部分は直してあげて。雨のせいでか読みにくくなっておるわい。



SHV32_1037試合はどうだったのかというと、シシーニョ選手をフォワードに上げ、どちらかというと攻撃的なポジショニングを採ったものの、シュートはわずか4本。それどころか、凡ミスも目立った有様。しかも岡山の守備は相変わらず硬く、1点を取れたのが奇跡とも思えましたよ。やはり岡山は簡単に勝たせてくれる相手ではない5-0のような試合にならなかっただけマシと言うべきか。
ちなみに、その1点を取ったのが難波宏明選手地元岡山県出身ということで、途中出場ながら気合が入っていたんでしょうね。そして、やはり欠かせない選手になっているなとも。

写真は1-1の結果を取ろうとして失敗の図(泣)。しかし、ビジョンがぶっ壊れ、他会場の結果も昼に行われたアビスパ福岡×名古屋グランパス以外は0-0となっている『フェイクニュース』という散々なものに。試合前の♪男はつらいよといい、岡山の運営っていつもこんな感じなんですか(苦笑)?



まぁ、どっちにしろ負けていてもおかしくない試合展開で、引き分けに持ち込んだのはよかったものの、ポジショニングを変えてもシュート4本はありえんわ。精度が低いのはわかっているので、今はダメでも打った方がいい。一本打つ勇気が今は欲しい。こねくり回してもいい結果が出ないのはわかったでしょう?相手の選手やオフサイドを恐れず、とにかくイケると思ったら打つ。後悔するのは、その後でいいから。それで負けても半ば仕方ないと思うから。


ところで、6/21に行われる徳島ヴォルティスとの天皇杯2回戦を挟んで、6/25にジェフユナイテッド千葉戦が次の試合(ホーム戦)になります。相性はいいとは言えないものの、時折慈悲深いお犬様が勝利を下さることもあります(笑)。でも、ここは無慈悲な勝利を願おうではありませんかお犬様をフルボッコにしてやるという意気込みで挑みましょうぞ!


なお、岡山へ行った時の模様と例の飲食ブース(爆)は後日紹介。例の飲食ブースはすごかった・・・。


男はつらいよ/泣いてたまるか/祭りのあと
♪男はつらいよ/♪泣いてたまるか/♪祭りのあと



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Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(0)TrackBack(0)