2019年11月22日

水戸ちゃんには夢がある?

現在J2で8位と大健闘の水戸ホーリーホック。昨年も8位でしたけど、あの時は何とか頑張って8位今年は快進撃がモノを言って8位、しかも昇格プレーオフなどの昇格争いに常に絡んでですから、これは大健闘の何者でもないでしょう。


そんな水戸に更なる追い風になるのかという話題が発表されました。現状ケーズデンキスタジアム水戸で開催しているホームスタジアムから新スタジアム建設に動くとのことです。2024年をメドに新スタジアムに移行するそうです。
これまでホームスタジアムだったケーズデンキスタジアム水戸が12000人とJ1基準に達せられず、那加市にある笠松運動公園陸上競技場でなければ、J1に昇格できない事態になっていました。そのため、ケーズデンキスタジアム水戸は改築によりJ1仕様にする予定があるのですけれども、遅々として進まない。仮に進んでも立ち席の増設になるのでスタジアム環境がよくなるのかという点でも不透明。何より陸上トラックの併設しているスタジアム(いわゆる陸スタ)のため、臨場感の面でも劣るということで、コアなサッカーファンからも専用スタジアム建設を求めていました

この新スタジアムは15000人収容のJ1仕様サッカー専用でもあるのですが、ラグビーのような球技にも対応できるスタジアムになるとのこと。最大のポイントが、このスタジアムは茨城県・水戸市などのような自治体管理ではなく、民設民営で賄うとのこと。民営は水戸が行うのか水戸の関係のスポンサーや管理会社が行うのか詳細は不明ですけど、自治体が管理せずに行えるのは、自由に使えるのでメリットが高いですね。


ただ、まだこのスタジアム構想が、本当に『構想段階』な点カネの出所もこれからというふうなので、水戸の信頼度と営業力が試される・・・中で、沼田邦郎社長が水戸の社長を辞め、この新スタジアム建設に向けての事業に邁進するとのこと。看板になる社長がいなくなることで、水戸の運営にも影響が出るでしょうね。後任の社長の手腕が気掛かりです。

ちなみに、建てる場所も非公開まだ土地の買収が進んでいないという面と、この報道が先走ってしまうと、土地の値段が吊り上がってしまうのを恐れての面水戸市内になるのではと推測されていますが、アツマーレ(クラブハウス)の際も、最終的には城里町という水戸市内ではない場所に建設されましたから、状況によっては水戸市ではない場所になる可能性も無くはないでしょう。


まだ絵に描いた餅に終わる可能性もある新スタ建設。それでも快進撃の水戸にとっては、またとない絶好のチャンスで構想できたことには大きな価値があると思います。それだけ水戸は夢と希望を語れるチームにまで成長したんです。経営危機やチーム解散の憂き目に遭った事態を知っている古参のサポーターには涙を流して喜んでいる人だっていることでしょう。ウチもここまでになれる可能性はあったのに、どうしてこうなった・・・(泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)