2012年01月18日

一体何人が『ドコモの手下』になったかということだ

先日、電気通信事業者協会が携帯電話各社の携帯電話・PHSの契約数を発表しました
今回からイーモバイル(イーアクセス)が実数公表を取りやめたのが気掛かりですが、問題はそこではなく、NTTドコモ(以下ドコモ)実に21ヶ月(約2年)ぶりに純増1位に返り咲いたことです


ドコモはソフトバンクがiPhoneシリーズを独占供給し始めて以降、基本的には2位に甘んじることが多い状態が続いていました。一時期は最下位になることもあり、ドコモにとっては辛酸と屈辱の日々だったに違いありません。

そんな状況が一変した理由、それはプレイステーション・ヴィータ(以下PS Vita)。
以前にもお話した通り、PS Vitaは3G回線による通信対戦が可能になっており、その通信の供給先はドコモが担っています。これに伴い、ドコモは専用の料金プランである2つのプリペイドプランを設け、従来からあった定額データプランと共に発売に備えていました
その結果、PS Vitaそのものが約33万台(後に50万台を突破)販売されていることが明らかになりました
ということは、そのうちの何割が『ドコモの手下』になったかをあぶり出せる実績が欲しくなるわけで(ニヤニヤ)、今回の発表はおおよその指針になるわけです。

で、今回発表された中で、ドコモのプリペイド契約数が著しく伸びているのも大きな特徴となっていました。
プリペイド契約はドコモに関して言えば、音声通話のプリペイド契約は事実上廃止されたため、今回の純増数が事実上『ドコモの手下に堕ちたPS Vita購入者』というあぶり出しができるわけです(ニヤニヤ)。その数19万1800他の携帯電話会社が純減を引き起こしている中、非常に異常な増加でもあります。ちなみにW-CDMAの契約数は9200増PS Vitaの定額プランの通信速度は下り14Mbps/上り5.7Mbps(つまりHSDPA)なので、その数を微妙に押し上げる要因にもなっています。

もちろん、3G付のモデルを買ってもドコモの契約をしていない本体も相当数あるでしょう。それらの数を併せて、個人的な推測では25万台~30万台が3Gモデルなのではと思っています。


いずれにしても、およそ20万も『ドコモの手下』を作ってしまったわけですから、PS Vitaの恐ろしさを改めて知らされたのは言うまでもありません


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)