2013年05月23日

及第点で勝ち負け付かずのデビュー

入団直後から投手と打者の二刀流で挑んでいる日本ハムの大谷翔平選手(登録は投手)。
大谷選手は、開幕戦からしばらくは打者(外野手)で登場し、15試合のみの出場ながらも3割(.307(5/22現在))をキープしています。
これまでは2軍(イースタンリーグ)で投手の経験はあったのですが、いよいよ今日、札幌ドームで投手としてのデビューを果たしましたシーズン中には足のケガもありましたから、まだ40試合くらいですけど長い道のりだなぁと感じてしまいましたよ。


そのピッチングはというと、5回までマウンドに立っていたのですが、投げた80球ほどのほとんどがストレートで、終始平均150km/h(最高157km/h)と結構速い球をボンボン投げているというふうでしたね。時折スライダーやカーブをかませていたものの、まだまだストレート頼み何だなという印象でした。でも若いのでそれで今はいいのかもしれないですし、ある程度抑えてはいた、5回までバテずにいたので及第点だと思います。

まぁ課題としては、今はいいとは言ったものの、もう少し変化球を効果的に使えればいいピッチャーになるなと思いますね。
そして不用意な点の取られ方だけはしないように心掛けてほしかったですね。運もありましたが、2回の2失点は抑えられたものだったと思います
あとは、この試合を放送していたGAORAの解説をしていたガンちゃんこと岩本勉さんは「終速の差」と称していましたが、私自身は球が軽かったんじゃないかなと思っていました。ホームラン性の当たりこそなかったものの、狙われると前に飛びやすいなと思って見ていました。

今回はパリーグ主催試合で初登板ということもあり、投手のみでの登場でしたけど、状況によっては指名打者制を外して登場するかもしれません。


ちなみに、試合の方は大谷選手の取られた2点が重くのしかかったばかりでなく、中継ぎの石井選手が崩れてさらに失点今年の日本ハムにとっては大きな2点差(実は2回裏に鶴岡選手のタイムリーで1点返している)だったものの、中田選手の先輩の意地とも言うべき値千金の2ランホームランで同点に追い付き、そのまま引き分けに終わっています

またこの試合、入場者のほぼ全員(35,000人)に「観戦記念証明書」、先着30,000人に「大谷二刀流クリアファイル」、ファンクラブ会員には抽選で大谷選手のサインボールやポスターがもらえたそうです。ああ行きたかったなぁ・・・(嘆)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:52Comments(0)TrackBack(0)