2024年04月10日

春の新アニメ2024 その11 夜のクラゲは泳げない

春の新アニメ2024、11回目はオリジナル作品の「夜のクラゲは泳げない」です。
こちらもオリジナル作品になるんですね。今期はオリジナル作品が多いような気がしますけど、当たりはずれが多いのも事実。何とか頑張ってほしいですね。あとは動画工房が製作するとのことなので、クオリティの面も頑張ってほしいです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は普通の高校生・・・は今の話で、かつては有名なイラストレーターだった経歴がある。

ある日、ハロウィン迫る夜の渋谷をさまよっていると、かつて自分の手掛けた絵を褒めてくれる女子と出会う彼女は、実は元アイドルだったが、今は匿名シンガーとしてデビューしていた。
彼女は主人公の絵が本当に好きで、主人公の絵に触発されて、ジェリーというクラゲの意味を持つ単語を匿名シンガーの名前にしたくらいだ。主人公にとっては忘れたいものだったのに、今でも大切にしてくれている彼女に惹かれていった主人公は、彼女と共に匿名シンガーの1人として活動を始める



というふう。


特別でいることが苦痛で、誰かのまねをすることで安心できる身になってしまった主人公が、主人公に触発されて新たな道を歩もうとしている仲間に出会うことで、再び特別を恐れずに立ち向かっていく姿が印象的でしたね。まだ2人だけなんですけど、この出会いの特別感が、作品をいい意味で引き立ててくれているなと感じられました。

作品そのものは、あまり刺激的な部分は少ないものの、青春群像劇として丁寧に描いていきたいというところは感じられ、今後ちょっと期待して見ていこうと思いました。次回とメンツが揃った時が楽しみですね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:14Comments(0)

2021年10月03日

秋の新アニメ2021 その1 SELECTION PROJECT

秋の新アニメが10月に入って早速始まりました。今期はかなり見る作品が多いので、紹介が大きく遅れる可能性もありますけど、何とか早めに紹介できるように努めて参ります。


さて、その記念すべき1回目は、KADOKAWAと動画工房が手掛けるオリジナル作品の「SELECTION PROJECT」です。
アイドルオーディションとリアリティショーを組み合わせたものだそうですけど、昨今アイドル絡みのアニメが多い気がしており、飽和状態になっている中で、どうオリジナリティを出せるのかが気掛かりな点ではあります。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


「SELECTION PROJECT」、それは毎年夏に行われるアイドルの祭典。オーディションでもありリアリティショーでもあるこのイベントは、多くの視聴者を集め、選ばれた者達は大きく飛躍することを約束された。


全国9ヶ所の予選会場の中の一つから参加する主人公は、幼い頃から病弱だったものの、「SELECTION PROJECT」から飛躍したあるアイドルの姿を見て、アイドルになることを決意し、9回目になる「SELECTION PROJECT」の門を叩くのだが・・・。



というふう。


懸念していたオリジナリティの部分ですが、見事的中したのかな・・・と思っています。
オリジナリティが歪さを見せており、いくつかあるのですけど、気になった点は大きく3つ。

1つ目は、モブキャラしかいない(爆)。
もちろんキービジュアルにあるキャラが選出されるのは、わかりきったことなのですけど、そのキャラも埋もれるくらいモブになってしまっていること。これを演出として捉えるのかクオリティの面での問題なのかは、もっと先を見ていかないとわからないです。ただ素人の彼女達がアイドルになる過程で敢えてそうしたのなら、素晴らしい演出なんですよ。でも、そうじゃない気がするのは、最後の点で言えればと。

2つ目は、なぜ敢えて北関東をフィーチャーする演出にした?
地方分権が叫ばれる中なので、わからないことはないんだけど、普通に考えれば東京のある南関東が主人公のいるべき立ち位置だと思うのよね。何で埼玉県の北関東会場が激戦区になっていった経緯が全く描かれていない(この作品は各地区の決勝大会から始まっている)ので、視聴者はモブキャラだらけの大会に何の感情も抱けずに淡々と見ているだけなのよね・・・。

3つ目は、モブに負けた主人公(と思しき人物)
正直この演出の目的は何だったのだろう。北関東にメインを据えたのもわからんのだけど、モブキャラだらけのオーディション決勝に僅差で負けるという演出も、その後の展開のために必要というのなら、散り際の華やかさよりも「いい最終回だった」と思って視聴者が見るのを止めかねんぞ・・・。何せモブのハーフが、選ばれるのはあなたであるべきだと言ってるくらい。そもそも作中にふらついて倒れたって、「ラブライブ!スーパースター」の澁谷かのんですか(ニヤニヤ)?それに彼女の目指したアイドルも交通事故で死ぬとか言ってるから、てっきり「IDORY PRIDE」の続編かと思っちゃったよ。ほれ、同じアルファベットで構成されている作品同士だし(ギャハ)。
もう既にキービジュアルに主人公が立ってて、モブハーフはいないんだから、素直に立たせてやれよと。恐らく次回以降、モブハーフが辞退するないしは次点でやらせてみるかと選出者側が温情を掛けるかのどちらかなんだろうけど、もっと後味の悪い展開もあるんじゃないかと不安にさえなってきた(爆)。


見ていて退屈を通り越し、モブキャラだけを見せられる苦痛と拷問に耐えられただけよかったと思いますわ。それなのに、1話だけでは何があったのか消化しきれないほどの演出面での下手さ。ゆえにBSと地上波の放送を二度見したほどだわ(ギャハ)。
次回以降どうなるのか不安定な中、また苦痛と拷問になるんじゃないかという不安が確実視されています。決していい作品じゃないことは、この回で確定しました。いったい何人の人達が視聴に脱落したのだろう・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:19Comments(0)

2018年04月06日

春の新アニメ2018 その1 多田くんは恋をしない

いよいよ春の新アニメがスタートしました。本格的なスタートは今週末ないしは来週初めになるようですけど、どうなのかなぁ・・・。


記念すべき1回目は、オリジナル作品の「多田くんは恋をしない」です。制作スタッフは、「月刊少女野崎くん」を手掛けた方々だそうです。「月刊少女野崎くん」は原作付の作品でしたけど、いい仕上がりの作品だったので、期待していいでしょうね。
なお、今回は地元局よりBSの方が早く放送したので、早めに紹介しようかなと。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


春、桜満開の時期、趣味のカメラ片手に撮影をしていた主人公は、ふとしたことからヨーロッパのとある国からやって来た少女と出会うことになる。

道様々なところで彼女と出会うことになるのだが、実は彼女は連れの女性とはぐれてしまったのだ。その後連れの女性と合流できたものの、今度は泊まる先がわからない。しかしそれも主人公のおかげで何とかなった。

そんな腐れ縁は、遂に学校でも。転校生として2人がやって来たのだ。



というふう。


初回としては掴みはOKという展開だったと思います。ただちょっとご都合主義的というのかストーカーチックな展開人によってはドン引きされそうなふうだったわ(笑)。
そう思いながらも、主人公とヒロインの駆け引きは、ちょっとおかしいけどちょっとほっこりする感じに仕上がっていましたね。ツッコミもテンポよく入れられるふうでしたし。あとは「レインボー将軍」のインパクト(笑)。毒されすぎだろ、ヒロイン(ニヤニヤ)。


総じて、今後の展開が気になります。そういえば、この作品はコメディにはなっているけど、シリアスな恋愛アニメ・・・なんだよね(爆)?


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)