2014年07月30日

試合巧者はどっちだったのか

今日FC岐阜はJ2上位に位置するファジアーノ岡山と対戦しました。
岡山は現在のヴィッセル神戸の前身である川崎製鉄水島サッカー部の下部組織から端を発したチームで、2003年に発足してからは駆け足でJ2まで昇格(2009年)しました。J2に昇格してからはどちらかというと中庸から下の地位にいることが多かったのですけれども、今シーズンは快進撃を続け、この日まで15戦負けなしで4位に位置付けているという状況。このまま気を抜かなければJ1昇格も夢ではない中での岐阜との一戦になりました。

対する岐阜は、香川でカマタマーレ讃岐と対戦前々節の横浜FCの手痛い敗戦を引きずらすに勝ちを収めています。このまま連勝して少しでも上に上がりたいところです。


さて、今日は平日のナイトマッチ。仕事帰りから行くことになったので間に合うかなと思っていたんですけれども、幸いなことに仕事が少なかったのでほぼ定時に上がれ、無事に試合開始前に着けました。それでも名古屋から1時間ほどかかるとは・・・。


SHL23_0510今日は美濃市のホームタウンデーということで、美濃の名物・・・ってういろだったの(汗)?
このういろ、沖縄県産の黒糖と岐阜県産の小麦で練られたものです。1個100円とまぁまぁの値段ですね。



食べてみると、アクセントにニッキ(シナモン)が入っているようで、その風味がほのかに広がって美味しかったかと。ただ、ニッキって好き嫌いが激しいのよねぇ・・・。私もどちらかというとあまり好きではなく、八つ橋は食えません(爆)。でも、これは黒糖の風味もあってあまり気になりませんでしたよ。


SHL23_0511試合は前半と後半で全く違うチームを見ているかのようでしたね。


前半はパスが繋がらない、一瞬の隙を一気に攻められて失点を重ねるという最悪のパターン。先日まで行われていたワールドカップでギリシャが得意としていた堅守速攻のパターンを見事に決められていました。このまま決められていたら、もうボロボロで言うことねぇなぁ・・・と思っていたら、前半41分にナザリト選手が決めてくれたことで、やっと岐阜イレブンの目が覚めましたね。
写真は、後半13(58)分、PKのチャンスを得てナザリト選手が蹴ったものの、外してしまった瞬間。ここは決めてくれよ・・・。
というのも、後半8(53)分にはゴールバーの上に当たったボールがゴール下に引かれたラインを越えたように見えたのですが、ノーゴール扱いとなってるからですね。もう怒号が飛んでましたし、私も怒ったよ。ワールドカップで使ってた監視システム採用していたら絶対ゴール間違いなしだったのに・・・。



SHL23_0520それでも、後半26(71)分にナザリト選手が面目躍如で決めてくれたのでよしとしよう
しかし最大の窮地は後半36(81)分に関田寛士選手がレッドカードで退場処分になった時ですね。岡山相手に数的不利に陥り、前半のような動きをされたら一気に失点しかねないと思ったからですね。
さすがにラモス監督もこらえ切れずに、残りの交代枠を守備固めに費やすハメになりましたね・・・。本当は最後の一枠は、リザーブにいた難波宏明選手を出したかったのではなかろうかと。
それでもよく耐えました。耐え難きを耐えて、アディショナルタイムの5分もしのぎ、引き分けに持ち込めただけでも素晴らしいと思いましたよ。前半の試合を見ていたので正直本当によくやったと。
ただね、後半のキレのある動きをなぜ前半でやらないんだと思ってならないですね。出し惜しみせずに動けば、自ずと結果はついてくるはずです。暑い時期なので消耗したくないのはわかりますけれども、動かなければ負けに繋がるので、出し惜しみはしないでほしいですね。



何とか引き分けに持ち込み頑張りぬいた岐阜、次は長崎でV・ファーレン長崎との一戦の後、愛媛FCと戦います。まずは天皇杯でのリベンジを・・・といきたいところですが、今日の試合でナザリト選手が累積4枚になったので、次節は出られないと思います。ゆえに、今日出られなかった難波選手がキーになると思います。難波選手は次の試合で必ず1点取るんだという気迫を持って長崎戦を挑んでもらいたいものです。


次が正念場だ、耐え抜けFC岐阜!


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Posted by alexey_calvanov at 23:51Comments(0)TrackBack(0)