2016年06月17日

名鉄名古屋駅の北改札口、閉鎖へ

名駅こと名古屋駅。名古屋の入口として重要な駅でもあります。
一口に名古屋駅(名駅)と言っても、JR・地下鉄・名鉄・近鉄・あおなみ線の5社および団体が絡む駅なので、きちんとどの電車の名駅なのか言ってあげないとわかんなくなりますよ(ただし、名鉄と近鉄は頭に会社名が付いているから大丈夫(笑))。


というわけで、今回は名鉄の名古屋駅(名鉄名古屋駅)に関する出来事
名鉄名古屋駅には、半地下構造になっている北改札口があります。名鉄の改札口があるにもかかわらず、1976年に当時の国鉄が設けた・・・という複雑な経緯をたどっています(そのため、テナントにはJR高島屋の店が入っているのですけど、そういう経緯があったのね)。
この北改札口の正式名称は、「乗り換え広場」。名前の通り、名鉄の北改札口からJR・地下鉄東山線および桜通線・近鉄に乗り換えることができます。また、名駅地下街の一つゲートウォーク(旧テルミナ)にも繋がっているばかりでなく、地上への出口も設けられています

ただ、この場所はJRへの案内が東西南北にある案内版と同じく『迷駅』の象徴として取り扱われることが多い場所で、逆L字になっている見通しの悪さがネックになっていました。最近ではキャリーバックを引く姿が散見されているように、大きな荷物を引いて歩くには不便な場所としても指摘されるようになってきました。実際、中部国際空港へ向かうために名鉄に乗り換えると思しき、階段で重いキャリーバックやスーツケースを持って歩く姿を見ますわ。


そのため、リニア建設に伴う再開発に併せ、この半地下構造になっている「乗り換え広場」を閉鎖し、将来的には地上部分に新しい乗り換え広場を建設するとの予定らしいです。


一見便利になるんじゃないのと思える方針ではあるのですが、ここをよく利用している私にしては、ちょっと不便になりそうだと心配しております
というのも、歩いて行く分だったら、半地下の高低差も苦にはならないですし、むしろ名鉄百貨店に向かう時のショートカットになって便利なんですね。またゲートウォークそばにあるマクドナルドなど一部の店に行く時にも便利。そして何より近鉄に乗り換える際には、ここを経由した方が一番便利なのではないかと思えてならないのです。そのルートを閉鎖してしまうのですから、必ず代替ルートを用意しないと、ますます利用者に迷惑をこうむることになりかねません。
テナントも撤退になるため、そのあたりの交渉も大変になるでしょう。上手くまとまればいいのですが。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)