2019年07月07日

FC岐阜観戦記2019 アウェイ編 その9 博多の森で勝ちの雄たけびを上げた者達

FC岐阜、昨日はレベルファイブスタジアムでアビスパ福岡と戦いました。
北野誠監督になっていまだ勝ち星なし。先日の天皇杯でもヴァンフォーレ甲府に終了間際に追い付き、延長戦を戦い抜いたものの、PKで負けるという結果に。去年もモンテディオ山形とPKで負けたので、この疲労度は後日悪影響を及ぼすだろうなぁ・・・と思ってたら、ケガ人は出るわ負けが込むわで散々だったんだよね。この頃から大木武元監督の体制に影を落としていたのかなと思うと、現状の厳しさと立て直しが容易ではないことを今さらながら痛感させられます
それでも、北野監督は悲観していないどころか随分よくなったとまで言っている。今はそれを信じて応援するしかないんですよ、ええ。

そして、この日の対戦は、いわゆる裏天王山。最下位に沈む岐阜とその1個上の福岡という構図。福岡も監督を交代しています。ある意味似た者同士なんですけど、外部から監督を呼んだ岐阜に対し、内部昇格という形で決着させたところが大きな違いとも言えます。
ちなみに、J2では岐阜と福岡も含めて5チーム(残り3チームは、ジェフユナイテッド市原・千葉、アルビレックス新潟、横浜FC)で監督交代劇が起こっているのですけど、外部招へいは岐阜だけなんですね。
外部招へいは、これまでの戦略に依らないところでメリットはあるものの、構築するのに時間が掛かります。対して内部昇格は基本的にこれまでの戦術を踏襲しながら手直ししていくため、構築に時間は掛からず効率的ではあるものの、立て直しに失敗するとダメージが大きいというデメリットがあります。


この日は、いつもなら夜行バスで向かうのですが、ナイトマッチだったので、行きも帰りも新幹線で行くことにしました。朝早く出ても昼前に福岡。新幹線でも4時間程掛かる福岡はやはり遠い・・・。
博多駅近辺を散策して、レベルファイブスタジアムの最寄り駅である福岡空港駅に向かったのは、午後3時頃シャトルバスはまだ来ていなかったので、今回は歩いて向かうことにしました。福岡空港からは1.5kmほどあるので、歩いても行けなくはない距離ですけど、知らない道の1.5kmは少々遠く感じる。しかもアップダウンのある道で、レベルファイブスタジアムのあるところは小高い丘のようなところなんですね。終盤の坂道が少々キツかった・・・(汗)。


SHV39_5234たどり着いたレベルファイブスタジアム、少し変わったところがありました。
席が個席になったのは、去年の開幕戦でも書きましたけど、今年はホーム側のサブビジョンの両端にポールが建ちましたラグビーワールドカップでは国旗掲揚塔になるそれは、今年から福岡のサポーター達は横断幕を張るために使っています



SHV39_5231歩いてきたわけだから腹減って仕方ない(爆)。
入ってすぐのところにあった肉のうめぜんが行っているフードトラックのお肉料理研究所から「博多和牛やきそば」をチョイス。肉のうめぜんは筑紫野市桜台にある精肉店で、馬肉と「梅味コロッケ」が名物テレビでも取り上げられたこともある有名店のようです。
焼き立ての焼肉とWソースが決め手とのこと。



入っている焼肉は、ひき肉のようなこま切れ肉なんですけど、しっかりとした味があり、驚かされます
焼きそばはソースが甘いので、確実に1つは甘めの味のソースだと。コク深い味わいなので、もう一つは濃いめのソースなのかな。


SHV39_5233この店では、「チキンカツ」を紹介せねば。
「カツのことしか考えられない」。ウチもそうだよ。そっちは、天皇杯勝ってるからいいじゃない(泣)。



SHV39_5232「おおきか」とか「すごか」とか言ってますけど、ホントに大きいチキンカツでした。



コイツがすごく美味い。何も付けていないけど、きちんと塩コショウの味付けがなされています。それどころか、ジューシーさもある厚みはそこそこだけど、中に閉じ込められた肉汁は相当なもの。おまけにサクサクとくりゃ美味しくないわけがない。


SHV39_5236そして、レベルファイブスタジアムに行ったら欠かせないウエストの「海鮮炒飯」
色とりどりの海鮮が入っており、アスパラガスと赤ピーマンで彩りを添えています。



チャーハンではあるものの、味はそれほど濃くなく、海鮮の具材を生かしたものになっています。エビとイカがプリプリしてて美味しかったです。


SHV39_5240前半戦最後の戦いになったこの試合、これまで最下位に沈んでいた岐阜が、今までのうっ憤を晴らすかのような試合展開になりました。
攻守のメリハリがしっかり付き、パスサッカーの中でも速攻が光る試合になっていました。しかし一番驚かされたのは、前半10分。
市丸瑞希選手が福岡の守備陣が空いた隙を突いて、川西翔太選手に縦パス。それを受け取った川西選手は少し動いた後、詰め寄ってきた福岡の守備陣からシュートの軌道を頭の中で描いたかのようなミドルシュートを放ちます。それがゴールマウスの左上にズバリ!キーパーまで魅入ってしまった先制のミドルシュートが、岐阜の後半戦からの逆襲となるであろう得点となりました。
この1点は大きなポイントになるものです。
まず大木元監督のセオリーを破った点仮に大木元監督だったら激怒案件です。お約束ではペナルティエリア周辺で選手を集めてこねくり回して隙を探って打つふうでしたから。
もう一つは縦パスで繋いだ点。基本的に大木元監督は横に振ることがメインで、縦は左右隅に向かって蹴る、相手になる選手はそれを追い掛けて走るというものでした。縦軸の攻撃を行ったことで、敵も驚いたことでしょう。
何より、ミドルシュートをそう打たない去年も中島賢星選手が打ったくらいで、あまりなかったんですよね。決まることもそうなく、去年はその中島選手だけだったかと。ゆえにインパクトのあるミドルシュートとなると、2016年にいたエヴァンドロになるのだろうなぁ・・・。アイツのミドルは強烈だった。

急襲によって得た勢いは、守備の安定しない福岡に襲い掛かり、前半22分にも川西選手→ライアン・デ・フリース選手から彼のクロスに合わせた前田遼一選手のヘディングで得た追加点に結びつきます。
その後も終始岐阜優勢に進めた中で前半が終了します普通なら勝ちを確信するのですが、8連敗中のチーム、何が起こるかわからないと思いながら後半を見つめます

後半は、やはり疲れの見えてきた岐阜に福岡が攻め立てるのですが、プッシュは不十分。ところが、その不十分なプッシュに森本貴幸選手が途中交代してきたことで、完成度が一気に上がってきます
それでも攻守が冴え、守備の面では塹壕戦というスキルを会得したことから、持ちこたえてくれてはいたんです。それでもホームの地の利がある福岡に後半46(90+1)分に1点加えられ、イケドンに。今年のこれまでの岐阜は、そこからさらに同点に追い込まれ、勝ち点3を逃すか、さらに1点重ねられ逆転となり、勝ち点さえもらえない有様になってしまうところでした。
それをヤン=オーレ・ジーヴァアース選手が持ちこたえ、またあの男がやってくれました
藤谷匠選手からセンターサークルで受け取った川西選手が、前のめりになってガラ空きになった福岡の陣地を一気に駆け抜け、冷静なシュートで決めてくれました。これまで大木元監督では冷や飯を食わされた川西選手が、他の選手達、そしてサポーター達に「あきらめるんじゃねぇ!」と喝を入れてくれたかのように・・・。
この1点が岐阜の選手達に最後の力を振り絞らせ、あきらめない戦いを成し遂げて、遂に遂に勝ちを収めました。

今シーズンの勝利だけで見れば、5/5のFC琉球戦以来約2か月ぶり、しかしアウェイでの勝利というふうなら、7/15のヴァンフォーレ甲府戦以来、約1年ぶりとなりました。


北野監督のやりたいことを終始体現し、監督を信じてやってきたことで得たものだと思います。苦しい時をよく我慢した・耐え抜いた、そう言ってあげたいです。



SHV39_5241もちろん、マン・オブ。ザ・マッチは川西選手
試合後にアウェイまで来てくれたサポーターを労うかのように、一人一人にハイタッチで迎えてくれました。
ワイ、そのシーンをDAZNで居抜かれる(ギャハ)。



SHV39_5244サポーターの皆に呼び止められて、呼びかけに答えることに。
最初は帰ろうとしていたけど、ワイら帰さへんでー(ニヤニヤ)。



それにしても、この日の試合運びは、後半戦に向けて弾みの付くものになりました。まだ後半のスタミナおよび失点劇が気掛かりにはなるものの、もう前半戦に見られた無様な戦いは潜めることになるでしょう。特に塹壕戦がきちんとできるうちは、勝ち点を拾えると思います。まだ最下位ではあるものの、勝ち点を積み上げていければ、近いうちに降格圏を脱せられると思います。
順位表を見る限り、降格争いの可能性が高いのは、岐阜・福岡以外だと、栃木SCと鹿児島ユナイテッドFCでしょう。そこに千葉・愛媛FCと続き、最大11チームまで広がってくるのではないかと思います。ただ、調子で考えれば、今挙げた6チームが妥当じゃないかなと思います。そのあたりは、いずれ書ければ。
とにかく、まだ安心できません北野監督で勝利を得るというミッションを果たした次は、北野監督で今季未だ果たしていない連勝というミッションが待っています。もしこのミッションを果たせれば、岐阜は少し安心できる場所にいられるようになるかもしれません。

今月は反転攻勢のために大事なだけでなく、先程挙げた危険水域にいるチームと連戦になります。次の相手がホームで千葉。腹を括らされたあのチーム。ここで勝てれば自信に繋がるでしょう。是非とも復讐してやりましょう。
その次はアウェイで鹿児島順位次第ですが、近い順位で戦うことになるでしょう。


福岡との一戦でホップはできたはず。千葉でステップ、鹿児島でジャンプと行けば、その先上位対決でも互角に戦えると思います。何とか弾みを付けていきたいです。


実のところ、この試合がヤバければ、あの文言を出すつもりでいましたけど、今は引っ込めておきましょう。それが私が監督や選手達にできる最大限の労いだと信じて・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:07Comments(0)

2019年07月06日

FC岐阜、やっと暗いトンネルを抜ける

レベルファイブスタジアムで行われたアビスパ福岡×FC岐阜の一戦、1-3でやっとやっとようやっと勝ちました!
5/5のFC琉球戦以来、およそ2ヶ月ぶりの勝利、そしてアウェイでの勝利となると、昨年(2018年)7/15に行われたヴァンフォーレ甲府戦以来にさかのぼっての勝利になるのです。1年勝てなかったなんてあり得ないよ・・・(泣)。


前半から福岡を圧倒し、中でも川西翔太選手が非常に冴えてた。先制点になるミドルシュートが決まってから、攻守で活躍してくれました。最終盤に失点しても、川西選手が奮起してすぐに取り返してくれました。本当に本当によかった。

あとは、この試合運びを次のホーム戦になるジェフユナイテッド市原・千葉戦で見せられるか腹を括らされた借りを返さんとばかりに挑んでほしいものです。
いやとにかくよかった・・・(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 21:37Comments(0)

2018年02月26日

FC岐阜観戦記2018 アウェイ編 その1 こ、こけら落としには丁度いい相手だったんだね

そうだ、そうだったに違いない(泣)。


FC岐阜、昨日の開幕節はアウェイで迎え、アビスパ福岡との一戦でした。結果は後程申し上げますが、先日書いた通り、かなり不安の中を1年歩まねばならないと痛感しております。大木武監督は、課題が見えたと言っておりましたけど、その課題をいつまでに解決できるか。そのプロセスを間違えると、とんでもないことになりかねないわけで・・・。


SHV32_1789あいにくの雨交じりの中でも、城後寿選手をはじめ、福岡の各選手の立て看板が立てられ、開幕を盛り上げていました



SHV32_1791今年も福岡の会場はレベルファイブスタジアムなのですが、2019年に開催されるラグビーワールドカップの会場となるため、それに向けてプチリニューアルが行われました

まず最初は、バック席。ネイビーブルーに統一された席に、黄色で「FUKUOKA」の文字が。



SHV32_1792サイド席とメイン席は、ネイビーブルー一色になり、サイド席は長椅子から個席に切り替わりました
というのも、ラグビーの規定で、席は全て個席にしなければならないというものがあるそうで。
出来立てというのもあるけど、座り心地はまずまず。



SHV32_1793そして、これまで電光掲示板だった福岡側の掲示板が、LEDによる掲示板に切り替わりました。このことでカラービジョンになり、時計表示もできるようになりました。



SHV32_1790早く着き過ぎたので、お腹が空く。開場前から飯が食えないかと思って買ったのが、吉笑家の「ホルチャン」
ホルモンの入ったちゃんぽんですけど、焼きちゃんぽんという珍しい体系になっています。



こちら、ちゃんぽんというより、濃い味付けの塩やきそばのような感じですね。もつの旨味を引き立たせるスパイシーな味わいは、なかなかもってクセになります。


SHV32_1794お次は、ウエストの「ネイビー満腹おにぎり」。今回の限定品です。
中には、スクランブルエッグとベーコンが入っており、マヨネーズで味付けをしています。



こちら、おにぎりが大きいのもさることながら、中身のベーコンが濃いんですね。そこにマヨネーズの味付け。濃いものに濃いものでぶつけて、もう口の中が濃厚になりました。実際食べたのは、ハーフタイム中だったのですが、小腹が空いていた時に食べたので、すごくお腹に来ました(笑)。


SHV32_17973番目は、ふくやの「めんツナおこわ 明太からあげセット」
「めんツナかんかん」で作ったおこわとふくやの明太子をまぶした唐揚げがセットになったもので、両方買うより100円お得です。出来立てでした。



これは最高に美味い。「明太からあげ」のジューシーな中の明太子の辛さ、そして「めんツナおこわ」のもっちりした中で味わえる明太子の風味がまたいいですね。個人的には、これが一番大当たりでした。


SHV32_1798試合開始前、レベルファイブスタジアムのバック席ではコレオが登場。福岡はここ数年開幕戦で勝てなかったので、賭けているんですね。



SHV32_1800さてその試合、先発・控えが去年と大きく変わった中で迎えることになりました。

とにかく言えるのは、選手の動きが硬い3枚もカードを取られるのもいかがなものか。紳士的なプレーというのも今年はできなくなってしまうのか・・・。あまつさえ、コミュニケーションが上手く取れていない部分が散見され、特に前半は浮足立っている印象を受けました。
その浮足立っている間に前半5分に先制されてしまいます。徐々に落ち着きは見せたものの、福岡のやりたいようにやられ、まるで掌で転がされるかのように前半は終了。いいところまるでなしでした。

ところが、後半14(59)分、中島賢生選手が登場した頃から、徐々に動きがよくなってきました。ボールが回るようになり、シュートも狙えるようになりました。中島選手の交代直後に襲ったPKのピンチもビクトル選手が抑え、このまま岐阜が流れを持って行ける・・・その約20分後に放たれた追加点でそのいい流れを断ち切られ、致命傷になってしまいました


結果、2-0で福岡が開幕戦を勝利で飾り、J1復帰に向けて幸先のいいスタートを切る格好になりました。


岐阜は、自分達でチャンスを掴んだところで手放してしまったなぁ・・・。中島選手が出てきたところで同点になる、取れずに1-0で負ける格好でも、前半が悪かったからで済んだんです。その中での更なる失点。火力と決定力不足が招いた結果だというのは言い過ぎでしょうか。
中島選手以外では、イヨハ・理(おさむ)・ヘンリー選手と阿部正紀選手の動きがよかったかなと。イヨハ選手は少しまだ硬いし、判断に迷ってそれがプレーに出てしまっている面もあるものの、攻守にわたって要になってくれていたと思いました。阿部選手はよく動いた。5年いた中で一番よく動けているなと思いました。今一番いいコンディションなんだとも。これが1年出せれば、阿部選手は素晴らしい1年になるでしょう。
評価が分かれるのは長沼洋一選手でしょう。アグレッシブかつ物怖じしない動きはいいものの、ラフプレーはいただけないカードは出なかったものの、あまりにキツいプレーはカードを出されかねないので、プレーの緩急は付けた方がいいでしょう。



課題も多いし、覚悟もしないといけないのではと思える試合。空いた穴をどう埋めるのかで1年四苦八苦すると思うと、ホントこの先怖い・・・。
次のホーム開幕戦である横浜FCで少しでも埋めて、少しでもリカバリーできるか。イバ選手が怖いけど、他の選手も十分脅威。イバ選手に惑わされず、周囲が見えるプレーを心掛けてほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)

2018年02月25日

早く来過ぎてしまった(笑)

にゅ、入場開始時刻が午前10時45分だったんだから、しゃあない(ニヤニヤ)。
・・・と、心に言い聞かせる(泣)。


朝7時半頃に福岡駅に着き、朝ご飯を駅構内のセブンイレブンで買い、レベルファイブスタジアムの最寄り駅である福岡空港駅に着いたのは、まだ8時半にもなっていない(苦笑)。しかも出口を間違え、国内線ロビーに突っ込む(爆)。いいや、土産が欲しかったから、とうそぶき、高菜買っちゃった(笑)。

シャトルバスもまだ来る時間じゃないので、イオンモール福岡行きの路線バスでレベルファイブスタジアムに向かうのだが、今度は降りる場所を間違え、慌てて博多の森テニスコート前で降りる(汗)。いいか、レベルファイブスタジアムは博多の森陸上競技場前じゃないぞ(ニヤニヤ)。<そんな間違いするのは、オマエだけ!


で、今は小雨から本降りのような感じを繰り返しております午前10時以降には、結構降るようで、ホントにキックオフを迎える頃には止むのかしらと昨日出た予報をいぶかしがっております
・・・頼むから止んでよ。僕、雨に触れると溶けちゃうから(ギャハ)。<ナメクジかよ!


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Posted by alexey_calvanov at 09:38Comments(0)

2017年07月02日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その10 不安を抱えたまま前半戦終了

SHV32_1090FC岐阜、先日はレベルファイブスタジアム(東平尾公園博多の森球技場)でアビスパ福岡と対戦しました。
この試合で前半戦が終了。翌週から後半戦を迎える中、福岡はJ1復帰、岐阜は上位進出を賭けた戦いとなりました。

前日までの雨がウソのような青空が覗かせたスタジアム、蒸し暑かった・・・(汗)。風があまり吹かなかったですもんね。


写真はピッチの様子。バックスタンド側には、お洗濯されたかのような福岡のユニフォーム型の弾幕が(笑)。盟主弾幕は無かったものの、危険な森と称したジバニャンの弾幕は健在(ニヤニヤ)。



SHV32_1105このレベルファイブスタジアムは、2019年のラグビーワールドカップの会場になっています。東海地方では豊田スタジアム(愛知県)とエコパスタジアム(静岡県)が会場になっています。



SHV32_1100こちらは、福岡のマスコットのアビー(右)とビビー(左)ご夫婦だそうで。サッカーの夫婦マスコットは珍しいんじゃないのかね?



SHV32_1102レベルファイブスタジアムは練習風景が部屋にありながらもよく見える仕組みになっていて、ファン・サポーターの方が見ているということも。
ドアの柱にもたれながらも、じっと選手達の練習を見つめる大木武監督。入場時にはにっこりとした笑顔で挨拶をしてくれていますが、その心中やいかに。



SHV32_1091試合開始までまだ時間もあるし、お腹空いたということもあって、スタ飯を頂こうぞ。
昔福岡のスタメシに行った時は、すごく充実していた感があったんですけど、今回は見た目多かったけど、腹を満たせそうなものが少なく感じたのは何でだろう?ファジフーズを見てしまったがためか(ニヤニヤ)?
そんなことは置いておいて、最初はウエストの「博多もつ焼うどん」夏限定のメニューということで。以前は4月だったから無かったな。
なお、この影響で他のうどんが無かったらしい。それだけ味に自信があるんだろうね。



味はスパイシー気味です。うどんは柔らかいので食べやすく、それでいて野菜ともつたっぷりなので、結構お腹が膨れます
なお、もつとちゃんぽんの具をうどんに入れたと言ってはいけない(苦笑)。


SHV32_1097もう一つは、ふくやの「七味鶏」「冷凍鶏皮からあげ」と括弧書きされていました。
冷凍した鶏皮の唐揚げに七味唐辛子を振っただけという、ふくやって明太子の店だよね(ニヤニヤ)?



味はシンプル。だって七味の味がメインだもの(笑)。以前に紹介した「努努鶏(ゆめゆめどり)」と違うのは、タレで味付けしていないところだけ。冷せば何でも美味い・・・なのかもしれない(汗)。酒が進みそうなのは言うまでもない。


SHV32_1095ふくやからはもう一つ、「アルプス」という名のアイスキャンデーです。今回はソーダ味を。他にいちごとミルクが売っておりました。
創業70周年記念商品・・・って、ふくやって明太子(以下略)



暑い時期にはうれしい一品でした。甘さは抑えてあるけど、何本でも欲しくなる味。懐かしい味というふうにも言える味わいでした。


SHV32_1104試合はそんなに甘くなかった・・・。


岐阜は首位福岡に対し、堂々といいところまで抑えていたものの、後半15(60)分に出たゴールエリア内の接触プレーがPK認定され、後半19(64)分にキッカーのウェリントン選手が決めた1点が重くのしかかり、1-0の惜敗
反撃のチャンスは終盤に向かうにしたがってしぼんでいったという感じになり、この動きが後半の流れにならないか心配しております。

今回の試合は、シシーニョ選手にとっては、あこがれだった城後寿選手と一戦交えれると楽しみにしていたことでしょう。しかし、それは訪れることなく、あまつさえ福岡は泥を塗るような感じにも思えました。あまり言いたくないですが、福岡は正々堂々とプレーしていたのかなという疑問が沸いています。これ以上は何も言いませんけど、心にモヤモヤしたものが残っています。
ただ、敢えて言えば、勝てばよかろうとは、試合内容が悪い時には言える言葉でしょうけど、フェアな戦いの中では言えない言葉だと思います。良くも悪くも福岡の戦い方を知ったかと。あれが元J1の戦い方なのね。



これで岐阜は17位パスサッカーが本当にいいのかという真価を後半戦に問われることになりました。なぜなら、変わったと思ったのに、順位はいつもの場所に近付きつつあるからです。まだ5以上の勝ち点差があるとはいえ、勝敗次第ではいつでも降格圏に近付いているとも言えます。もしかすると大木監督の責任問題に発展しかねません。そこまで至らないためには、1つでも多く勝つことしか残されていないでしょう。


後半戦最初の試合は、7/9に行われる京都サンガFC戦です。この間に選手に自信を取り戻せるのか。ここも負けなり引き分けなりに終わると、ズルズル行きそうな感も・・・。


福岡を回った時の話は、次回以降お送りする予定です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:34Comments(0)

2015年04月27日

レベスタのスタ飯を紹介

昨日、アビスパ福岡×FC岐阜の試合を見に福岡市にあるレベルファイブスタジアムに行ったのですが、そこで結構スタ飯を頂いてきました。何せ朝ほとんど食べてない(苦笑)。後に紹介することになるんでしょうけど、飛行機の中でクロワッサンしか食ってないからねぇ・・・。


SHL23_1373その最初は、入口そばの売店MIOMIO(ミオミオ)で売られていた唐揚げ。名前失念。一口唐揚げだったかと。
ちなみに、MIOMIOというのは、ドレッシングや野菜を使ったレストランを展開しているピエトロが運営している店本社が福岡にあるんだねぇ。この店は東京や大阪にもあります。



優しいしょうゆ味と思しきもので、唐揚げなのにあっさりとしているという不思議なものでした。個人的にはもっと頂きたかったですね。でも、野菜を中心にしているのに、唐揚げとはこれいかに。


SHL23_1377続いては、ウエストの肉ごぼ天うどん
見た感じオーソドックスなうどんですね。



福岡のうどんということもあって、コシのない柔らかいうどん。なのでスルスルと口に入っていって、あっという間に麺が無くなってしまった(苦笑)。そして、ごぼ天のサクサクさと肉のコクのある風味もまたよし。だしは薄味であご(トビウオ)から採った風味が利いてますね。


SHL23_1378そして、その次に訪れた「ふくや」、福岡では「やまや」や「福太郎(山口油屋福太郎)」と並ぶ辛子明太子の専門店ですが、そこには「かわりみ千兵衛さん」というキャラがご来店。暑い中ご苦労様でした(笑)。その努力を無にしないためにも、土産買わせてもらいましたよ。



SHL23_1379そこで買ったのは、土産以外にも明太豆乳クリーミーコロッケというコロッケも買ってきました。



これは豆乳のクリーミーさ(しかも豆乳臭くないのよ)、そして明太子の辛くても味わいある風味がハーモニーとなって、なかなかもって絶品。衣もサクッとしていて美味かったです。


SHL23_1381ふくやの商品は別のところでも買いまいた。それが「明太焼きもち」
もちの中に辛子明太子の入ったオーソドックスと言えばオーソドックスな一品。



これでも何で無かったんだろうという味。もちは元々米の一種なので、辛子明太子に合わないわけがない。明太子ご飯をもちにして食べている感じ。今なら辛子明太子はチューブ入りのものもあるので、それ買ってもちの上にぶっかけて、そこにのりでも巻いて食べてもイケるかも。


SHL23_1391最後は、「鉄板焼き 仁」の牛すじ煮込み
本来は柚子こしょうを入れるらしい。



うん、確かに柚子こしょうを入れなかったので、薄い味付けでしたな(苦笑)。これなら一味唐辛子が欲しいと思ったね。


うーむ、アウェイのスタ飯は美味いのが多いけど、基本年に1回行けるかどうかなのが残念至極。どこかがやって来てくれないかなぁ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)TrackBack(0)

2015年04月26日

FC岐阜観戦記2015 アウェイ編 その2 晴れ渡った空は近くて遠い

今日、FC岐阜はアウェイでアビスパ福岡と対戦しました。
岐阜は現在悪夢の6連敗中。東京ヴェルディ戦・栃木SC戦で不運な負け方をしているだけに、今回の戦いが正念場何とかして相性の悪い福岡戦で反転攻勢のきっかけをつかみたいところです。


SHL23_1369そんなわけで、私は朝も早よから家を出て、県営名古屋空港から福岡空港へ。そこから出ているシャトルバスに乗り込んで、レベルファイブスタジアム(東平尾公園博多の森球技場)にまでやって来ました。
このスタジアムはレベルファイブが2008年に命名権を取得。以後3年ごとに更新をしており、現在は3期目になります。
・・・しかし、それにしても思った以上にデカい
なお、シャトルバスの停車場はもう少し先のところにある。丁度アウェイサポーターの入場口前あたり。



SHL23_1370前の写真にある階段を上ってすぐのところにある「PIM PAM POOM(ピン パン プーン)」。サッカープレー中の動きと試合運びの様子を表現したものだそうな。
作者はフェデリカ・マッタさん(フランスの芸術家だそうで)で1997年に設置されました。



SHL23_1374スポンサーがレベルファイブということで、やはりいました「妖怪ウォッチ」スタジアム内のトイレにもいますよ(汗)。
・・・サッカーなんだから「イナズマイレブン」じゃないのかと言いたくなるけれども、流行りに乗った方がいいに決まってる(笑)。



SHL23_1368アウェイ側に行くと、遥か遠くから来た私達に泣かせるのぼりが・・・。
岐阜もこれくらいやろう。



SHL23_1375そしてアウェイの私達にここまでするのか、その2
・・・ただ、最後の一言だけが余計だ(爆)。



SHL23_1376ピッチは、きれいです。うん、きれい。
まぁ、ことわざにもありますからね。『隣の芝は青く見える』と(苦笑)。



SHL23_1384こちら、アウェイサイドの岐阜サポーターの面々
屋根側の福岡サポーターとファンのいる席(Aホーム自由席。ほとんどがバックに集中)はほぼ満席だったのに対して、岐阜はアウェイ席の1/4も埋められなかったのではないのかと。まぁ、仕方がない。岐阜ないし名古屋から来るのは大変ですから。カネもかかるし時間もかかる。おまけに日曜の昼なのですから。



SHL23_1388サポーター達の応援風景。これは試合前のウォームアップあたりだったかと。



SHL23_1392その試合はというと、双方攻撃的な面を見せていた中、やはり福岡が主導権を握りかかったようにも見えていました
ところが、前半27分に数少ないチャンスをレオミネイロ選手がJ初ゴール、しかも難波宏明選手以外で初めてのゴールとなりました。

でも、ただで福岡は終わってくれません前半41分に城後寿(ひさし)選手に決められ追い付かれることに。

それでも、岐阜はあきらめませんでした。後半15(60)分に岡根直哉選手が決めて逆転。イケると思った後半22(67)分に中原貴之選手に再度決められ、そのまま試合終了。惜しい引き分けになりました。



SHL23_1393この日の福岡は快晴。この晴れ渡る青空のように暗いトンネルを抜け出せたかと思ったのですが、その青空は福岡と分け合うことになりました。



総じて一時期の悪い雰囲気は脱したと思います。特に難波選手がダメな時でも点を取れるようになったのはいいきっかけになると思います。まずほめるべきはレオミネイロ選手。前の試合から少しずついい動きを見せるようになりました。今日の試合では積極的に点に絡もうとする姿が印象的で、かつフォワードでありながら守備もよかったと思います。
その守備面ではほんの一瞬の隙を突かれることがまだあり、最終ラインを越えられることがしばしば正直な話、全員守備でもいいと思います。一時期のザル守備ではなくなったものの、個人で守備の意識を高める時期に差し掛かっていると思います。ただ、ヘニキ選手がいなかった前半でも1点に抑えられたのは収穫。だからこそ、後半のヘニキ選手がいたのに1点を取られたのが非常にもったいなく感じました


とはいえ、ようやく攻守の軸が噛み合いだした感のある岐阜。連敗を止めたとはいえ、まだ引き分けの状態なので、まだ負けると球団記録になりかねません
次(4/29)のホーム(長良川競技場)となるV・ファーレン長崎戦でさらなる飛躍を遂げるだけでなく、勝ちを得てほしいと思います。しばらく連戦でホームに戻った後は再び北九州(福岡)で戦うという何とも無駄な動きを伴う移動を経なければならないけれども、ここで踏ん張れば、活路はあるのではないかと感じています


もう一息、活路はあるぞ、FC岐阜。


さて、スタ飯の話題が全く取り上げられていないのではと察したあなたは鋭い(笑)。次回スタ飯紹介をしていきたいと思います。結構美味しいものが揃っていたよ(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)