2016年02月21日

テレビ東京のアグレッシブさがよくわかった

今日、テレビ東京系で行われた「テレビ東京52年分のマル秘(○に秘)映像一挙放出!! モヤモヤ映像廃棄センター~こんなVTR新社屋に持っていけません~」を見ていました
普段なら、やっていたなら三重テレビの「ジャパネットたかた」の特番を見ているのですが、今回は三重テレビでそれをやっていなかった(代わりに伊勢志摩サミットの特番(20:00から)を放送していた)ので、元々見たかったというのもあり、見ておりました。


今回この特番が組まれた理由は、今年の秋に六本木へテレビ東京が引越しをするため。新社屋には過去のテープを置いておくスペースが狭いため、どうしても廃棄せざるを得ないのだとか。そこで、テレビ東京サイドが製作した廃棄リストの中から、この特番で残すべきというテープを選定しようというもの。


しかし、この番組の中でわかったのは、1980年代半ばまでテレビ東京系の番組は、テープの再利用などで廃棄ないしは消滅していたのね。そこからもう数十年前なら理解できるのですが、そんなにテープも高くない時期にこうなのですから、いかにテレビ東京という放送局はカネにシビアだったのかわかりましたよ。しかも、当時の人気番組や伝説的な番組を軒並み廃棄処分にしていたなんて。重大事態が起こっても基本的には動じないテレビ東京(本当はテレビ東京系のネットワークであるTXNと言うべきか)スピリッツは、こんなことから培われてたとは(汗)。
しかし、残されていた番組も視聴者や関係者が残してくれていた番組を見ても、テレビ東京という放送局のアグレッシブさとどんな事態になっても恐れずそのまま流してしまうというある意味ロックな姿勢は、脈々と受け継がれていたのかと感じてしまいました。今なら絶対カットないしはお蔵入りになっていてもおかしくない内容でも、平然と流していたのね・・・。
まぁ、テレビ東京が当時は東京(関東圏)ローカルの放送局だったことも影響しているのでしょう全国に放送局が無かった(テレビ東京が本格的なネット局を持ったのは1982年(テレビ大阪の開局))ので、ここまで思い切ったことをやってもお咎めはないだろうと踏んでたんでしょうね。何と計算高い(笑)。


しかし、東京12チャンネル初期の頃の映像がほとんど出てこなかったのは残念でしたね。貴重度で言えば、こちらの方が高いのでしょうけど、ホントに残ってないんでしょうね。あとは田原総一朗さんが出てこなかったのも残念創立当初のテレビ東京を知る生き字引なだけに、貴重な話を聞けたのにねぇ。
個人的に残念だったのは、イジリー岡田さんが持ってきていた「ギルガメッシュNIGHT」のVTRが見られなかった点か(爆)。まぁ、ゴールデンタイムだから仕方ないか(ニヤニヤ)。
そういえば、知っている(見ていた)番組が「名門パープリン大学日本校」しかなかった(ギャハ)。


ところで、「大竹まことのただいま!PCランド」とかもテレビ東京の方針からしたら廃棄されてる可能性もあるなぁ・・・。だから放送で紹介されなかったのかと邪推しながら見てしまった(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)