2017年07月09日

FC岐阜観戦記2017 第11節 今日のMOMはオ・ウンゴル選手です!

FC岐阜、今日は京都サンガFCと戦いました本日から後半戦開始になりました。
京都との前の一戦は5/27まだ2か月も経っていないのに、もう2戦目になるのですね。その間、双方苦しんでいたようで。まぁ、岐阜の2ヶ月以上勝てないという事態に比べたら、マシマシ(ニヤニヤ)。そうだよ、その間の勝てない試合は京都戦も含まれているんだよ、ちくしょう(爆)!しかもあの時の試合は、勝てたはずなのに、引き分けに持ち込まれたというふうでしたね。もっと攻め込まないといけない時に、岐阜の選手の足が止まり始めて、京都の逆襲に呑まれる格好になったんですか。田中マルクス闘莉王選手が途中出場にもかかわらず、あそこまでやり込められてしまったのだから、ここは勝ってギャフンと言わせたいです。

そういえば、今日はヘニキ選手がお休みだった。入場時にヘニキ選手が並んでいてちょっとしたサプライズになっていました。もう皆ヘニキ選手にハイタッチじゃ飽き足らず、握手や写真撮影までしている始末。改めてヘニキ選手の人気の絶大さに驚かされる。
あと、宮田社長がスタジアム内に出没していました。これまた珍しい。入場時にしかいないことが多いのにね。奥さんもいたらしいよ。


SHV32_1116そんな今日の試合、いつもならぎふチャン(岐阜放送)とメ~テレ(名古屋テレビ)のコンビなのに、なぜか中京テレビが来てた
正式なものは無いのですが、メディアパートナーはテレビ・ラジオ放送の場合、スポンサードしている先述のぎふチャンとメ~テレ(新聞は、岐阜新聞と中日新聞)ですから、スポンサードしていない中京テレビが一枚噛んでくるのは珍しい。この前も、CBCテレビの番組でシシーニョ選手が特集されていた経緯もあるし、名古屋の放送局との関係を深めたいのですかねぇ?



SHV32_1118今日は美濃市ホームタウンデーということもあって、末広堂のバニラアイスモナカを買ってきました。これで100円は激安です!
暑いスタジアムでちょっとしたクールダウンになりました。できれば夏の間毎試合出店してほしい(ニヤニヤ)。



SHV32_1120こちらは、おせんべいの詰め合わせ。
この日は八百津町のホームタウンデーでもありました。八百津町は元外交官の杉原千畝さんの生まれ故郷。リトアニア外交官時代、カウナスの街に押し寄せたユダヤ人にビザを支給したのは有名な話で、映画化もされました。
そのカウナスの旧日本総領事館(今は杉原記念館)が、老朽化に伴い修繕が必要になったとのことで、寄付金を募っていました
私も名古屋市民ながら、微小ながら寄付させていただきました。その時にもらったものです。

実は、名古屋市は杉原さんが幼少期~旧制中学時代を過ごした場所でもあるんですね。現在の中区金山周辺(丁度市民会館のある辺り)に家があったそうで。最近平和小学校から瑞陵高校までの道のりが千畝ロードとして整備されました。いつか取り上げたいなと思っております。こうご期待。



SHV32_1121試合に関しては、若干京都押し気味ながらも、岐阜も要所で攻撃を仕掛けられるふうで、これはもしかしたらイケるかもしれないと思ったほどです。
そうしたら前半28分、京都の選手からシシーニョ選手がボールを奪い取り、そのまま敵陣ペナルティエリア付近まで直行。そのままシュートかと思ったら、サイドに来ていた難波宏明選手にアシストして、シシーニョ選手にキーパーが引き寄せられてがら空きのゴールへ蹴り込んで先制!シシーニョ選手が直接決めてもイケたんじゃないかなと思ったけど、冷静な判断力で得点に結び付けてくれました。今回はパスが生きたと思います。

しかし、京都もそうやすやすと引いてくれない前半39分には、最も警戒しなければならない田中マルクス闘莉王選手にスローインからのセットプレー→クロスからのシュートを決められ、前半45+1分には、小松屋知哉選手のミドルシュートが決まって一気に逆転。ちょっと抜かれすぎたし、2点目はビクトル選手取れたかな・・・。ともかく、嫌な流れを醸し出しながら前半終了となりました。


ところが今日の岐阜は、そこで崩れなかった。全員で立て直そうと集中していました。
それが後半1(46)分、キックオフ早々ながらきれいなパスワークが決まり、最後は大本祐槻選手が決めてすぐに同点に。その後も岐阜の押せ押せムードが続く中、後半9(54)分に運命の時がやって来ます
大本祐槻選手のクロスボールを外に出そうと思った染谷悠太選手のヘディングが無情にも京都のゴールに・・・。そう、オウンゴールを誘発してしまったのです。てっきり大本選手の2点目とばかり思ってたんですけど、映像見たら、これはきれいなオウンゴール(苦笑)。岐阜の押せ押せムードが敵失を誘発したと言ってもいいでしょう。

その後は、京都の足が止まっていたものの、そこは京都1000年の伝統のなせる業(爆)なのか、必死になって岐阜のゴールポストをこじ開けようと躍起になりましたが、何とかビクトルのセーブでしのぐというふう。もちろん、それ以前に全員で防いではいたけどね。ちょっと危なかった。何せ主審が窪田陽輔さんだし(汗)。<徳島ヴォルティス戦のことは忘れないぞ!
危なっかしいシーンが散見されながらも何とか守り切り、3-2で岐阜は11試合ぶりの勝利をもぎ取ったのです!



SHV32_1122喜びを爆発させる岐阜のファン・サポーターの面々。この後の万歳四唱も気合の入ったものに。



後半戦初戦を勝ちでターンできたのは、よくやったの一言。相変わらず課題(特にまた見せ始めている得点後すぐの失点)はあるものの、今は勝ってよかったとも。ホントに今日勝てなかったら、タイトルは「遠い夜明け」にしようかと思ったくらいだわ(爆)。普通に選手が決めていたら「明けない夜明けなどない!」と堂々としていたんでしょうけど、今回は最後がウンゴル選手なので、こうなったと(苦笑)。

とにかく勝ってよかった。このままズルズルと定位置に落ち着くんじゃないかと思っていたから・・・(泣)。だからこそ、ここを反転攻勢のきっかけにしたいところ普通の連勝は難しいにしても、せめて引き分けを挟んでの連勝をできるようにしていこう。そうすれば、少しでも勝ち点を積み重ねられるので。


次の試合は、7/12の天皇杯3回戦です。相手はJ1のサンフレッチェ広島。
前にも書いたように、J1チームにフルボッコされてしまった影響で、監督交代に至ったチームです。立て直しのためにベストメンバーで挑んでくることでしょう。本当ならメインの選手を休ませたいところですが、ここは相手の胸を借りる格好で、こちらもベストメンバーで挑みたいところです。ホームですからね。いいところ見せたいよね(ニヤリ)。

次のリーグ戦の試合は、7/15の横浜FC戦です。相手の横浜FCは4連敗のようなので、次の横浜FCのホームであるニッパツで負けられないと奮闘することでしょう。短い間隔で試合をすることになる岐阜は少し不利でしょう。だからこそ、サブメンバーも含め総力戦で挑んでもらいたいです。

次のホーム戦は、7/22の町田ゼルビアFC戦です。いよいよ新マスコットが誕生します。『世間』はキヅール一色ですが、うちのマスコットもそれに負けないくらい活躍して・・・ほしいなぁ(汗)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:11Comments(0)

2017年05月27日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その8 おまけ 京滋肉まみれ

先日行われた京都サンガFC×FC岐阜の試合、会場では様々なスタジアムグルメが並んでいるのですけど、京都に関しては、肉・肉・肉の肉尽くしになっていた感があります。確かに、京都は肉料理の美味い店が多いんですよね。長い伝統があるからゆえの精進料理や和食、和菓子が有名なんですけど、西洋料理の有名店も多く、パン屋も多いんですよね。イノダコーヒをはじめとしたコーヒーの店も有名ですし。肉が美味いのも何となくわかる。


そんな肉まみれのスタメシと帰りに頂いた弁当の紹介をば。なお、スタメシの店の名前は不明です(ギャハ)。


SHV32_0922最初は、「すじ煮込み」と「すじこん焼そば」を販売している屋台から。
まずは、「すじ煮込み」。ねぎたっぷりの中に、すじがこれでもかと入っております。



こちらは甘めでコクある味わい全てすじの部分から出ているものだと思われ。脂分が多いけれども、そこまで脂っこいとは思えなかったです。うまーい(笑)。


SHV32_0923そのすじ煮込みを焼きそばに絡めたのが、「すじこん焼そば」



こちらは、すじの旨味は残っているものの、甘みはあまりない。でもソースの甘辛さでそれをフォローしている感じどちらもコク深いので、関西圏なのに濃い味(苦笑)。
私、焼きそばはあまり濃くないのがいいんですけどね。「ペヤング」にハマって以来ですかねぇ、そう思うようになったのは(汗)。


SHV32_09263番目は、「牛スジホルモン」丼もあったんですけど、容器不足とご飯まで食えんというふうに思ったので、今回は単品で。



うわー、辛味のある味わいなんだけど、ホルモンの旨味たっぷりー(ニヤニヤ)。ご飯無いのはアカンかったわー(泣)。次来る機会があれば、ご飯付きで頼みます、本当にごめんなさい。


SHV32_0928京都編最後は、「焼肉牛ホルモン照焼」
ホルモンを串で刺し、タレ付けした肉を1個オマケでくれた一品です。この店は京野菜入りのカレーライスや牛丼もありました。



肉は硬いけど、そこから出てくる旨味は最高。これは歳を取ったら食えない代物だわ(苦笑)。何よりタレの味がいいですね。甘みメインでコクもあり、肉の旨味を引き立ててくれる。最高じゃありませんか。


正直京都ってあまり好きな街じゃないんですけど、肉の上手い街なのを再認識下手したら、神戸より肉は美味いかもしれない。ブランド牛があるわけじゃないけど。


SHV32_0932そして、最後は滋賀県にある甲南サービスエリアから。ここで売られていた「忍者弁当」(「近江牛弁当」とも)が半額で買えるということなので、釣られて買ってきた(笑)。
大ぶりの牛バラ肉が隙間なく敷き詰められています。



これも脂の部分が美味い。そしてタレがいいシャープな味わいなのに、脂と絡んでもしつこくない。半額で買えてよかった(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)TrackBack(0)

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その8 二人の田中~マルクスとパウロ~

SHV32_0921FC岐阜、今日は京都・西京極スタジアムで京都サンガFCと戦いました
今回京都は電車ではなく、高速バスで向かったのですが、途中の高速で渋滞に巻き込まれ、京都市内に入ったらおびただしい車の量で渋滞に巻き込まれ・・・というふうで、予定到着時刻より30分も遅れる有様西京極スタジアムに向かうバスもバスで、渋滞で20分で行けるところが25分。この京都の壊滅的な交通事情、長い伝統が仇になって、クルマ社会に適応できない道路事情は何とかならんのかねぇ・・・。



SHV32_0920こちらは、スタジアムのピッチ。
西京極スタジアム、正式名称は京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で、京都府内の陸上競技の聖地でもあります。このあたりは、森脇健児さんあたりなら泣いて説明しそうな予感(笑)。私から申し上げるとすれば、年末年始に行われる駅伝(12月の高校駅伝と1月の都道府県対抗女子駅伝)ですね。NHKで中継されるので、ご存じの方も多いことでしょう。
あとは、スポンサー豪華やね。マッチデーになった京セラ、オムロン、au(KDDI)、そして任天堂。他にも京都で生まれた世界に有名な企業が目白押しだよ。何でこのチームJ2なんだよ!
なお、京都自身は、近いうちに新スタジアムへの移転を考えているそうです。建設も何とか動き始めるようで。確かに屋根が無かったり、トイレが少ないとかは致命傷になりかねないわね。



SHV32_0916こちら、京都のサポーター(ホーム席)が入場するauゲート
すげーよなー、auがスポンサーだもんなー。いつも使っているのになー(棒読み)。



SHV32_0918待っている間、サブグラウンドでは、女子サッカーが行われていました
その試合は、チャレンジリーグのバニーズ京都SC×JFAアカデミー福島女子サッカーの3部、Jリーグで言えばJ3にあたるチームです。

ちなみに、JFA福島は東西で分けられるチャレンジリーグでは東側に属しているはずだったのですが、東日本大震災でホームの楢葉町(日本サッカーの合宿および強化施設である「Jヴィレッジ」がある)が東京電力福島第一原発事故の影響で対策拠点として利用されたため、静岡県御殿場市に避難する形になりました。そのため、現在は西側の扱いになっているのです。

で、もう一方の京都SCは、今岐阜の監督として着任している大木武さんが、スーパーバイザーとなって運営に携わってきた経緯があります。京都SCは経営面でかなり苦しい思いをしている(スポンサーの撤退だけでなく、本拠地の移転も経験している)ので、大木さんも苦労したんじゃないですかねぇ・・・。だから、試合後京都SCの仲間達に挨拶してましたものね(京都のサポーターにも挨拶していましたよ)


試合は、後半に京都SCが追加点を挙げて2-1で勝利しています。



SHV32_0930今日の試合は、京セラのマッチデーということもあり、元京セラ社員で元プロレスラーの小橋建太さんが来場されていました。
いやぁ、満面の笑みでファンサービスするもんですから驚きましたよ。すごくファンに近い感じでした。
なお、京都サポーターへのあいさつは滑った模様(笑)。



SHV32_0931今日の試合は、色々な見どころがありました。


まずは元京都監督でもあった大木さんの凱旋試合当時を知る選手もまだ何人かいるので、警戒しているのは当然至極。これを打ち破れるかがポイントになっていました。
もう一つは、京都所属選手だった田森大己選手にとっても特別な試合であった点。契約上出られなかった永島悠史・岩瀬剛両選手の代わりに存分に暴れてほしいというふうに見ておりました。何せ先日のV・ファーレン長崎戦のオーバーヘッドキックが強烈に残っていますからね。チャントができたくらいだもの(笑)。
ちなみに、この日の試合でJ2通算200試合出場でした。おめでとうございます。

そして、タイトルにもした2人の田中が相まみえます京都からは田中マルクス闘莉王選手、岐阜からは田中パウロ淳一選手です。共に本職ではないポジションで活躍し、チーム上昇の原動力になっていました。しかし、今日の試合は共に(仲良く?)ベンチスタートとなりました。
ちなみに、田中パウロ淳一選手の『パウロ』は田中マルクス闘莉王選手の父親の名前から来ています。高校時代、体験入部した日の前日に田中マルクス闘莉王選手の父親が偶然出ていたため、それを見ていた先輩達が田中パウロ淳一選手の風貌・プレースタイルが外国人っぽいことから、このミドルネームになったとか。


そんな複雑な事情が絡んだ試合は、京都が若干有利な中で、一進一退を繰り返す形になり、お互い我慢のサッカーで前半を終えました

試合が動いたのは後半になってから。後半17(62)分、左からのクロスを取ろうとしたキーパーがボールをこぼしたのを大本祐槻選手が見逃さず、近くにいた小野悠斗選手に回し、シュート。ガラ空きのゴールにボールは吸い込まれました。これが岐阜にとって先制点になったばかりか、チームとして通算400得点、かつ小野選手自身J初ゴールとなりました。今まで交代で出ることが多く、先発出場は稀な選手。シュートなんてほとんど見たことない。いわゆる伏兵・調整役の選手が決めてくれました。岐阜に来て2年目。これからも必要な時に活躍してくれる、いぶし銀な選手になってほしいものです。

その後も岐阜はゴールチャンスがあったものの、決まらないこの決定力の無さと攻守の切り替えが上手く行かなかったことが、岐阜にとっては厳しい結末を迎えることになります。
後半30(75)分に途中交代の選手に決められ、追い付かれてしまいます。

この後、京都は確実に勝利を手繰り寄せたいために、田中マルクス闘莉王選手を投入。対して岐阜も攻撃にアクセントを加えたいがために、田中パウロ淳一選手を投入します。いよいよ直接対決実現です!相まみえることは少なかったものの、かわして切り込んでいる点では、パウロ頑張ったねと褒めてあげたいです。


双方攻撃的になったものの、決め手に欠け、1-1の引き分けになりました。



岐阜はよくやっています。でも今日の試合は勝ちたかった。勝てたはず。
切り替えのスイッチが早く入らないといかんわね。あとは精度。何度も言われているでしょうけど、シュートが決まらなければ、逃げ切れる試合も追い付かれてしまう。今後、試合が少なくなってきた時に、この流れが命取りにならなければいいのですけど・・・。
そして、生命線のパス回しが今回もミス連発。というより、京都に読まれている部分もありましたね。さすがに大木監督の教え子がいるチームだから簡単には勝たせてくれないとは思いましたけど、ちょっとそれにしてはミスが多すぎる。疲れているのはわかります。だからこそ、きちんと相手に繋がるパス回しという基本を認識してプレーしてほしいものです。


これで5月は1勝2敗3分。少なくとも2つは勝てたはず。1つは負けなくてよかったというふうでしょうか。とりあえず、この苦しい日程は8月までないので、6・7月でしっかり調整してほしいです。


ところで、この5月は、メンバーを色々入れ替えたりすることが多かったように思います。恐らくですが、天皇杯を意識したものになっているのではないかと推測しています。6/21の本番に向けて、ふるいに掛けているのではないかと思うのです。詳細を書ければいいのですけど、まぁいずれ。

次のモンテディオ山形戦は、この先を苦しまずに過ごすための大事な試合になりました。風間兄弟の対決という見どころもありますけど、ここは勝つことに集中していきましょう。


で、今度おまけを書いていきます(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:19Comments(0)